株式会社東通(とうつう、: TOTSU Inc.)は、かつて存在したテレビ技術を専門とする技術プロダクション

株式会社東通
TOTSU Inc.
本社のある赤坂パークビル
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
107-8330
東京都港区赤坂5丁目2-20
赤坂パークビル 9F
設立 1962年昭和37年)11月29日
(東京通信機工事株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 6010401019327 ウィキデータを編集
事業内容 テレビ番組制作・技術業務、ビデオ編集業務など
代表者 代表取締役社長 國分幹雄
資本金 4億5,300万円
売上高 83億3,500万円(平成29年度)
従業員数 313名(平成29年6月1日現在)
主要株主 株式会社TBSホールディングス(52.1%) 他
主要子会社 株式会社関西東通
株式会社東通企画
株式会社名古屋東通 他
外部リンク 公式サイト[リンク切れ]
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TBSホールディングス連結子会社で、ドラマバラエティー情報番組などのカメラマンやビデオ編集などで数々の技術協力を手掛けていた。

社名の由来は設立当初の商号である「東京通信機工事株式会社」(とうきょうつうしんきこうじ)を略したもので、TBSテレビが制作するテレビドラマの協力を手がけていた。

2021年4月1日にTBSアート&テクノロジーを存続会社として、同社を含めたTBSグループ12社を合併し、株式会社TBSアクト(略称・TACT)に経営統合され、消滅(被合併)会社となった。なお、「○○東通」「東通○○」と名乗るグループ企業の社名変更はない。

概要

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所在地

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設立年月日

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役員

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  • 代表取締役社長:國分 幹雄
  • 専務取締役:一方井 克爾(前常務取締役)
  • 常務取締役:天野 雅道、佐藤 裕宏
  • 取締役:柳澤 任広、津久井 直也(TBSホールディングス・経理部長)、奥田 晋(TBSテレビ・ディアテクノロジー局長 兼 技師長)
  • 監査役:鈴木 博、竹下 達郎(TBSホールディングス・グループデザイン局長)

主なグループ会社

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連結子会社

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  • 株式会社関西東通
  • 株式会社名古屋東通
  • 株式会社北陸東通
  • 株式会社四国東通
  • 株式会社九州東通

関西東通傘下

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旧子会社

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名古屋東通傘下

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  • 名古屋東通企画

株主

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沿革 

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  • 1962年11月 - 東京都港区に東京通信機工事株式会社を設立
  • 1964年11月 - 株式会社東通に商号変更
  • 1969年
    • 10月 - TBSテレビ局舎に技術本部を移転
    • 当社1号中継車稼働開始
  • 1970年
    • 5月 - 松平ビルに本社機構を移転
    • 12月 - 管野ビルにプロダクション事業部を設置
  • 1971年9月 - 当社3号中継車(カラー)稼働開始
  • 1974年2月 - TBS駐車場内プレハブ棟に中継本部を設置
  • 1977年8月 - 赤坂KTビルに本社機構を移転
  • 1979年8月 - 赤坂パロスビルに制作事業部、営業部を移転
  • 1984年10月 - 美術部の事業を分割「アックス」とする
  • 1988年7月 - 赤坂TSビルに制作事業部、技術本部を移転
  • 1994年10月 - 赤坂アートビルに本社機構、全事業部を移転
  • 2000年
  • 2001年
    • 4月 - プラザミカドビルに本社を移転
    • 5月 - ENG事業部を設置
    • 12月 - 大阪支社を設置
  • 2002年8月 - 神奈川県横浜市青葉区緑山2300番地1に支店設置。通称「緑山東通中継基地局」
  • 2003年4月 - HD中継車(R-4)稼働開始
  • 2005年7月 - HD中継車(R-8)稼働開始
  • 2006年10月 - HD中継車(R-11→R-C)稼働開始
  • 2010年
    • 3月 - 緑山東通中継基地局を東京流通センター内に移動
    • 4月 - 大阪支社を分割「関西東通」とする
  • 2012年11月 - HD中継車(R-3)稼働開始
  • 2014年4月 - 本社移転
  • 2015年6月 - HD中継車(R-B)稼働開始
  • 2017年1月 - 4K中継車 (R-1) 稼働開始
  • 2020年
    • 1月 - 4K中継車(R-2)稼働開始
    • 6月 - 技術・美術・CG関連部門の子会社再編を目的として株式会社TBSアート&テクノロジーを設立。その後同業務に属する子会社を吸収合併する[1]
  • 2021年
    • 1月15日 - 株式会社TBSアート&テクノロジーから株式会社TBSアクトへ商号を変更することを株式会社TBSホールディングスが発表[2]
    • 4月 - TBSアクトが、東通、および東通グループ傘下によるエヌ・エス・ティーティ・エル・シータムコ、アックス、OXYBOTなど12社を吸収合併[3]
      • 東通が手がけていた業務は、技術業務はTBSアクトプロダクション本部、TBSアクトシステム本部がそれぞれ継承した他、CG業務はTBSアクトデザイン本部アートセンターCG運用部、制作業務やマネジメント業務はTBSアクトマネジメント本部が継承した。

主な事業

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  • テレビ番組、中継、取材の技術
  • VTR編集、MA、CG技術

主な実績

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本社

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テレビ

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JATIS / その他の衛星放送(BS民放5局を除く)
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映画

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動画配信

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大阪支社(2001年 - 2010年1月)

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テレビ

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NHK関西ネットワーク
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中継車

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番号 種別 配置先 備考
R-1 DIGITAL 4K 大型中継車 東京本社 拡幅式 2017年1月完成、4K/HDRライブ運用に対応[4]
R-2 DIGITAL 4K 大型中継車 東京本社 拡幅式 2020年1月完成、4K/HDRライブ運用に対応、12G-SDI(映像)+IP(音声)[5]
R-3 DIGITAL 4K/HD 大型中継車 東京本社 拡幅式 2012年10月完成、3D/4K映像フォーマットに対応
R-8 DIGITAL HD 大型中継車 名古屋東通→東京本社
R-9 DIGITAL HD 小型中継車 九州東通 マラソン移動中継対応
R-12 DIGITAL HD 中型中継車 東京本社 マラソン移動中継対応、音声中継車としての使用も可能
R-A DIGITAL HD 大型中継車 関西東通
R-B DIGITAL 4K/HD 大型中継車 関西東通 2015年6月完成、3D/4K映像フォーマットに対応
R-C DIGITAL HD 中型中継車 東京本社→関西東通
R-F DIGITAL HD 大型中継車 九州東通
R-N DIGITAL HD 中型中継車 名古屋東通
G-1 電源/機材車 東京本社 拡幅式
G-2 電源/機材車 東京本社 2015年11月更新
A-1 5.1ch DIGITAL 音声中継車 関西東通
A-2 音声中継車 関西東通

デジタルシネマ

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デジタルシネマとは、東通の事業部署で、ハイビジョン撮影(HD24P)やビデオエンジニアされた素材。

主な作品(デジタルシネマ)

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名古屋東通の技術協力一覧

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  • 駅伝・マラソン中継等一部スポーツ中継を除きほとんどの番組の場合、エンディングなどのスタッフロールに名古屋東通と表記されることは少ない。
  • 駅伝・マラソン中継で使用されるバイクは所有していないため、該当する中継では近隣の北陸東通などから借りている。

現在(名古屋東通)

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スポーツ

CBC

東海テレビ

中京テレビ

メーテレ

その他

過去(名古屋東通)

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その他

ビデオセンター事業部

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キネコ技術

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出典

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  1. ^ 子会社再編による新会社設立に関するお知らせ、東京放送ホールディングス、2020年5月14日
  2. ^ 子会社の商号変更に関するお知らせ”. TBSホールディングス. 2021年1月23日閲覧。
  3. ^ グループ再編に伴う子会社間の合併に関するお知らせ,TBSホールディングス,2020年11月5日
  4. ^ TOTSU R-1 パンフレット (PDF) 株式会社東通、2017年2月16日閲覧
  5. ^ 4K HDR制作対応 R-2中継車 配備 : 株式会社 東通 – TOTSU”. 4K HDR制作対応 R-2中継車 配備 : 株式会社 東通 – TOTSU. 2021年1月23日閲覧。

外部リンク

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