さよなら三角またきて四角
『さよなら三角またきて四角』(さよならさんかく またきてしかく)は、TBS系列で放映された、日本のテレビドラマである。放映期間は1982年4月6日から6月29日、放送時間は毎週火曜20時00分 - 20時55分(JST)。製作はテレパック。
さよなら三角またきて四角 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 高橋玄洋 |
演出 |
本多勝也 石渡敏 |
出演者 |
堺正章 古手川祐子 田原俊彦 木内みどり 片桐夕子 小野みゆき 沢村貞子 花沢徳衛 山田辰夫 木村昭宏 大畑ゆかり 川辺裕子 浅野典子 黒木真由美 野見山夏子 篠塚勝 津川雅彦 山岡久乃 |
製作 | |
プロデューサー | 武敬子(テレパック) |
制作 | TBS |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1982年4月6日 - 6月29日 |
放送時間 | 火曜 20:00 - 20:55 |
放送枠 | TBS火曜8時枠の連続ドラマ |
放送分 | 55分 |
回数 | 13 |
概要
編集東京・高田馬場の商店街には、昔ながらの味に固執し先祖伝来の製造法を代々守ってきた「野沢豆腐店」と、江戸時代以来の老舗うどん店ののれんを捨ててピザ店に鞍替えした「ソレント」がある。共同井戸を挟んで隣り合っている豆腐店の野沢家とピザ店の桜木家、この両家の間には江戸時代以来の代々にわたる確執があり、事あるごとに喧嘩と和解を繰り返していた。その中で、野沢家次男の徳二は家族中のお荷物を引き受けがちであり、桜木家との間の揉め事や様々な問題に巻き込まれてしまう。そんな両家の日常を中心にユーモラスに描いたホームドラマ。
タイトル
編集タイトルは言葉遊び歌から来ている。
さよなら三角 また来て四角
四角は豆腐 豆腐は白い
白いはウサギ ウサギは跳ねる
跳ねるはカエル カエルは青い(みどり)
青い(みどり)は柳(葉っぱ)
柳(葉っぱ)はゆれる
ゆれるは幽霊 幽霊は消える
消えるは電気 電気は光る
光るはおやじのハゲ頭
この歌は、明治の終わりには歌われていて、地方によって歌詞は微妙に違う[2]。漫画「はだしのゲン」(歌詞は一部異なる)や「サザエさん」1966年3月24日に出てくる[3]。
絵本の題材にもなっている(作品によっては歌詞が一部異なる)。
- 『こぐまちゃんえほん さよなら さんかく』わかやまけん(若山憲)(作)、こぐま社、1977年、ISBN 9784772100526。
- 『松谷みよ子 あかちゃんのわらべうた さよならさんかくまたきてしかく』松谷みよ子(文)、上野紀子(絵)、偕成社、1979年、ISBN 9784031120500。
- 『さよなら さんかく』安野光雅(作・絵)、講談社、1981年、ISBN 9784061272910。
配役・出演者
編集- 野沢家及び野沢豆腐店の人々
- 野沢澄江(野沢豆腐店店主/桜木家から嫁入りした)
演:山岡久乃
- 野沢徳一(野沢家の長男/会社員)
演:西岡徳馬
- 野沢トミ子(徳一の妻/野沢豆腐店手伝い)
演:木内みどり
- 野沢徳二(野沢家の次男/豆腐職人)
演:堺正章
- 野沢行徳(野沢家の三男/模型店見習い)
演:木村昭宏
- 野沢留徳(野沢家の四男)
演:山田辰夫
- 野沢清吉(澄江の義兄/他所で豆腐店を経営)
演:花沢徳衛
- 黒岩洋一(澄江の亡夫の庶子/浪人生)
演:田原俊彦
- 桜木家及び「ソレント」の人々
- 桜木雅也(社長/徳二の従兄弟)
演:津川雅彦
- 桜木信子(副社長/雅也の妻・紀子の姉)
演:片桐夕子
- 雨宮紀子(主任/徳二の恋人)
演:古手川祐子
- 桜木チカ(雅也の母・澄江の姉)
演:沢村貞子
- 大矢達郎(専務)
演:篠塚勝
- 河相スズ子(元従業員/留徳の恋人)
演:大畑ゆかり
- 河相美沙(従業員/スズ子の妹)
演:川辺裕子
- 戸倉順子(従業員)
演:野見山夏子
- 志村レイ(従業員)
演:浅野典子
- 東ともえ(従業員)
演:黒木真由美
- 中屋(ピザ職人)
演:鈴木陽
- その他
- 久保寺真仁(雅也の愛人/スズ子の隣人)
演:小野みゆき
- 石田(行徳が勤める模型店の職人)
演:上谷忠
- 榎木(行徳が勤める模型店の職人)
演:中島元
- 甘味屋の主人
演:長谷川弘
- 居酒屋の女将
演:今井和子
- 大野屋主人
演:柳家小さん(第11話、第13話)
- 大野屋の板前
演:辻萬長
スタッフ
編集主題歌
編集脚注
編集外部リンク
編集- さよなら三角またきて四角(TBSチャンネル)
- さよなら三角またきて四角(テレパック)
TBS系列 火曜20時枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
さよなら三角またきて四角
|