第38回日本レコード大賞
第38回日本レコード大賞(だい38かいにほんレコードたいしょう)は、1996年(平成8年)12月31日にTBS Aスタジオ・赤坂BLITZで行われた、38回目の『日本レコード大賞』である。
概要
編集第38回の大賞は、安室奈美恵の「Don't wanna cry」に決定した。安室奈美恵は初の受賞。10代女性歌手の受賞は第31回のWink(相田翔子)以来7年ぶり。沖縄県出身歌手の受賞は初めて。小室哲哉プロデュースの歌手が大賞を受賞するのは2年連続。
最優秀新人賞はPUFFYが受賞したが、大貫亜美のみ中継で出演した(吉村由美が事故のため)。
視聴率は0.6P下落の16.6%に。
この年から堺正章が司会に就任し2011年まで続く。
司会
編集受賞作品・受賞者一覧
編集日本レコード大賞
編集- 安室奈美恵「Don't wanna cry」
最優秀歌唱賞
編集- 天童よしみ「珍島物語」
最優秀新人賞
編集アルバム大賞
編集優秀作品賞(大賞ノミネート作品)
編集- 安室奈美恵「Don't wanna cry」
- ウルフルズ「バンザイ 〜好きでよかった〜」
- 華原朋美「I'm proud」
- globe「DEPARTURES」
- 坂本冬美「螢の提灯」
- シャ乱Q「いいわけ」
- JUDY AND MARY「そばかす」
- 長山洋子「倖せにしてね」
- PUFFY「アジアの純真」
- 藤あや子「紅」
新人賞(最優秀新人賞ノミネート)
編集ベストアルバム賞
編集- globe「globe」
- 安室奈美恵「SWEET 19 BLUES」
- ウルフルズ「バンザイ」
特別賞
編集作曲賞
編集- トータス松本「バンザイ 〜好きでよかった〜」(歌・ウルフルズ)
編曲賞
編集- シャ乱Q「いいわけ」(歌・シャ乱Q)
作詩賞
編集- 阿久悠「螢の提灯」(歌・坂本冬美)
企画賞
編集- 「お父さんのためのピアノ・レッスン」
- 「珍島物語」/プロデューサー:山田廣作
- 「ライフ・イン・トウキョウ・JAPAN・トリビュート・アルバム」
- 「浪漫-ROMAN-」/ 歌唱:憲三郎&ジョージ山本/プロデューサー:北島三郎
- 「ガッツだぜ!!」(ミュージックビデオ~ビデオ「ウルフルV」より抜粋)/歌唱:ウルフルズ/総監督:竹内鉄郎
功労賞
編集美空ひばりメモリアル選奨
編集アジア音楽賞
編集- (株) ポニーキャニオン 国際部
特別顕彰
編集TV中継スタッフ
編集- 構成:玉井貴代志・ひぐちひろき(樋口弘樹)、田中直人
- 取材:玉丸美雪、いまぷくけんじ、川上共子
- 作曲・編曲:
- 音楽:ハーフトーンミュージック
- ナレーション:鈴木史朗
- 振付:花柳糸之
- 踊り:花柳糸之社中、若駒
- コーラス:音羽ゆりかご会
- TD:杉田謙二
- カメラ:河野志朗
- VE:荒木健一、高松央
- 音声:柳沢任広
- 照明:笠原義博
- 音響効果:三澤恵美子
- PA:宮坂修
- (BLITZ中継)
- TP:佐藤満
- TD:青木葉吉樹
- カメラ:中野剛一郎
- VE:間瀬仁
- 音声:阿蘇谷靖
- 照明:田中浩征
- (屋上中継)
- TD:中田奈穂子
- カメラ:深沢知巳
- VE:斉藤清一
- 音声:寿田道陽
- 照明:吉田武志
- 技術協力:エヌ・エス・ティー、パワーステーション、サンライズアート、バリライト、東京舞台照明、TAMCO、東通(東通→渋谷中継)
- 美術プロデューサー:飯田稔
- 美術デザイナー:橘野永
- 美術制作:鈴木浩二、安田和郎
- 装置:石原隆
- 装飾:高橋啓三
- 電飾:出川敏顕
- 制作協力:BMC
- AP:村木益雄、小野寺真
- 演出スタッフ:小玉滋彦(BLITZ)、阿部龍二郎(渋谷)、合田隆信(屋上)、中鉢功(舞台監督)
- プロデューサー:田代誠、斎藤薫、大崎幹
- 総合演出:落合芳行
- 製作著作:TBS
- 主催:社団法人 日本作曲家協会、日本レコード大賞制定委員会、日本レコード大賞実行委員会