プロジェクト‐ノート:空港・飛行場/スタイルマニュアル/改定案 202309
プロジェクト‐ノート:空港・飛行場/スタイルマニュアル#就航航空会社と就航地 について、2023年8月16日 (水) 04:24 UTC の素案を若干改善したものです。2009年に合意された英語版を参考としていますが、近年の国際的な航空自由化、航空業界再編、格安航空会社のシェア拡大、航空会社の運航スタイルの多様化なども総合的に勘案しています。
- 改定案の主なポイント
- {{空港就航地}} を用いて、1つの一覧表にまとめる。ターミナル別、国際線、国内線等の区分で別表を作成しない。
- 就航している航空会社名だけを記載する。IATA, ICAOコード、加盟している航空連合(アライアンス)、運航形態(格安航空会社など)は記載しない。
- 就航先は地名のみ記載する。内部リンク先は各空港の項目とする。
- 関連する方針文書、ガイドライン等
改定案_202309
編集各空港の項目において、就航している航空会社と、その就航先を記載する際には、下記のスタイルを推奨します。
1. 掲載基準
編集- 1-1 掲載する節の名称は「就航航空会社と就航地」としてください。就航先は離島など「都市」とは限りません。
- 1-2 原則として、テンプレート {{空港就航地}} を使ってください。
- 1-3 テンプレート最下部に、更新日として「20xx年xx月時点」と記載し、出典も併記してください。
- 1-4 掲載できる航空会社、就航地は、信頼できる情報源により、更新日時点で実際に運航が確認できる定期便に限ります。
- 1-5 国際線、国内線、利用ターミナルなどで区分せず、1つの表にまとめてください。
- 1-6 定期便以外のチャーター便、臨時便、不定期便、フェリー便は掲載しないでください。
- 1-6a 運航終了日が決まっていない定期チャーター便であれば、掲載しても構いません。
- 1-6b 定期便以外でも特筆性のある運航便があれば、出典と共に本文中に記載できます。
- 1-7 季節運航便の場合、運航開始日、終了日を出典と共に記載してください。
- 1-8 凡例を必要とするような記号、略号は使わないでください。(※、●、▲、■、★、SA、OW、ST、LCC など)
- 1-9 特に注釈が必要な場合、{{Efn}}、{{Efn2}}、{{Notelist}}などを用いて一覧表の外に注釈として記載してください。
2. 航空会社
編集- 2-1 運航している航空会社、運航ブランドの項目への内部リンクを記載してください。
- 注記:長い航空会社名の改行問題
- スイス インターナショナル エアラインズなど、航空会社名、あるいは運航ブランドが長い場合、テンプレートの仕様により途中で折り返されてしまいます。これは、テンプレートのLuaモジュールに style="white-space:nowrap" を加えれば解決できるかと思います。
- [[スイス インターナショナル エアラインズ|スイス]]<br />[[スイス インターナショナル エアラインズ|インターナショナル]]<br />[[スイス インターナショナル エアラインズ|エアラインズ]] として、パイプ付き内部リンクと改行を組み合わせた例もありました。
- 運航ブランド :マレーシアのエアアジアは運航ブランドであり、運航している会社名は Capital A です。
- 2-2 航空会社の属する国や地域を示す旗アイコン、および国、地域名は省略してください(WP:MOSFLAG)。
- 2-3 IATA, ICAOコード、加盟している航空連合、運航形態(格安航空会社など)の表記は省略してください。
- 2-4 他社運航によるコードシェア便は掲載しないでください。
- 2-5 運航が他社に委託されている場合、委託元の航空会社だけを記載してください。
- 注記:航空機リースの扱い
- ドライリースの場合、リース会社名ではなく、運航航空会社、委託元の航空会社を記載すればいいでしょう。
- ウェットリースで特に注釈すべき路線である場合、1-9 を適用してください。
3. 就航地
編集- 3-1 原則として直行便の就航地のみ掲載してください。
- 3-1a 便名が同じで、以遠権が認められている場合は、経由地、最終目的地を掲載しても構いません。
- 注記:空の自由(以遠権、カボタージュ)
- 下記の説明は、空の自由が全面的に認められているEU圏内を除きます。
- (以遠権)A空港(出発地)=B空港(経由地)=C空港(最終目的地) という路線が往復で運航されている場合、BC間のみの乗客、貨物の運送権(以遠権)があるケース、無いケースがあります。特に、BC間が同一国内である場合は、運送権はありません。以遠権がある場合は、他の空港すべてを就航地としてきさいしても構いません。以遠権が無い場合、B空港の項目内にC空港を就航地として記載しないでください。同様に、C空港の項目内にB空港を就航地として記載しないでください。
- (三角運航)D空港→E空港→F空港→D空港 という三角運航の場合、EF間のみの乗客、貨物の運送権は無いケースが多いです。D空港の項目内に記載する場合、E空港、F空港を就航地として記載して構いません。E空港、F空港の各項目内に記載する場合は、D空港のみを記載してください。
- 3-1b 乗客の乗降、貨物の積み下ろしが認められていないテクニカル・ランディングは、経由地として掲載しないでください。
- 3-2 就航地には、正式空港名ではなく、広く通用している都市・地域名を使用し、各空港の項目へ内部リンクを作成してください(Help:パイプ付きリンク)。
- 記載例:× [[ダニエル・K・イノウエ国際空港]] → ○ [[ダニエル・K・イノウエ国際空港|ホノルル]]
- 3-3 同一都市圏に複数の空港がある場合、半角文字のスラッシュ ( / )で区切り、都市名と空港名を併記してください。ここで用いる空港名は、現地で慣習的に使われているものを採用してください。英語版ではダッシュ ( - )で区切りますが、日本語の長音符と混同を防止するためです。
- 記載例:[[東京国際空港|東京/羽田]]、[[成田国際空港|東京/成田]]、[[関西国際空港|大阪/関西]]、[[大阪国際空港|大阪/伊丹]]、[[上海浦東国際空港|上海浦東]]、[[ジョン・F・ケネディ国際空港|ニューヨーク/JFK]]
- 3-3a ただし、複数ある空港のうち、1つがが巨大な規模とされるものは、都市名だけ表示し、空港名は省略しても構いません。
- 記載例:[[シンガポール・チャンギ国際空港|シンガポール]]、[[セレター空港|シンガポール/セレター]]、[[クアラルンプール国際空港|クアラルンプール]]、[[スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港|クアラルンプール/スバン]]、[[ドバイ国際空港|ドバイ]]、[[アール・マクトゥーム国際空港|ドバイ/DWC]]
4. ターミナル
編集- 4-1 {{空港就航地}} において 3rdcoltitle = ターミナル とした場合、ターミナル名は実際に使われている名称、略称を考慮しつつ、簡潔に表記してください。
- 記載例:国際、国内、第1、第2、T1、T2、T3、A、B、C など。(注記:ターミナルが出発直前まで未定の場合はどうするか?)
貨物専用便の場合、ターミナル欄には「貨物」と記入してください。
4-2 {{空港就航地}} において 3rdcoltitle = 備考 とした場合、貨物専用便の場合に限り備考欄には「貨物」と記入してください。(貨物便の掲載については未定)- 4-3 4thcoltitle = も使えますので、複雑な場合は工夫してみてください。
5. 貨物便
編集- 5. 掲載基準、記載方法は未定
- (注記:英語版では、原則として記載しない方針です。下記9-4参照)
(注記:べリー便、旅客機による貨物輸送などの扱いは? 貨物だけ別表にするべきか?)
- (注記:英語版では、原則として記載しない方針です。下記9-4参照)
- 表記例:ペナン国際空港
6. 新規就航予定の航空路線
編集- 6-1 既存の定期便との区別をするため、就航先、就航予定日、出典を全角の丸括弧で囲んでください。
- 例 : ([[香港国際空港|香港]] 20xx年4月1日就航予定<ref>出典</ref>)
- 6-2 就航日以降、他の出典で実際に運航されていることが確認できる場合、新規就航に関する出典を除去しても構いません。
- 表記例:ニノイ・アキノ国際空港
7. 運休予定の航空路線
編集- 7. 原則的に、6に準ずる。
8. 過去に運航されていた航空路線
編集- 8-1 過去に運航されていた路線の掲載に場合に限り {{空港就航地}} で別の一覧表を作成してください。必ず出典を明記し、運航終了日を明記してください。
9. 未解決点、他
編集- 9-1 上記のうち、注記、斜体字の部分は特に定めないか、今後の改善点とします。皆様のご意見を集約したいと思います。
- 9-2 航空便の運航形態は多岐にわたります。中立的な観点による表記法を優先してください。
- 9-3 表の内部に注記などを記載する場合、{{Efn}}などを活用できないかと思います。(→ 1-9に反映済み)
- 9-4 貨物専用便について、英語版においては任意掲載で別表を作成することになっています。貨物航空会社のハブ空港、貨物輸送に特筆性のある空港ならば、{{空港就航地}}に旅客便と共に記載するか、貨物便のみ別表を作成しても構わないと思っております。
- 9-5 既存の各空港項目において、「定期路線一覧」「就航都市」という節にて、国・地域と就航先空港を箇条書きにしたものがあります(例:成田国際空港#定期路線一覧、関西国際空港#定期路線一覧など)。
- {{空港就航地}} は、就航している航空会社別に就航地を記載した一覧表です。就航している国・地域別に就航先を記載した一覧は、就航地を記載する目的としては、内容が重複しています。これは、内容過剰、重複と判断しても良いかと思いますが、いかがでしょうか?
改定案作成者より
編集Category:各国の空港にある、1,000を超える全ての項目に対し、既存のスタイルを変えようという提案です。中立的な観点により、1日1便程度の小規模な空港から、世界各地へ国際線が発着する巨大空港まで、統一したフォーマットで記載することを目的としています。最終的な結論が出るまでには相当な時間を要することは想定されます。議論の期限はありませんし、合意形成の確認には十分な時間を取るべきでしょう。
- 今後の重要な論点
- 航空会社の属する国/地域の旗アイコン、IATA, ICAOコード、加盟している航空連合(アライアンス)、運航形態(格安航空会社など)の記載
- 新規運航、運休、廃止路線の記載
- 貨物便の掲載の有無、および掲載基準
- 国・地域別に就航先を記載した一覧である「定期路線一覧」「就航都市」の削除
ある程度、議論内容のポイントが絞られたら、Wikipedia:コメント依頼にて、広く第三者の意見も取り入れたいと思います。
{{空港就航地/doc}}の内容も修正が必要になるでしょう。国際的な{{Infobox airport}}と、日本国内空港向けの{{Infobox 空港}}も、統一できないかと思っています。 --220.100.17.1 2023年9月23日 (土) 13:01 (UTC)
実際に編集をした項目
編集2023年6月頃より、私自身が実際に編集してきた項目です。これ以外にもあるかもしれませんが、未確認です。貨物便やチャーター便の扱い、就航先の表記法など、一部試行錯誤しながら編集をしていますので、細部の点で改定案と異なる部分もあります。
編集をしていない項目
編集影響が大きいと判断し、実際に編集はしていない内容です。最新の情報を反映はしていません。
注記:4thcoltitle = 備考 に、航空連合、LCCを記載してみたサンプル
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脚注
- ^ 国内線時刻表 - 東京国際空港
- ^ 月間フライト - 東京国際空港
- ^ KLM Royal Dutch Airlines Summer Schedule 2023 - KLM
- ^ 国際線時刻表 - 成田国際空港
- ^ 国内線時刻表 - 成田国際空港
- ^ 貨物便時刻表 - 成田国際空港
- ^ エティハド航空が関西国際空港初就航! - 関西国際空港
- ^ カタール航空 関西=ドーハ線の運航を再開 - 関西国際空港
- ^ ターキッシュ エアラインズ 関西=イスタンブール線を運航再開! - 関西国際空港
- ^ 関西国際空港 ジェットスター航空 関西=ブリスベン線を運航開始! - 関西国際空港
- ^ フライトスケジュール ー 関西国際空港
- ^ 関西空港発着 国内線ダイヤ - 関西国際空港
- ^ 国際線 運航状況のお知らせ - 関西国際空港
- ^ 関西空港 飛行機時刻表 - NAVITIME Transit
- ^ 時刻表 - Peach
- ^ 今月のフライトスケジュール - 中部国際空港
- ^ 2023年度夏スケジュール - 中部国際空港
- ^ 就航情報 - 仁川国際空港
- ^ 就航都市 - 大韓航空
- ^ 運航路線 - アシアナ航空
- ^ Seoul Incheon International Airport - Flightradar24
ご意見
編集この案についてのご意見は、プロジェクト‐ノート:空港・飛行場/スタイルマニュアル#改定案_202309にお願いいたします。番号を付けていますので、「1-1については・・・・」などと、番号で論点をご指摘願います。