講談社
株式会社講談社(こうだんしゃ、英: Kodansha Ltd.)は、東京都文京区音羽[2] に本社を置く日本の大手総合出版社。系列企業グループ「音羽グループ」の中核企業[3]。
本社外観 (手前が本館、奥の高層ビルが新館) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒112-8001 東京都文京区音羽二丁目12番21号 北緯35度43分3.9秒 東経139度43分40.1秒 / 北緯35.717750度 東経139.727806度座標: 北緯35度43分3.9秒 東経139度43分40.1秒 / 北緯35.717750度 東経139.727806度 |
設立 | 1938年12月1日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010001002592 |
事業内容 | 雑誌・書籍・コミックの出版および販売、ならびにそれらコンテンツのマルチ展開(デジタル事業、ライツ事業、海外事業など) |
代表者 | 野間省伸(代表取締役社長、7代目) |
資本金 | 3億円(2023年11月30日現在)[1] |
売上高 | 1720億円(2023年11月期)[1] |
営業利益 | 143億円(2023年11月期)[1] |
経常利益 | 171億円(2023年11月期)[1] |
純利益 | 114億円(2023年11月期)[1] |
総資産 | 3112億円(2023年11月30日現在)[1] |
従業員数 | 945名(2022年4月現在) |
決算期 | 11月30日 |
主要株主 | |
主要子会社 | 音羽グループを参照 |
関係する人物 | |
外部リンク |
www |
特記事項:1909年(明治42年)11月創業 |
「週刊少年マガジン」「モーニング」「週刊現代」「FRIDAY」「ViVi」「群像」など30を超える雑誌のほか、文芸書からコミック、実用書や学術書まで多様な書籍を発行している。
小学館・集英社(両社とも一ツ橋グループに所属)と並ぶ日本国内の出版業界最大手であり[3]、一時は年間売上高が2000億円を超えていたこともあった。しかし、近年はいわゆる「出版不況」により売上が減少、2002年(平成14年)には戦後初の赤字決算となった。近年は紙の出版物への依存体質の改善に注力し、2015年(平成27年)以降は電子書籍などのデジタル関係、および国際や権利関係の収入が急増したことにより増収増益が続いている。2021年(令和3年)には売上高が1707億円まで回復し、純利益も155億円と、21世紀に入り最高の業績となった。
概要
編集創業者の野間清治により1909年(明治42年)11月に「大日本雄弁会」(旧字体:大日本雄辯會、だいにっぽんゆうべんかい)として設立される。当初は弁論雑誌である『雄辯』を出版していた。「講談社」の名称はその名の通り「講談」に由来するもので、『講談倶楽部』を創刊した1911年(明治44年)から大日本雄辯會と併せて使用した[4]。評論家の徳富蘇峰は、戦前の少年や青年たちに大きな影響を与えた講談社を「私設文部省」と評した[5]。
1938年(昭和13年)10月に野間恒が2代目社長に就任すると共に株式会社に改組、同年11月に野間左衛が3代目社長に就任した。1945年(昭和20年)に野間省一が4代目社長に就任し、1958年(昭和33年)に「株式会社講談社」と改称。その後1981年(昭和56年)に野間惟道が5代目社長、1987年(昭和62年)に野間佐和子が6代目社長、2011年(平成23年)に野間省伸が7代目社長に就任し、現在に至る[4]。
「おもしろくて、ためになる」を企業理念に、戦前から大衆雑誌『キング』・『少年倶楽部』などの様々な雑誌や書籍を出版した。『吉川英治全集』・『日本語大辞典』などを出版する傍ら、多数の文学賞を主宰する。
2002年(平成14年)と2006年(平成18年)のFIFAワールドカップの際にはそれぞれFIFAオフィシャルブックとして、2002 FIFAワールドカップ『公式ガイドブック』・『公式プログラム』・『公式写真集』(総集編)、2006 FIFAワールドカップ『公式ガイドブック』・『公式総集編』を刊行している。
1982年以来、グラビア・ミスコンテストであるミスマガジンを何度かの中止を挟みながら開催してきたが、2012年からは新たにグラビアに限定しない女性アイドルオーディションであるミスiDを開催している。
1950年代からウォルト・ディズニー・カンパニーが保有しているキャラクターを使用した書籍の出版権を持っており[6]、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーとして東京ディズニーランドにトゥーンタウンを、東京ディズニーシーにレジェンド・オブ・ミシカ(2014年9月7日ショー終演に伴い提供を終了)、タートル・トーク(2014年9月4日から)を提供している[7][8]。また、2022年11月には講談社が出版している漫画のアニメ作品をディズニー傘下の定額制動画配信サービスであるDisney+にて配信することでウォルト・ディズニー・ジャパンと合意している[6]。
また、2021年(令和3年)からはイギリスのサッカーチーム・リヴァプールFCとオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約を締結している[9]。
沿革
編集- 1909年(明治42年) - 初代社長野間清治により本郷区駒込坂下町(現・文京区千駄木)にて大日本雄辯會を創立。
- 1910年(明治43年) - 大日本図書発行元として『雄弁』を創刊。
- 1911年(明治44年) - 講談社を起こし『講談倶楽部』を創刊。
- 1914年(大正3年) - 『少年倶楽部』を創刊。
- 1920年(大正9年) - 『現代』『婦人倶楽部』を創刊。
- 1924年(大正13年) - 『キング』を創刊。
- 1925年(大正14年) - 社名を大日本雄辯會講談社と改称。
- 1931年(昭和6年) - レコード部(現・キングレコード)を設置。
- 1933年(昭和8年) - 本社を小石川区音羽町(現・文京区音羽)に移転。
- 1938年(昭和13年) - 野間恒、2代目社長に就任(11月没)。野間左衛、3代目社長に就任。組織を株式会社とする。
- 1944年(昭和19年):企業整備令より講談社が、料理の友社、第一書房、婦女界社、陸軍の友社など11社を吸収合併。
- 1945年(昭和20年) - 日本報道社を定款変更し、光文社を設立。野間省一、4代目社長に就任。
- 1946年(昭和21年) - 豊国印刷を設立。
- 1952年(昭和27年) - 第一紙業を設立。
- 1954年(昭和29年) - 第一通信社を設立。
- 1958年(昭和33年) - 商号を株式会社講談社に変更。
- 1961年(昭和36年) - 音羽サービスセンター(現・講談社ビジネスパートナーズ)を設立。野間省一社長、出版文化国際交流会会長に就任。
- 1963年(昭和38年) - 講談社インターナショナル設立。
- 1964年(昭和39年) - 音羽建物を設立。
- 1970年(昭和45年) - 講談社サイエンティフィクを設立。
- 1972年(昭和47年) - ペック設立(現・講談社エディトリアル)を設立。野間省一社長、国際出版連合副会長に就任。
- 1975年(昭和50年) - 日刊現代を設立。
- 1977年(昭和52年) - 三推社(現・講談社ビーシー)を設立。
- 1981年(昭和56年) - 野間惟道、5代目社長に就任。
- 1987年(昭和62年) - 野間惟道死去に伴い、野間佐和子が6代目社長に就任。
- 2005年(平成17年) - 講談社(北京)文化有限公司を設立。
- 2008年(平成20年) - 講談社USA、講談社USAパブリッシングを設立。
- 2009年(平成21年) - 創業100周年。なお、100周年記念日の12月17日は、創業者・野間清治の誕生日に由来する[10]。
- 2010年(平成22年) - 星海社を設立。
- 2011年(平成23年) - 野間佐和子の死去に伴い、野間省伸が第7代社長に就任する。台湾講談社媒体有限公司を設立。
- 2015年(平成27年) - 講談社学芸クリエイトを設立。ハースト婦人画報社と業務提携、同社発行雑誌の発売元になる。
- 2016年(平成28年)11月 - 一迅社を完全子会社化。群像創刊70周年。本社、米国進出50周年。
- 2017年(平成29年)10月 - ポリゴン・ピクチュアズとの合弁会社講談社VRラボを設立。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)3月 - 週刊少年マガジン、週刊現代創刊60周年。
- 2020年(令和2年)
- 3月 - Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)の運営を開始[12]
- 9月 - インディーゲームクリエイターを支援するプロジェクト「講談社ゲームクリエイターズラボ」を始動[13]
- 2021年(令和3年)
- 4月 - 海外へのコンテンツ発信時に「講談社の作品」である事を周知してもらう事などを主な趣旨として、講談社としては初となるコーポレートロゴを制作・使用開始。ロゴを作成したのはNetflixやナショナルジオグラフィックなどのロゴ作成を手掛けた米国企業「グレーテル社」。
- 9月 - ネット通販大手・アマゾンと取次会社を経ない直接取引を開始[14]。
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)5月 - ワニブックスを完全子会社化[19]。
決算
編集決算期(期間) | 売上高 | 製品収入 | 営業利益 | 経常利益 | 税引前当期利益 | 当期純利益 |
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第63期(2000年12月1日 - 2001年11月30日) | 1769億円 | 36億円 | 31億円 | 7億円 | ||
第64期(2001年12月1日 - 2002年11月30日) | 1712億8700万円 | 9億円 | 7億6400万円 | ▲1600万円 | ||
第65期(2002年12月1日 - 2003年11月30日) | 1672億1200万円 | 12億円 | 24億円 | 14億1600万円 | ||
第66期(2003年12月1日 - 2004年11月30日) | 1598億2700万円 | ▲6億円 | ▲5億1000万円 | ▲7300万円 | ||
第67期(2004年12月1日 - 2005年11月30日) | 1545億7200万円 | 44億円 | 77億0500万円 | 52億1500万円 | ||
第68期(2005年12月1日 - 2006年11月30日) | 1455億7000万円 | 4億円 | 32億円 | 31億0300万円 | 15億3900万円 | |
第69期(2006年12月1日 - 2007年11月30日) | 1443億0100万円 | ▲3億3800万円 | 24億0800万円 | 26億円 | 10億5800万円 | |
第70期(2007年12月1日 - 2008年11月30日) | 1350億5800万円 | ▲約62億円 | ▲約52億円 | ▲48億7400万円 | ▲76億8600万円 | |
第71期(2008年12月1日 - 2009年11月30日) | 1245億2200万円 | ▲約73億円 | ▲約49億円 | ▲約60億円 | ▲57億2200万円 | |
第72期(2009年12月1日 - 2010年11月30日) | 1223億4000万円 | ▲18億円 | 6億円 | 2億円 | 5億6100万円 | |
第73期(2010年12月1日 - 2011年11月30日) | 1219億2900万円 | 2億円 | 17億円 | 7億2500万円 | 1億6400万円 | |
第74期(2011年12月1日 - 2012年11月30日) | 1178億7100万円 | ▲6億7800万円 | 10億6700万円 | 27億円 | 15億5000万円 | |
第75期(2012年12月1日 - 2013年11月30日) | 1202億7200万円 | 24億2200万円 | 48億2500万円 | 41億円 | 32億1400万円 | |
第76期(2013年12月1日 - 2014年11月30日) | 1190億6400万円 | 27億円 | 53億円 | 38億円 | 27億5500万円 | |
第77期(2014年12月1日 - 2015年11月30日) | 1168億1500万円 | 18億円 | 34億円 | 34億6200万円 | 14億5400万円 | |
第78期(2015年12月1日 - 2016年11月30日) | 1172億8800万円 | 30億円 | 51億円 | 46億円 | 27億1400万円 | |
第79期(2016年12月1日 - 2017年11月30日) | 1179億5700万円 | 約19億円 | 約43億円 | 約36億円 | 17億4800万円 | |
第80期(2017年12月1日 - 2018年11月30日) | 1204億8400万円 | 22億円 | 47億円 | 45億円 | 28億5900万円 | |
第81期(2018年12月1日 - 2019年11月30日) | 1358億3500万円 | 643億1000万円 | 89億円 | 112億円 | 110億円 | 72億3100万円 |
第82期(2019年12月1日 - 2020年11月30日) | 1449億6900万円 | 635億0900万円 | 160億円 | 163億円 | 154億円 | 108億7700万円 |
第83期(2020年12月1日 - 2021年11月30日) | 1707億7400万円 | 662億8600万円 | 217億円 | 240億円 | 231億円 | 155億5900万円 |
第84期(2021年12月1日 - 2022年11月30日) | 1694億8100万円 | 573億5500万円 | 191億円 | 220億円 | 149億6900万円 | |
第85期(2022年12月1日 - 2023年11月30日) | 1720億0200万円 | 533億9400万円 | 143億円 | 171億円 | 177億円 | 114億1900万円 |
- 製品収入は雑誌・書籍の紙媒体の売上。
- 『官報』決算公告は第46期以降「単位億円」表記。
ギャラリー
編集主な発行雑誌
編集女性誌
編集男性誌・情報誌
編集- 週刊現代
- フライデー
- おとなの週末
- ベストカー
- Hot-Dog PRESS(dマガジンの電子雑誌)
幼児誌
編集女性コミック誌
編集- なかよし
- 別冊フレンド
- デザート
- Kiss
- ハツキス
- BE・LOVE
- ハニーミルク(電子コミック誌)[21]
- 姉フレンド(電子コミック誌)
- comic tint(電子コミック誌)[22]
- コミックZERO-SUM(発行:一迅社)
- コミック百合姫(発行:一迅社)
- gateau(発行:一迅社)
男性コミック誌
編集文芸誌
編集その他雑誌
編集かつて発行・発売していた雑誌
編集- 雄辯
- キング - 戦後創刊の下項とは別雑誌。
- 日本 NIPPON
- KING
- 現代 - 戦後創刊の下項とは別雑誌。
- 月刊現代
- 講談倶楽部
- 幼年倶楽部(のちに『幼年クラブ』、さらに『たのしい四年生』に改題)
- 少年倶楽部(のちに『少年クラブ』に改題)
- 少女倶楽部
- 婦人倶楽部
- たのしい一年生
- たのしい二年生
- たのしい三年生
- たのしい四年生
- たのしい五年生
- たのしい六年生
- 若い女性
- ヤングレディ
- MINE
- チェックメイト
- ホットドッグ・プレス
- CADET
- DAYS JAPAN
- Style
- NEXT
- Quark
- VIEWS
- ペントハウス(後にぶんか社が発行)
- スコラ(創刊当初。後に株式会社スコラ、スコラ倒産後は株式会社スコラマガジンから発行された)
- ファウスト
- DELUXEマガジン
- DELUXEマガジンORE
- 覇王マガジン
- ぼくら
- 週刊ぼくらマガジン
- ヒーローマガジン
- コミックボンボン
- デラックスボンボン
- テレまんがヒーローズ
- 月刊マガジンZ
- ミスターマガジン
- ヤングマガジンアッパーズ
- 少女フレンド(週刊→月刊)
- 月刊キャロル
- るんるん
- Amie
- mimi
- Vanilla
- Me
- Chu♥Girl
- ARIA
- ディズニーランド
- クロスワードin
- TOKYO★1週間
- KANSAI1週間(2008年12月よりサンケイリビング新聞社が発行)
- TOKAI1週間
- GLAMOROUS
- Grazia
- gli
- Kiss PLUS
- イブニング
- 月刊少年ライバル
- マガジンSPECIAL
- クーリエ・ジャポン
- メカビ!(ムック)
- G2
- HUgE
- おとなスタイル
- Lula JAPAN(2018年3月よりマガジンハウスが発行[23])
- IN★POCKET
- Rikejo
- ITAN (アンソロジーコミック)
- ネメシス (アンソロジーコミック)
- 本(PR誌)(2020年12月号で休刊)
- マガジンイーノ(増刊)
- 月刊少年マガジン+(増刊)
- ヤングマガジンサード(増刊)
- 少年マガジンR(増刊→電子コミック誌)
- 月刊モーニングtwo(増刊)
- Febri(発行:一迅社)
- まんが4コマぱれっと(発行:一迅社)
主な発行書籍・レーベル
編集文芸・ライトノベル
編集- 講談社文庫
- 講談社文芸文庫
- 講談社ノベルス(1982年 - )
- 講談社BOX
- 講談社タイガ(2015年 - )
- 講談社X文庫ホワイトハート
- 講談社ラノベ文庫
- 星海社文庫
- 星海社FICTIONS
- 講談社キャラクター文庫
- Kラノベブックス
- Kラノベブックスf
ノンフィクション・学芸
編集- 講談社現代新書
- ブルーバックス-自然科学や科学技術の話題を一般読者向けに解説・啓蒙している新書シリーズ
- 講談社+α文庫
- 講談社+α新書(2000年 - )
- 講談社学術文庫
- 講談社選書メチエ
- 講談社AKB48新書(「リーダー論」「逆転力 ―ピンチを待て―」の2冊のみ)
- 星海社新書
児童書
編集- 講談社のテレビ絵本
- 講談社青い鳥文庫(1980年 - )
- YA!ENTERTAINMENT
- 講談社の動く図鑑 MOVE
実用書
編集- 健康ライブラリー
全集
編集- 少年少女世界文学全集全50巻(1959年 - 1962年)
辞典
編集ムック
編集- 世界の名酒事典
- お料理家計簿
- かんたん年金家計ノート
- ラーメン大賞
- 別冊ベストカー
漫画単行本
編集WEBメディア
編集- ViVi
- with online
- VOCE
- FRaU
- mi-mollet
- 栗原はるみ(メディアコミュニティ)
- 現代ビジネス
- マネー現代
- FRIDAYデジタル
- ゲキサカ
- FORZA STYLE
- ベビモフ(旧「BABY! byモーニング+FRaU」)(Webサイト・YouTubeチャンネル)
- クーリエ・ジャポン
- ベストカーWeb(運営:講談社ビーシー)
- Best MOTORing(YouTubeチャンネル)
- コクリコ
- マガジンポケット
- 水曜日のシリウス
- ヤンマガWeb
- コミックDAYS
- DAYS NEO
- ILLUST DAYS
- NOVEL DAYS
- Palcy
- KickstarterNavi byKODANSHA
- KODANSHA Books&Comics(YouTubeチャンネル)
- ボンボンTV(YouTubeチャンネル)
- ボンボンアカデミー(YouTubeチャンネル)
- いちなるTV(YouTubeチャンネル)
- マガジンチャンネル(YouTubeチャンネル)
- 講談社ヤンマガch(YouTubeチャンネル)
- ミスマガTV(YouTubeチャンネル)
- フル☆アニメTV[24][25](YouTubeチャンネル)
- 講談社えほんチャンネル(YouTubeチャンネル)
- なかよしTV(YouTubeチャンネル)
- Rikejo
- 講談社C-station
- 講談社AD STATION
終了したWebサービス
編集LIVEエンターテインメント
編集- Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)
文学賞
編集以上は野間三賞と呼ばれる。
終了した賞
編集主なベストセラー
編集戦前
編集戦後
編集- 永井隆『この子を残して』
- 大岡昇平『武蔵野夫人』
- 石川達三『不安の倫理』
- 三島由紀夫『美徳のよろめき』
- 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』
- 井上靖『敦煌』
- 山岡荘八『徳川家康』
- 石牟礼道子『苦海浄土』
- 大松博文『おれについてこい! 私の勝負根性』(正・続)
- 池田大作『家庭革命』
- 池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』シリーズ
- 遠藤周作『ぐうたら人間学』シリーズ
- 小峰元『アルキメデスは手を汚さない』
- 司馬遼太郎『播磨灘物語』
- ジョン・テイラー『ブラック・ホール 宇宙の終焉』
- 村上龍『限りなく透明に近いブルー』
- 五木寛之『青春の門』シリーズ
- 渡部昇一『知的生活の方法』
- 磯村尚徳『ちょっとキザですが』
- 有吉佐和子『和宮様御留』
- 中沢けい『海を感じる時』
- 黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』
- 鈴木健二『気くばりのすすめ』(正・続)
- 鈴木健二『女らしさ物語 美しく生きる45章』
- 広岡達朗『意識革命のすすめ』
- 浅尾法灯『人生 汗と涙と情』
- 安部譲二『塀の中のプレイ・ボール』
- 村上春樹『ノルウェイの森』
- 渡辺淳一『うたかた』
- 村上春樹『国境の南、太陽の西』
- 小沢一郎『日本改造計画』
- 浜田幸一『日本をだめにした九人の政治家』
- ウィンストン・グルーム『フォレスト・ガンプ』
- 野口悠紀雄『「超」勉強法』
- 中島らも『今夜、すべてのバーで』
- 天樹征丸『金田一少年の事件簿 (3) 電脳山荘殺人事件』
- 藤原伊織『テロリストのパラソル』
- 京極夏彦『姑獲鳥の夏』ほか百鬼夜行シリーズ
- 妹尾河童『少年H』
- 乙武洋匡『五体不満足』
- 大平光代『だからあなたも生きぬいて』
- 梅宮アンナ『「みにくいアヒルの子」だった私』
- フジテレビトリビア普及委員会編「トリビアの泉」~へぇの本』
- 白石昌則+東京農工大学の学生の皆さん『生協の白石さん』
- 横山秀夫『半落ち』
- 真山仁『ハゲタカ』
- 佐藤多佳子『一瞬の風になれ』
- 福岡伸一『生物と無生物のあいだ』
- 東野圭吾『新参者』
- 百田尚樹『永遠の0』
- 池井戸潤『空飛ぶタイヤ』
- ウォルター・アイザックソン『スティーブ・ジョブズ』
- 南雲吉則『50歳を超えても30代に見える生き方』
- 西尾維新『恋物語・憑物語』
- 百田尚樹『海賊とよばれた男』(上・下)
- 林真理子『野心のすすめ』
- 伊集院静『大人の流儀』シリーズ
- 小保方晴子『あの日』
- ケント・ギルバート『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』
- 河合雅司『未来の年表 人口減少社会でこれから起きること』
- 黒川伊保子『妻のトリセツ』
- 小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』
- 内館牧子『すぐ死ぬんだから』
- 千葉雅也『現代思想入門』
- 凪良ゆう『汝、星のごとく』
撤退した事業
編集レコード
編集昭和6年(1931年)から昭和26年(1951年)までは講談社自体が直接持っていた。昭和21年(1946年)に録音部門から独立させ、昭和26年に本体も独立させ、録音子会社も株式会社キングレコードの傘下に移動させた。
出版社系のレコード会社としてはKADOKAWAとは競合関係にあることから、スターチャイルドとしてアニメ系レーベルを有し、声優系歌手といったアニメ関連に強くしている事でKADOKAWAとの競合性をアピールしている。アニメ作品も講談社や一迅社といった音羽グループ系のコンテンツにおける主力事業者ではあるが、KADOKAWAと比べて、他グループ系のアニメコンテンツが非常に多いのも特徴。
食品・医薬品
編集昭和初期、どりこの(清涼飲料水、現代でいう所の栄養ドリンク)を筆頭に、イノール(胃腸薬)・トラシン(感冒薬)・パミール(目薬)などの医薬品・栄養食品を代理部を通じて販売していた。
ゲームソフト
編集- ブルーアルマナック (1991年6月22日、メガドライブ)(講談社総研)
- 騎士伝説 (1993年7月16日、メガドライブ)(講談社総研)
- 魔天の創滅(1993年12月29日、メガドライブ)(講談社総研)
- ウルトラマン図鑑 (1996年9月13日、セガサターン)
- 金田一少年の事件簿 悲報島 新たなる惨劇 (1996年11月29日、PlayStation)
- BOYS BE… (1997年3月28日、PlayStation)
- はじめの一歩 (1997年7月31日、PlayStation)
- B線上のアリス (1997年9月18日、PlayStation)
- ウルトラマン図鑑2 (1997年12月18日、セガサターン)
- 頭文字D外伝 (1998年3月6日、ゲームボーイ)
- 金田一少年の事件簿2 地獄遊園殺人事件 (1998年3月26日、PlayStation)
- 修羅の門 (1998年4月2日、PlayStation)
- ウルトラマン図鑑3 (1998年6月18日、セガサターン)
- 頭文字D (1998年6月18日、セガサターン)
- 水木しげるの妖怪図鑑 総集編 (1998年6月25日、セガサターン)
- つんつん組 すうじでぷにぷに (1998年9月23日、PlayStation)
- だんじょん商店会 〜伝説の剣はじめました〜 (1998年10月29日、PlayStation)
- つんつん組2 もじもじぱっくん (1998年11月19日、PlayStation)
- 頭文字D (1999年1月7日、PlayStation)
- つんつん組3 カンジベーダー (1999年1月28日、PlayStation)
- サイコメトラーEIJI (1999年2月18日、PlayStation)
- ぴくぴく仙太郎パズルでごはん (1999年2月18日、PlayStation)
- 胸騒ぎの予感 八神ひろきのGame-Taste (1999年5月20日、PlayStation)
- 金田一少年の事件簿3 〜青龍伝説殺人事件〜 (1999年8月5日、PlayStation)
- BOYS BE…2nd Season (1999年9月22日、PlayStation)
- 鬼眼城 (1999年12月22日、PlayStation)
- 賭博黙示録カイジ (2000年5月25日、PlayStation)
- 沈黙の艦隊 (2000年9月28日、PlayStation)
- ナニワ金融道〜青木雄二の世間胸算用〜 (2001年7月19日、PlayStation)
- 魔法先生ネギま!FUN DISC麻帆良祭 (2006年3月24日、Microsoft Windows)
著名な社員・出身者
編集「Category:講談社の人物」を参照
テレビ番組
編集- 日経スペシャル カンブリア宮殿 「ニッポン少年マンガ 過去の50年 未来の50年」(2009年3月23日、テレビ東京)[26]
放送業界との関係
編集講談社が発行する『週刊現代』や『フライデー』によってNHKや各民放局、その他マスコミ(マスメディア)などをバッシングするケースがよくあるが、同社が発行する雑誌・刊行物に掲載される小説や漫画などの作品自体との関係に関して言えば関係は悪くない。結局のところ、講談社は規模が大きく、部門間(小説や漫画作品のコンテンツ発掘・著作権管理部門や、『週刊現代』『フライデー』の報道部門など)の横のつながりが希薄などが原因で論調が統一されにくいのが理由だと考えられる。
なお、講談社は各放送局と手を組んでの人気作品の映像化にかなり積極的でもある(ライバルの小学館、集英社も同様)。
NHK
編集- 主な刊行物
- 教育テレビの乳幼児向け番組(雑誌)
- * 『おかあさんといっしょ』(『NHKのおかあさんといっしょ』)
- * 『いないいないばあっ!』(『はじめてのテレビえほん いないいないばあっ!』)
- その他(当時のNHKのアナウンサー・キャスターによるエッセイ本など。番組収録中の写真などを含む)
- * 『気くばりのすすめ』(鈴木健二)
- * 『スタジオ102のドラマ』(高梨英一)
- * 『NHKを10倍楽しむ法』(宮崎緑)
日本テレビ
編集箱根駅伝中継のガイドブックが発行されている。
TBSテレビ
編集講談社は、TBSテレビの親会社であるTBSホールディングスの2.23%の株式を保有する大株主である(2022年9月末現在)。
2000年から、講談社が発行する『週刊少年マガジン』『週刊ヤングマガジン』の両編集部と共同で『ミスマガジン』を2012年度まで開催していた。なお、2013年度以降の講談社主催のオーディションは『ミスiD』となる。
2005年には、講談社系列のレコード会社キングレコードにも出資、業務提携をしている。
2006年4月からは、講談社とTBSは「ドラマ原作大賞」を共同で創設し、新たなドラマと作家の発掘を行っている[27]。
2019年3月、TBS系列準キー局の毎日放送やDMM picturesと提携し、同局の『アニメイズム』にて2年間講談社原作のアニメを放送していくことを発表した[28]。
テレビ朝日
編集講談社は朝日新聞社、東映、九州朝日放送などに次いで、テレビ朝日ホールディングスの1.28%の株式を保有する株主である。なお、野間佐和子前社長は1988年6月から2010年6月までテレビ朝日の社外監査役を務めていた。
フジテレビ
編集文学作品賞の江戸川乱歩賞について、両社は共に後援企業として名を連ねている[29]。
ライブドアとフジテレビとのニッポン放送株買収合戦に当たっては、講談社はフジテレビを支持し、株式公開買い付け(TOB)でニッポン放送株をフジテレビに売却した。
講談社が発行する各種雑誌(『週刊少年マガジン』や『モーニング』など)で連載されているコミックが、フジテレビでテレビドラマ化されるケースが多い。
文化放送
編集関連会社の光文社と共に出資している。また同社3代目社長の友田信は講談社の出身であった。
テレビ東京
編集講談社の漫画作品がテレビアニメ化される際に、系列会社のキングレコード(スターチャイルド)がサントラなどで制作に関わることが多い。
疑義が持たれた報道・不祥事など
編集記事掲載によって問題化した事件
編集- 写真週刊誌『フライデー』襲撃事件(ビートたけしによる『フライデー』編集部襲撃)
- 講談社フライデー事件(幸福の科学との対立・争議)
- NHKスペシャル『奇跡の詩人』タイアップ本問題
- VoCE紙面上による執事喫茶Swallowtail盗撮、KAT-TUNコンサート盗撮事件(2006年)
- 奈良医師宅放火殺人事件に関する捜査情報源らしき情報を元にした書籍の刊行の事件(2007年)
- 『週刊少年マガジン』の増刊号『週刊少年マガジン増刊 マガジンドラゴン1月11日増刊号』に掲載された、豪村中の漫画『メガバカ』に、『DEATH NOTE』などからの盗作が多数見付かり、講談社が謝罪していたことが判明した[30]。
- 韓国出身のカリスマダイエット主婦、チョン・ダヨンの著書・「モムチャンダイエット」について、著者のチョン・ダヨンが、契約無しで日本語訳を無断出版されたとして、発行元の同社を相手取り、東京地方裁判所に訴訟を起こす[31]。
- 週刊ヤングマガジン2013年1月12日発売号に、当時AKB48のメンバーの河西智美が上半身裸の姿で少年に胸を隠させるショットがあり、講談社は当該号について問題のシーンをカットした上で発売を同月21日に延期することになった[32]。
- このほか、週刊現代による(疑義が持たれた)報道も数多くある。
盗用問題
編集- 2016年に高橋洋一が出版した『中国GDPの大嘘』(講談社)について、金森俊樹が自身の連載記事における記述と著しく類似している部分があると指摘した[33]。これに対して講談社は、第一事業局企画部担当部長名で、講談社の不手際で出典の明示を怠ったとして、謝罪した[34]。
記事掲載を伴わない事件・不祥事など
編集社歌
編集- 1951年(昭和26年)2月に社内で歌詞を募集し、最終候補作5篇を選定したがいずれも採用に至らなかったため社員5名の合作扱いとし、西條八十が補作した[36]。歌詞の完成後、江口夜詩に作曲を依頼し12月17日の本社記念日式典で発表演奏が行われる。キングレコードが江口浩司の編曲、ボニージャックスと坂本プリティーズの歌唱によりシングル盤(規格品番:NCS-700)を製造している。B面はインストゥルメンタルの「行進曲 我等が講談社」。
- 大和和紀『はいからさんが通る』では、主人公の紅緒がこの社歌を口ずさむ場面がある。
過去の社歌
編集- 「大日本雄弁会講談社社歌」
- 作詞:茂木茂、宮下丑太郎[37]
- 作曲:栗林宇一(原曲)
音羽グループ(系列企業)
編集- 株式会社光文社 [3] - 1945年創業。講談社子会社の日本報道社を定款変更する形で設立。
- 光文社クリエイティブ株式会社 - 写真スタジオ管理運営業務、出版物販売促進業務、情報および資産管理業務、出版物校閲業務。
- キングレコード株式会社[3] - 1931年創業。1951年に講談社のレコード部門から分離独立。
- 株式会社セブンシーズミュージック - 音楽出版社。
- ベルウッド・レコード株式会社
- 株式会社キングインターナショナル - 海外CDの輸入販売。
- 株式会社キング関口台スタジオ - 音楽・映像のレンタルスタジオの運営管理。
- 株式会社Dazed - キングレコード内レーベル「EVIL LINE RECORDS」発のIPの開発・運営、ライセンス窓口業務、ファンクラブの運営
- 株式会社日刊現代[3] - 1975年創業。『週刊現代』編集長の川鍋孝文と、後に講談社5代目社長となる野間惟道が設立。
- 株式会社日刊現代大阪
- 株式会社ノンコム
- 株式会社講談社エディトリアル - 生活実用書および一般書籍の編集、委託出版(自費出版、カスタム出版)。発売元は講談社本体。
- 株式会社講談社サイエンティフィク - 自然科学書の企画・編集。
- 株式会社講談社ビーシー - 自動車関連の雑誌、書籍などの発行、編集。発売元は講談社本体。2009年6月1日に三推社より社名変更。
- 株式会社星海社[3] - 2010年創業。漫画・ライトノベルの他、『星海社新書』などを発行。『講談社BOX』初代部長の太田克史が講談社100%出資で設立。発売元は講談社本体。
- 株式会社短歌研究社 - 『短歌研究』の出版。講談社およびその他出版社の人文系の書籍・雑誌などの企画提案・編集受託。
- 株式会社一迅社[3] - 1992年創業。漫画・ライトノベル中心の出版社。2016年11月に講談社が完全子会社化[41]。発売は講談社と共同で、現在の経営陣も講談社の漫画部署OBで構成されている。
- 株式会社講談社パル - 講談社こども教室(幼児教室)の運営。
- 株式会社講談社VRラボ - VRコンテンツ・映像・ゲーム・音声・音楽などのデジタルコンテンツの企画・制作・製造・卸・貸与・販売・版権事業および輸出入。ポリゴン・ピクチュアズとの合弁会社。
- KODANSHAtech合同会社 - ウェブメディア、デジタルコンテンツの開発会社。
- 株式会社コンテンツデータマーケティング - コンテンツマーケティング事業、メディアマネタイズ事業、コンテンツデータソリューション事業。TOPPAN株式会社と株式会社CARTA COMMUNICATIONSとの合弁会社。
- 株式会社KPSホールディングス
- 株式会社KPSフルフィルメント - 出版流通業務、古紙化業務、その他物品の保管・発送業務
- 株式会社KPSプロダクツ - コンテンツデータ制作(コミックス・書籍・雑誌)、印刷・製本、コンテンツ制作支援(校閲・装丁デザイン・翻訳・動画・オーディオブック)、用紙調達、アプリやwebサイトの運営業務・SNS配信サポート、データアーカイブ業務
- 株式会社KPSPコミックプロダクション - DTP制作事業
- 株式会社KPSソリューションズ - 出版関連業務受託、業務改善提案・BPR、バックオフィス業務、各チャネル対応の販売業務、高スキル人材での業務支援
- 株式会社KPSシステムズ - システム開発・保守・運用業務、個人情報管理業務
- 株式会社第一通信社 - 1954年創業。講談社100%出資の総合広告代理店。
- 株式会社講談社IP - メディアビジネス事業、ライツビジネス事業、メディア運営支援、広告宣伝・プロモーション事業。
- 音羽建物株式会社 - ビル・不動産の管理運営、造園事業。
- 株式会社講談社ヒューマンネットワーク - 人材派遣会社。
- 株式会社講談社ビジコ - 音羽グループ各社の経理業務。
- 株式会社ワニブックス[19] - 書籍、雑誌、写真集の出版
- 株式会社ワニ・プラス - 新書・書籍の発行
- BROGENT JAPAN ENTERTAINMENT株式会社 - 講談社と台湾のライド型VRアトラクション機器の開発・製造会社「Brogent Technologies Inc.」と、電通との合弁会社。
- 講談社(北京)文化有限公司
- 台湾講談社媒体有限公司
- 北京颶風社文化有限公司
- KODANSHA USA, INC. - アメリカ事業の統括会社。
- KODANSHA USA PUBLISHING, LLC.
- KODANSHA EUROPE LTD.
関連法人
編集- 一般財団法人野間文化財団
- 公益財団法人国際文化フォーラム
- 公益財団法人野間教育研究所
- 公益財団法人吉川英治国民文化振興会
過去
編集- 講談社北海道支社 - 1945年5月、戦局の悪化に伴い、製紙産業が盛んな苫小牧・釧路に近い、札幌市の冨貴堂書店に疎開する形で支店を設置。東京では困難となっていた印紙・葉書、切手類の印刷も請け負った。戦後は東京本社が戦犯企業となったことで印刷用紙の割当問題などが生じたため、満洲から帰国した阪本牙城『タンク・タンクロー』の続編を刊行するなど、1950年頃まで独自の出版活動を行った。
- みどり社 - 光文社と同じく、戦後の印刷用紙の割当問題に対処するため、講談社内に設けられた子会社。光文社とは異なり、1950年代頃に消滅。
- マイヘルス社 - 1974年、講談社を退社した牧野武朗との共同出資で設立。中高年向けの健康雑誌を扱う。後にマキノ出版、わかさ出版を創立し、独自の企業グループとして独立。
- スコラ - 1981年に講談社の子会社として設立。1988年7月に講談社から独立し自社の出版者記号を移行。2001年3月に特別清算される形で消滅。
- アスク - 1981年に講談社とアスクの折半出資で「アスク講談社」として設立。1998年に資本関係は解消しアスクに商号変更。2017年10月にアスク出版に吸収合併され解散。
- 講談社インターナショナル - 1963年設立。洋書・語学書・一般書を扱い、日本語作品の英語への翻訳出版も行っていた。 2011年4月末で解散[42]。
- ランダムハウス講談社 - 2003年にランダムハウスとの提携で設立。2010年の提携解消により武田ランダムハウスジャパンに改称。2012年12月に倒産[43]。
- 2&4モータリング社 - 自動車関連の映像メディアの制作事業。
- 株式会社講談社フェーマススクールズ - 美術系の通信教育を扱っていた。2020年10月清算結了[44]。
- ヴァーティカル - 2011年大日本印刷と共同で買収[45]。
- Kodansha Advanced Media LLC. - デジタルガレージとの合弁会社。
- 株式会社講談社エフエス
- 株式会社講談社コミッククリエイト[46] - 『復活ボンボンシリーズ』、特撮書籍などを企画・編集。 2021年8月末で解散。
- 豊国印刷株式会社 - 1946年創業。書籍・コミック単行本の本文印刷、デジタル製版、デジタルコンテンツ管理。 2022年4月、KPSホールディングスに吸収合併され解散。
- 第一紙業株式会社 - 1952年創業。出版・印刷用紙などの紙材関連の専門商社。 2022年4月、KPSホールディングスに吸収合併され解散。
- 株式会社講談社ビジネスパートナーズ - 個人情報取扱事業・不動産事業。 2011年7月に自費出版を扱う「講談社出版サービスセンター」と本の物流・保険代理業を扱う「講談社ロジコム」が合併して設立。2023年2月、KPSホールディングスに吸収合併され解散。
その他の出資会社
編集- 株式会社PubteX(丸紅34.8%、丸紅フォレストリンクス16.3%、講談社16.3% 、集英社16.3%、小学館16.3%による共同出資会社)
- 文化放送(講談社が9.0%の株を保有する主要株主)
- 日販グループホールディングス(講談社が2023年3月末現在で6.34%の株を保有する筆頭株主)
- トーハン(講談社が2023年3月末現在で5.27%の株を保有する主要株主)
- 楽天ブックスネットワーク(講談社が9.50%の株を保有する主要株主)
- メディアドゥ(講談社が2023年8月末現在で3.60%の株を保有する主要株主)
- 日本出版貿易(講談社が2023年9月末現在7.94%の株を保有する主要株主)
- 丸善CHIホールディングス(講談社が2023年1月末現在4.35%の株を保有する主要株主)
- ブックオフグループホールディングス(講談社が2022年11月末現在4.21%の株を保有する主要株主)
- コミック・コミュニケーション株式会社(講談社、小学館、創業者、東宝の共同出資会社)
- コンテンツワークス株式会社(講談社30%、小学館30%、富士フイルムビジネスイノベーション30%、日本マイクロソフト10%の共同出資会社)
- ジャパン マンガ アライアンス(アニメイト、KADOKAWA、講談社、集英社、小学館の5社による合弁会社)
- 株式会社日本電子図書館サービス(講談社25%、KADOKAWA25%、紀伊國屋書店25%、大日本印刷&図書館流通センター25%による共同出資会社)
- 武蔵カントリー倶楽部(講談社が2023年12月末現在で1.22%の株を保有する筆頭株主、講談社社長の野間省伸が2021年3月から同社の代表取締役社長を兼任)
- アニメタイムズ社(エイベックス・ピクチャーズの子会社、講談社が出資)
- 株式会社Catalyst・Data・Partners(カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社、、講談社が出資)
過去
編集業務提携
編集加盟団体
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b c d e f 第85期決算公告、2024年(令和6年)3月19日付「官報」(号外第61号)78頁。
- ^ “交通・地図 : 講談社”. www.kodansha.co.jp. 2022年1月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g 小林浩「人文書出版と業界再編: 出版社と書店は生き残れるか」『人文学報』第514巻第15号、東京都立大学、2018年、63-85頁、NAID 120006422578。
- ^ a b “講談社の歴史”. 講談社. 2021年9月4日閲覧。
- ^ “レファレンス協同データベース”. 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b c “ディズニー、講談社とアニメ作品の配信を含む戦略的協業の拡大を発表 第一弾として『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』をディズニーの動画配信サービスにて見放題世界独占配信”. ディズニー公式 (2022年11月30日). 2022年12月1日閲覧。
- ^ オフィシャルスポンサー、東京ディズニーリゾート
- ^ 講談社は東京ディズニーシー®/東京ディズニーランド®のオフィシャルスポンサーです。、講談社公式サイト
- ^ “リバプールFCとオフィシャル・グローバル・パートナーシップ契約締結のお知らせ” (PDF). 講談社 (2021年6月22日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ 読みたい:最前線 創業百年の「書き下ろし100冊」、毎日新聞、2009年12月15日[リンク切れ]
- ^ 『オープンわずか3週間でキャッチコピーを反故に。講談社発のマンガ投稿サイト「DAYS NEO(デイズネオ)」、〝講談社7誌100人超の編集者と出逢える場所〟のはずが…?』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧。
- ^ 『「ミクサライブ東京」が1周年を記念して2.5次元俳優や声優などのVRコンテンツ専用チャンネルを開設!』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧。
- ^ 『講談社がインディーゲーム開発者に年間最大1000万円支給&全力サポート!』(プレスリリース)、講談社。2022年4月9日閲覧。
- ^ “講談社とアマゾン、「異例」直接取引の背景は 待ったなしの流通改革”. 朝日新聞. (2019年9月16日) 2021年9月17日閲覧。
- ^ “講談社 グループ会社を再編 豊国印刷、第一紙業は解散”. 文化通信デジタル (2022年2月22日). 2022年2月23日閲覧。
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- ^ “講談社ビジネスパートナーズ、KPSホールディングスに個人情報取扱事業・不動産事業以外の全事業を譲渡”. マールオンライン. 2022年2月23日閲覧。
- ^ “令和4年2月16日(本紙第676号)29ページ、新設分割公告”. 官報. (2022年2月16日)
- ^ a b “ワニブックスを講談社が子会社化 タレントの書籍や写真集”. 共同通信 (2024年5月24日). 2024年5月24日閲覧。
- ^ “20万部で創刊し話題!料理家・栗原はるみが新雑誌で伝えたいこと | mi-mollet NEWS FLASH Lifestyle | mi-mollet(ミモレ) | 明日の私へ、小さな一歩!(1/2)”. mi-mollet(ミモレ). 2022年4月9日閲覧。
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- ^ “「ルラ ジャパン」の発売元が講談社からマガジンハウスに”. WWD JAPAN. 2019年3月31日閲覧。
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- ^ 「ニッポン少年マンガ 過去の50年 未来の50年」 - テレビ東京 2009年3月23日
- ^ TBS・講談社 ドラマ原作大賞
- ^ “MBS:7月に深夜アニメ枠スーパーアニメイズム新設 アニメイズムは継続”. MANTANWEB (2019年3月8日). 2021年8月10日閲覧。
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- ^ 「デスノート」から盗作…少年マガジンが謝罪 - 産経新聞、2007年12月22日
- ^ 和田武士 (2010年9月29日). “賠償訴訟:韓国「ダイエット主婦」側、無断で和訳本と提訴 講談社に賠償求める”. 毎日jp. 2010年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年10月2日閲覧。
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- ^ 講談社社員が慶應大生を名乗りアンケートを漫画ブログ運営者に送付、INTERNET Watch、2007年11月29日
- ^ 社史昭和編(1959), p727
- ^ a b 社史明治・大正編(1959), p591-592
- ^ “(株)講談社『講談社の80年 : 1909〜1989』(1990.07)”. 渋沢社史データベース. 渋沢栄一記念財団. 2023年12月13日閲覧。
- ^ “(株)講談社『講談社の80年 : 1909〜1989』(1990.07)”. 渋沢社史データベース. 渋沢栄一記念財団. 2023年12月13日閲覧。
- ^ 社史昭和編(1959), p201
- ^ 講談社が一迅社を完全子会社化、コミックナタリー、2016年10月14日
- ^ 講談社インターナショナル、4月末で解散、新文化オンライン、2011年3月9日
- ^ “出版社の武田ランダムハウスが破産、負債総額9億3千万円”. MSN産経ニュース (2012年12月17日). 2013年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月9日閲覧。
- ^ 株式会社講談社フェーマススクールズ 国税庁法人番号公表サイト
- ^ “講談社とDNP 米国の翻訳マンガ出版ヴァーティカル買収”. 2022年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月13日閲覧。
- ^ “講談社コミッククリエイトが解散”. 文化通信デジタル (2021年9月14日). 2021年9月19日閲覧。
- ^ “株式会社Cygames、株式会社講談社と業務提携 コミックスレーベル「サイコミ」の創刊を発表”. 2017年7月30日閲覧。
参考文献
編集- 社史編纂委員会 編『講談社の歩んだ五十年』(1959年) NCID BN06458324、全国書誌番号:60002001
- 明治・大正編 / 昭和編
関連項目
編集- イエロージャーナリズム
- 講談社スーパーキャラクターフェスティバル(Kフェス) - 講談社主催のイベント
- 野間道場
- Advanced Publishing Laboratory
著名なOB・OG
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- Mixalive TOKYO公式
- 講談社広報室 (@kdspr3) - X(旧Twitter)(2014年10月24日 10:34:35 - )※ UTC表記。
- 講談社 (kodansha.co.jp) - Facebook
- KODANSHAcojp - YouTubeチャンネル(2009年9月17日 - )
- 講談社 - メディア芸術データベース
- 国民雑誌『キング』誕生から100年…日本初の「100万部雑誌」はいかにして生まれたのか?そのウラにいた「宣伝マニア」の存在と「ヒットの秘密」 (講談社資料センター、2024年11月23日)