野間省伸
日本の実業家
野間 省伸(のま よしのぶ、1969年〈昭和44年〉1月13日 - )は、日本の実業家。講談社代表取締役社長(第7代)、武蔵カントリー倶楽部代表取締役社長、一般社団法人デジタル出版者連盟代表理事。東京都出身[1][2]。
のま よしのぶ 野間 省伸 | |
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国立国会図書館より公表された肖像 | |
生誕 |
1969年1月13日(55歳) 日本 東京都 |
教育 |
慶應義塾大学法学部政治学科 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 |
職業 | 講談社第7代社長 |
家族 |
阿南惟幾(父方の祖父) 野間省一(母方の祖父) 野間惟道(父) 野間佐和子(母) |
来歴
編集- 1987年3月 - 暁星高等学校卒業[3]。
- 1991年3月 - 慶應義塾大学法学部政治学科卒業[4]。
- 1991年4月 - 三菱銀行(現:三菱UFJ銀行)入行[注 1]。
- 1999年2月 - 東京三菱銀行を退行し[注 1]、講談社に入社。同時に、同社取締役就任。
- 2003年2月 - 株式会社講談社常務取締役就任。
- 2004年2月 - 株式会社講談社代表取締役副社長就任。
- 2007年3月 - 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程修了[5]。
- 2011年3月31日 - 株式会社講談社代表取締役社長就任。当初は4月中旬の就任を予定していたが、母の死去に伴い就任が前倒しとなった。
- 2021年3月 - 株式会社武蔵カントリー倶楽部代表取締役社長就任[6]。
家族・親族
編集電子書籍に対する考え
編集「電子書籍によって単純に紙書籍がなくなるとは考えない。電子書籍という読む手段が増えることで新しい読者が発掘され、紙書籍の需要にも刺激を与える」と考えている[7]。上巻を約1か月間ネットで無料公開した五木寛之の『親鸞』は、公開後に書店での売り上げが上下巻とも25%以上伸びた[8]。
2012年2月20日、6月から著作権者の承諾を得た全ての新刊書で紙書籍の刊行と合わせて電子書籍配信を行える態勢を講談社にて開始することを発表した[9]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 株式会社トーハンの有価証券報告書
- ^ 講談社、社長に野間省伸副社長が昇格 - 日本経済新聞、2011年2月23日
- ^ 日本経済新聞社・日経BP社. “文化祭で「レコード大賞」 ホリプロ社長の暁星高時代|キャリア|NIKKEI STYLE”. NIKKEI STYLE. 2022年2月18日閲覧。
- ^ “野間省伸・講談社副社長(日本電子書籍出版社協会代表理事)--紙の本と電子の本を売る力が必要、権利だけの主張は論外だ | 企業戦略”. 東洋経済オンライン (2010年7月9日). 2022年2月18日閲覧。
- ^ “早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 平田竹男研究室 メンバーのプロフィールと研究課題”. www.waseda.jp. 2022年2月18日閲覧。
- ^ “株式会社武蔵カントリー倶楽部 有価証券報告書 ‐ 第64期(令和3年1月1日 ‐ 令和3年12月31日)”. EDINET. 2022年11月10日閲覧。
- ^ 京極夏彦著『死ねばいいのに』iPad版電子書籍等配信・販売に関する記者会見について
- ^ 紙の本と電子の本を売る力が必要、権利だけの主張は論外だ
- ^ 電子版同時発売可能に=講談社 - 時事通信、2012年2月20日
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