自衛隊福島地方協力本部
自衛隊福島地方協力本部(じえいたいふくしまちほうきょうりょくほんぶ、Fukusima Provincial Cooperation Office)は、福島県福島市花園町5-46福島第二地方合同庁舎2階に本部が所在する[1]、自衛隊地方協力本部のひとつ。
自衛隊福島地方協力本部 JSDF Fukusima Provincial Cooperation Office | |
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種別 | 自衛隊地方協力本部 |
管轄区域 | 福島県 |
所在地 |
〒960-8162 福島県福島市花園町5番46号 福島第二地方合同庁舎2階 |
リンク | 公式サイト |
概要
編集陸・海・空自衛隊共同の機関だが、平素は陸上自衛隊の東北方面総監の指揮監督下にある。防衛省・自衛隊の総合窓口として福島県内を管轄する。
沿革
編集編成
編集- 総務課(業務全般の管理運営・支援業務の統括、会計に関する業務)
- 募集課(自衛官の募集・採用に関する業務)
- 募集班
- 業務班
- 広報班(自衛隊のイベント等、広報に関する業務)
- 援護課
- 予備自衛官室(予備自衛官等の管理に関する業務)
- 援護班(退職自衛官の再就職援護に関する業務)
- 福島地区援護センター:福島駐屯地内(退職自衛官の就職支援等)
- 郡山地区援護センター:郡山駐屯地内(退職自衛官の就職支援等)
装備車両表示は「福地本」
出先機関
編集- 福島募集案内所 担当地区:福島市、伊達市、二本松市、本宮市、川俣町、国見町、桑折町、大玉村
- いわき地域事務所 担当地区:いわき市
- 郡山地域事務所 担当地区:郡山市、須賀川市、田村市、三春町、小野町、天栄村
- 相双地域事務所 担当地区:南相馬市、相馬市、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町、新地町、楢葉町、広野町、飯舘村、葛尾村、川内村
- 白河地域事務所 担当地区:白河市、矢祭町、塙町、棚倉町、浅川町、古殿町、石川町、鏡石町、矢吹町、玉川村、平田村、鮫川村、西郷村、泉崎村、中島村
- 会津若松出張所 担当地区:会津若松市、喜多方市、下郷町、会津美里町、会津坂下町、西会津町、柳津町、金山町、三島町、南会津町、只見町、磐梯町、猪苗代町、北塩原村、昭和村、檜枝岐村、湯川村
主要幹部
編集官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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自衛隊福島地方協力本部長 | 1等陸佐 | 栗木茂幸 | 2023年 | 8月 1日陸上自衛隊教育訓練研究本部研究部総括室長 |
代 | 階級 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 |
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1 | 2等海佐 | 島田喜与三 | 1956年 ※1958年 2月16日 1等海佐昇任 |
8月 1日 - 1959年 3月16日海兵62期 | (2等海佐) |
横須賀補充部付 →1959年6月1日 横須賀防備隊司令 |
2 | 1等陸佐 | 杉本保次 | 1959年 | 3月17日 - 1960年11月27日陸士44期 | 第20普通科連隊長 | 陸上自衛隊高射学校勤務 |
3 | 2等陸佐 | 中村豊 | 1960年11月28日 - 1963年 | 7月31日早稲田大学 | 陸上自衛隊東北地区補給処総務部長 | 大宮駐とん地業務隊長 |
4 | 1等陸佐 | 川口正義 | 1963年 | 8月 1日 - 1966年 7月15日陸士47期・ 陸大59期 |
陸上自衛隊幹部学校研究員 | 東部方面総監部付 →1967年2月7日 停年退官 |
5 | 2等陸佐 | 東条貞介 | 1966年 ※1968年 7月 1日 1等陸佐昇任 |
7月16日 - 1970年 7月15日第5戦車大隊長 兼 鹿追駐屯地司令 |
自衛隊福島地方連絡部勤務 | |
6 | 1等陸佐 | 渡部豊喜 | 1970年 | 7月16日 - 1972年 3月15日陸士56期 | 東北方面総監部第1部勤務 | 東北方面総監部総務課長 |
7 | 1等陸佐 | 今井寛秀 | 1972年 | 3月16日 - 1974年 3月15日陸航士55期 | 陸上自衛隊幹部学校勤務 | 東部方面総監部付 →1974年7月27日 停年退官 |
8 | 1等陸佐 | 片平胞吉 | 1974年 | 3月16日 - 1978年 3月15日清水高等商船 | 秋田駐とん地業務隊長 | 第2施設団本部勤務 |
9 | 1等陸佐 | 原豊 | 1978年 | 3月16日 - 1979年 7月31日山口経専 | 第18普通科連隊長 | 東北方面総監部監察官 |
10 | 1等海佐 | 鈴木克男 | 1979年 | 8月 1日 - 1981年 7月31日防大2期 | 海上幕僚監部防衛部防衛課勤務 | 自衛艦隊司令部付 →1981年9月1日 プログラム業務隊司令 |
11 | 事務官 | 鈴木正孝 | 1981年 | 8月 1日 - 1983年 7月 3日中央大学 | 防衛局計画官付システム分析室長 | 装備局通信課長 |
12 | 1等陸佐 | 當山慶三 | 1983年 | 7月 4日 - 1985年 8月 7日早稲田大学 | 東北方面総監部人事部募集課長 | 武山駐屯地業務隊長 |
13 | 1等陸佐 | 細谷集三 | 1985年 | 8月 8日 - 1987年 8月 1日防大1期 | 陸上自衛隊高射学校第1教育部長 | 退職(陸将補昇任) |
14 | 1等陸佐 | 小関隆久 | 1987年 | 8月 1日 - 1989年 7月31日防大6期 | 第9特科連隊長 兼 岩手駐屯地司令 |
第1特科団副団長 |
15 | 1等陸佐 | 河合義昭 | 1989年 | 8月 1日 - 1991年 7月31日37期幹候(I) | 陸上幕僚監部監理部総務課庶務室長 | 陸上幕僚監部装備部輸送課長 |
16 | 1等陸佐 | 福井孝三 | 1991年 | 8月 1日 - 1993年 6月30日熊本商科大学・ 昭和42年卒 |
陸上幕僚監部防衛部運用課通信班長 | 陸上幕僚監部装備部通信電子課長 |
17 | 1等陸佐 | 横山一 | 1993年 | 7月 1日 - 1995年 7月31日防大15期 | 陸上幕僚監部防衛部運用課 運用第1班長 |
第7普通科連隊長 兼 福知山駐屯地司令 |
18 | 1等陸佐 | 池田順一郎 | 1995年 | 8月 1日 - 1997年12月 7日防大13期 | 陸上自衛隊幹部学校主任研究開発官 | 第9師団司令部幕僚長 |
19 | 1等陸佐 | 小池保治 | 1997年12月 | 8日 - 2001年 1月10日防大17期 | 第25普通科連隊長 兼 遠軽駐屯地司令 |
第4師団司令部幕僚長 |
20 | 1等空佐 | 山内賢二 | 2001年 | 1月11日 - 2003年 3月31日防大19期 | 第1航空団基地業務群司令 | 航空自衛隊幹部学校 情報主任研究開発官 |
21 | 1等空佐 | 松原準一 | 2003年 | 4月 1日 - 2005年 3月31日防大20期 | 情報本部勤務 | 航空支援集団司令部総務部長 |
22 | 1等陸佐 | 中川公太郎 | 2005年 | 4月 1日 - 2006年12月 5日法政大学・ 昭和52年卒 |
東北方面武器隊長 | 陸上自衛隊東北補給処副処長 |
23 | 1等陸佐 | 武谷博文 | 2006年12月 | 6日 - 2008年11月30日防大26期 | 陸上幕僚監部人事部 厚生課給与室長 |
陸上自衛隊富士学校企画室長 |
24 | 1等陸佐 | 馬塲清美 | 2008年12月 | 1日 - 2010年11月30日防大28期 | 中部方面通信群長 | 陸上幕僚監部装備部 通信電子課長 |
25 | 1等陸佐 | 安田孝仁 | 2010年12月 | 1日 - 2012年12月 3日防大27期 | 陸上自衛隊幹部候補生学校学生隊長 | 青森駐屯地業務隊長 |
26 | 1等陸佐 | 中村浩之 | 2012年12月 | 4日 - 2014年 7月31日防大29期 | 第6高射特科群長 兼 八重瀬分屯地司令 |
第2高射特科団副団長 |
27 | 1等陸佐 | 榑林寿弘 | 2014年 | 8月 1日 - 2016年 3月22日北海学園大学・ 平成3年卒 |
陸上幕僚監部運用支援・情報部付 | 陸上自衛隊化学学校教育部長 |
28 | 1等陸佐 | 川野静生 | 2016年 | 3月23日 - 2018年 7月31日防大34期 | 第8高射特科群長 兼 青野原駐屯地司令 |
第2高射特科団副団長 |
29 | 1等陸佐 | 神田謙 | 2018年 | 8月 1日 - 2021年 3月14日防大34期 | 陸上自衛隊高射学校第1教育部長 | 東部方面混成団副団長 |
30 | 1等陸佐 | 岡本良貴 | 2021年 | 3月15日 - 2023年 7月31日防大33期 | 防衛大学校訓練部訓練課長 | 退職(陸将補昇任)[3] |
31 | 1等陸佐 | 栗木茂幸 | 2023年 | 8月 1日 -防大39期 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部研究部 総括室長 |
脚注
編集- ^ a b 自衛隊福島地方協力本部庁舎移転完了のお知らせ
- ^ “自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和31年 6月14日政令第180号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年6月19日閲覧。
- ^ 自衛隊法第65条の13の規定に基づく令和5年度若年定年等隊員の就職の援助の実施結果の公表について (PDF)
関連項目
編集外部リンク
編集- 自衛隊福島地方協力本部
- 自衛隊福島地方協力本部 (@Fukushimapco) - X(旧Twitter)