2021年のJリーグカップ

2021年に開催された第29回Jリーグカップ
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2021年のJリーグカップは、2021年3月2日より10月30日まで開催された、第29回Jリーグカップである。

2021 Jリーグカップ
JリーグYBCルヴァンカップ
開催国 日本の旗 日本
開催期間 2021年3月2日 - 10月30日
参加チーム数 20
優勝 名古屋グランパス
準優勝 セレッソ大阪
試合総数 69
ゴール数 172 (1試合平均 2.49点)
観客動員数 290,664 (1試合平均 4,213人)
得点王 デンマークの旗 キャスパー・ユンカー(浦和)
ブラジルの旗 アダイウトン(FC東京)
日本の旗 仲川輝人(横浜FM)
日本の旗 稲垣祥(名古屋)
(以上4得点)
最優秀選手 日本の旗 稲垣祥 (名古屋)
2020
2022
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概要

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ヤマザキビスケットを冠スポンサー(リーグカップパートナー)として[1]、「2021JリーグYBCルヴァンカップ」(: 2021 J.LEAGUE YBC Levain CUP)の名称で行われた。

本年についてはJリーグが公式戦開催にあたって、通常通りの試合の開催を原則とすること前提に「みなし開催」ルール[注釈 1]が導入されたことを踏まえて、基本的に2019年大会と同様のレギュレーションに戻された。

大会レギュレーション

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2021年1月22日にグループステージの組み合わせと日程、プレーオフステージ、プライムステージの開催予定日が公表された[3]。レギュレーションは[4]に掲載されている(レギュレーションの発表日は公式リリースにはなかったため不詳)。2020年大会で当初想定されていた形を概ね踏襲している。

グループステージ

プレーオフステージ

  • プレーオフステージはグループステージを勝ち上がったクラブ同士の対戦により、ホーム・アンド・アウェーでの2試合制で実施される。
    • 勝者 (勝利数の多いクラブ。同勝利数の場合は下記により決定) がプライムステージへ進出。
    1. 2試合における合計得点数 (=得失点差)
    2. アウェーでの得点数 (アウェーゴールルール)
    3. 15分ハーフの延長戦 (第2戦の後半終了後に引き続き実施、アウェーゴールルールは採用せず)
    4. PK戦 (グループステージと同様)

プライムステージ

  • プライムステージは準々決勝(プレーオフステージ勝ち上がりの4クラブ+ACL出場の4クラブ)、準決勝、決勝をノックアウト方式で行う。
    • 準々決勝・準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で、勝敗の決定方法はプレーオフステージと同様。
    • 決勝は1試合勝負で、45分ハーフで決着しない場合は15分ハーフの延長戦→PK戦により勝敗を決定する。
      • 決勝が中止となり代替開催日も設定できない場合、決勝に進出した2クラブを優勝扱いとする(賞金は1億円ずつ折半)が、中止理由が一方のクラブの責めに帰すべき事由の場合はもう一方のクラブを優勝とし、双方のクラブの責めに帰すべき事由の場合は両クラブとも準優勝扱いとする[2]
    • 組み合わせ抽選は2021年7月15日に開催された。プライムステージ進出クラブ代表によるオープンドロー(公開抽選)により行われるのは例年と同様だが、この年は前年同様、各チームの代表がWeb会議システムで参加した上で、Jリーグ公式YouTubeチャンネル「JリーグTV」で生配信された。参加選手は金子拓郎(札幌)、荒木遼太郎(鹿島)、小泉佳穂(浦和)、渡辺剛(FC東京)、山根視来(川崎)、中谷進之介(名古屋)、坂元達裕(C大阪)[5]。なお、G大阪からは宇佐美貴史が参加予定だったが、チーム事情により欠席となり、代理として取締役GMの和田昌裕が参加した[6]

また、エントリー下限人数(試合には少なくとも13人の選手をエントリーできなければならない)を設けることから、2020年大会の中断後の再開時に発表された「U-21先発出場ルール(その年に21歳になる、あるいはそれ未満の年齢の日本国籍選手を1人以上先発に含める)の適用取り止め」は今大会も継続する[7]

大会日程

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決勝を除く各日程については2021年1月22日に発表[3]、決勝の開催日は2021年2月5日に発表された[8]。前々年までと異なり、グループステージ第2節が週末の開催になるほか、一部の節で日程を分散した開催が予定されている。日付は全て2021年。

ステージ ラウンド 第1戦 第2戦 備考
グループステージ 第1節 3月2日 / 3日
第2節 3月27日 / 28日
第3節 4月20日 / 21日
第4節 4月28日
第5節 5月5日
第6節 5月19日
プレーオフステージ 6月2日 / 5日 / 6日[9] 6月6日 / 13日[9] 当初は6月2日 / 6日 / 12日 / 13日の日程が設定されていた
プライムステージ 準々決勝 09月01日 09月05日
準決勝 10月06日 10月10日
決勝 10月30日

グループステージ

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Aグループ

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チーム ANT CON AVI SAG
1 鹿島アントラーズ 6 3 3 0 14 4 +10 12 プレーオフステージ進出 3–0 1–1 3–0
2 北海道コンサドーレ札幌 6 3 2 1 11 8 +3 11 0–0 1–1 2–1
3 アビスパ福岡 6 2 2 2 10 11 −1 8 1–5 2–3 4–1
4 サガン鳥栖 6 0 1 5 5 17 −12 1 2–2 1–5 0–1
出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション






Bグループ

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チーム TOK VIS TRI VOR
1 FC東京 6 3 3 0 6 2 +4 12 プレーオフステージ進出 2–0 1–1 1–0
2 ヴィッセル神戸 6 2 2 2 6 4 +2 8 0–0 0–0 0–1
3 大分トリニータ 6 1 3 2 4 6 −2 6 0–1 1–3 1–1
4 徳島ヴォルティス 6 1 2 3 3 7 −4 5 1–1 0–3 0–1
出典: 順位表戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション






2021年5月19日 第6節 FC東京 1 - 1 大分トリニータ 調布市
19:00
公式記録
試合経過
競技場: 味の素スタジアム
観客数: 2,842人
主審: 西村雄一

Cグループ

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チーム RED BEL YFC REY
1 浦和レッズ 6 2 3 1 7 5 +2 9 プレーオフステージ進出 0–0 2–0 0–1
2 湘南ベルマーレ 6 1 5 0 4 3 +1 8 0–0 1–0 1–1
3 横浜FC 6 2 1 3 5 6 −1 7 1–2 1–1 2–0
4 柏レイソル 6 1 3 2 6 8 −2 6 3–3 1–1 0–1
出典: 順位表戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション

2021年3月3日 第1節 柏レイソル 0 - 1 横浜FC 柏市
18:03 公式記録
試合経過
競技場: 三協フロンテア柏スタジアム
観客数: 2,260 人
主審: 谷本涼


2021年4月21日 第3節 横浜FC 1 - 2 浦和レッズ 横浜市
19:03
公式記録
試合経過
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 2,481人
主審: 上田益也

2021年4月28日 第4節 横浜FC 2 - 0 柏レイソル 横浜市
19:03
公式記録
試合経過
競技場: ニッパツ三ツ沢球技場
観客数: 1,891人
主審: 川俣秀


2021年5月19日 第6節 浦和レッズ 2 - 0 横浜FC さいたま市
19:00
公式記録
試合経過
競技場: 埼玉スタジアム2002
観客数: 4,252人
主審: 福島孝一郎

Dグループ

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チーム FMA SSP VEG SFR
1 横浜F・マリノス 6 4 2 0 17 4 +13 14 プレーオフステージ進出 5–1 1–0 5–0
2 清水エスパルス 6 2 2 2 7 8 −1 8 0–0 4–1 1–2
3 ベガルタ仙台 6 2 0 4 7 11 −4 6 2–5 0–1 3–0
4 サンフレッチェ広島 6 1 2 3 3 11 −8 5 1–1 0–0 0–1
出典: 順位表, 戦績表
順位の決定基準: 大会レギュレーション




2021年4月28日 第4節 ベガルタ仙台 2 - 5 横浜F・マリノス 仙台市
18:03
公式記録
試合経過
競技場: ユアテックスタジアム仙台
観客数: 1,953人
主審: 柿沼亨


プレーオフステージ

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組み合わせは2021年5月19日のグループステージ全日程終了後に発表された[9]

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
清水エスパルス 1 - 3 鹿島アントラーズ 0 - 1 1 - 2
FC東京 4 - 2 湘南ベルマーレ 0 - 1 4 - 1
北海道コンサドーレ札幌 4 - 2 横浜F・マリノス 1 - 1 3 - 1
ヴィッセル神戸 3 - 4 浦和レッズ 1 - 2 2 - 2

第1戦

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2021年6月2日
19:03
清水エスパルス
(グループD2位)
0 - 1 鹿島アントラーズ
(グループA1位)
公式記録
試合経過
林尚輝   8分

2021年6月5日
14:03
FC東京
(グループB1位)
0 - 1 湘南ベルマーレ
(グループC2位)
公式記録
試合経過
ウェリントン   71分

2021年6月6日
13:03
北海道コンサドーレ札幌
(グループA2位)
1 - 1 横浜F・マリノス
(グループD1位)
青木亮太   26分 公式記録
試合経過
仲川輝人   45+2分

2021年6月6日
18:03
ヴィッセル神戸
(グループB2位)
1 - 2 浦和レッズ
(グループC1位)
ドウグラス   3分 公式記録
試合経過
伊藤敦樹   45+1分
興梠慎三   71分


第2戦

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二試合合計スコア 3 - 1で鹿島アントラーズがプライムステージ進出


二試合合計スコア 4 - 2でFC東京がプライムステージ進出


二試合合計スコア 4 - 2で北海道コンサドーレ札幌がプライムステージ進出


二試合合計スコア 4 - 3で浦和レッズがプライムステージ進出



プライムステージ

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プライムステージの組み合わせは2021年7月15日のオープンドローの結果、以下の通り決定した[6][11]

抽選に当たっては、日本代表戦や東京オリンピックとの兼ね合いによるスタジアム確保の都合による制約のみが考慮され、それ以外の制約は設けられなかった。具体的な方式は以下の通り[12]

  • まず、準々決勝において第2戦でのみホームゲームが開催できるクラブ(鹿島・FC東京・川崎・G大阪)の抽選を行う。下記のトーナメント表において上から1・3・5・7番目のみに入ることができるため、これらの番号を書いたカードを用意しドローしていく。
  • 次いで、準決勝において第1戦でのみホームゲームが開催できるクラブ(浦和)が入る場所の抽選を行う。下記のトーナメント表において上から4・8番目のみに入ることができるため、これらの番号を書いたカードを用意しどちらかをドローする。
  • 最後に、残るクラブ(札幌・名古屋・C大阪)が入る場所の抽選を行う。浦和が引かなかったカードに、2・6の番号を書いたカードを加え、これらをドローしていく。

以下のトーナメント表は、準々決勝と準決勝については、上段に第2戦のホームチームを、下段に第1戦のホームチームを記載する。

  準々決勝
(9月1日・9月5日)
準決勝
(10月6日・10月10日)
決勝
(10月30日)
                             
 FC東京 1 2 3  
 北海道コンサドーレ札幌 2 0 2  
   FC東京 1 2 3  
   名古屋グランパス 3 1 4  
 鹿島アントラーズ 0 0 0
   名古屋グランパス 2 2 4  
     名古屋グランパス 2
   セレッソ大阪 0
   ガンバ大阪 1 0 1  
 セレッソ大阪 0 4 4  
   セレッソ大阪 1 1 2
   浦和レッズ 1 0 1  
 川崎フロンターレ 1 3 4
   浦和レッズ 1 3 4 (a)  

準々決勝

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
FC東京 3 - 2 北海道コンサドーレ札幌 1 - 2 2 - 0
鹿島アントラーズ 0 - 4 名古屋グランパス 0 - 2 0 - 2
ガンバ大阪 1 - 4 セレッソ大阪 1 - 0 0 - 4
川崎フロンターレ 4 - 4(a) 浦和レッズ 1 - 1 3 - 3

準々決勝第1戦

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準々決勝第2戦

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二試合合計スコア 3 - 2でFC東京が準決勝進出


二試合合計スコア 4 - 0で名古屋グランパスが準決勝進出


二試合合計スコア 4 - 1でセレッソ大阪が準決勝進出


二試合合計スコア 4 - 4、アウェーゴール 3 - 1 で浦和レッズが準決勝進出


準決勝

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
FC東京 3 - 4 名古屋グランパス 1 - 3 2 - 1
セレッソ大阪 2 - 1 浦和レッズ 1 - 1 1 - 0

準決勝第1戦

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準決勝第2戦

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二試合合計スコア 4 - 3で名古屋グランパスが決勝進出


二試合合計スコア 2 - 1でセレッソ大阪が決勝進出


決勝

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決勝に駒を進めたのは、第1戦3-1で勝利しながら、第2戦で2点リードされ絶体絶命の状況からFWシュヴィルツォクのシュートのこぼれ球を頭で押し込んだMF稲垣祥の決勝点でFC東京を下し、過去8度阻まれた「4強の壁」[13]を乗り越えて初の決勝進出を決めた名古屋[14]と、第1戦1-1からFW加藤陸次樹のワンタッチゴールが決勝点となって浦和を下し、優勝した2017年大会以来4年ぶりの決勝進出を決めたC大阪[15]の2チーム。両者は直前のミッドウィーク(10月27日)に天皇杯準々決勝でも対戦し、中2日で異なるカップ戦での同一カードに臨むという異例の対決となった[16]。加えて名古屋のFW柿谷曜一朗[17]とDF木本恭生[18]にとっては、移籍1年目での古巣対戦となる因縁の試合ともなった。

天皇杯で大幅な選手入れ替え(ターンオーバー)を行って3-0で名古屋に勝利したC大阪は天皇杯から8人を入れ替え、名古屋も4人を入れ替えて臨んだこの試合は立ち上がりから堅い展開となり、前半のチャンスらしいチャンスと言えば11分の名古屋FWマテウスのクロスに合わせた柿谷のバイシクルシュートや、34分のC大阪DF松田陸のアーリークロスにFW山田寛人が走り込んだ場面程度で[13]、前半半ばからはC大阪ペースであったものの[19]無得点のまま前半を折り返す。

後半開始時にC大阪が清武弘嗣を投入して攻勢を強めようとするが、逆に47分、名古屋の得た左コーナーキックをFW相馬勇紀が放つと、ニアサイドでFW柿谷がそらせたボールがゴール前をすり抜け、ファーサイドにいたFW前田直輝が頭で合わせて名古屋が先制する[13][19]。先制点を奪われ追いつきたいC大阪は55分に「名古屋キラー」FW大久保嘉人を投入する[13]一方、名古屋も58分にMF長澤和輝・FW齋藤学を投入してゴール前を固める布陣を敷き[19]、ゴール前に圧を掛けるC大阪に対し、跳ね返してカウンターを狙う名古屋という展開となる。75分にはC大阪DF松田陸のミドルシュートがゴールをかすめ、その3分後には松田陸のライナー性のクロスボールにに大久保が飛び込むが枠を捉えられない[20]。すると79分、直前に投入された名古屋FWシュヴィルツォクがドリブルで持ち上がってのカウンターからゴール前に切れ込み左足でシュートを放ち、これをC大阪GKキム・ジンヒョンが防いだボールに走り込んできた名古屋MF稲垣が右足でグラウンドに叩きつけるようなボレーシュートを決め、決定的な2点目を挙げる[13][19][20]。そのまま逃げ切った名古屋が初のリーグカップ制覇を遂げ、2010年のリーグ戦優勝以来11年ぶりとなるタイトルを獲得した[13][19]


名古屋グランパス
GK 01   ランゲラック
DF 04   中谷進之介
DF 06   宮原和也
DF 14   木本恭生   81分
DF 20   キム・ミンテ
DF 23   吉田豊
MF 15   稲垣祥
FW 08   柿谷曜一朗   73分
FW 11   相馬勇紀   58分
FW 16   マテウス
FW 25   前田直輝   58分
控えメンバー:
GK 21   武田洋平
DF 17   森下龍矢   81分
MF 05   長澤和輝   58分
FW 10   ガブリエル・シャビエル
FW 19   齋藤学   58分
FW 40   シュヴィルツォク   73分
FW 44   金崎夢生
監督:
  マッシモ・フィッカデンティ
セレッソ大阪
GK 21   キム・ジンヒョン
DF 02   松田陸
DF 14   丸橋祐介
DF 15   瀬古歩夢
DF 33   西尾隆矢
MF 04   原川力
MF 17   坂元達裕
MF 23   乾貴士
MF 25   奥埜博亮   75分
FW 29   加藤陸次樹   55分
FW 34   山田寛人   46分
控えメンバー:
GK 50   松井謙弥
DF 03   進藤亮佑
MF 10   清武弘嗣   46分
MF 05   藤田直之
FW 20   大久保嘉人   55分
FW 22   松田力
FW 32   豊川雄太   75分
監督:
  小菊昭雄
2021 Jリーグカップ 優勝
名古屋グランパス
初優勝

表彰

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表彰名 選手名 所属クラブ
大会MVP   稲垣祥 名古屋グランパス
ニューヒーロー賞   鈴木彩艶[21] 浦和レッズ

得点ランキング

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順位 選手 所属 得点
T1   キャスパー・ユンカー 浦和レッズ 4
  アダイウトン FC東京
  仲川輝人 横浜F・マリノス
  稲垣祥 名古屋グランパス
T5   ドウグラス・オリヴェイラ 北海道コンサドーレ札幌 3
  樺山諒乃介 横浜F・マリノス
  エヴェラウド 鹿島アントラーズ
  関根貴大 浦和レッズ
  水沼宏太 横浜F・マリノス
  オナイウ阿道 横浜F・マリノス
  城後寿 アビスパ福岡

最終更新は2021年10月30日の試合終了時、所属は大会出場時の所属チーム
出典: J.League Data Site

脚注

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注釈

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  1. ^ 試合が中止となり、代替試合が開催できない場合、当該試合は開催したものとみなした上で、以下の措置を執るルール[2]
    • 双方のチームの責によらない不可抗力による中止(悪天候等):「0-0の引き分け」扱い
    • 一方のチームの責による中止(エントリー人数不足など):責を負うチームが「0-3の敗戦」扱い
    • 双方のチームの責による中止:双方のチームが「0-3の敗戦」扱い(すなわち、勝敗数の和が一致しない可能性が生じる)
  2. ^ a b c 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の流行に伴い、日本政府が大会期間中に一部地域を対象に特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出したことを受け、Jリーグが政府からの要請を受けて期間内の対象地域での公式戦をリモートマッチ(無観客試合)で実施する決定したことによる[10]

出典

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  1. ^ 2021年Jリーグパートナー契約決定』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2020年12月15日https://www.jleague.jp/release/post-65451/2021年1月23日閲覧 
  2. ^ a b 2021シーズン 公式試合の中止に関する対応について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年1月28日https://www.jleague.jp/release/post-66011/2021年1月28日閲覧 
  3. ^ a b 2021 JリーグYBCルヴァンカップ 日程表 (PDF) - 日本プロサッカーリーグ、2021年1月22日公表
  4. ^ 2021JリーグYBCルヴァンカップ”. 日本プロサッカーリーグ. 2021年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月18日閲覧。
  5. ^ 2021 JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ組み合わせ決定オープンドロー(抽選会)実施のお知らせ ~7月15日(木)18時より 「Jリーグ公式YouTubeチャンネル」 にてライブ配信決定!~』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年7月12日https://www.jleague.jp/release/post-68476/2021年7月15日閲覧 
  6. ^ a b “ルヴァンカップ準々決勝で大阪ダービー! プライムステージ組み合わせが決定”. 超!WORLDサッカー!. (2021年7月15日). https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=399765 2021年7月15日閲覧。 
  7. ^ 2021シーズン 試合実施・大会ルールについて』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年1月28日https://www.jleague.jp/release/post-66053/2021年2月5日閲覧 
  8. ^ 2021JリーグYBCルヴァンカップ 決勝 開催日決定のお知らせ』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年2月5日https://www.jleague.jp/release/post-66114/2021年2月5日閲覧 
  9. ^ a b c 2021JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ組み合わせ決定!』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年5月19日https://www.jleague.jp/release/post-67870/2021年5月23日閲覧 
  10. ^ 緊急事態宣言対象地域におけるリモートマッチの開催について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年4月25日https://www.jleague.jp/release/post-67508/2021年4月29日閲覧 
  11. ^ 2021JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ組み合わせ決定!』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2021年7月15日https://www.jleague.jp/release/post-68497/2021年7月15日閲覧 
  12. ^ プライムステージの組み合わせ抽選会の様子をライブでお届けします!【2021JリーグYBCルヴァンカップ】”. YouTube. 日本プロサッカーリーグ (2021年7月15日). 2021年9月3日閲覧。
  13. ^ a b c d e f 名古屋11年ぶりタイトル!前田&稲垣弾でC大阪撃破!!ルヴァン杯悲願の初優勝”. ゲキサカ (2021年10月30日). 2021年10月31日閲覧。
  14. ^ クラブ初の決勝進出! 土俵際に追い詰められるも名古屋が合計スコア4-3でFC東京を撃破◎ルヴァン杯準決勝”. サッカーマガジンWeb (2021年10月10日). 2021年10月26日閲覧。
  15. ^ C大阪「夢のような」決勝進出! 加藤陸次樹がねじ込んで4年ぶりファイナルへ。浦和の大逆襲はわずかに及ばず◎ルヴァン杯準決勝第2戦”. サッカーマガジンWeb (2021年10月10日). 2021年10月26日閲覧。
  16. ^ セレッソ大阪【天皇杯 準々決勝 名古屋vs. C大阪】異例の同じ相手とのカップ戦2連戦。第1ラウンドとなる天皇杯準々決勝に挑む”. スポーツナビ (2021年10月26日). 2021年10月26日閲覧。
  17. ^ 名古屋・柿谷曜一朗「責任はもうついた」ルヴァン杯に挑む“ジーニアス”の成長を支えた家族の存在”. FNNプライムオンライン (2021年10月26日). 2021年10月26日閲覧。
  18. ^ 【J1名古屋】異例…中2日でC大阪と連戦 DF木本恭生が古巣相手に燃える「倒したい思い強い」【天皇杯】”. 中日スポーツ (2021年10月26日). 2021年10月26日閲覧。
  19. ^ a b c d e 名古屋が悲願のルヴァン杯制覇! クラブ史上初の決勝でC大阪に完封勝利”. サッカーキング (2021年10月30日). 2021年10月31日閲覧。
  20. ^ a b 堅守速攻の名古屋、ルヴァンカップ初優勝! 前田&稲垣のゴールでC大阪に2-0快勝”. サッカーダイジェストWeb (2021年10月30日). 2021年10月31日閲覧。
  21. ^ 2021JリーグYBCルヴァンカップ ニューヒーロー賞 鈴木 彩艶 選手(浦和レッズ)に決定!』(プレスリリース)日本サッカー協会、2021年10月25日https://www.jleague.jp/release/2021jリーグybcルヴァンカップ-ニューヒーロ/2021年10月30日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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