片山津町
日本の石川県江沼郡にあった町
片山津町(かたやまづまち)は、かつて石川県江沼郡にあった町。現在の加賀市北東部に相当する。片山津温泉で知られた。
かたやまづまち 片山津町 | |
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柴山潟と片山津温泉 | |
廃止日 | 1958年1月1日 |
廃止理由 |
新設合併 片山津町、大聖寺町、橋立町、山代町、動橋町、南郷村、三谷村、三木村、塩屋村 → 加賀市 |
現在の自治体 | 加賀市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方(北陸地方) |
都道府県 | 石川県 |
郡 | 江沼郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
11,113人 (1957年) |
隣接自治体 | 石川県:小松市、江沼郡動橋町、山代町、橋立町、大聖寺町、南郷村 |
片山津町役場 | |
所在地 | 石川県江沼郡片山津町大字片山津 |
座標 | 北緯36度20分42秒 東経136度21分54秒 / 北緯36.34497度 東経136.36494度座標: 北緯36度20分42秒 東経136度21分54秒 / 北緯36.34497度 東経136.36494度 |
ウィキプロジェクト |
地理
編集東側は柴山潟に面している。旧動橋町との境には八日市川が流れ、現在では柴山潟から日本海へ向けて新堀川が流れる。尼御前岬があるのも旧片山津町の区域である。
- 湖沼
- 柴山潟(加賀三湖)
- 河川
- 八日市川、新堀川
歴史
編集- 1942年(昭和17年)11月3日 - 塩津村及び作見村が合併して、片山津町が発足する。片山津温泉は両村にまたがっており、行政上の利点もあっての合併だった。
- 1944年(昭和19年)10月11日 - 北陸本線の作見信号場が駅に昇格して作見駅(現・加賀温泉駅)が開業。
- 1951年(昭和26年) - 大字大畠及び大字千崎が統合して、大字美岬が新設する。
- 1954年(昭和29年)9月30日 - 片山津町及び篠原村が合併して、改めて片山津町が発足する。6大字を合わせ、当町は19大字となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 月津村の区域の内、大字柴山の区域を編入する。同日、月津村は小松市に編入する。
- 1958年(昭和33年)1月1日 - 大聖寺町、片山津町、橋立町、山代町、動橋町、南郷村、三谷村、三木村及び塩屋村が合併して、加賀市が発足する。19大字は加賀市の町名に継承。
経済
編集江戸時代には大聖寺藩2代藩主の前田利明によって片山津温泉が発見された[1]。近代になって本格的な開発が始まり、1877年(明治10年)に片山津最初の温泉旅館が開業した[1]。
教育
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交通
編集娯楽
編集- 片山津映画劇場 - 映画館[2]。