片山津駅

かつて日本の石川県加賀市にあった北陸鉄道の駅

片山津駅(かたやまづえき)は、石川県加賀市片山津温泉に存在した北陸鉄道片山津線加南線)のである。1965年昭和40年)、同線の廃線に伴い廃駅となった。

片山津駅
かたやまづ
Katayamazu
片山津本町 (0.9 km)
地図
所在地 石川県加賀市片山津温泉
北緯36度20分37.9秒 東経136度22分2.4秒 / 北緯36.343861度 東経136.367333度 / 36.343861; 136.367333座標: 北緯36度20分37.9秒 東経136度22分2.4秒 / 北緯36.343861度 東経136.367333度 / 36.343861; 136.367333
所属事業者 北陸鉄道
所属路線 片山津線
キロ程 2.7 km(動橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1914年大正3年)4月29日
廃止年月日 1965年昭和40年)9月24日
備考 路線廃止に伴う廃駅
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概要

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片山津温泉の最寄駅で、加賀温泉郷の主要4温泉の中では馬車鉄道の開業が最も遅く、電車への転換も最後となった。なお馬車鉄道の時代から温泉電軌によって運営が行われていた。

歴史

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駅構造

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電化開業当初は島式ホーム1面2線であったが、後年に本線の駅舎に面した位置にもホームが造られてここで客扱いを行うようになっていた[1]。また当初から存在したホームの上屋は側線の線路を覆う大きさであった。

駅周辺

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柴山潟から片山津の温泉街を眺める

駅廃止後の近隣施設や主要道路は下記のとおり。片山津野球場や加賀市立片山津中学校は北西側にあるが、ともに当駅跡からやや離れた所にある。

廃止後

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駅の跡地には廃止翌年の1966年(昭和41年)2月19日に片山津バスターミナルが設置され、鉄道駅時代と同様に国鉄との連絡乗車券も取り扱っていたが、次第に業務内容が縮小され、末期には無人化されていた。代替バス路線も年を追うごとに減便されて2008年平成20年)5月1日に廃止され、ターミナルも撤去されて駐車場に転用されているが、2010年(平成22年)11月14日から加賀温泉駅とを結ぶ路線バスの運行が再開されている。

隣の駅

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北陸鉄道
片山津線
片山津本町駅 - 片山津駅

脚注

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  1. ^ 昭和30年代~50年代の地方私鉄を歩く 第16巻 北陸の電車たち(2) 石川県の私鉄(フォトパブリッシング、2022年4月刊)52頁

関連項目

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