鴨田町 (岡崎市)
愛知県岡崎市の町
鴨田町(かもだちょう)は、愛知県岡崎市岩津地区の町名。丁番を持たない単独町名であり、18の小字が設置されている。
鴨田町 | |
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北緯34度59分1.86秒 東経137度10分8.73秒 / 北緯34.9838500度 東経137.1690917度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 岡崎市 |
地区 | 岩津地区 |
面積 | |
• 合計 | 0.531183242 km2 |
人口 | |
• 合計 | 5,295人 |
• 密度 | 10,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-2121[3] |
市外局番 | 0564(岡崎MA)[4] |
ナンバープレート | 岡崎 |
地理
編集岡崎市の北西部に位置する。町内には松平氏菩提寺の大樹寺や、その塔頭を始めとした宗教施設が多数存在し、東部には真福寺道が通る。
かつては町域中央部を名鉄挙母線が通っていた。岡崎市内線と名鉄挙母線の事実上の接続駅だった大樹寺駅が町域中心部にあり、挙母線廃止後は名鉄バス大樹寺バス停(バスターミナル)及び駐車場となっている。
小字
編集
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世帯数と人口
編集2019年(令和元年)5月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
鴨田町 | 2,383世帯 | 5,295人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
1995年(平成7年) | 5,673人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 5,444人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 5,533人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 5,646人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 5,222人 | [9] |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
字・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
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字南魂場 | 岡崎市立井田小学校 | 岡崎市立葵中学校 | 三河学区 |
その他 | 岡崎市立大樹寺小学校 | 岡崎市立北中学校 |
歴史
編集かもだむら 鴨田村 | |
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廃止日 | 1889年10月1日 |
廃止理由 |
新設合併 大樹寺村、大門村、上里村、鴨田村、藪田村、百々村 → 大樹寺村 |
現在の自治体 | 岡崎市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 愛知県 |
郡 | 額田郡 |
隣接自治体 |
額田郡 薮田村、百々村、瀧村、東阿知和村、井田村 |
鴨田村役場 | |
所在地 | 愛知県額田郡鴨田村 |
ウィキプロジェクト |
額田郡鴨田村を前身とする。8世紀中頃に、額田八郷の一つとして鴨田郷ができた[12][13]。
中世、1467年、鴨田郷に分立されていた松平氏第4代松平親忠が、井田野合戦で勝利したのち戦死者を弔うため井田野の地に念仏堂(現西光寺)を建立し、千人塚を築いた。西光寺は岡崎観光きらり百選に、千人塚は市指定史跡[14]に、それぞれ選定されている。松平氏菩提寺の大樹寺を建立したのも松平親忠とされる[15]。
1560年5月19日昼、桶狭間の戦いで今川義元が戦死。同日夕方に大高城で義元戦死の報を聞いた松平元康(後の徳川家康)は夜半に退城し、翌20日、大樹寺に入った。ほどなく今川軍が岡崎城を退去したため、23日、元康は岡崎城に入城し、自立への第一歩を踏み出した[16][17][18][19]。
江戸時代には大樹寺領及び鴨田天満宮領となる。
沿革
編集- 1878年(明治11年) - 門前村と合併[20]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制施行。大樹寺村・薮田村・百々村・瀧村・東阿知和村・井田村と合併し、大樹寺村大字鴨田となる[20]。
- 1906年(明治39年)5月1日 - 合併に伴い、岩津村大字鴨田となる[21]。
- 1928年(昭和3年)5月1日 - 町制施行に伴い、岩津町大字鴨田となる[21]。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 岡崎市へ編入し、同市鴨田町となる[21]。
- 1968年(昭和43年)2月1日 - 一部が鴨田本町となる[22][21]。
- 1976年(昭和51年)3月25日 - 岡崎都市計画中部土地区画整理事業により、一部が井田新町となる[23]。
- 1978年(昭和53年)
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史跡
編集交通
編集- 道路
- 国道248号
- 愛知県道26号岡崎環状線(竜北メーンロード)
- 愛知県道39号岡崎足助線(足助街道、青木橋通り)
- 愛知県道335号南大須鴨田線(大沼街道)
- バス
施設
編集- 池内
- シャトレーゼ 岡崎店
- 北浦
- 鴨田天満宮
- 鴨田町民会館
- 北魂場
- イワタニ東海 三河支社
- 郷前
- 末広
- 田起
- 所屋敷
- 広元
- 大樹寺
- 回向院
- 白山神社
- 深田公園
- 岡崎市立大樹寺小学校
- 岡崎市大樹寺保育園
- あいち三河農業協同組合 大樹寺支店
- すき家 岡崎鴨田店
- 松屋 岡崎北店
- かっぱ寿司 岡崎大樹寺店
- ファミリーマート 岡崎鴨田広元店
- シュープラザ 岡崎店
- 洋服の青山 岡崎鴨田店
- 買取王国 岡崎大樹寺店
- TSUTAYA 岡崎大樹寺店
- ネッツトヨタ愛知 U-Car大樹寺店
- 西日本三菱自動車販売 岡崎大樹寺店
- 南魂場
- 向山
- 山畔
ギャラリー
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ “愛知県岡崎市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “支所・町別人口・世帯集計表(各月1日現在)” (XLS). 岡崎市(統計ポータルサイト) (2019年5月1日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年5月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年5月19日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “岡崎市立小中学校通学区域”. 岡崎市 (2018年6月9日). 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “市指定:史跡 松平八代墓”. 岡崎市ホームページ (2020年9月8日). 2021年7月19日閲覧。
- ^ 「市のあゆみ」岡崎市
- ^ 「こうた豆知識 」幸田町
- ^ 岡崎市教育委員会事務局社会教育課文化財班 (2015年2月27日). “岡崎市指定文化財目録”. 岡崎市. 2015年4月11日閲覧。
- ^ 「大樹寺」ブリタニカ百科事典
- ^ “『岡崎市史別巻 徳川家康と其周圍』上巻、1934年、p. 304-305”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2023年2月7日閲覧。
- ^ “『岡崎市史別巻 徳川家康と其周圍』上巻、1934年、p. 306-307”. 国立国会図書館デジタルコレクション. 2023年2月7日閲覧。
- ^ 『新編岡崎市史 中世 2』, p. 809.
- ^ 『三河物語』 1992, pp. 132–135.
- ^ a b 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 654.
- ^ a b c d 新編岡崎市史編さん委員会 1993, p. 655.
- ^ 新編岡崎市史編さん委員会 1983, p. 99.
- ^ a b c “「4 新旧町名対照一覧表」” (XLS). 岡崎市. 2019年5月26日閲覧。
- ^ a b “市指定:史跡 千人塚”. 岡崎市ホームぺージ (2020年9月8日). 2022年6月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “岡崎地区バス路線図”. 路線図ドットコム (2015年4月1日). 2015年4月11日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年5月18日閲覧。