東北中央自動車道
東北中央自動車道(とうほくちゅうおうじどうしゃどう、英語: TOHOKU-CHUO EXPWY[1])は、福島県相馬市を起点に山形県を経由し、秋田県横手市で秋田自動車道に接続する総延長約268キロメートル (km) の高速道路である。略称は東北中央道(とうほくちゅうおうどう)[2]。
高速自動車国道 一般国道自動車専用道路(A') (有料/無料) | |
---|---|
E13 東北中央自動車道 | |
地図 | |
路線延長 | 約268.0 km 2021年(令和3年)11月現在: 231.6 km |
開通年 | 1994年(平成6年) - |
起点 | 相馬市(相馬IC) |
主な 経由都市 |
福島市、米沢市、山形市、新庄市 |
終点 | 横手市(横手IC) |
接続する 主な道路 (記法) |
E6 常磐自動車道 E4 東北自動車道 E48 山形自動車道 E46 秋田自動車道 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
高速道路ナンバリングによる路線番号は、「E13」が割り振られている[3]。
概要
編集1984年(昭和59年)以降、この区間の道路は散発的に事業化されたが、1987年(昭和62年)第四次全国総合開発計画の閣議決定により、東北中央縦貫自動車道として相馬 - 横手間が高規格幹線道路に構想され初めて一体的に運用される見通しとなる。その後、順次事業化と着工が行われたが、事業化の見通しすら立たない区間も存在した。しかし、 2011年(平成23年)7月22日、東日本大震災をきっかけにした東北地方の復興の流れで国土交通大臣の大畠章宏により整備の方針が示され[4]、長らく基本計画区間のままで一部区間を除き事業化の目処が立っていなかった福島県内の区間が一般国道115号相馬福島道路として全区間が整備されることになった。
また、2013年度(平成25年度)には未事業化区間であった山形県北部から秋田県南部にかけての区間が「計画段階評価を進めるための調査」を行う区間に指定され[5]、全て調査区間に位置づけられることになり、このうち2015年度(平成27年度)に昭和 - 金山間は新庄金山道路、下院内 - 雄勝こまち間は横堀道路としてそれぞれ事業化[6]、2017年度(平成29年度)には及位 - 上院内間が真室川雄勝道路として事業化[7]、さらに2018年度(平成30年度)には金山 - 金山北間が金山道路として事業化され[8]、これにより構想から約31年を経て全ての区間が事業化となり、全線開通の見通しはたちつつある。
路線名
編集国土開発幹線自動車道の路線名は東北中央自動車道であり、以下の表のとおりとされている。
起点 | 主たる経過地 | 終点 |
---|---|---|
相馬市 | 福島市付近 米沢市付近 山形市付近 新庄市付近 | 横手市 |
高速自動車国道の路線を指定する政令の路線名は東北中央自動車道相馬尾花沢線であり、以下の表のとおりとされている。また、この路線名で建設されている箇所は少なく、多くは高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路である。
起点 | 重要な経過地 | 終点 |
---|---|---|
相馬市 | 福島市 米沢市 山形県東置賜郡高畠町 南陽市 上山市 山形市 天童市 東根市 村山市 | 尾花沢市 |
事業名は以下のとおりである。
- 一般国道115号 相馬福島道路[9] - 相馬IC - 桑折JCT
- 東北縦貫自動車道弘前線(東北自動車道) - 桑折JCT - 福島JCT
- 東北中央自動車道相馬尾花沢線 - 福島JCT - 米沢北IC
- 一般国道13号 米沢南陽道路 - 米沢北IC - 南陽高畠IC
- 東北中央自動車道相馬尾花沢線 - 南陽高畠IC - 尾花沢IC
- 一般国道13号 尾花沢新庄道路 - 尾花沢IC - 新庄IC
- 一般国道13号 新庄北道路 - 新庄IC - 新庄鮭川IC[10]
- 一般国道13号 泉田道路 - 新庄鮭川IC - 新庄真室川IC[10]
- 一般国道13号 新庄金山道路 - 新庄真室川IC - 金山IC[10]
- 一般国道13号 金山道路 - 金山IC - 金山北IC[11]
- 一般国道13号 主寝坂道路 - 金山北IC - 及位IC[12]
- 一般国道13号 真室川雄勝道路 - 及位IC - 上院内IC[7][13][14]
- 一般国道13号 院内道路 - 上院内IC - 下院内IC
- 一般国道13号 横堀道路 - 下院内IC - 雄勝こまちIC
- 一般国道13号 湯沢横手道路 - 雄勝こまちIC - 横手IC
インターチェンジなど
編集- IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に該当する。
施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。 - スマートインターチェンジ (SIC) は背景色■で示す。
- 路線名の特記がないものは市道。
- バスストップ (BS) のうち、○/●は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
- 英略字は以下の項目を示す。
IC 番号 |
施設名 | 接続路線名 | 相馬 から (km) |
備考 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
23 | 相馬IC | E6 常磐自動車道 国道115号 |
0.0 | ここから伊達桑折ICまで無料区間 | 福島県 | 相馬市 | |
1 | 相馬山上IC | 国道115号 | 6.0 | 桑折JCT方面出入口 | |||
2 | 相馬玉野IC | 国道115号 | 16.5 | 相馬IC方面出入口 | |||
3 | 霊山飯舘IC | 国道115号 | 21.5 | 桑折JCT方面出入口 | 伊達市 | ||
4 | 霊山IC | 国道115号 | 33.5 | 道の駅伊達の郷りょうぜん[15][16][17][18] | |||
5 | 伊達中央IC | 県道4号福島保原線 | 40.9 | ||||
6 | 伊達桑折IC | 国道4号 | 43.7 | ここより福島JCT方面は有料区間 | |||
22-1 | 桑折JCT/TB | E4 東北自動車道 | 45.7 | キロポストは44.8KPまで | 伊達郡 桑折町 | ||
(重複区間 8.3 km)詳細は「E4 東北自動車道」を参照 | |||||||
福島市 | |||||||
21-1 | 福島JCT | E4 東北自動車道 | 49.5 | ||||
福島JCT TB | - | 50.0 | |||||
7 | 福島大笹生IC | 県道5号上名倉飯坂伊達線 | 50.9 | ここから米沢北ICまで無料区間 | |||
- | 大滝CB | - | |||||
- | 栗子トンネル | - | - | 長さ 8,972 m 危険物積載車両通行禁止 | |||
山形県 | 米沢市 | ||||||
- | 刈安CB | - | |||||
8 | 米沢八幡原IC[21] | 国道13号 | 77.5 | ||||
9 | 米沢中央IC[21] | 県道1号米沢高畠線 | 82.2 | 道の駅米沢[22][23][24][25] | |||
10 | 米沢北IC | 国道121号(舘山バイパス) | 86.5 | ここから東根ICまで有料区間 | |||
- | 米沢北TB[26] | - | |||||
- | 高畠SIC(仮称) | 福島JCT方面出入口 事業中[27] |
東置賜郡 高畠町 | ||||
11 | 南陽高畠IC | 国道13号(南陽バイパス) 国道113号(赤湯バイパス) |
95.3 | ||||
- | 南陽PA[28] | 102.4 | 南陽市 | ||||
12 | かみのやま温泉IC[28] | 国道13号(上山バイパス) 国道458号 |
110.6 | 上山市 | |||
13 | 山形上山IC | 国道13号(山形バイパス) | 119.7 | 道の駅やまがた蔵王[29] | |||
13-1 | 山形PA/SIC[28] | 市道西部工業団地村木沢線 | 127.0 | 山形市 | |||
14 | 山形中央IC | 県道18号山形朝日線 | 130.1 | ||||
15 | 山形JCT | E48 山形自動車道 | 135.2 | 山形道側の番号は「6」 | |||
- | 天童南SIC(仮称) | 事業中[27] | 天童市 | ||||
16 | 天童IC | 県道23号天童大江線 | 141.8 | ||||
- | 天童TB[26] | - | 142.4 | ||||
17 | 東根IC | 国道287号 | 146.8 | ここより湯沢ICまで無料区間
道の駅河北 |
東根市 | ||
18 | 東根北IC | 県道25号寒河江村山線 | 151.1 | ||||
19 | 村山IC | 県道25号寒河江村山線 | 154.7 | 道の駅むらやま | 村山市 | ||
20-1 | 村山名取IC | 県道381号村山大石田線 | 160.0 | 山形JCT方面出入口[30] | |||
20-2 | 村山本飯田IC | 県道36号新庄次年子村山線 | 160.3 | 横手IC方面出入口[30] | |||
21 | 大石田村山IC[21] | 県道189号大石田土生田線 | 164.8 | ||||
22 | 尾花沢IC | 国道347号 | 170.1 | 尾花沢市 | |||
23 | 野黒沢IC | 国道13号(尾花沢バイパス) | 174.1 | 横手IC方面出入口 | |||
24 | 尾花沢北IC | 国道13号 | 176.5 | 道の駅尾花沢 | |||
25 | 川原子IC | 国道13号 | 180.2 | 横手IC方面出入口 | |||
26 | 舟形IC | 県道56号新庄舟形線 | 184.1 | 最上郡 舟形町 | |||
27 | 新庄IC | 国道47号(新庄南バイパス) 県道34号新庄戸沢線 |
188.3 | 新庄市 | |||
28 | 新庄鮭川IC[31][32] | 県道308号曲川新庄線 | 193.0 | ||||
新庄真室川IC | 県道319号赤坂真室川線 | 201.2 | |||||
金山南IC(仮称)[33] | 県道320号仁田山平岡線 | 新庄金山道路(事業中) | 最上郡 | 金山町 | |||
金山IC(仮称)[33] | 国道344号 | 207.0 | |||||
金山道路(事業中[8]) | |||||||
金山北IC(仮称)[33] | 国道13号 | 210.5 | 横手IC方面仮出入口 山形JCT方面出入口[33][34] | ||||
中田IC | 国道13号 | 215.4 | 横手IC方面出入口 | ||||
及位IC(仮称) | 国道13号 | 220.4 | 山形JCT方面仮出入口[35] | 真室川町 | |||
真室川雄勝道路(事業中[7]) | |||||||
秋田県 | 湯沢市 | ||||||
上院内IC(仮称) | 国道13号 | 227.6 | 横手IC方面仮出入口 山形JCT方面出入口[35] | ||||
下院内IC(仮称) | 国道13号(横堀バイパス) | 230.6 | 山形JCT方面仮出入口 横手IC方面出入口[36] | ||||
横堀道路(2025年度開通予定[37][注釈 1]) | |||||||
雄勝こまちIC | 国道13号(横堀バイパス) | 234.3 | 道の駅おがち | ||||
須川IC | 県道51号湯沢栗駒公園線 | 237.9 | |||||
三関IC | 国道13号 | 243.4 | |||||
- | 救急車緊急退出路 | 県道278号雄勝湯沢線 | 雄勝中央病院への救急搬送[38] 湯沢IC方面出口 | ||||
湯沢IC | 国道398号 | 247.5 | ここより秋田道方面は有料区間 | ||||
- | 十文字TB | - | 254.9 | 横手市 | |||
十文字IC | 国道13号(十文字バイパス) | 255.2 | |||||
3 | 横手IC | E46 秋田自動車道 国道13号(湯沢横手道路 婦気方面) |
261.0 |
- 福島JCTから福島JCT料金所間は、本線でないため本線上にあるようなキロポストは設置されておらず、福島JCT料金所を起点に50KPから設置されている。
- 尾花沢IC以北は、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路のため、国道13号扱いだが、一般国道と高速自動車国道のキロポストが混在しているが詳細は不明。
歴史
編集1994 | (11月)十文字IC - 横手IC |
---|---|
1995 | |
1996 | |
1997 | (6月)湯沢IC - 十文字IC (11月)米沢北IC - 南陽高畠IC |
1998 | |
1999 | (11月)川原子IC - 新庄IC |
2000 | |
2001 | |
2002 | (9月)山形上山IC - 東根IC |
2003 | |
2004 | (7月)三関IC - 湯沢IC |
2005 | (11月)外沢IC - 及位IC |
2006 | (8月)須川IC - 三関IC (12月)野黒沢IC - 川原子IC |
2007 | (8月)雄勝こまちIC - 須川IC |
2008 | (3月)金山北IC - 中田IC |
2009 | |
2010 | |
2011 | (3月)新庄IC - 新庄鮭川IC |
2012 | |
2013 | |
2014 | (11月)尾花沢IC - 野黒沢IC |
2015 | |
2016 | (9月)福島JCT - 福島大笹生IC (11月)上院内IC - 下院内IC |
2017 | (3月)相馬山上IC - 相馬玉野IC (11月)福島大笹生IC - 米沢北IC |
2018 | (3月)相馬玉野IC - 霊山IC (4月)大石田村山IC - 尾花沢IC |
2019 | (3月)東根IC - 東根北IC (4月)南陽高畠IC - 山形上山IC (12月)相馬IC - 相馬山上IC |
2020 | (8月)伊達桑折IC - 桑折JCT |
2021 | (4月)霊山IC - 伊達桑折IC (12月)村山本飯田IC - 大石田村山IC |
2022 | (10月)東根北IC - 村山本飯田IC (11月)新庄鮭川IC - 新庄真室川IC |
- 1984年度(昭和59年度) : 横手南バイパス(8.6 km)が事業化する[39]。
- 1985年度(昭和60年度) : 湯沢バイパス(9.0 km)が事業化する[39]。
- 1986年度(昭和61年度) : 尾花沢新庄道路が事業化する[40]。
- 1987年(昭和62年)
- 6月30日 : 第四次全国総合開発計画の閣議決定により、東北中央縦貫自動車道として相馬 - 横手間が高規格幹線道路に構想される[41][42]。
- 9月1日 : 国土開発幹線自動車道建設法の一部改正により、東北中央自動車道として相馬市 - 横手市が国土開発幹線自動車道の予定路線となる[43]。
横手南バイパスと、湯沢バイパスを湯沢横手道路に事業名を変更する[39]。
- 1989年(平成元年)
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 1993年(平成5年)11月19日 : 山形上山 - 東根間の施行命令が出る[45][48]。
- 1994年(平成6年)11月22日 : 湯沢横手道路の十文字IC - 横手IC間が開通する[47]。
- 1995年度(平成7年度) : 米沢 - 米沢北間の都市計画が決定する[50]。
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)
- 2000年度(平成12年度) : 新庄北道路が事業化する[57]。
主寝坂道路の工事に着手する[53]。 - 2001年度(平成13年度) : 福島JCT - 米沢IC(現・米沢八幡原IC)間の用地買収に着手する[51]。
- 2002年(平成14年)9月16日 : 山形上山IC - 東根IC間が開通する[45][48]。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月 : 霊山道路が事業化する[60]。
- 2010年(平成22年)
- 2010年度(平成22年度) : 霊山道路の阿武隈IC(現・霊山飯舘IC) - 霊山IC間の用地買収に着手する[60]。
- 3月 : 南陽高畠IC - 山形上山IC間の用地買収に着手する[46]。
- 6月28日 : 米沢北IC - 南陽高畠IC間、山形上山IC - 東根IC間、湯沢IC - 横手IC間がそれぞれ高速道路無料化社会実験の対象区間となる[71]。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 : 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、米沢北IC - 南陽高畠IC間、山形上山IC - 東根IC間、湯沢IC - 横手IC間が一時通行止めとなる[72]。
- 3月26日 : 新庄北道路の新庄IC - 新庄北IC(現・新庄鮭川IC)間が開通する[73]。
- 4月 : 南陽高畠IC - 山形上山IC間の工事に着手する[46]。
- 6月20日 : 政府が東日本大震災の復旧・復興費用をまかなうため、0時をもって高速道路無料化社会実験が一旦終了し、一時凍結される[74]。
東日本大震災による被災者支援、復旧・復興支援を目的に、一部車両を対象に通行料金を無料とする措置を、有料区間である米沢北IC - 南陽高畠IC間、山形上山IC - 東根IC間、湯沢IC - 横手IC間でそれぞれ開始される[75]。 - 8月31日 : 東日本大震災による復旧・復興支援を目的に、一部車両を対象に通行料金を無料とする措置が終了する[75]。
- 11月 : 相馬福島道路の相馬西道路と、阿武隈東 - 阿武隈間が事業化する[60]。
- 11月26日 : 復興道路着工式が行われる[76]。
- 11月30日 : 東日本大震災による被災者支援を目的に、一部車両を対象に通行料金を無料とする措置が終了する[75][注釈 2]。
- 12月1日 : 東日本大震災による観光振興を目的に、土日祝日の普通車・軽自動車等(ETC搭載車限定)で無料とする措置を実施する[77]。
- 2012年(平成24年)
- 2012年度(平成24年度) : 相馬西道路の相馬IC - 相馬西IC(現・相馬山上IC)間の用地買収に着手する[60]。
相馬福島道路の阿武隈東IC(現・相馬玉野IC) - 阿武隈IC(現・霊山飯舘IC)間の用地買収に着手する[60]。
泉田道路が事業化する[78]。 - 3月31日 : 東日本大震災による観光振興を目的に、土日祝日の普通車・軽自動車等(ETC搭載車限定)で無料とする措置を終了する[77]。
- 4月20日 : 大笹生IC(現・福島大笹生IC)、米沢中央IC、東根北IC、村山北(1)IC(現・村山名取IC)、村山北(2)IC(現・村山本飯田IC)、村山大石田IC(現・大石田村山IC)がそれぞれ連結許可される[79]。
- 7月20日 : 相馬福島道路の霊山 - 福島間の都市計画が決定する[80]。
- 11月27日 : 霊山道路の阿武隈IC(現・霊山飯舘IC) - 霊山IC間の工事に着手する[81]。
- 2012年度(平成24年度) : 相馬西道路の相馬IC - 相馬西IC(現・相馬山上IC)間の用地買収に着手する[60]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2024年(令和6年)3月24日 : 山形PAスマートICが供用開始する[110]。
開通予定年度
編集路線状況
編集車線・最高速度・料金
編集全線で暫定2車線(ほとんどの区間で完成4車線)となっているが、一部区間では追い越し車線が設置されている。また、各本線料金所付近は40 km/hになっている。
区間 | 車線 上下線=上り線+下り線 |
最高速度 | 料金 | 備考 |
---|---|---|---|---|
相馬IC - 伊達桑折IC | 2=1+1 (完成2車線 中央分離帯付き) |
80 km/h | 無料 | |
伊達桑折IC - 桑折JCT料金所 | 60 km/h | |||
桑折JCT料金所 - 桑折JCT | 40 km/h | 有料 | ||
福島JCT - 福島JCT料金所 | 2=1+1 (暫定2車線) |
40 km/h | 有料 | |
福島JCT料金所 - 米沢八幡原IC | 70 km/h | 無料 | ||
米沢八幡原IC - 米沢北IC | 2=1+1 (暫定2車線 中央分離帯付き) |
80 km/h | 無料 | |
米沢北IC - 東根IC | 2=1+1 (暫定2車線) |
70 km/h | 有料 | ※ |
東根IC - 大石田村山IC | 2=1+1 (暫定2車線 中央分離帯付き) |
80 km/h | 無料 | |
大石田村山IC - 尾花沢IC | 2=1+1 (暫定2車線) |
70 km/h | ||
尾花沢IC - 新庄IC (尾花沢新庄道路) | ||||
新庄IC - 新庄鮭川IC (新庄北道路) | ||||
新庄鮭川IC - 新庄真室川IC (泉田道路) |
2=1+1 (完成2車線 中央分離帯付き) |
80 km/h | ||
金山北 - 及位 (主寝坂道路) |
2=1+1 (暫定2車線) |
70 km/h | ||
雄勝こまちIC - 湯沢IC (湯沢横手道路) | ||||
湯沢IC - 横手IC (湯沢横手道路) |
有料 |
- ※ : 米沢北IC - 南陽高畠ICと山形JCT - 天童IC間は4車線化優先整備区間[102][103][104]
主なトンネルと橋
編集- 背景色が■である区間は未開通区間に該当する。未開通区間の名称と構造物名はすべて仮称である。
区間 | 構造物名 | 長さ | |
---|---|---|---|
上り線 | 下り線 | ||
相馬IC - 相馬山上IC | 今田高架橋 | 785 m | |
塩手山トンネル | 1,801 m | ||
円渕トンネル | 963 m | ||
相馬山上IC - 相馬玉野IC | 楢這トンネル | 1,493 m | |
荻平トンネル | 1,023 m | ||
松ヶ房トンネル | 1,319 m | ||
新玉野トンネル | 968 m | ||
霊山飯舘IC - 霊山IC | 庄司渕トンネル | 929 m | |
腰巡トンネル | 889 m | ||
金弁蔵トンネル | 626 m | ||
七ッ窪トンネル | 1,404 m | ||
伊達桑折IC - 桑折JCT | 桑折高架橋 | 1,218 m | |
福島大笹生IC - 米沢八幡原IC | 大笹生トンネル | 2,089 m | |
沖根山トンネル | 919 m | ||
中野大橋 | 754 m | ||
栗子トンネル | 8,972 m | ||
米沢北IC - 南陽高畠IC | 高畠高架橋 | 611 m | |
南陽高畠IC - 南陽PA | 白竜大橋[112] | 552 m | |
赤湯トンネル | 1,776 m | ||
高ツムジ山トンネル | 1,052 m | ||
南陽PA - かみのやま温泉IC | 大洞トンネル | 998 m | |
にしごうトンネル | 1,361 m | ||
かみのやま温泉IC - 山形上山IC | 三吉山トンネル | 2,975 m | |
山形蔵王トンネル | 944 m | ||
山形JCT - 天童IC | おおさと大橋 | 681 m | 692 m |
村山IC - 村山名取IC | 西郷高架橋 | 1,014 m | |
村山名取IC - 村山本飯田IC | 村山トンネル | 396 m | |
尾花沢IC - 野黒沢IC | 野黒沢高架橋 | [注釈 3]598 m | |
川原子IC - 舟形IC | 舟形トンネル | 1,368 m | |
金山IC - 金山北IC | トンネル[注釈 4] | [33][注釈 5]1,760 m | |
中田IC - 及位IC | 新主寝坂トンネル | 2,944 m | |
及位IC - 上院内IC | トンネル[注釈 4] | [注釈 5]1,140 m | |
トンネル[注釈 4] | [注釈 5]1,260 m | ||
トンネル[注釈 4] | [注釈 5]1,920 m | ||
上院内IC - 下院内IC | 院内岩井堂トンネル[89] | 1,585 m | |
獅鼻トンネル[89] | 1,100 m | ||
下院内IC - 雄勝こまちIC | トンネル[注釈 4] | [注釈 5]690 m |
トンネルの数
編集- 背景色が■である区間は未開通区間に該当する。未開通区間の名称はすべて仮称である。
区間 | 上り線 | 下り線 |
---|---|---|
相馬IC - 相馬山上IC※ | 2 | |
相馬山上IC - 相馬玉野IC※ | 4 | |
相馬玉野IC - 霊山飯舘IC※ | 0 | |
霊山飯舘IC - 霊山IC※ | 7 | |
霊山IC - 伊達中央IC※ | 4 | |
伊達中央IC - 伊達桑折IC※ | 0 | |
伊達桑折IC - 桑折JCT※ | 0 | |
福島JCT - 福島大笹生IC | 0 | |
福島大笹生IC - 米沢八幡原IC | 9 | |
米沢八幡原IC - 米沢中央IC | 0 | |
米沢中央IC - 米沢北IC | 0 | |
米沢北IC - 南陽高畠IC | 0 | |
南陽高畠IC - 南陽PA | 2 | |
南陽PA - かみのやま温泉IC | 3 | |
かみのやま温泉IC - 山形上山IC | 2 | |
山形上山IC - 山形中央IC | 0 | |
山形中央IC - 山形JCT | 0 | |
山形JCT - 天童IC | 0 | |
天童IC - 東根IC | 0 | |
東根IC - 東根北IC | 0 | |
東根北IC - 村山IC | 0 | |
村山IC - 村山名取IC | 0 | |
村山名取IC - 村山本飯田IC | 1 | |
村山本飯田IC - 大石田村山IC | 0 | |
大石田村山IC - 尾花沢IC | 0 | |
尾花沢IC - 野黒沢IC | 0 | |
野黒沢IC - 尾花沢北IC | 0 | |
尾花沢北IC - 川原子IC | 0 | |
川原子IC - 舟形IC | 1 | |
舟形IC - 新庄IC | 0 | |
新庄IC - 新庄鮭川IC | 0 | |
新庄鮭川IC - 新庄真室川IC※ | 0 | |
新庄真室川IC - 金山南IC※ | 0 | |
金山南IC - 金山IC※ | 1 | |
金山IC - 金山北IC※ | 1 | |
金山北IC - 中田IC | 0 | |
中田IC - 及位IC | 1 | |
及位IC - 上院内IC※ | 3 | |
上院内IC - 下院内IC※ | 2 | |
下院内IC - 雄勝こまちIC※ | 1 | |
雄勝こまちIC - 須川IC | 0 | |
須川IC - 三関IC | 0 | |
三関IC - 湯沢IC | 0 | |
湯沢IC - 十文字TB | 0 | |
十文字TB - 十文字IC | 0 | |
十文字IC - 横手IC | 0 | |
合計 | 43 |
- 暫定2車線(※印の区間は完成2車線)の対面通行であるため、上下線で1本のトンネルとなっている。
道路管理者
編集- NEXCO東日本 東北支社
- 福島管理事務所 : 桑折JCT料金所 - 桑折JCT、福島JCT - 福島JCT料金所
- 山形管理事務所 : 米沢北IC - 東根IC
- 横手管理事務所 : 湯沢IC - 横手IC
- 国土交通省 東北地方整備局
- 磐城国道事務所 : 相馬IC - 相馬玉野IC
- 福島河川国道事務所 : 相馬玉野IC - 桑折JCT料金所、福島JCT料金所 - 米沢北IC
- 山形河川国道事務所 : 東根IC - 新庄真室川IC、金山北IC - 及位IC
- 湯沢河川国道事務所 : 上院内IC - 下院内IC、雄勝こまちIC - 湯沢IC
交通量
編集24時間交通量(台) 道路交通センサス
区間 | 平成17(2005)年度 | 平成22(2010)年度 | 平成27(2015)年度 | 令和3(2021)年度 |
---|---|---|---|---|
相馬IC/JCT - 相馬山上IC | 調査当時未開通 | 4,973 | ||
相馬山上IC - 相馬玉野IC | 5,973 | |||
相馬玉野IC - 霊山飯舘IC | 5,350 | |||
霊山飯舘IC - 霊山IC | 6,057 | |||
霊山IC - 伊達中央IC | 4,981 | |||
伊達中央IC - 伊達桑折IC | 5,013 | |||
伊達桑折IC - 桑折JCT | 3,770 | |||
福島JCT - 福島大笹生IC | 5,892 | |||
福島大笹生IC - 米沢八幡原IC | 8,657 | |||
米沢八幡原IC - 米沢中央IC | 7,539 | |||
米沢中央IC - 米沢北IC | 7,441 | |||
米沢北IC - 南陽高畠IC | 2,835 | 14,550 | 2,921 | 6,154 |
南陽高畠IC - かみのやま温泉IC | 調査当時未開通 | 6,083 | ||
かみのやま温泉IC - 山形上山IC | 5,656 | |||
山形上山IC - 山形中央IC | 2,259 | 10,833 | 2,720 | 5,088 |
山形中央IC - 山形JCT | 4,653 | 21,503 | 5,688 | 7,159 |
山形JCT - 天童IC | 3,697 | 15,157 | 4,278 | 5,124 |
天童IC - 東根IC | 2,934 | 11,128 | 3,321 | 4,214 |
東根IC - 東根北IC | 調査当時未開通 | 3,481 | ||
東根北IC - 村山IC | 調査当時未開通 | |||
村山IC - 村山名取IC | ||||
村山名取IC - 村山本飯田IC | ||||
村山本飯田IC - 大石田村山IC | ||||
大石田村山IC - 尾花沢IC | 調査当時未開通 | 9,070 | ||
尾花沢IC - 野黒沢IC | 調査当時未開通 | 3,777 | 11,271 | |
野黒沢IC - 尾花沢北IC | 調査当時未開通 | 10,580 | 16,762 | 15,870 |
尾花沢北IC - 川原子IC | 10,580 | 16,762 | 15,870 | |
川原子IC - 舟形IC | 13,263 | 13,496 | 16,759 | 14,586 |
舟形IC - 新庄IC | 13,678 | 13,496 | 15,934 | 14,717 |
新庄IC - 新庄鮭川IC | 調査当時未開通 | 5,629 | 5,200 | |
新庄鮭川IC - 新庄真室川IC | 調査当時未開通 | |||
新庄真室川IC - 金山北IC間 | 未開通 | |||
金山北IC - 中田IC | 調査当時未開通 | 3,554 | 3,525 | 3,714 |
中田IC - 及位IC | 3,554 | 3,525 | 3,714 | |
及位IC - 上院内IC間 | 未開通 | |||
上院内IC - 下院内IC | 調査当時未開通 | 1,304 | ||
下院内IC - 雄勝こまちIC間 | 未開通 | |||
雄勝こまちIC - 須川IC | 調査当時未開通 | 7,215 | 6,738 | 6,705 |
須川IC - 三関IC | 8,952 | 8,314 | 8,027 | |
三関IC - 湯沢IC | 3,785 | 7,896 | 6,443 | 6,275 |
湯沢IC - 十文字IC | 3,737 | 10,256 | 3,960 | 3,158 |
十文字IC - 横手JCT | 6,059 | 15,875 | 5,812 | 4,828 |
横手JCT - 横手IC | 21,118 | 22,336 | 14,553 | 11,043 |
(出典:「平成22年度道路交通センサス」、「平成27年度全国道路・街路交通情勢調査」・「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)
- 平成22年(2010年)度の調査期間中において米沢北IC - 南陽高畠ICと山形上山IC - 東根ICと湯沢IC - 横手ICでは、高速道路無料化社会実験が行われていた。
2002年度 区間別平日平均交通量(台)[114]
- 山形上山IC - 東根IC: 2,107
地理
編集通過する自治体
編集接続する高速道路
編集ギャラリー
編集-
福島・山形県境を経由する東北中央自動車道(2017年11月)
-
建設中の西郷高架橋(2017年6月)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Japan's Expressway Numbering System” (PDF). Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism. 2022年4月4日閲覧。
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参考文献
編集- 東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社『設計要領 第五集 交通管理施設』株式会社高速道路総合技術研究所、2017年7月。