マレー鉄道(マレーてつどう、略称:KTM, マレー語: Keretapi Tanah Melayu, 英語: Malayan Railways)は、厳密かつ狭義にはマレー半島南部を占める国マレーシアを縦断する鉄道路線の総称、もしくはこれを運営するマレーシア鉄道公社に対する一般的な呼称である。本項ではこの定義に基づいて記載する。

Malayan Railway
(マレー語) Keretapi Tanah Melayu
ロゴ
路線範囲 マレー半島
運行 1885年
軌間 1,000 mm (3 ft 3+38 in)
全長 1,699 km
本社 クアラルンプール
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KTMコミューター向けのクラス92電車

歴史的経緯によりシンガポールにも鉄路を伸ばしている。現在、下部(資産所有・管理)と上部(運営・運行)を別事業体が行う上下分離方式が採られている。

なお、広義にはタイの首都、バンコクからタイ国鉄南線を経由し、マレーシア=タイ国境のパダンブサールを介して、ケダ線およびウエスト・コースト線を結びシンガポールに至る、マレー半島縦断鉄道ルートを総称する名称として用いられることもある。ただし、歴史的にはマレー鉄道とタイ国鉄南線はマレー半島縦断鉄道という構想のもとに計画されたものではない上に、現地でもマレー鉄道の名称は専らマレーシアの鉄道を指す語としてのみ使用されている。また、タイ国鉄では南線の呼称としてマレー鉄道の名称を用いることもない。従って、この広義の呼称は、太平洋戦争期における旧日本軍の戦略上の構想や、第三国の紀行作家もしくは旅行業者による誤解、誤記が広まって定着したものと思われる。

沿革と概要

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歴史は海峡植民地時代にさかのぼり、1848年にスズの大鉱床がペラ王国(現在のペラ州)で発見され、スズを港まで運搬するために1885年6月1日タイピンポート・ウェルド間(このポート・ウェルド支線はすでに廃線)がペラ国有鉄道(英語:Perak Government Railway)として開業したのが始まりである。

マレー鉄道開業100年にあたる1995年8月14日には、クアラルンプール近郊の交通渋滞解消を目的に既存のマレー鉄道の路線を複線・電化し電車を運行する都市型輸送に特化したKTMコミューターラワンクアラルンプール間で運行を開始した。その後KTMコミューターは徐々に運行範囲を拡大してきている。

ウエスト・コースト線
1890年5月6日カムンティン~タイピン間の開業を皮切りに順次延伸し1918年までに全通している。なお、ジョホール・シンガポール・コーズウェイが建設される前はジョホール・バルからウッドランズ駅まで鉄道連絡船ジョホール海峡を渡り、連絡していた。ジョホール海峡を横断する土手道1919年から建設が開始され、鉄道も敷設された。同区間は、1923年9月17日に貨物列車が運行を開始し、旅客列車は1923年10月1日に運行を開始した。現在、クアラルンプール近郊から北部にかけてはケダ線を含めてタイ国境まで電化され、KTMエレクトリック・トレイン・サービスとして高速電車サービスが運行されている。
イースト・コースト線
1910年4月1日バルグマス間の開業を皮切りに1931年までに順次延伸し、スンガイ・コーロック支線を含んで全通している。第二次世界大戦の際、約250kmの区間が日本軍によって撤去された(泰緬鉄道に転用)が、終戦後に一部区間が付け替えとなったものの全区間で再敷設された。

所有

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所有は、鉄道資産公社(略称:PAKまたはRAC, マレー語:Perbadanan Aset Keretapi, 英語:Railways Asset Corporation)である。

運営

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運営・運行はマレーシア鉄道公社(略称:KTMB, マレー語:Keretapi Tanah Melayu Berhad, 英語:Malayan Railways Limited)である。

KTMBはPAKとともに1992年にマレーシア国有鉄道(英語:Malayan Railway Administration)から鉄道事業を受け継いで設立された会社であるが、いずれもマレーシア政府が管理する団体である。

路線

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3つの本線といくつかの支線から構成されている。

西海岸タイ国境のパダン・ブサールからブキッ・ムルタジャムに至るケダ線158km、バターワースからブキッ・ムルタジャムでケダ線に合流しクアラルンプールを経てシンガポールに向かうウエスト・コースト線785kmがある。一般的には、この2本の本線はバダン・ブサールからシンガポールまで1本の本線で紹介されることが多い。

同じくタイ国境の東側海岸付近にあるトゥンパからマレー半島中央部を走ってウエスト・コースト線にグマスで合流するイースト・コースト線528kmなどがある。

かつては基本的に単線非電化だったが、近年ウエスト・コースト線を中心に複線電化工事が進められ、KTMコミューター運行区間と、ウエスト・コースト線のバターワースグマス間、それにケダ線の全線で完了している。軌間は1,000mm。

ルート 線名 区間 インタ丨シティ ETS コミュ丨タ丨 貨物 記事
400 ケダ線 パダン・ブサールブキッ・ムルタジャム
100/200 ウエスト・コースト線 バターワースクアラルンプールウッドランズ・トレイン・チェックポイント KTMコミューター:タンジュン・マリムタンピン

KTM ETS:バターワースグマス
KTM インターシティ:グマスジョホールバル

110  ファリム支線 イポーファリム車庫 非営業線
130  バトゥ・ケーブス支線 バトゥ分岐点バトゥ・ケーブス
210  クラン支線 ポート・クラン分岐点ポート・クラン
215  スリ・スバン支線 スバン・ジャヤスリ・スバン 運行停止中
218  ノース・クラン・ストライト支線 ジャラン・カスタムノース・クラン・ヤード
 プラウ・インダ支線 ポート・クランウエスト・ポート
230  ポート・ディクソン支線 スレンバンポート・ディクソン 運行停止中
 タンジュン・プレパス支線 スクダイタンジュン・プレパス
240  パシール・グダン支線 クンパス・バルパシール・グダン
300 イースト・コースト線 トゥンパグマス
310  スンガイ・コーロック支線 スンガイ・コーロック~)ランタウ・パンジャンパシール・マス スンガイ・コーロック~ランタウ・パンジャン間はタイ国鉄との連絡線

運行停止中

●:すべての区間で運行 ▲:一部の区間で運行

運行概要

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旅客輸送サービスは、長距離列車を運行するKTMインターシティ、都市間高速電車を運行するKTMエレクトリック・トレイン・サービスと、クアラルンプール近郊で通勤電車を運行するKTMコミューターに分けられる。

KTMインターシティ

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KTMインターシティは、ウエスト・コースト線タンピン駅以南及びイースト・コースト線で運行している。南部はシンガポールウッドランズ・トレイン・チェックポイントまでマレー鉄道として運行されている。以前は3つの本線全域で運行され、北部はタイ国鉄に接続する直通列車もあった。

KTMエレクトリック・トレイン・サービス(ETS)

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2010年にウエスト・コースト線の複線電化区間で開始された運行サービスで、全列車専用電車で運転されている。

KTMコミューター

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KTMコミューター(マレー語KTM Komuter)は、長距離輸送のKTMインターシティに対してクアラルンプール近郊で近距離輸送に特化している。3ルートあり、運行区間は全線複線電化されている。また、バターワース~パダン・ルンガル、パダン・ブザール間でも運転されている。

KTMカーゴ

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マレーシア国内の長距離輸送手段として、多くの貨物列車がほぼ全線にわたって運行されている。KTMインターシティより運行本数が多い。タイ国鉄への直通列車も運行されている。

イースタン・オリエント・エクスプレス(E&O)

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シンガポールからマレーシアを縦断しマレーシア国内を観光する国際観光列車で、雰囲気やサービス、食事も豪華そのものである。運営はベルモンド社で、マレー鉄道やタイ国鉄は、路線を貸しているだけである。つまり、ベルモンド社は、日本の鉄道事業法でいうところの第二種鉄道事業者に相当する。

駅一覧

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以下に掲げる駅の並び順は、実際の起点から終点ではなく、北から南へ並べてある。

  • 駅一覧の凡例
●:すべての列車が停車
▲:一部の列車が停車
|:通過
◇:将来、延長運行または駅が開業された際に停車

ケダ線

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一般的に、バダン・ブサールからウッドランズ・トレイン・チェックポイントまで1本の本線で紹介されることが多いが、実際はブキッ・ムルタジャムを挟んで南北で路線が異なる。

ケダ線の起点はブキッ・ムルタジャム駅、終点はパダン・ブサール駅である。

タイ国境から南下して来たケダ線はブキッ・ムルタジャム駅の手前で急カーブし、北西方向に向きを変えてブキッ・ムルタジャム駅に入線する。一方北西方向からは、バターワース駅からウエスト・コースト線が延びて来ており、ブキッ・ムルタジャム駅で合流する。そのため、ケダ線とウエスト・コースト線の分岐点は、ブキッ・ムルタジャム駅のイポー方(南東側)でデルタ線になっている。ケダ線とウエスト・コースト線を直通する列車はブキッ・ムルタジャム駅のホームを経由せずに通過する。(以前は一旦バターワース駅まで入線しスイッチバックしていた。)複線電化が完了している。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ ETS 接続路線および備考 所在地
タイ国鉄に接続)
47300 パダン・ブサール駅 Padang Besar 19.00 157.80 マレーシア・タイ国境駅 マレーシア プルリス州 パダン・ブサール
46300 ブキッ・クトリ駅英語版 Bukit Ketri 10.30 138.80 ブキッ・クトリ
45800 アラウ駅 Arau 20.50 128.50 アラウ
コディアン駅英語版 Kodiang ケダ州 コディアン
44900 トゥンジャン駅 Tunjang 17.80 108.00 廃止 トゥンジャン
アナク・ブキッ駅英語版 Anak Bukit アナク・ブキッ
44000 アロー・スター駅 Alor Setar 10.80 90.20 アロー・スター
43100 コバ駅英語版 Kobah 8.80 72.30 コバ
42700 ラダン・ジュヌン駅 Junun 9.00 63.50 廃止 ラダン・ジュヌン
42400 グルン駅 Gurun 11.00 54.50 グルン
41400 スンガイ・プタニ駅 Sungai Petani 10.00 33.50 スンガイ・プタニ
40900 ピナン・トゥンガル駅 Pinang Tunggal 8.60 23.50 廃止 ピナン・トゥンガル
40500 タセッ・グルゴール駅英語版 Tasek Gelugor 8.70 14.90 ペナン州 タセッ・グルゴール
40300 プナンティ駅 Penanti 6.20 6.20 廃止 プナンティ
00600 ブキッ・ムルタジャム駅 Bukit Mertajam - 0.00 ウエスト・コースト線 ブキッ・ムルタジャム

ウエスト・コースト線

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一般的に、バダン・ブサールからシンガポールまで1本の本線で紹介されることが多いが、実際はブキッ・ムルタジャム駅を挟んで南北で路線が異なる。

ウエスト・コースト線の起点はバターワース駅、終点はウッドランズ・トレイン・チェックポイントである。

クアラルンプール駅が手狭になったことから、2001年4月16日、クアラルンプール駅南方にKLセントラル駅(KLセントラル駅)を新設、クアラルンプールのターミナル機能を移している。現在は、グマス駅からゲダ線のタイとの国境駅であるパダン・ブサールまで電化が進み、KTMエレクトリック・トレイン・サービス(ETS)として電車も運行している。進行中の計画がいくつかある[2]

駅コード 駅番号 駅名 マレー語駅名 駅間
キロ
累計
キロ
インターシティ ETS コミューター 接続路線
および
備考
所在地
00100 バターワース駅 Butterworth - 0.00 マレーシア ペナン州 バターワース
00200 プライ駅 Prai 貨物列車のみ停車 プライ
00400 ブキッ・トゥンガァ駅英語版 Bukit Tengah 7.35 7.35 ブキッ・トゥンガァ
00600 ブキッ・ムルタジャム駅 Bukit Mertajam 4.15 11.50 ケダ線 ブキッ・ムルタジャム
01000 シンパン・アンパ駅英語版 Simpang Ampat 11.50 23.00 シンパン・アンパ
01700 ニボン・トゥバル駅英語版 Nibong Tebal 10.90 33.90 ニボン・トゥバル
01900 パリッ・ブンタール駅英語版 Parit Buntar 4.60 38.50 ペラ州 パリッ・ブンタール
02600 バガン・スライ駅英語版 Bagan Serai 13.20 51.70 バガン・スライ
03300 ブキッ・メラ駅 Bukit Merah 14.80 66.50 廃止 ブキッ・メラ
03800 ポンドッ・タンジョン駅 Pondok Tanjong 10.50 77.00 廃止 ポンドッ・タンジョン
04500 カムンティン駅英語版 Kamunting 12.80 89.80 カムンティン
04700 タイピン駅英語版 Taiping 5.70 95.50 タイピン
05400 ブキッ・ブラピッ駅 Bukit Berapit 14.00 109.50 廃止 ブキッ・ブラピッ
05700 パダン・ルンガス駅英語版 Padang Rengas 6.00 115.50 パダン・ルンガス
06300 クアラ・カンサー駅英語版 Kuala Kangsar 10.00 125.50 クアラ・カンサー
07000 サラッ・ウタラ駅 Salak Utara 14.00 139.50 廃止 サラッ・ウタラ
07300 スンガイ・シプッ駅英語版 Sungai Siput 7.50 147.00 スンガイ・シプッ
08000 チェモル駅 Chemor 12.75 159.75 貨物のみ チェモル
08400 タンジュン・ランブタン駅 Tanjung Rambutan 8.05 167.80 閉鎖 タンジュン・ランブタン
08600 タセッ駅英語版 Tasek 6.20 174.00 タセッ
09000 イポー駅 Ipoh 7.00 181.00 ファリム支線(非営業線) イポー
09400 ラハッ駅 Lahat 6.50 187.50 貨物のみ ラハッ
09700 バトゥ・ガジャ駅 Batu Gajah 7.50 195.00 バトゥ・ガジャ
10200 コタ・バハル駅 Kota Baharu 9.00 204.00 貨物のみ コタ・バハル
10900 カンパー駅 Kampar 14.00 218.00 カンパー
11600 タパー・ロード駅 Tapah Road 15.50 233.50 タパー
12900 スンカイ駅 Sungkai 24.00 257.50 スンカイ
14100 スリム・リバー駅 Slim River 24.25 281.75 スリム・リバー
14600 ブラン駅 Behrang 11.25 293.00 ブラン
15200 KA15 タンジュン・マリム駅 Tanjung Malim 7.50 300.50 タンジュン・マリム
16100 KA14 クアラ・クブ・バル駅 Kuala Kubu Bharu 22.10 322.60 セランゴール州 クアラ・ブバル
16300 KA13 ラサ駅 Rasa 7.80 330.40 ラサ
16500 KA12 バタン・カリ駅 Batang Kali バタン・カリ
17300 KA11 スレンダ駅 Serendah 347.10 スレンダ
17800 KA10 ラワン駅 Rawang 8.40 355.50 ラワン
18100 KA09 クアン駅 Kuang 7.40 362.90 クアン
18500 KA08 スンガイ・ブロー駅 Sungai Buloh 6.90 369.80 スンガイ・ブロー
18400 KA07 クポン・セントラル駅 Kepong Sentral クアラルンプール
18600 KA06 クポン駅 Kepong 376.90
18700 KA05 スガンブ駅 Segambut 3.50 380.40
49800 バトゥ分岐点 (Simpang Batu) バトゥ・ケーブス支線
18800 KA04 プトラ駅 Putra 384.40
18900 KA03 バンク・ネガラ駅 Bank Negara 1.30 385.70 ラピドKLアンパン線
19000 KA02 クアラルンプール駅 Kuala Lumpur 1.80 387.50 ラピドKL:クラナ・ジャヤ線
19100 KA01 KLセントラル駅 Sentral Kuala Lumpur 1.00 388.50 ラピドKL:クラナ・ジャヤ線
KLモノレール
KLIAエクスプレス
KLIAトランジット
19200 ポート・クラン分岐点 (Simpang Pelabuhan Kelang) ポート・クラン支線
19205 KB01 ミッド・バレー駅 Mid Valley
19300 KB02 スプテ駅 Seputeh 391.30
19400 KB03 サラッ・スラタン駅 Salak Selatan 3.20 394.50
19600 KB04 バンダル・タシッ・スラタン駅 Bandar Tasik Selatan 3.20 397.70 ラピドKL:アンパン線
KLIAトランジット
19900 KB05 スルダン駅 Serdang 6.40 404.10 セランゴール州 スルダン
20400 KB06 カジャン駅 Kajang 10.60 414.70 カジャン
20500 KB07 UKM駅 UKM 5.10 419.80 (Universiti Kebangsaan Malaysia) バンギ
20900 KB08 バンギ駅 Bangi 5.00 424.80
21300 KB09 バタン・ブナール駅 Batang Benar 10.30 435.10 ヌグリ・スンビラン州 バタン・ブナール
21500 KB10 ニライ駅 Nilai 4.60 439.70 ニライ
22000 KB11 ラブ駅 Labu 7.00 446.70 ラブ
22400 KB12 チロイ駅 Tiroi 5.30 452.00 チロイ
22700 KB13 スレンバン駅 Seremban 8.80 460.80 ポート・ディクソン支線(貨物列車のみ) スレンバン
KB14 スナワン駅英語版 Senawang 2011年5月14日開業 スナワン
KB15 スンガイ・ガドゥ駅英語版 Sungai Gadut 2011年5月14日開業 スンガイ・ガドゥ
23900 ルンバウ駅英語版 Rembau 484.50 ルンバウ
25100 タンピン駅 Tampin 25.50 510.00 ムラカ(マラッカ)州 プラウ・スバン
26400 バタン・ムラカ駅 Batang Melaka 25.50 535.50 バタン・ムラカ
26800 アイル・クニン・スラタン駅 Air Kuning Selatan 8.40 543.90 閉鎖 ヌグリ・スンビラン州 アイル・クニン・スラタン
27800 グマス駅 Gemas 18.60 562.50 イースト・コースト線 グマス
28300 バトゥ・アナム駅 Batu Anam 10.40 572.90 ジョホール州 バトゥ・エナム
29100 スガマッ駅 Segamat 15.60 588.50 スガマッ
29500 グヌアン駅 Genuang 8.50 597.00 グヌアン
29900 トゥナン駅 Tenang 9.00 606.00 トゥナン
30500 ラビス駅 Labis 12.00 618.00 ラビス
31300 ブコッ駅 Bekok 15.90 633.90 ブコッ
32100 パロー駅 Paloh 13.90 647.80 パロー
32400 チャメッ駅 Chamek 10.20 658.00 チャメッ
32800 ニヨル駅 Niyor 5.40 663.40 2009年廃止 ニヨル
33200 クルアン駅 Kluang 8.10 671.50 クルアン
33600 ムンキボル駅 Mengkibol 6.70 678.20 ムンキボル
34200 ルンガム駅 Rengam 12.00 690.20 ルンガム
34800 ラヤン・ラヤン駅 Layang Layang 12.90 703.10 ラヤン・ラヤン
35500 スデナッ駅 Sedenak 13.50 716.60 2009年廃止 スデナッ
36000 クライ駅 Kulai 9.80 726.40 クライ
36700 スクダイ駅 Skudai 貨物のみ。タンジュン・プレパス支線(貨物列車のみ) スクダイ
タンジュン・プレパス駅 Tanjung Pelepas 貨物のみ イスカンダル・プテリ
36900 クンパス・バル駅 Kempas Baru 747.32 パシール・グダン支線 クンパス・バル
ホリディ・プラザ駅 Holiday Plaza
37405 ダンガ・シティ・モール駅 Danga City Mall 2009年1月5日復活 ジョホール・バル
37500 ジョホール・バル・セントラル駅 Sentral Johor Bahru 757.90 2010年10月21日開業
ジョホール・バル駅 Johor Bahru 2010年10月21日廃止
37600 ウッドランズ・トレイン・チェックポイント Woodlands Train Checkpoint 760 シンガポール
38300 ブキッ・ティマ駅 Bukit Timah 772.75 2011年7月1日廃止
38900 シンガポール駅 Singapura 9.52 784.50 2011年7月1日廃止

ファリム支線

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1908年10月15日、イポー~トゥロノ (Teronoh) 間がトゥロノ支線として開業した。第二次世界大戦時に日本軍によって撤去され(泰緬鉄道に転用された)が終戦後も復旧されずイポー~ファリム間だけが残され、現在に至っている。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
09000 イポー駅 Ipoh - 0.00 ウエスト・コースト支線 マレーシア ペラ州 イポー
09002 ファリム車庫 Falim Depot 2010年廃止 ファリム

バトゥ・ケーブス支線

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1905年11月1日に全通。1995年にバトゥ分岐点~スントゥル間が複線電化され、KTMコミューターが運行している。貨物列車も運行している。 2010年7月29日、スントゥル~バトゥ・ケーブス間の複線電化工事が完成し一つの新駅開業とともにKTMコミューターが延長運行された。これ以前は、毎年2月初旬にバトゥ・ケーブスで行われるタイプサム (Thaipusam) 開催期間は、スントゥル~バトゥ・ケーブス間に早朝から深夜まで多数の臨時旅客列車が運行された。なお、2010年のタイプサム開催期間中は、KTMコミューターの試験運行で旅客輸送が実施された。

駅コード 駅番号 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ コミュ丨タ丨K 接続路線および備考 所在地
50600 KC05 バトゥ・ケーブス駅 Batu Caves 8.70 マレーシア セランゴール州 バトゥ・ケーブス
50500 KC04 タマン・ワーユ駅英語版 Taman Wahyu クアラルンプール
50400 KC03 カンポン・バトゥ駅英語版 Kampung Batu
KC02 バトゥ・クントンメン駅英語版 Batu Kentonmen 2010年7月29日開業
50000 KC01 スントゥル駅 Sentul 1.50 1.50
49800 (バトゥ分岐点) (Simpang Batu) - 0.00 ウエスト・コースト線

ポート・クラン支線

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1886年9月15日にクアラルンプール~スンガイ・クラン(パダン・ジャワ~ブキッ・バダッ間のブキッ・ケダ付近)間が開業。1899年1月1日に全通している。1995年に複線電化され、KTMコミューターが運行している。貨物列車も運行されている。

駅コード 駅番号 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ コミュ丨タ丨K 接続路線および備考 所在地
19200 (ポート・クラン分岐点) (Simpang Pelabuhan Kelang) - 0.00 ウエスト・コースト線 マレーシア クアラルンプール
52800 KD02 アンカサプリ駅 Angkasapuri 3.90 3.90
52900 KD03 パンタイ・ダラム駅 Pantai Dalam 2.10 6.00
53000 KD04 プタリン駅 Petaling 1.40 7.40
53100 KD05 ジャラン・トゥンプラー駅英語版 Jalan Templer 1.00 8.40 セランゴール州 プタリン・ジャヤ
53400 KD06 カンポン・ダト・ハルン駅 Kampung Dato Harun 3.10 11.50 カンポン・ダト・ハルン
53500 KD07 スリ・スティア駅英語版 Seri Setia 0.70 12.20 スリ・セティア
53600 KD08 スティア・ジャヤ駅 Setia Jaya 1.20 13.40 スティア・ジャヤ
53700 KD09 スバン・ジャヤ駅 Subang Jaya 2.70 16.10 スリ・スバン支線(貨物列車のみ) スバン・ジャヤ
53800 KD10 バトゥ・ティガ駅 Batu Tiga 3.50 19.60 シャー・アラム
54200 KD11 シャー・アラム駅 Shah Alam 4.60 24.20
54400 KD12 パダン・ジャワ駅 Padang Jawa 3.70 27.90 パダン・ジャワ
54500 KD13 ブキッ・バダッ駅英語版 Bukit Badak 3.80 31.70 ブキッ・バダッ
54700 KD14 クラン駅 Klang 2.70 34.40 クラン
54800 KD15 トゥルッ・プライ駅 Teluk Pulai 2.40 36.80 トゥルッ・プライ
54900 KD16 トゥルッ・ガドン駅英語版 Teluk Gadong 1.00 37.80 トゥルッ・ガドン
55000 KD17 カンポン・ラジャ・ウダ駅英語版 Kampung Raja Uda 2.20 40.00 カンポン・ラジャ・ウダ
55100 KD18 ジャラン・カスタム駅英語版 Jalan Kastam 1.20 41.20 ノース・クラン・ストライト支線(貨物列車のみ) ジャラン・カスタム
55200 KD19 ポート・クラン駅 Pelabuhan Klang 2.00 43.20 プラウ・インダ支線(貨物列車のみ) ポート・クラン

スリ・スバン支線

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駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
53700 スバン・ジャヤ駅 Subang Jaya - 0.00 ポート・クラン支線 マレーシア セランゴール州 スパン・ジャヤ
55900 スリ・スバン駅 Sri Subang 6.60 6.60 スリ・スバン

ノース・クラン・ストライト支線

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ポートクランの北西に建設されたノース・ポート (North Port) への貨物輸送を目的に建設された線である。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
55100 ジャラン・カスタム駅 Jalan Kastam - 0.00 ポート・クラン支線 マレーシア セランゴール州 ポート・クラン
55400 ポート・クラン・ヤード駅 Pelabuhan Klang Yard 4.57 4.57

プラウ・インダ支線

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インダ島 (Pulau Indah) に建設されたウエスト・ポート (West Port) への貨物輸送を目的に建設された線である。複線規格で建設されているが、敷設されているのは単線である。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
55200 ポート・クラン駅 Pelabuhan Klang - 0.00 ポート・クラン支線 マレーシア セランゴール州 ポート・クラン
55500 プラウ・インダ駅 Pulau Indah 11.20 11.20 プラウ・インダ
55700 ウエスト・ポート駅 West Port 3.30 14.50

ポート・ディクソン支線

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ディクソン港からスレンバンまで貨物を輸送するため、マレーシアで三番目の鉄道として1890年5月6日に開通。

1901年、ポートディクソンにシェル石油製油所が操業を開始し、ポート・ディクソン支線は石油製品の輸送で輸送量を大きく伸ばした。その後1964年にエッソの製油所が操業を開始し、それ以来ポート・ディクソン支線は石油製品の輸送ルートとして大きく貢献した。

1997年、スレンバンーポート・ディクソン高速道路 (Seremban-Port Dickson Highway) が開通。石油輸送は、次第に自動車輸送へと切り替えられていった。近年の運行ダイヤでは一往復/日の設定となっていたが、運行されない日もあった。

2008年7月11日17時15分ごろ、ヌグリ・スンビラン州ランタウ (Rantau) 近くのプライ村 (Kampung Pulai) でディーゼル機関車が牽引する14両編成の液化石油ガスディーゼル燃料を輸送する貨物列車のうち機関車と貨車10両が脱線、うち3両が転覆した。それ以降、全線で運行が停止されている。

なお旅客列車は、1970年代中期に運行を停止している。

2008年8月16日からスレンバン~ポート・ディクソン間で観光列車を運行する予定で試運転が実施されたが、線路の改修が複数箇所必要であることが判明し、観光列車の運行は実現しなかった。

2009年2月16日、ポート・ディクソン支線の廃止予定が報道されている。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
22700 スレンバン駅 Seremban - 0.00 ウエスト・コースト線 マレーシア ヌグリ・スンビラン州 スレンバン
56000 シリアウ駅 Siliau 19.30 19.30 シリアウ
56500 タピス・ミニャッ駅 Tapis Minyak 13.20 32.50 ポート・ディクソン
58000 ポート・ディクソン駅 Port Dickson 3.50 36.00

タンジュン・プレパス支線

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2002年1月21日に開業。開業以来、貨物列車のみ運行されている。 全区間単線であるが、構造物は複線仕様である。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
36700 スクダイ駅 Skudai - 0.00 ウエスト・コースト線 マレーシア ジョホール州 スクダイ
39600 グラン・パタ駅 Gelang Patah グラン・パタ
39700 タンジュン・プレパス駅 Tanjong Pelepas 31.50 タンジュン・プレパス

パシール・グダン支線

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当線は、貨物列車のみ運行されている。 ジョホール・バルからのシャトル・トレインの運行計画が発表されたことがあったが、運行はされていない。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
36900 クンパス・バル駅 Kempas Baru - 0.00 ウエスト・コースト線 マレーシア ジョホール州 クンパス・バル
37000 プレントン駅 Plentong 10.50 10.50 プレントン
37100 パシール・グダン駅 Pasir Gudang 18.70 29.20 パシール・グダン

イースト・コースト線

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イースト・コースト線は、プランテーションの作物などを輸送することを主目的として敷設されたため、実際には海岸沿いではなく、幹線道路や大きな街と離れた、人口の少ない山間部を走る区間が多い。そのため「ジャングル・トレイン」という愛称でも呼ばれている。

なお、東海岸鉄道計画標準軌)があり、路線はコタバル(クランタン州)〜ペンカランクボールクランタン州)〜クアンタンパハン州)〜クラン港(セランゴール州)を結ぶ。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間
キロ
累計
キロ
インターシティ 接続路線および備考 所在地
86300 トゥンパ駅 Tumpat 6.45 527.70 マレーシア クランタン州 トゥンパ
86000 カンポン・コック・パシール駅 Kampung Kok Pasir 3.45 521.25 運営停止 カンポン・コック・パシール
85900 パレンバン駅 Palekbang 4.10 517.80 運営停止 パレンバン
85700 ワカフ・バル駅 Wakaf Bharu 4.10 513.70 ワカフ・バル
85500 ブヌッ・スス駅 Bunut Susu 4.10 509.60 運営停止 ブヌッ・スス
85300 カンポン・マチャン駅 Kampung Machang 2.60 505.50 運営停止 カンポン・マチャン
85100 パシール・マス駅 Pasir Mas 5.30 502.90 スンガイ・コーロック支線(貨物列車のみ) パシール・マス
84800 チチャ・テンギ駅 Chicha Tinggi 3.30 497.60 運営停止 チチャ・テンギ
84600 トゥ・ウバン駅 To Uban 5.60 494.30 運営停止 トゥ・ウバン
84400 スンガイ・クラディ駅 Sungai Keladi 3.00 488.70 運営停止 スンガイ・クラディ
84200 ブキッ・パナウ駅 Bukit Panau 9.50 485.70 運営停止 ブキッ・パナウ
83700 タナ・メラ駅 Tanah Merah 7.20 476.20 タナ・メラ
83400 カムウン・パロ・ラワ駅 Paloh Rawa 5.70 469.00 運営停止 パロ・ラワ
83100 トゥマンガン駅 Temangan 13.20 463.30 トゥマンガン
82400 スンガイ・ナル駅 Sungai Nal 7.30 450.10 運営停止 スンガイ・ナル
82100 クアラ・クライ駅 Krai 7.80 442.80 クアラ・クライ
81700 パヒ駅 Pahi 8.75 435.00 運営停止 パヒ
81200 マネッ・ウライ駅 Manek Urai 5.95 426.25 マネッ・ウライ
80900 スンガイ・ムンクアン駅 Sungai Mengkuang 420.30 運営停止 スンガイ・ムンクアン
80700 カンポン・バル・スンガイ・ムンクアン駅 Kampung Baru Sungei Mengkuang 運営停止 カンポン・バル・スンガイ・ムンクアン
80500 ウル・トゥミアン駅 Ulu Temiang 411.58 運営停止 ウル・トゥミアン
80300 カンポン・バル・ブキッ・アブ駅 Kampung Baru Bukit Abu 運営停止 カンポン・バル・ブキッ・アブ
80000 ブキッ・アブ駅 Bukit Abu 3.40 399.80 ブキッ・アブ
79800 クアラ・グリス駅 Kuala Gris 8.10 396.40 運営停止 クアラ・グリス
79200 ダボン駅 Dabong 8.80 388.30 ダボン
78900 クンブ駅 Kemubu 5.23 379.50 クンブ
78700 スリ・ジャヤ駅 Sri Jaya 2.22 374.27 運営停止 スリ・ジャヤ
78500 スリ・マーリガイ駅 Sri Mahligai 1.98 372.05 運営停止 スリ・マーリガイ
78400 スリ・ビンタン駅 Sri Bintang 1.90 370.07 運営停止 スリ・ビンタン
78300 スンガイ・タシン駅 Sungai Tasin 4.05 368.17 運営停止 スンガイ・タシン
78100 ジュレク・バル駅 Jerek Baru 364.12 運営停止 ジュレク・バル
77900 ブルタム駅 Bertam 運営停止 ブルタム
77800 ブルタム・バル駅 Bertam Baru 8.50 357.30 ブルタム・バル
77400 リマウ・カストゥリ駅 Limau Kasturi 348.80 リマウ・カストゥリ
77200 スンガイ・シリアン駅 Sungai Sirian 運営停止 スンガイ・シリアン
77000 カンポン・スンガイ・シリアン駅 Kampung Sirian 341.09 スンガイ カンポン・スンガイ・シリアン
76900 スンガイ・コーヤン駅 Sungai Koyan 運営停止 スンガイ・コーヤン
76600 パン・マラヤン駅 Pan Malayan 11.40 333.00 運営停止 パン・マラヤン
76000 グア・ムサン駅 Gua Musang 14.50 321.60 グア・ムサン
75300 ラパン・トゥパイ駅 Lapan Tupai 5.83 307.10 運営停止 ラパン・トゥパイ
75000 ムンタラ・バル駅 Mentara Baru 4.37 301.27 運営停止 ムンタラ・バル
74800 ムラポー駅 Merapoh 5.40 296.90 パハン州 ムラポー
74500 テルッ・グヌン駅 Teluk Gunung 4.75 291.50 運営停止 テルッ・グヌン
74000 クバン・ルサ駅 Kubang Rusa 14.75 286.75 運営停止 クバン・ルサ
73500 スンガイ・トゥマウ駅 Sungai Temau 8.40 272.00 スンガイ・トゥマウ
73100 チェガール・プラ駅 Chegar Perah 7.40 263.60 チェガール・プラ
72700 アウル・ガディン駅 Aur Gading 2.80 256.20 運営停止 アウル・ガディン
72600 ドゥラ駅 Dura 4.50 253.40 運営停止 ドゥラ
72400 カンポン・ブルカム駅 Kampung Berkam 6.10 248.90 運営停止 カンポン・ブルカム
72200 ブキッ・ブトン駅 Bukit Betong 2.60 242.80 運営停止 ブキッ・ブトン
72000 トゥラン駅 Telang 3.70 240.20 運営停止 カンポン・トゥラン
71800 パダン・トゥンク駅 Padang Tengku 8.70 236.50 パダン・トゥンク
71300 クアラ・リピス駅 Kuala Lipis 15.00 227.80 クアラ・リピス
70600 バトゥ・スビラン駅 Batu Sembilan 8.20 212.80 運営停止 バトゥ・スビラン
70200 クランビット駅 Kerambit 10.80 204.60 クランビット
69600 ムラ駅 Mela 19.40 193.80 運営停止 ムラ
68700 ジュラントゥット駅 Jerantut 14.80 174.40 ジュラントゥット
67900 ジュンデラク駅 Jenderak 11.00 159.60 運営停止 ジュンデラク
67400 クアラ・クラウ駅 Kuala Krau 15.50 148.60 クアラ・クラウ
66600 クルダウ駅 Kerdau 10.90 133.10 運営停止 クルダウ
66100 ムンタカブ駅 Mentakab 22.30 122.20 ムンタカブ
64900 ムンカラク駅 Mengkarak 10.00 99.90 ムンカラク
64400 トゥリアン駅 Triang 4.20 89.90 トゥリアン
64100 ムンクァン駅 Mengkuang 2.90 85.70 運営停止 ムンクァン
63700 クマヤン駅 Kemayan 45.90 82.80 クマヤン
61800 バハウ駅 Bahau 36.90 36.90 ヌグリ・スンビラン州 バハウ
27800 グマス駅 Gemas - 0.00 ウエスト・コースト線 グマス
  • 2009年5月19日時刻表によれば、クランビット〜グマス間の普通列車の運行は行われていない。
  • 急行 (マレー語:Ekspres, 英語:Express
  • 普通 (マレー語:Mel, 英語:Mail

スンガイ・コーロック支線

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現在この線は、列車が運行されていない。

ランタウ・パンジャン駅からタイとの国境でもあるコーロック川をハーモニー橋で渡りタイ国鉄の国境駅であるスンガイ・コーロック駅まで線路がつながっている。しかし、ハーモニー橋のマレーシア側が2008年頃から鉄条網で封鎖されている。タイ深南部で頻発する、イスラム過激派のテロ攻撃を警戒した措置だと思われる。

駅コード 駅名 マレー語駅名 駅間キロ 累計キロ インタ丨シティ 接続路線および備考 所在地
88000 スンガイ・コーロック駅 Sungai Kolok タイ側国境駅 タイ ナラーティワート県 スンガイコーロック郡
タイ国鉄に接続)
87900 ランタウ・パンジャン駅 Rantau Panjang 18.70 18.70 マレーシア側国境駅 マレーシア クランタン州 ランタウ・パンジャン
85100 パシール・マス駅 Pasir Mas - 0.00 イースト・コースト線 パシール・マス

脚注

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  1. ^ KTMコミューターの運行開始
  2. ^ ウエスト・コースト線の進行中の計画
    • イポー~ラワン間複線電化
    2008年1月18日 - 完成。
    2008年12月1日 - イポー~クアラルンプール間、シャトル・トレイン5往復運行開始。
    2010年8月12日 - イポー~クアラルンプール間、電車による高速運転開始。
    • スレンバン~グマス間複線電化
    2008年1月7日 - 発注。
    2010年 - スレンバン~スンガイ・ガドッ間完成予定。
    2012年 -スンガイ・ガドッ~グマス間完成予定。
    • バターワース~イポー間複線電化
    2008年8月 - 着工。
    2013年1月 - 完成予定。
    • グマス~ジョホール・バル間複線電化
    2008年年末 - 発注予定。
    2003年2月14日 - マレーシアの国家プロジェクトSouthern Integrated Gateway計画が公式に開始
    2006年7月30日 - JBモノレール(LRT)計画発表
    2010年12月21日 - 開業
    2015年7月1日 - 「シャトル・テブラウ」運行開始。ジョホール・バル・セントラル駅 - ウッドランズ・トレイン・チェックポイント間を5分で結ぶ。これにより、北部との各列車は、ジョホール・バル・セントラル駅着発となった。
    2019年末 - JBモノレール・テブラウ線開業(予定)
    • ジョホール・バル駅は、ジョホール・シンガポール・コーズウェイ付近の慢性的な交通混雑を解消するためのマレーシアの国家プロジェクト、Southern Integrated Gatewayの一環で、ジョホール・バル駅の東側にジョホール・バル・セントラル駅(JBセントラル駅)を建設中である。JBセントラル駅が開業すると、ジョホール・バル駅は廃止される予定である。

閉塞方式

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イースト・コースト線では閉塞方式に、いまだにタブレット閉塞式が使われており、腕木式信号機も現役である。

ウエスト・コースト線ではウッドランズ・トレイン・チェックポイントシンガポール間で路線廃止までタブレットが使用されて、ブキッ・ティマ駅ではタブレットの通過授受が見られた。またシンガポール国内の踏切信号などで腕木式信号が見られた。

利用状況

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輸送実績

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マレー鉄道の近年の輸送実績を下表に記す。輸送量はKTMコミューターを中心に着実に増加している。

輸送実績(乗車人員):万人/年 貨物輸送量
万t/年
特記事項
インターシティ コミューター 合計
2001年(平成13年) 351 2,093 2,444 415
2002年(平成14年) 344 2,258 2,602 380
2003年(平成15年) 340 2,460 2,800 461
2004年(平成16年) 370 2,738 3,108 480
2005年(平成17年) 367 3,093 3,460 408
2006年(平成18年) 379 3,497 3,876 447
2007年(平成19年)
表中、輸送人員の単位は万人。輸送人員は年での値。
表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

収入実績

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マレー鉄道の近年の収入実績を下表に記す。KTMコミューターの運賃収入が着実に増加している。

旅客運賃収入:万リンギット/年 貨物運輸
収入
万リンギット/年
運輸外収入
万リンギット/年
総合計
万リンギット/年
インターシティ コミューター 合計
2001年(平成13年) 7,216 4,568 11,784 10,190 2,187 24,161
2002年(平成14年) 6,836 4,976 11,812 9,716 2,297 23,825
2003年(平成15年) 6,078 5,925 12,003 9,917 2,158 24,078
2004年(平成16年) 6,787 6,632 13,419 10,789 9,773 33,981
2005年(平成17年) 6,975 7,403 14,378 10,736 2,171 27,285
2006年(平成18年) 7,094 8,463 15,557 11,299 2,092 28,948
2007年(平成19年)
表中、収入の単位は万リンギット。数値は年での値。
表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年以降の最低値を青色で、最高値を記録した年以前の最低値を緑色で表記している。

列車番号

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本線であるウエスト・コースト線とイースト・コースト線を基準に、北から南へマレー半島を下る列車は奇数、南から北へマレー半島を上る列車は偶数である。

ただし、ウエスト・コースト線のグマス以北とイースト・コースト線を直通する列車は、イースト・コースト線を基準に付与される(ウエスト・コースト線では、下り:偶数、上り:奇数となる)。

列車番号 種別・区間など
下り 上り
1~ 2~ KTMインターシティ イースタン・アンド・オリエント・エクスプレスを含む
101~ 102~ 貨物 コンテナ
201~ 202~
301~ 302~ セメント
401~ 402~ 燃料
501~ 502~ 石膏
601~ 602~ 混合
1001~ 1002~ KTMインターシティ 臨時列車
臨時のイースタン・アンド・オリエント・エクスプレスを含む
2201~
2401~
2202~
2400~
KTMコミューター スントゥル~ポート・クラン
2301~
2501~
2302~
2500~
ラワン~スレンバン
2701~ スントゥル~スレンバン
2801~ 2802~ タンジュン・マリム~ラワン(電車で運行)
3801~ 3802~ タンジュン・マリム~ラワン(客車で運行)
9201~ 9202~ KTM ETS
9301~ 9302~ イポー~KLセントラル (ETS GOLD)
9401~ 9402~ イポー~KLセントラル (ETS SILVER)
9501~
9601~
9502~
9602~

車両

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1948年にディーゼル機関車を導入し、蒸気機関車の置き換えを進め、1972年にはすべてがディーゼル機関車に置き換わった。旅客列車(KTMインターシティ)は、機関車が牽引する客車編成である。

過去に気動車も導入されたが、現在は使用されていない。

なお、1995年から運行を開始したKTMコミューター用に3形式の電車がある。

機関車

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入換機関車

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クラス 導入
両数
現役
両数
車号 機種 導入年 退役年 製造
製造国 製造会社
クラス 15 10 - 15101〜15110 電気式 1948年 1993年 イギリス バルカン・ファウンドリー
クラス 16/17 15 - 17101〜17105 液体式 1964年 1996年 日本 汽車製造
クラス 18 10 - 18101〜18110 電気式 1978年 2005年 イギリス ブラッシュ HMA
クラス 19 10 10 19101〜19110 電気式 1983年 日本 日立製作所

本線機関車

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1957年から導入され始め、現在までに8機種が導入され2機種が退役している。このほか、インドからの借入機 (YDM4) が使用されている。

なお、インドからの借入機を除き各機に愛称がついており、運転台横に取り付けられたナンバープレートの車号上部に表記されている。

クラス 導入
両数
現役
両数
車号 機種 導入
退役
製造
製造国 製造会社
クラス 20 26 - 20101〜20126 電気式 1957年1958年 1980年代 イギリス バルカン・ファウンドリー
クラス 21 25 - 21101〜21115 液体式 1965年 1993年 日本 汽車製造
21201〜21210 1968年
クラス 22 40 5 22101〜22140 電気式 1971年1972年 2011年 イギリス (3社共同製造)
イングリッシュ・エレクトリック
アソシエーテッド・エレクトリカル・インダストリーズ
メトロ=キャメル
クラス 23 15 11 23101〜23115 電気式 1983年 日本 日立製作所
クラス 24 26 26 24101〜24126 電気式 1987年 日本 (2社共同製造)
東芝
川崎重工業
クラス 25 17 17 25101〜25112 電気式 1990年 カナダ ゼネラルモーターズ・ディーゼル
25201〜25205 2002年
クラス 26 20 20 26101〜26120 電気式 2003年2004年 ドイツ ボンバルディア・トランスポーテーション
クラス 29 20 20 29101〜29120 電気式 2005年2006年 中華人民共和国 大連機車車輛
クラス YDM4 28 6xxx〜6xxx (*1) 電気式 1996年 インド ディーゼル・ロコモティブ・ワークス
クラスYDM4は、インド鉄道からの借入機である。
(*1) 6333, 6352, 6375, 6377, 6423, 6428, 6535, 6542, 6543, 6546, 6561, 6614, 6619, 6635, 6648, 6657, 6663, 6665, 6675, 6685, 6697, 6699, 6701, 6702, 6704, 6723, 6725
クラス 20
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  • 機関車の愛称
車号 愛称 備考
花名 生物分類
20101 BUNGA RAYA ハイビスカス アオイ科フヨウ属
20102 BUNGA CHEMPAKA
20103 BUNGA KENANGA イランイラン バンレイシ科イランイランノキ属
20104 BUNGA MELOR ジャスミン モクセイ科ソケイ属
20105 BUNGA TERATAI ハス ハス科ハス属
20106 BUNGA TANJUNG
20107 BUNGA KIAMBANG 水草
20108 BUNGA MELATI ジャスミン 20104に同じ
20109 BUNGA MAWAR バラ バラ科バラ属
20110 BUNGA ANGGEREK ラン科に属する700属以上の総称
20111 BUNGA TELANG
20112 BUNGA SIANTAN
20113 BUNGA BAKA WALI
20114 BUNGA KALA
20115 BUNGA MATA HARI
20116 BUNGA MEDAN
20117 BUNGA KEKWA キク キク科キク属
20118 BUNGA PANDAN
20119 BUNGA BUTANG
20120 BUNGA TONGKING
20121 BUNGA KEMBOJA プルメリア キョウチクトウ科プルメリア属
20122 BUNGA KEMUNING ゲッキツ
20123 BUNGA KANTAN トーチジンジャー ショウガ科ニコライア属
20124 BUNGA SEROJA 蓮の花
20125 BUNGA CHINTA BERAHI
20126 BUNGA PUTRI MALU オジギソウ
クラス 21
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100番台
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  • 機関車の愛称
車号 愛称 備考
21101 SUNGAI KELANTAN クランタン川
21102 SUNGAI TERENGGANU トゥレンガヌ川
21103 SUNGAI DUNGUN ドゥングン川
21104 SUNGAI BESUT ブスッ川
21105 SUNGAI KEMAMAN クママン川
21106 SUNGAI PAHANG パハン川
21107 SUNGAI JOHOR ジョホール川
21108 SUNGAI ENDAU エンダウ川
21109 SUNGAI MUAR ムアル川
21110 SUNGAI LINGGI リンギ川
21111 SUNGAI LUKUT ルクッ川
21112 SUNGAI SELANGOR スランゴール川
21113 SUNGAI PERAK ペラ川
21114 SUNGAI KRIAN クリアン川
21115 SUNGAI KEDAH クダ川
200番台
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  • 機関車の愛称
車号 愛称 備考
21201 SUNGAI GALAS ガラス川
21202 SUNGAI NENGGIRI ヌンギリ川
21203 SUNGAI JELAI ジュライ川
21204 SUNGAI BERNAM ブルナム川
21205 SUNGAI MELAKA ムラカ川
21206 SUNGAI BATU PAHAT バトゥ・パハッ川
21207 SUNGAI KESANG クサン川
21208 SUNGAI ROMPIN ロンピン川
21209 SUNGAI PONTIAN ポンティアン川
21210 SUNGAI KELANG クラン川
クラス 22
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  • 機関車の愛称
「町」
車号 愛称 備考
町名 所在地
22101 SHAH ALAM シャー・アラム セランゴール州
22102 SERI MENANTI スリ・ムナンティ ヌグリ・スンビラン州
22103 ALOR SETAR アロー・スター ケダ州
22104 KUALA KANGSAR クアラ・カンサー ペラ州
22105 KELIAN INTAN クリアン・インタン ペラ州
22106 CHANGKAT BUDIMAN チャンカッ・ブディマン セランゴール州
22107 PETALING JAYA プタリン・ジャヤ セランゴール州
22108 KOTA TINGGI コタ・ティンギ ジョホール州
22109 KUALA PERLIS クアラ・プルリス プルリス州
22110 RANTAU ABANG ランタウ・アバン トレンガヌ州
22111 LANGKAWI ランカウイ ケダ州
22112 PASIR MAS パシル・マス クランタン州
22113 BANDAR MAHARANI バンダル・マハラニ ジョホール州
22114 MAMBANG DI-AWAN マンバン・ディアワン ペラ州
22115 KUALA LIPIS クアラ・リピス パハン州
22116 ALOR GAJAH アロー・ガジャ ムラカ州
22117 BAYAN LEPAS バヤン・ルパス パハン州
22118 NILAM PURI ニラム・プリ クランタン州
22119 MATA AYER マタ・アィエー プルリス州
22120 CHENDERING チェンデリン トレンガヌ州
22121 ANAK BUKIT アナッ・ブキッ ケダ州
22122 CHANGKAT TENGGARA チャンカッ・トゥンガラ
22123 SERI GADING スリ・ガディン ジョホール州
22124 TANJUNG MALIM タンジュン・マリム ペラ州
22125 TELOK CHEMPEDAK トゥロッ・チェンペダッ パハン州
22126 MERLIMAU ムルリマウ ムラカ州
22127 TANJUNG BUNGA タンジュン・ブンガ ペナン州
22128 TANJUNG TENTERAM タンジュン・トゥンテラム スランゴール州
22129 TELAGA BATIN トゥラガ・バティン トレンガヌ州
22130 MAHSURI マースリ ケダ州
22131 LIMAU KASTURI リマウ・カストゥリ クランタン州
22132 SERI MEDAN スリ・ムダン ジョホール州
22133 MALIM NAWAR マリム・ナワー ペラ州
22134 DURIAN TUNGGAL ドゥリアン・トゥンガル ムラカ州
22135 GELIGA グリガ トレンガヌ州
22136 JITRA ジトラ ケダ州
22137 PANTAI IRAMA パンタイ・イラマ クランタン州
22138 BAGAN SERAI バガン・スライ ペラ州
22139 SUNGAI PETANI スンガイ・プタニ クダ州
22140 MANEK URAI マネッ・ウライ クランタン州
クラス 23
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  • 機関車の愛称
標語」(当初は「歴史的人物」の名前であったが、クラス 24登場前に「標語」に変更された。)
車号 愛称 備考
標語名 当初の愛称
23101 AMANAH 信頼 PANGLIMA TEJA
23102 BIJAK 利口 MAT KILAU
23103 BERANI 勇敢 TOK JANGGUT
23104 BERSIH 清潔 SYED MASHOR
23105 CEKAP 可能 MAT KILAU
23106 GAGAH 立派 RENTAP
23107 HANDAL 信頼
23108 HORMAT 尊敬
23109 IKHLAS 真心 DATO' BAHAMAN
23110 JUJUR 正直 WAN MOHAMAD SAMAN
23111 MAJU 進歩 DATO' DOL SAID
23112 PANDUAN 案内 RAJA CHULAN
23113 PANTAS 機敏 RAJA MAHADI
23114 SEDIA 用意 DATO' SAGOR
23115 SETIA 忠実
クラス 24
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  • 機関車の愛称
「マレーシアの歴史的人物」
車号 愛称
24101 PANGLIMA TEJA
24102 MAT KILAU
24103 TOK JANGGUT
24104 MAT SALLEH
24105 RENTAP
24106 LONG JAFFAR
24107 RAJA MAHADI
24108 HANG JEBAT
24109 HANG KASTURI
24110 HANG LEKIR
24111 HANG LEKIU
24112 HANG NADIM
24113 HANG TUAH
24114 TUN TELANAI
24115 TUN BIAJID
24116 TUN KUDU
24117 TUN TAHIR
24118 TUN MAMAT
24119 INDERA GAJAH
24120 SERI LANANG
24121 TUN PERAK
24122 BADANG
24123 TOK NANING
24124 TUN SIRAH
24125 MEGAT TERAWIH
24126 SANG SURA

本型機は日本通運がチャーターして運行される国際コンテナ列車、「NIPPON EXPRESS」を牽引してタイのバンコクまで姿を見せる。

クラス 25
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100番台
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  • 機関車の愛称
車号 愛称 備考
島名 所在地
25101 PULAU ANGSA アングサ島 セランゴール州
25102 PULAU BESAR ブサール島 ムラカ州
25103 PULAU BIDONG ビドン島 トレンガヌ州
25104 PULAU INDAH インダ島 セランゴール州
25105 PULAU JEREJAK ジュレジャッ島 ペナン州
25106 PULAU LABUAN ラブアン島 連邦直轄領ラブアン
25107 PULAU LANGKAWI ランカウイ島 ケダ州
25108 PULAU PANGKOR パンコール島 ペラ州
25109 PULAU PERHENTIAN プルフンティアン島 トレンガヌ州
25110 PULAU PINANG ペナン島 ペナン州
25111 PULAU REDANG ルダン島 トレンガヌ州
25112 PULAU TIOMAN ティオマン島 パハン州
200番台
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  • 機関車の愛称
宝石
車号 愛称 備考
宝石名
25201 ZAMRUD エメラルド
25202 DELIMA ルビー
25203 NILAM サファイア
25204 MUTIARA 真珠
25205 BERLIAN ダイヤモンド
クラス 26
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  • 機関車の愛称
車号 愛称 備考
岬名 所在地
26101 TANJUNG ARU アル岬 サバ州
26102 TANJUNG BIDARA ビダラ岬 ムラカ州
26103 TANJUNG DUMPIL ドゥンピル岬 サバ州
26104 TANJUNG DUNGUN ドゥングン岬 トレンガヌ州
26105 TANJUNG GELANG グラン岬 パハン州
26106 TANJUNG JARA ジャラ岬 トレンガヌ州
26107 TANJUNG KARANG カラン岬 セランゴール州
26108 TANJUNG KUPANG クパン岬 ジョホール州
26109 TANJUNG PELEPAS プレパス岬 ジョホール州
26110 TANJUNG PENAWAR プナワール岬 ジョホール州
26111 TANJUNG PIAI ピアイ岬 ジョホール州
26112 TANJUNG PIANDANG ピアンダン岬 ペラ州
26113 TANJUNG PUTERI プテリ岬 ジョホール州
26114 TANJUNG RAMUNIA ラムニア岬 ジョホール州
26115 TANJUNG RHU ルフ岬 ケダ州
26116 TANJUNG SELATAI スラタイ岬
26117 TANJUNG SEPAT スパッ岬 パハン州
26118 TANJUNG TOHOR トホール岬 ジョホール州
26119 TANJUNG TUALANG トゥアラン岬 ペラ州
26120 TANJUNG TUAN トゥアン岬 ムラカ州
クラス 29
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  • 機関車の愛称
車号 愛称 備考
樹木名 生物分類
29101 CENGAL レサク フタバガキ科Cotylelobium属
29102 MERANTI ヤナギ ヤナギ科ヤナギ属
29103 MERBAU イピール マメ科タシロマメ属
29104 JATI チーク クマツヅラ科チークノキ属
29105 MERSAWA ペンギラ フタバガキ科アニソプテラ属英語版
29106 BELIAN ウリン クスノキ科Eusideroxylon属
29107 KERANJI ケランジィ マメ科ディアリウム属
29108 BALAU セランガンバツ フタバガキ科サラノキ属
29109 KERUING ケルイン フタバガキ科フタバガキ属英語版
29110 PENAGA テツザイノキ オトギリソウ科メスア属
29111 SERAYA ライトレッドセラヤ フタバガキ科サラノキ属
29112 DAMAR ナンヨウカツラ フタバガキ科サラノキ属
29113 NYATOH ニヤトー アカテツ科マドフカ属
29114 RAMIN ラミン ジンチョウゲ科ゴニスティルス属
29115 KEMPAS ケンパス マメ科Koompassia
29116 SEPETIR セペティア マメ科Sindra属
29117 TEMBUSU テムブス・パダン マチン科ファグラエア属
29118 TUALANG テュアラン マメ科Koompassia
29119 MEDANG メダン クスノキ科ニッケイ属
29120 KLEDANG アルトカルプス クワ科パンノキ属

電車

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KTMコミューター用

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KTMコミューターには専用の電車が在籍している。

編成番号の EMU は、英語電車を意味する Electric multiple unit の略称である。

クラス 編成数 編成番号 編成 導入年 製造
製造国 製造会社
クラス 81 18 EMU 01〜EMU 18 3両固定 1994年〜1995年 ハンガリー[1] ガンツ・ハンスレット[2]
クラス 82 22 EMU 41〜EMU 62 3両固定 1996年〜1997年 南アフリカ ユニオン・キャリッジ・アンド・ワゴン
クラス 83 22 EMU 19〜EMU 40 3両固定 1996年〜1997年 大韓民国 現代ロテム
クラス 92 38 SCS 1〜SCS 38 6両固定 2010年〜 中華人民共和国 株洲電力機車
クラス 81
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  • 編成番号と車両番号
編成番号 車両番号
1号車 2号車 3号車
EMU 01 C8101 T8101 C8102
EMU 02 C8103 T8102 C8104
EMU 03 C8105 T8103 C8106
EMU 04 C8107 T8104 C8108
EMU 05 C8109 T8105 C8110
EMU 06 C8111 T8106 C8112
EMU 07 C8113 T8107 C8114
EMU 08 C8115 T8108 C8116
EMU 09 C8117 T8109 C8118
EMU 10 C8119 T8110 C8120
EMU 11 C8121 T8111 C8122
EMU 12 C8123 T8112 C8124
EMU 13 C8125 T8113 C8126
EMU 14 C8127 T8114 C8128
EMU 15 C8129 T8115 C8130
EMU 16 C8131 T8116 C8132
EMU 17 C8133 T8117 C8134
EMU 18 C8135 T8118 C8136
クラス 82
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  • 編成番号と車両番号
編成番号 車両番号
1号車 2号車 3号車
EMU 41 C8201 T8201 C8202
EMU 42 C8203 T8202 C8204
EMU 43 C8205 T8203 C8206
EMU 44 C8207 T8204 C8208
EMU 45 C8209 T8205 C8210
EMU 46 C8211 T8206 C8212
EMU 47 C8213 T8207 C8214
EMU 48 C8215 T8208 C8216
EMU 49 C8217 T8209 C8218
EMU 50 C8219 T8210 C8220
EMU 51 C8221 T8211 C8222
EMU 52 C8223 T8212 C8224
EMU 53 C8225 T8213 C8226
EMU 54 C8227 T8214 C8228
EMU 55 C8229 T8215 C8230
EMU 56 C8231 T8216 C8232
EMU 57 C8233 T8217 C8234
EMU 58 C8235 T8218 C8236
EMU 59 C8237 T8219 C8238
EMU 60 C8239 T8220 C8240
EMU 61 C8241 T8221 C8242
EMU 62 C8243 T8222 C8244
クラス 83
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  • 編成番号と車両番号
編成番号 車両番号
1号車 2号車 3号車
EMU 19 C8301 T8301 C8302
EMU 20 C8303 T8302 C8304
EMU 21 C8305 T8303 C8306
EMU 22 C8307 T8304 C8308
EMU 23 C8309 T8305 C8310
EMU 24 C8311 T8306 C8312
EMU 25 C8313 T8307 C8314
EMU 26 C8315 T8308 C8316
EMU 27 C8317 T8309 C8318
EMU 28 C8319 T8310 C8320
EMU 29 C8321 T8311 C8322
EMU 30 C8323 T8312 C8324
EMU 31 C8325 T8313 C8326
EMU 32 C8327 T8314 C8328
EMU 33 C8329 T8315 C8330
EMU 34 C8331 T8316 C8332
EMU 35 C8333 T8317 C8334
EMU 36 C8335 T8318 C8336
EMU 37 C8337 T8319 C8338
EMU 38 C8339 T8320 C8340
EMU 39 C8341 T8321 C8342
EMU 40 C8343 T8322 C8344
クラス 92
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KTM ETS用

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イポー〜ラワン間の電化複線化工事の完成にともない、6両編成30両の電車を新造、2010年8月12日からイポー〜KLセントラル〜スレンバン間で、KTM ETS (Electric Train Service)という新サービスとして運行を開始した。

2010年10月13日からは、KTMコミューターの朝晩各1往復、"6-Cars Komuter"にも使用されている。

編成番号の ETS は、 Electric Train Service の略称である。

なお、この電車は丸紅が受注し、車両は現代ロテム、電装は三菱電機が製造を担当した。

クラス 編成数 編成番号 編成 導入年 製造
製造国 製造会社
クラス 91 5 ETS 01〜ETS 05 6両固定 2009 大韓民国日本 現代ロテム三菱電機
クラス 91
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  • 編成番号と車両番号
編成番号 車両番号
1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車
ETS 01 C9101 T9101 M9101 M9102 T9102 C9102
ETS 02 C9103 T9103 M9103 M9104 T9104 C9104
ETS 03 C9105 T9105 M9105 M9106 T9106 C9106
ETS 04 C9107 T9107 M9107 M9108 T9108 C9108
ETS 05 C9109 T9109 M9109 M9110 T9110 C9110

客車

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1950年代まではかつての宗主国であったイギリス製の車両が導入されていたが、1960年代にはオーストラリア製かつステンレス車体の車両、1970年代には日本および大韓民国で製造された車両が導入された。日本および大韓民国で製造された車両には、日本国鉄10系客車で実践の軽量化技術がふんだんに採り入れられている。1980年代以降も大韓民国製の車両が導入され、1990年代には同じく大韓民国製ながらステンレス車体の車両も登場。2000年代からはインドネシア製の車両やインド製の車両が導入される傍ら、マレーシア国内の鉄道車両メーカーによって製造された車両の導入も開始されている。

そのような状況のなか、JR西日本より14系客車が7両、24系客車が1両、JR九州より14系客車が6両譲渡された。これらは、東海岸線の慢性的な車両不足を補うことを目的としており、軌間変更等の工事及び外部塗装を一部変更のうえ、マラヤン・タイガー・トレインとして2012年2月1日より運行を開始した[3]

マレー鉄道車番 日本時代の車番 備考
BSC2002 スハフ14 11 元JR西日本
BSC2003 オハフ15 23 元JR西日本
BSC2005 オハ14 257 元JR西日本
BDNF1101 オロネ15 3001 元JR九州
BDNF1102 オハネ15 2004 元JR九州
BDNS2701 オハネ15 1102 元JR九州
BDNS2702 オハネ15 1246 元JR九州
BDNS2705 スハネフ14 6 元JR九州

貨車

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貨車は、ボギー車が中心となっている。

なお、車種の略称が形式になっている。

形式 日本語名 英語名
BBC タンク車セメント Bogie Bulk Cement
BBS Bogie Bulk Sugar
BCF コンテナ車 Bogie Container Flat
BCG 有蓋車 Bogie Covered Goods
BCK Bogie Cattle Truck
BCP Bogie Covered Parcel
BCT Bogie Car Truck
BCW Bogie Cistern Wagon
BEB ホッパ車バラスト Bogie Engineering Ballast
BFL 無蓋車 Bogie Flat Low Sides
BFW Bogie Flat Wagon
BGB Bogie Guard Brake Van
BHB Bogie Horse Box
BHS Bogie High Side Wagon
BHT Bogie Horse Truck
BHW Bogie Hopper Wagon
BIV Bogie Insulated Van
BLC Bogie Log and Container
BLS Bogie Low Side Wagon
BLT Bogie Loco Tools Van
BLW 長物車木材 Bogie Log Wagons
BMV Bogie Motor Van
BPV Bogie Parcel Van
BPW Bogie Pallet Wagon
BRF Bogie Refrigerated Flat
BRW Bogie Rail Wagon
BTA Bogie Tank Ammonia Wagon
BTO Bogie Tank Oil Wagon
BTP Bogie Tank Palm Wagon
BTU Bogie Tank Urea
BTW タンク車 Bogie Tank Water
BWW Bogie Well Water

出典

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  1. ^ 登録上の会社の所在地はオーストリア
  2. ^ 登録上は、当時同工場を保有していた上記オーストリアのイェンバッハ・トランスポート・システムの名義となっている。また、同時にイギリスの企業・ハンスレットの関連工場でもあったことから、イギリス国鉄の電車と類似した外観を持つ。
  3. ^ 斎藤幹雄 「マラヤン・タイガー・トレインが運転開始」『鉄道ピクトリアル』2012年7月号、電気車研究会、p.119

関連項目

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外部リンク

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