ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞

ダヴィッド・ディ・ドナテッロ主演女優賞: David di Donatello per la miglior attrice protagonista)は、 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞の部門の一つ。1956年、賞の創設と同時に設置された。

2023年現在での最多受賞者は7回受賞のソフィア・ローレンである。

受賞者・候補者一覧

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太字が受賞者。なお、1980年以前はノミネート制度が導入されていなかったため、賞は受賞者に直接授与されていた。

1950年代

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1960年代

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1970年代

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1980年代

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候補者 作品
1980 ヴィルナ・リージ 『スキャンドール』
1981
ヴァレリア・ドビチ 『パッション・ダモーレ』
マリアンジェラ・メラート Aiutami a sognare
エレナ・ファブリツィ Bianco, rosso e Verdone
1982
エレオノーラ・ジョルジ Borotalco
オルネラ・ムーティ 『町でいちばんの美女/ありきたりな狂気の物語』
マリーナ・スーマ Le occasioni di Rosa
1983
ジュリアーナ・デ・シーオ 『ハスラー・ザ・ファイナル』
ジュリアーナ・デ・シーオ Sciopèn
マリアンジェラ・メナート Il buon soldato
ハンナ・シグラ ピエラ 愛の遍歴
1984
リーナ・サストリ Mi manda Picone
ラウラ・モランテ 『僕のビアンカ』
モニカ・ヴィッティ Flirt
1985
リーナ・サストリ 『女テロリストの秘密』
ジュリアーナ・デ・シーオ Casablanca, Casablanca
レア・マッサーリ 『女テロリストの秘密』
ジュリア・ミゲネス 『カルメン』
1986
アンヘラ・モリーナ Un complicato intrigo di donne, vicoli e delitti
ジュリエッタ・マシーナ 『ジンジャーとフレッド』
リヴ・ウルマン 『女たちのテーブル』
1987
リヴ・ウルマン 『さらばモスクワ』
ヴァレリア・ゴリーノ Storia d'amore
ステファニア・サンドレッリ 『ラ・ファミリア』
1988
エレナ・ソフォーノワ 『黒い瞳』
ヴァレリア・ゴリーノ Gli occhiali d'oro
オルネラ・ムーティ Io e mia sorella
1989
ステファニア・サンドレッリ 『ミニョンにハートブレイク』
オルネラ・ムーティ Codice privato
マリナ・ヴラディ 『スプレンドール』

1990年代

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候補者 作品
1990
エレナ・ソフィア・リッチ Ne parliamo lunedì
ヴィルナ・リージ Buon Natale... buon anno
ステファニア・サンドレッリ Evelina e i suoi figli
リーナ・サストリ Piccoli equivoci
アンナ・ボナイウート Donna d'ombra
1991
マルゲリータ・ブイ 『殺意のサン・マルコ駅』
ナンシー・ブリッリ Italia-Germania 4-3
マルゲリータ・ブイ La settimana della Sfinge
イングリッド・チューリン La casa del sorriso
アンジェラ・フィノッキアーロ Volere volare
1992
ジュリアーナ・デ・シーオ Cattiva
マルゲリータ・ブイ Maledetto il giorno che t'ho incontrato
フランチェスカ・ネリ Pensavo fosse amore... invece era un calesse
1993
アントネッラ・ポンツィアーニ Verso sud
マルゲリータ・ブイ Cominciò tutto per caso
カーラ・グラヴィーナ Il lungo silenzio
1994
アーシア・アルジェント Perdiamoci di vista
キアラ・カゼッリ Dove siete? Io sono qui
バルバラ・デ・ロッシ Maniaci sentimentali
1995
アンナ・ボナイウート 『愛に戸惑って』
サブリナ・フェリッリ La bella vita
アンナ・ガリエーナ Senza pelle
1996
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ La seconda volta
ヴィルナ・リージ 『心のおもむくままに』
ラウラ・モランテ Ferie d'agosto
リーナ・サストリ Celluloide
1997
アーシア・アルジェント 『雨上がりの駅で』
マルゲリータ・ブイ Testimone a rischio
イアイア・フォルテ Luna e l'altra
クラウディア・ジェリーニ 『アイリスにぞっこん』
モニカ・グエッリトーレ La lupa
1998
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 『愛の言葉を信じて』
アンナ・ボナイウート 『戦争のリハーサル』
ヴァレリア・ゴリーノ 『アクロバットの女たち』
1999
マルゲリータ・ブイ 『もうひとつの世界』
フランチェスカ・ネリ Matrimoni
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ Del perduto amore

2000年代

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候補者 作品
2000
リーチャ・マリエッタ ベニスで恋して
ロレンツァ・インドヴィーナ Un amore
フランチェスカ・ネリ Il dolce rumore della vita
フランチェスカ・ネリ Io amo Andrea
イザベラ・ロッセリーニ 『ふたりのトスカーナ』
2001
ラウラ・モランテ 息子の部屋
マルゲリータ・ブイ 『無邪気な妖精たち』
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 『最後のキス』
2002
マリーナ・コンファローネ Incantesimo napoletano
サンドラ・チェッカレッリ 『ぼくの瞳の光』
リーチャ・マリエッタ 『赤い月の夜』
2003
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 向かいの窓
ドナテッラ・フィノッキアーロ Angela
ヴァレリア・ゴリーノ 『グラツィアの島』
ラウラ・モランテ 『リメンバー・ミー』
ステファニア・ロッカ 『彼らの場合』
2004
ペネロペ・クルス 赤いアモーレ
ミケーラ・チェスコン Primo amore
リーチャ・マリエッタ 『アガタと嵐』
ヴィオランテ・プラチド Che ne sarà di noi
マヤ・サンサ 『夜よ、こんにちは』
2005
バルボラ・ボブローヴァ 『聖なる心』
サンドラ・チェッカレッリ 『映画のようには愛せない』
ヴァレンティナ・チェルヴィ Provincia meccanica
マリア・デ・メデイロス Il resto di niente
マヤ・サンサ 『愛はふたたび』
2006
ヴァレリア・ゴリーノ La guerra di Mario
マルゲリータ・ブイ 『夫婦の危機』
クリスティアーナ・カポトンディ Notte prima degli esami
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 『心の中の獣』
アナ・カテリーナ・モラリウ 『わが人生最良の敵』
2007
クセニア・ラパポルト 題名のない子守唄
ドナテッラ・フィノッキアーロ 『結婚演出家』
マルゲリータ・ブイ 『対角に土星』
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 『いつか翔べるように』
ラウラ・モランテ Liscio
2008
マルゲリータ・ブイ 『日々と雲行き』
アンナ・ボナイウート 湖のほとりで
アントニア・リスコヴァ あたたかな場所
ヴァレンティーナ・ロドヴィーニ 『まなざしの長さをはかって』
ヴァレリア・ソラリーノ Signorina Effe
2009
アルバ・ロルヴァケル ボローニャの夕暮れ
ドナテッラ・フィノッキアーロ 『堕天使』
クラウディア・ジェリーニ Diverso da chi?
ヴァレリア・ゴリーノ 『ジュリアは夕べに出かけない』
イラリア・オッキーニ Mar nero

2010年代

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候補者 作品
2010
ミカエラ・ラマッツォッティ 『はじめての大切なもの』
グレタ・ズッケリ・モンタナーリ やがて来たる者へ
ステファニア・サンドレッリ 『はじめての大切なもの』
マルゲリータ・ブイ 『まっさらな光のもとで』
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ 愛の勝利を ムッソリーニを愛した女
2011
パオラ・コルテッレージ Nessuno mi può giudicare
セイラ・フェルバーバウム 『至宝 ある巨大企業の犯罪』
アンジェラ・フィノッキアーロ Benvenuti al sud
アルバ・ロルヴァケル 『素数たちの孤独』
イザベッラ・ラゴネーゼ 我らの生活
2012
趙濤 『ある海辺の詩人 小さなヴェニスで』
ヴァレリア・ゴリーノ 『バッグにはクリプトナイト』
クラウディア・ジェリーニ Il mio domani
ミカエラ・ラマッツォッティ 『天国は満席』
ドナテッラ・フィノッキアーロ 『海と大陸』
2013
マルゲリータ・ブイ 『はじまりは5つ星ホテルから』
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 『ローマに消えた男』
トニー 『来る日も来る日も』
テア・ファルコ 孤独な天使たち
ジャスミン・トリンカ 『いつか行くべき時が来る』
2014
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 『人間の値打ち』
パオラ・コルテッレージ Sotto una buona stella
サブリナ・フェリッリ グレート・ビューティー/追憶のローマ
カシア・スムトゥニアク カプチーノはお熱いうちに
ジャスミン・トリンカ 『ミエーレ』
2015
マルゲリータ・ブイ 『母よ、』
アルバ・ロルヴァケル 『ハングリー・ハーツ』
ヴィルナ・リージ 『ラテン・ラバー』
ジャスミン・トリンカ Nessuno si salva da solo
パオラ・コルテッレージ これが私の人生設計
2016
イレニア・パストレッリ 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
アストリッド・ベルジュ=フリスベ 『アラスカ』
パオラ・コルテッレージ Gli ultimi saranno ultimi
サブリナ・フェリッリ 『私と彼女』
ジュリエット・ビノシュ 『待つ女たち』
ヴァレリア・ゴリーノ 『あなたたちのために』
アンナ・フォリエッタ おとなの事情
2017
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 『歓びのトスカーナ』
ダフネ・スコッチャ 『花咲く恋』
アンジェラ&マリアンナ・フォンターナ 『切り離せないふたり』
ミカエラ・ラマッツォッティ 『歓びのトスカーナ』
マティルダ・デ・アンジェリス 『ゴッド・スピード・ユー!』
2018
ジャスミン・トリンカ 『フォルトゥナータ』
パオラ・コルテッレージ 『環状線の猫のように』
ヴァレリア・ゴリーノ 『エマの瞳』
ジョヴァンナ・メッツォジョルノ ナポリ、熟れた情事
イザベッラ・ラゴネーゼ Sole cuore amore
2019
エレナ・ソフィア・リッチ 『LORO 欲望のイタリア』
マリアンナ・フォンターナ 『カプリ島のレボリューション』
ピーナ・トゥルコ 『堕ちた希望』
アルバ・ロルヴァケル 『ルチアの恩寵』
アンナ・フォリエッタ 『ある日突然に』

2020年代

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候補者 作品
2020
ジャスミン・トリンカ 幸運の女神
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ I villeggianti
イザベッラ・ラゴネーゼ 『弟は僕のヒーロー』
リンダ・カリーディ 『憶えてる?』
ルネッタ・サヴィーノ Rosa
ヴァレリア・ゴリーノ 『オール・マイ・クレイジー・ラブ』
2021
ソフィア・ローレン 『これからの人生』
ヴィットリア・プッチーニ 18 regali
パオラ・コルテッレージ こどもたち
ミカエラ・ラマッツォッティ 離ればなれになっても
アルバ・ロルヴァケル 『靴ひものロンド』
2022
スワミー・ロートロ 『キアラへ』
ミリアム・レオーネ 『ディアボリック』
アウロラ・ジョヴィナッツォ フリークスアウト
ローザ・パラシアーノ Giulia
マリア・ナツィオナーレ 『笑いの王』
2023
バルバラ・ロンキ Settembre
ベネデッタ・ポルカローリ Amanda
マルゲリータ・ブイ 『夜の外側 イタリアを震撼させた55日間』
ペネロペ・クルス 『無限の広がり』
クラウディア・パンドルフィ 『乾いたローマ』
2024
パオラ・コルテッレージ 『まだ明日がある』
リンダ・カリーディ 『アモーレの最後の夜』
イザベッラ・ラゴネーゼ Come pecore in mezzo ai lupi
ミカエラ・ラマッツォッティ Felicità
バルバラ・ロンキ 『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』

複数回受賞者

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受賞回数 受賞者 年度
7 ソフィア・ローレン 1961年、1964年、1965年、1970年、1974年、1978年、2021年
5 マルゲリータ・ブイ 1991年、1999年、2008年、2013年、2015年
5 モニカ・ヴィッティ 1969年、1971年、1974年、1976年、1979年
4 ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ 1996年、1998年、2014年、2017年
4 マリアンジェラ・メラート 1975年、1977年、1978年、1981年
3 ジーナ・ロロブリジーダ 1956年、1963年、1969年
3 シルヴァーナ・マンガーノ 1963年、1967年、1973年
2 パオラ・コルテッレージ 2021年、2024年
2 ジャスミン・トリンカ 2018年、2020年
2 エレナ・ソフィア・リッチ 1999年、2021年
2 アーシア・アルジェント 1994年、1997年
2 ジュリアーナ・デ・シーオ 1983年、1992年
2 リーナ・サストリ 1984年、1985年
2 クラウディア・カルディナーレ 1968年、1972年
2 アンナ・マニャーニ 1958年、1959年

外部リンク

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