まず最初に、心に留めておくべき重要な注意事項をひとつ:

数人のウィキペディアンが漫画関連の記事でどのようにデータを整理するかについての提案をすべく集まりました。これらは単なる提案であり、記事を執筆する際に迷わず作業を進めるよう手助けするためのものです。これらの提案に従う義務があるなどと感じたりするべきではありません。けれども、何を書いていいか、どこから手をつけていいかわからない、といった状態の人には、以下のガイドラインは助けになるかも知れません。つまるところ、われわれはあなたに記事を書いて欲しいのです!


プロジェクト名

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ウィキプロジェクト 漫画

対象範囲

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このウィキプロジェクトの基本的な目的は、漫画作品の記事を書くためのガイドライン・テンプレートを検討・提供することです。

関連プロジェクト

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上位プロジェクト

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このプロジェクトの上位に位置するウィキプロジェクトは、今のところありません。

下位プロジェクト

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下位のプロジェクトとしては、以下の3つがあります。本プロジェクトは漫画作品を中心として漫画全般を対象としたプロジェクトとなっていますが、以下の項目については各下位プロジェクトで扱います。

プロジェクト:漫画家
漫画家および漫画原作者を取り扱います。
プロジェクト:漫画雑誌
漫画雑誌および漫画単行本レーベルを取り扱います。
プロジェクト:ドラえもん
漫画を原作とした『ドラえもん』全般を扱うプロジェクト。

類似プロジェクト

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創作作品を扱った類似のプロジェクトとして以下の6つがあります。メディアミックス作品については、該当するメディアのプロジェクトも参考にして下さい。

その他のプロジェクト

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その他の関連のプロジェクトとしては、以下の1つがあります。

プロジェクト:フィクション
メディア媒体の種類に因らずフィクションを全般的に扱うプロジェクト。漫画の多くはフィクションであり上位プロジェクトに近い位置づけにありますが、ノンフィクション漫画作品もあることから、上位ではなくその他の関連プロジェクトとしています。

参加者

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当プロジェクトはウィキペディア日本語版のアカウントをお持ちの方ならどなたでも参加することができます。賛同される方は、半角アスタリスクと半角チルダ3つ (* ~~~) または利用者ページヘのリンク(*[[利用者:利用者名|利用者名]])で記名をお願いします。参加者用ユーザーボックスを作成しました。自由にご利用下さい。

{{User WikiProject Comic}}

 この利用者はウィキプロジェクト 漫画に参加しています。

仕組み

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このウィキプロジェクトで扱われる各種の記事のフォーマットについての議論は下記で行います。この主題にあてはまる各種のカテゴリについても同様です。

一般的な戦略と議論の場

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運用方法

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この文書の内容は、単に記事執筆者の利便のための道具であって、記事執筆で従うべきルールではありません。しかし漫画作品の記事を書く為の指針となります。異議があった場合はノートで提案してください。

記事作成の指針

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  • まず、独立の記事が必要かどうかを最初に検討すべきです。独立の記事にすべき分量あるいは意義が無ければ、漫画家の記事の中で記述することを推奨します。またシリーズ内の1作品である場合は、独立記事の必要性がなくとも、シリーズをまとめることによって、その必要性が出てくる場合もあります。漫画作品記事を立項する時にはその作品が#特筆性を満たしているかどうかを確認してください。
  • ウィキペディアの基本方針とガイドラインに沿って執筆してください。特に中立的な観点検証可能性独自研究は載せない記事における三方針や、著作権ウィキペディアは何ではないかなどは重要です。記載の際は検証が容易になるよう出典を明記してください。出典は第何巻であるかや何ページであるかなど詳細に書き込んで下さい。
  • 百科事典であるウィキペディアにおいて、いわゆる「ネタバレ」については作品解説に必要であればためらう必要はありません。したがってネタバレを規制するようなローカルルールの制定はしないでください(cf.Wikipedia:ネタバレ)。
  • Wikipedia:スタイルマニュアル#著作物名に従い、書籍化された作品名や雑誌名は『 』で囲んでください。文脈として明らかに「雑誌掲載作品」としてのみ述べている場合や、短編集に収録された作品名などは「 」で囲んでください。
  • 一般的な記事スタイルについては、スタイルマニュアルも参照して下さい。
  • 架空の主題を記事にする場合にはプロジェクト:フィクションも参照してください。
  • 基本的に箇条書きは本文の補足として使います。禁止はしませんが雑多な内容を箇条書きした節にならないよう気を配りつつ、極力文章形式を中心にした記事を作成してください。

特筆性

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漫画作品の特筆性は他の書籍と同様に、何よりもまず信頼できる二次資料によって証明されます。したがって、あなたの執筆する漫画作品記事の特筆性を確実なものとしたいのであれば、まずは二次資料に基づいた記述を加えて下さい(cf.Wikipedia:特筆性 (書籍))。

しかしこの条件を厳密に適用すると現状では記事の多くが削除対象となり、様々な面での混乱が予想されます。そこで本PJでは、その時点で二次資料の明記がなくとも以下の様な条件に当てはまり一定の評価を受けていると見なせる作品については、将来的に出典を望める可能性を考慮して積極的な削除の対象からは除外しています。下記条件を満たす作品に対して特筆性がないと感じた場合は、直ぐに削除依頼を提出するのではなく、まずはノートでの議論を試みることにより出典を求め、記事を保全する努力を怠らないでください。

  • 商業出版社から、その作品単独での単行本化がされている。
    • 短編集の表題作はこの条件には含まれません。短編の扱いについては下記を参照。
  • その漫画を原作としてアニメ化などのメディアミックスが行われている。

ただし上記条件は、あくまで「出典の明記に猶予を与えるための条件」であり、「特筆性がある事を証明するための条件」ではありません。たとえこの条件を満たしていても長期間出典がないままであれば、特筆性を満たさない作品として削除の対象となることを十分に留意する必要があります。

二次資料が無く、さらに上記条件をいずれも満たさない作品については、本PJの合意として明らかに特筆性のない積極的な削除対象としています。ただし既にその作品の作者の記事がある場合には、作者記事へのリダイレクト化で対応してもかまいません。また、上記条件を満たしていても定義文と書誌情報しかないようなサブスタブについては、作者記事へのリダイレクト化が推奨されます。

短編作品の扱い

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単独で特筆性を満たす短編は少なく、本PJでは短編の単独記事を非推奨としています。短編についての執筆の際には、以下の形を検討してみてください。ただし、単独でも二次資料によって明確に特筆性を満たす作品についてはこの限りではありません。

  • 長編のベースとなった作品であれば、長編作品の記事内で扱い、長編記事の解説を充実させる。
  • 短編集の記事として立項し、短編集の収録作品として解説する。
  • 他の作品の単行本に併録されている場合、その併録先の記事で一緒に扱い、単行本の解説として充実させる。
  • 作者記事内で扱う。

アンソロジーの扱い

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他作品の二次創作を題材としたアンソロジーコミックについては、1冊単位での単独記事は非推奨としますがアンソロジーからの再録により構成される同一著者(一次創作者ではない)の短編集については#短編作品の扱いを優先します。また、二次創作であるか否かを問わず、個々の収録作品の単独記事は非推奨とします。ただし、該当作品が二次資料によって明確に特筆性を満たす場合についてはこの限りではありません。

  • 該当するアンソロジーが原作者の公認である場合は、基となった作品の記事内で扱う。ただし、二次資料によって明確に特筆性を満たすアンソロジーについては単独記事化を妨げない。

他作品の二次創作に当たらないアンソロジーについては、以下の通りとします。ただし、単巻でも二次資料によって明確に特筆性を満たすアンソロジーについてはこの限りではありません。

  • 原則としてレーベルの記事内で扱い、各巻ごとの節を設けて記述する。
  • 同一題材のアンソロジーが複数巻にわたり刊行されている場合やサブレーベルが形成されている場合、レーベルの記事内に留めると記事全体のバランスを失するような場合には単独記事化を妨げない。

赤リンク

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その時点で立項されていない項目であっても、上記特筆性を満たす項目であれば赤リンク(立項されていない項目へのリンク)を作成することに問題はありません。しかし、それらを満たさない項目への赤リンクは作成しないで下さい。また赤リンクを作成する際は#記事名の付け方に準じた形でリンクを作成してください。

記事名の付け方

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漫画作品の記事名は作品の正式名称を原則とします。表記揺れなどがあり、正式名称の判断が難しい場合は単行本奥付の表記に従ってください。ただし記事名に使える文字にはJIS X 0208の範囲内という制約があり、いわゆる機種依存文字は使えません。またシステム上の制約などによってJIS X 0208内であっても使用できない文字もあります。特に正式名称が記号類を含む場合には、Wikipedia:記事名の付け方をよく確認してから記事名を決定してください。

正式名称が制約文字を含んでいる場合

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正式名称に使用できない文字が含まれる場合は、代用表記を用いてください。例えば「♥」などは「・」(中黒)で、「①」のような丸囲み文字は「1」のように囲みを除いた文字で代用します(例:キャンディ♥キャンディ → キャンディ・キャンディ)。ただし、名称の末尾に使われた音を持たない記号については省略します(みんなあげちゃう♡ → みんなあげちゃう)。制約により正式名称が使えなかった場合には、記事冒頭に{{記事名の制約}}を付与してください。

なお、これらの記事に正式名称でリンクを貼りたい場合はパイプ付きリンク文字参照を用います(例:[[キャンディ・キャンディ|キャンディ♥キャンディ]] → キャンディ♥キャンディ)。

使用可能な記号

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以下に列挙したものに半角スペース( )を加えた147文字が使用できます。

  • 記述記号(18文字)
    • 、 。 , . ・[1] : ; ? ! — ‐ / \ 〜 ∥ |[2] … ‥
  • ダイアクリティカルマーク(8文字)
    • ゛ ゜ ´ ` ¨ ˆ ‾ _
  • 準仮名・漢字(10文字)
    • ヽ ヾ ゝ ゞ 〃 仝 々 〆 〇 ー
  • 括弧記号(22文字)
    • ‘ ’ “ ” ( ) 〔 〕 [[2][2][2][2] 〈 〉 《 》 「 」 『 』 【 】
  • 学術記号(45文字)
    • + - ± × ÷ = ≠ <[2][2] ≦ ≧ ∞ ∴ ♂ ♀ ∈ ∋ ⊆ ⊇ ⊂ ⊃ ∪ ∩ ∧ ∨ ¬ ⇒ ⇔ ∀ ∃ ∠ ⊥ ⌒ ∂ ∇ ≡ ≒ ≪ ≫ √ ∽ ∝ ∵ ∫ ∬
  • 単位記号(11文字)
    • ° ′ ″ ℃ ¥ $ ¢ £ % Å ‰
  • 一般記号(32文字)
    • [2] & * @ § ☆ ★ ○ ● ◎ ◇ ◆ □ ■ △ ▲ ▽ ▼ ※ 〒 → ← ↑ ↓ 〓 ♯ ♭ ♪ † ‡ ¶ ◯
  1. ^ 半角の中黒は「半角カナ」に含まれるため使用不可。
  2. ^ a b c d e f g h システム上の制約で半角は使用不可。

使用出来ない記号の例

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上記以外の記号は記事名には使用できませんが、頻出するもの・特に注意の必要なものを列挙します。

  • スート記号
  • 囲み文字全般
    • ①、Ⓐなど。
      • 囲みをなくして代用表記。
  • ローマ数字
    • Ⅰ、Ⅱ、Ⅳ、Ⅴなど。
      • 本来の表示方法であるアルファベットの組み合わせ(I、II 、IV、V)を使用。
  • システム上の制約で使えない半角記号
    • # < > [ ] { } |
      • これらは全角で代用してください。

曖昧さ回避

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同名の項目が存在する場合や近い将来に同名項目の立項が予想される場合には、その記事が同名項目の中の何について扱っているのかをはっきりとさせるため、末尾に「 (xxx)」を付与して曖昧さを回避します。この曖昧さ回避策では必ず括弧の前には半角スペースを入れ、括弧は半角の丸括弧を使用してください。詳細は以下の通りです。

  • 括弧内に使用する語句
  1. 同名項目が漫画以外の場合、分野を示す(漫画)を末尾に付与する。(例:『タッチ (漫画)』)
  2. 同名の漫画作品があり、漫画では分別できない場合は作者名を併記する。(例:『YELLOW (立野真琴の漫画)』と『YELLOW (宮崎信二・かわぐちかいじの漫画)』)
    • 著者名は奥付に従います。ただし、プロダクション名が併記されている場合は省略して下さい。
    • 原作者と作画者のように著者が複数いる場合は「・」(中黒)で著者を併記して下さい。ただし、人物名に中黒が含まれる場合は、混同を回避するため「/」(スラッシュ)で併記して下さい。記載順は単行本奥付の表記順に従います。多くの場合は原作者が前となっていますが異なる場合もあるため、事前に奥付で確認することが望まれます。監修者などのように著者には含まれない人物については、表紙に記載されていたとしても記事名には含めません。多くの場合は表紙で著者に比べて小さく表示されていることで区別がつきますが、最終的にはこちらも奥付で確認して下さい。
  • 曖昧さ回避の適用基準
  1. 作品名称が既に記事のある一般的な単語や成句のときは(表記の違いの有無にかかわらず)原則として曖昧さ回避をつける。(例:『黒船 (漫画)』、『スプライト (漫画)』、『UNDEAD (漫画)』)
  2. 記事名の違いが大文字・小文字のみの項目は曖昧さ回避の対象とする(漫画作品同士の場合は作者名をつけた曖昧さ回避を推奨するが、作者名をつけない場合はTemplate:混同を使用する)。(例:『Pink (岡崎京子の漫画)』と『PINK (鳥山明の漫画)』)
  3. 作品名の読みは同じだが大文字・小文字以外の表記の違いがあるときは作者名をつけた曖昧さ回避はせずにTemplate:混同を使用する。(例:『17歳 (漫画)』と『17歳。』、『ワースト (漫画)』と『WORST (漫画)』)
  4. 同名漫画が単独立項されていないが関連記事に記載されている場合(同名の小説記事内に漫画版の節があるなど)も曖昧さ回避の対象とする。(例:『ファイブ (ふるかわしおりの漫画)』と『ファイブ (ノンフィクション)#漫画』)
  5. 同名の漫画等が存在するが現時点で記事が存在しない場合、今後も記事立項の見込みが薄いと判断されるものは曖昧さ回避しなくともよい。
    • 同名の漫画作品が出版から既に長期間経過している、発行数が少ない、作者や作品の知名度が低い、短編作品であるなど、総合的にみて特筆性が低いと判断される場合は曖昧さ回避しなくともよい。
  • メディアミックス作品やキャラクターとの曖昧さ回避
  1. 同名項目がメディアミックス作品同士のみの場合には、原作に「曖昧さ回避なし」の項目名を優先して使用。
  2. 漫画の作品名と同名のキャラクター記事を独立させる場合には、作品記事名に「曖昧さ回避なし」の項目名を優先。
  3. キャラクターに関して他記事との曖昧さ回避が必要な場合、まずは[[キャラクター名 (キャラクター)]]あるいは[[キャラクター名 (架空の○○)]]という記事名で立項する(例:スーパーマン (架空の人物)アクビ (キャラクター))。同名のキャラクターが複数いたり、同名人物が多数いて識別が困難であるような場合は[[キャラクター名 (シリーズ名)]]あるいは[[キャラクター名 (作品名)]]で立項する(例:孫悟空 (ドラゴンボール) )。[[キャラクター名 (シリーズ名)]]あるいは[[キャラクター名 (作品名)]]という曖昧さ回避が使用できなかったり、混乱が生じる可能性がある場合は[[キャラクター名 (出版社名)]]とする(例:ロキ (マーベル・コミック))。
  4. 同一シリーズに同名のキャラクターが数人存在する場合は、キャラクターのもっとも一般的な呼び名を記事名として別名(通称、本名など)を曖昧さ回避に用いた立項を許容する。アメリカン・コミックスなどでは、人物の[[個人名]](例:トニー・スターク)と[[ヒーロー名 (個人名)]](例:ホークアイ (クリント・バートン))という曖昧さ回避を用いた立項の両方を許容する。同名のキャラクターが複数名存在する場合、代表的なキャラクター1名について[[キャラクター名 (出版社名)]]という記事名で立項をすることは推奨しない。ただし複数のキャラクターをまとめて来歴についての記事を作成する場合は[[キャラクター名 (出版社名)]]という記事名を使用してもよい(例:ブラック・ウィドウ (マーベル・コミック))。
  5. キャラクター名とコミックシリーズの誌名が重複しているような場合、基本的には曖昧さ回避なしで[[誌名]]という項目名を推奨する(例:スーパーマン)。作品名が重複する場合は[[誌名 (出版社名)]]という曖昧さ回避を使用する(例:スーパーガール (DCコミックス))。さらに重複する場合は[[誌名 (発刊年)]]などを使用する。

テンプレート

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導入部分

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記事の冒頭にinfoboxを付けます。付け方についてはTemplate:Infobox animangaを参照のこと。

作品名』(ふりがな)は、漫画家名による(国家地域名の)漫画、およびそれを原作としたアニメテレビドラマ

  • 国家地域名の」は原則明記しないと誤解を招きかねない場合に記載します。
  • 重要なものは、派生作品も定義として並列に並べます。

『雑誌名』(発行社)において、xxxx年からxxxx年まで連載された。全xx話。

(例)現代イタリアの小都市を舞台にした少年漫画。家族愛を主要なテーマとし、デザイナーを目指す主人公の成長物語として描く。イタリアの美しい風景の緻密な描写が特徴。作者のそれまでの作品の傾向から、以降の青年漫画への転換点となる作品。

(例)xxxx年にアニメ化、xxxx年に『‥‥』のタイトルでテレビドラマ化された。ドラマは、俳優のXXXのデビュー作となり、XXXとの共演が話題となった。また、ドラマのヒットがxxxx年代後半の日本におけるイタリアブームのきっかけのひとつともなった。

  • 作品を説明する根幹の文章。およその内容や作品の特徴など、重要な事項はここに書きます。節以下の詳細項目と内容が重複しても構いません。詳細項目を読まなくても、百科事典の項目としての概要説明が完結するようにします。本文が貧弱で、データばかりの記事は好まれません。書くべき内容が多ければ概要の節を作ります。

ここに書くべき内容の例を挙げます。

  • 作者、掲載雑誌、発表年などの基本情報。雑誌の号数は書かなくても構いません。
  • ジャンル。「少女漫画」「青年漫画」など対象年齢による区分や、「野球漫画」「グルメ漫画」などテーマによる区分が明確であれば。
  • 作品の基本的内容。具体的には「いつどこで(物語の背景)誰がなにをなんのためにどうする姿を通して、何のテーマを描いた」漫画かを書きます。作品を知らない人が読んでもわかるように説明します。テーマについては独自研究に注意する。ある程度以上長くなるなら、節に分けて記述します。
    • ここが記事の根幹となる最重要の部分です。タイトルから明らかでも原則として記述しますが、無理に一文に収める必要はありません。分からないことを推測で書いてはいけません。また「いつ」を、その作品内での架空の暦(機動戦士ガンダムにおける宇宙世紀など)で表記しても構いませんが、分かりづらければ架空であることを明記します。
  • アニメ、ドラマ、映画など、翻案作品について。詳細は、節に分けて記述します。
  • 作品の特徴。詳細な内容は#作風とテーマに記述する。ここには出典が求められます。
  • 社会的位置づけ。受賞歴など。ある程度以上長くなるなら#社会的評価へ記述します。ここにも出典は必須です。

以上のような観点で書けることがあまり無い場合は、独立の記事にすべきではないかもしれません。

以下は節の例であり、必ずしも全てが必要なわけではありません。

概要

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  • 導入部が長くなりすぎる場合には、導入部には基本的な情報だけを書き、概要の節を作ります。

あらすじ

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  • Wikipedia:あらすじの書き方を順守します。1次資料を基に物語の展開を記載する場合は、現実社会の観点から記述する必要があるため、「第一巻では・・・」「第三話以降では・・・」というように本文中で参照をつけて記述することもできます。
  • 完結している作品であれば、物語の全体像がしっかりと理解出来るように、結末までを簡潔に要約します(cf./過剰な内容の整理)。
  • 継続中の作品についての逐次的な加筆は記述にまとまりがなくなるため、作中の区切りを目安としてそこまでを簡潔に要約します。部・編等に分けられている作品であれば完結している部等までを、分けられていない作品の場合は話の大きな区切りを目安とします。区切りの判断が難しい作品の場合は単行本化分を目安とします(cf./過剰な内容の整理Wikipedia:創作物を基にした逐次的な編集)。

登場人物

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この節では主な登場人物を解説します。立項当初は箇条書きでも構いませんが、リスト化が目的ではないのでまとめられる説明は1つの文章として記述するなど心掛けてください。むやみに列挙せず、主要キャラクターの紹介程度に抑えてください。プロフィールなど、詳細な説明も一般的に不要です。なおストーリーの展開上重要な言動などについては、この項目ではなく「あらすじ」の項目に記述してください。プロジェクト:フィクション/登場人物と設定の記述も参照してください。

中岡 元(なかおか げん)
本作の主人公。通称ゲン。原爆で家族を亡くしながらも、たくましく生きていく少年。
夢野 サリー(ゆめの サリー)
魔法の国からやってきた少女。
  • 以上のように記述する場合は、Help:ページの編集#箇条書きに則り、「; 人名1: 人名1の定義文」の形で記述するのが一般的ですが、前述の通り、必ずしも箇条書きにしなければいけないわけではありません。
  • 節の名称は「登場人物」、これがそぐわない場合は「登場キャラクター」とします。分割したときも「○○の登場人物」・「○○の登場キャラクター」とします。
  • 記事の分割を検討する場合はWP:WAF#記事の分割を参照してください。ただし、一覧記事は基本的に新規立項が望ましいとされています。作品記事内で肥大化した際は、まず整理するべきかを検討してください。一般的に主要人物の記載のみにとどまっていれば分割する必要はないでしょう。
  • アニメやドラマ作品などがある場合、キャストと並記しても構いません。

作風とテーマ

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作者の意図および特徴を記述します。節は2つに分けても構いません。

  • 独自研究にならないよう注意して下さい。作者の発言だけではなく、批評家の発言や雑誌でのレビューも出典として用いましょう。特徴について書く場合は外部からの分析が特に必須です。
  • 作者の他の作品と比べての特徴、漫画全般に対する位置づけ、漫画史における位置づけ、などを記述します。その特徴が「その作品の」というよりも「作者の」特徴と言うべきものである場合は、作品の記事ではなく作者の記事に記述することも検討して下さい。

制作背景

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  • 作品の企画から出版に至る経緯やその時の環境について記述します。作者が何をきっかけに着想を得て作品が生まれたのか、影響を受けた作品やモチーフはなにか、作者の別作品との関連性などを解説します。

サブタイトルについて

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漫画サブタイトルの記載は禁止されてはいませんが、ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありませんので、サブタイトルを単純に羅列しただけのデータベースは推奨されません。あらすじや各個のストーリーに盛り込む事ができないか検討してみてください。

翻案作品など

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アニメ、ドラマ、映画、ノベライズ作品、ゲームなど、翻案作品がある場合は、節に分けて記述します。翻案作品の方が有名なケースでも、原作を記事の主体として執筆します。メディアミックスの場合などには、「== 漫画 ==」の項目を立てて、漫画独自の内容を記述します。

以下にテレビアニメとゲームの例を説明します。劇場アニメ、テレビドラマ、映画は、テレビアニメにほぼ準じます。映画については、劇場用アニメと実写映画作品との区別が付くように記述します。プロジェクト:アニメのようにジャンル独自のプロジェクトがある場合は、そちらも参照して下さい。

テレビアニメ

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アニメタイトル、放映局、放映年月。制作プロダクション。全xx話。

  • アニメ作品に対する説明文。原作漫画と異なる設定などあれば、記述します。
  • 続編、リメイクなど、複数作品がある場合は、わかるように記述します。必要であれば、それぞれを節に分けて構いません。
  • 記事全体の分量が大きくなったり、アニメ固有の内容が大きくなったりする場合は、記事の分割を検討しても構いません。[[作品名 (アニメ)]] など。タイトルだけ同じで、内容がかけ離れている場合も相当するかもしれません。
  • 一般的にスタッフは主要人物が書かれていればよく、詳細なリストは必要ありません。
  • その他、主題歌など。
登場人物
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キャラクター名
- 声優名
説明

ゲーム

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  • タイトル(プレイステーション、xxxx年、XX社)- コンクール入賞を目指すアドベンチャーゲーム
  • 派生作品としてのコンピューターゲームなど。トレーディングカードゲームなどは別の節で。

その他

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キャラクター商品、CM、おもちゃ、事件、その他、特記すべき内容があれば。

社会的評価

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作品が世間にどのように受け入れられたのかを出典を基に記述します。

  • 漫画業界より外の社会に対する影響、外からの評価など。ドラマが社会的な話題になった、流行語が生まれた、など。海外での受け入れられ方、評判など。
  • 商業的評価や受賞歴などもここに含まれます。

関連書籍

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研究本などがあれば。

書誌情報

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既刊書誌情報を記述します。公式発売日以降の書誌のみ記述し、発売予定は記述しないでください

* [[作者名]] 『書名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、全○巻
*# xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|0-0000-0000-0}}
*# xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|978-0-0000-0000-0}}
*# xxxx年xx月xx日発行(同日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|978-0-00-000000-0}}

* [[原作者名]](原作)・[[作画者名]](作画) 『書名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、既刊○巻(xxxx年xx月xx日現在)
** 1巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|0-0000-0000-0}}
** 2巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|978-0-0000-0000-0}}
** 3巻、xxxx年xx月xx日発行(同日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|978-0-00-000000-0}}

Wikipedia:出典を明記するの出典表示方法に準じますが、リストの末尾に句点(。)を記さなくとも構いません。様々な環境でリストであることを明確にするため、原則として箇条書きのマークアップで記して下さい。作者名・出版社名など全体を通じて共通する項目については、箇条書きの上層に明記することによってリスト各項では省略できます。シリーズもののコミックスの場合は書名も上層にまとめ、各巻の巻数はリスト内に記すか、自明であれば番号付き箇条書きを使用して省略もできます。上層には総巻数の情報を記載してください。判型を変えて再出版がある場合は、区別を容易とするため判型も記述するとよいでしょう。1冊しか刊行されていないもの(ただし巻数表記があるものは除く)は、発行日やISBNと合わせて1行で記述して構いません。なお、ライトノベルの書誌情報の書式についてはプロジェクト:ライトノベル#既刊一覧をご覧ください。

各項目の表記方法を以下に掲示します。

作者名
原作者と作画者のように作者が複数存在する場合は、作者の区分を括弧の中に表記し、奥付での表示順序に合わせて中黒(・)でつなぎます。
書名・巻次
日本語の書名は『』で囲みます。各巻の巻数は自明であれば省略することもできます。「1巻」などの表記でもよく、表紙などにある表記を用いることもできます。本題と副題のつなぎ方は書誌での表記にならい、特に決まっていなければスペースで区切るだけで構いません。
巻数
完結した作品の場合には「全xx巻」、継続中の作品の場合には「既刊xx巻(xxxx年xx月xx日現在)」の形で記述します。既刊の「現在」の日付としては月の第1日または最新刊の発売日が推奨されます。原則として1冊で完結している作品に「全1巻」の記述は不要ですが、続刊を予定しながら1巻しか発売されなかった作品については必要に応じて付加しても構いません。未刊のまま新刊の発行が止まった作品については既刊の絶版を目安として「全xx巻」に記述を変更します。
発行日・発売日
奥付に表示された発行日を記述します。出版物の記事として書誌情報の有用性を考慮し、出版社のWebサイトなどで公式発売日が確認できる場合は出典を付けて発売日を表記して構いません。発行と発売を区別できるよう、発行日を表記する場合は日付の後に「発行」などを付け、発売日を表記する場合は日付の後に「発売」を付けます。「発行」の記述は実物の奥付の表示(「初版発行」など)に準拠するのが望ましいです。
ISBN
Help:ISBNのリンクにより、ISBNは次の通り表記します。
  • 初版発行時にISBNが10桁で与えられた書誌(2006年以前発売)には10桁のものを、13桁で与えられた書誌(2007年以降発売)には13桁のものを表記します(両方が併記されている場合は10桁のものをISBNリンク付きで表記し、13桁のものはISBN-13として併記しますが、両方をリンクする必要はありません)。
  • なるべくハイフンで区切りを入れます。10桁の場合は4つ、13桁の場合は5つの要素に区切られます。区切りの位置は 978-4-06-xxxxxx-x(講談社)、978-4-592-xxxxx-x(白泉社)のように出版社ごとに異なります。日本の出版社であれば日本図書コード管理センターの出版社検索で出版者記号(講談社:06、白泉社:592など)を検索できます。
  • マジックリンクの将来的な廃止も考慮して、適宜{{ISBN2}}や{{ISBNT}}の使用および置換を実施する。

非推奨の形式

[[作者名]] 『書名』 [[出版社名]]〈[[レーベル名]]〉、全○巻
* 1巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|0-0000-0000-0}}
* 2巻、xxxx年xx月xx日発行(xxxx年xx月xx日発売<ref>◇◇◇◇</ref>)、{{ISBN2|978-0-0000-0000-0}}

本PJでは、上記のように上層に位置する情報を箇条書きではない平文で記述する方法をかつて推奨していました。しかしこの記述方法はHTML構文上でリストデータが分離してしまうため、現在では非推奨としています。ただし一時期は推奨され多数の記事で採用されていますので、本箇所の修正についてはそれのみを修正して回るのではなく、加筆や他の修正作業の際に随時行ってください。

Amazonなど通販サイトへの直接リンクは避けてください。これは「Wikipedia:外部リンクの選び方#掲載すべきでない外部リンク」で避けるべきとされています。

脚注

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書き方については、レイアウトの指針を参照してください。

参考文献

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書き方については、レイアウトの指針を参照してください。

関連項目

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書き方については、レイアウトの指針を参照してください。

外部リンク

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  • [https:// 公式サイト]
  • [https:// 総合的なファンサイト]
    • ファンサイトは、情報が古かったり、偏っていたり、思い入れ過剰だったりする場合は、取り上げるのにふさわしくありません。

テンプレートはここまで。

カテゴリ

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カテゴリについての一般的な説明はHelp:カテゴリを参照。カテゴリについては、下記の分類を中心に適切なものを付与します。

漫画作品カテゴリの全体的な方針に意見がある場合は、カテゴリのノートページ(あるいは本プロジェクトのノートページ)で議論が可能です。

五十音順カテゴリ

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タイトルの読み仮名の1文字目によりカテゴリを付与します。全ての漫画作品は、Category:漫画作品 (五十音別)のサブカテゴリ、Category:漫画作品 あからCategory:漫画作品 んまでのいずれかに属することになります。英数字のタイトルも、読み仮名(発音)により分類します。ソートキーは2文字目以降となります。

例えば『学校』というタイトルであれば、[[Category:漫画作品 か|つこう]] と記述すると、「Category:漫画作品 か」の中の「つ」の欄に並びます。

掲載媒体別カテゴリ

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漫画作品記事は、作品を掲載媒体の種類で分類した「掲載媒体別カテゴリ」(「Category:漫画作品 (掲載媒体別)」以下)のいずれかにカテゴライズされます。原則として該当する最も深いカテゴリのみを付与してその上位カテゴリの重複付与はしませんが、複数の掲載媒体に掲載された作品などはこの限りではありません。「掲載媒体別カテゴリ」は雑誌・新聞などの掲載媒体の種類で大別し、さらに必要に応じてジャンル別のサブカテゴリで分類します。またカテゴリによっては掲載誌(紙)毎のサブカテゴリによって細分化します。

掲載誌毎のサブカテゴリ

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「掲載誌毎のサブカテゴリ」は「Category:月刊ニュータイプの漫画作品 」の様に「《掲載誌名》の漫画作品」の形を原則とし、「Category:月刊ニュータイプ」の様な掲載誌名そのものをカテゴリ名としたカテゴリ(以下「雑誌名カテゴリ」)は用いません(例外については後述)。「雑誌名カテゴリ」はあるが「《掲載誌名》の漫画作品」は不要な雑誌に掲載された漫画作品に対しては、該当する「掲載媒体別のカテゴリ」と「雑誌名カテゴリ」の双方を付与して下さい(例:『週刊朝日』掲載漫画には「Category:男性誌掲載漫画作品」と「Category:週刊朝日」を付与)。

「掲載誌毎のサブカテゴリ」作成は記事数が10以上あることを条件とし、10に満たないカテゴリについてはプロジェクトの合意に基づき削除依頼提出の対象になります。また記事数が10以上の場合であっても、直上にある「掲載誌別カテゴリ」の検索性向上に寄与していない場合は、削除依頼提出の対象となる場合があります。ただし「掲載誌別カテゴリ」の条件とは別に、既にある「雑誌名カテゴリ」内の構成上から分割が必要となった場合はこの限りではありません。

「雑誌名カテゴリ」を使う例外
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漫画雑誌あるいは掲載内容の多くを漫画が占める漫画雑誌に準じる雑誌については、例外的に「雑誌名カテゴリ」を「掲載媒体別カテゴリ」における「掲載誌毎のサブカテゴリ」として用いても構いません。ただし「掲載媒体別カテゴリ」としての不純物が多くなった場合には、この例外は適用されません。漫画作品以外の記事数が増えた場合(概ね10以上)には「雑誌名カテゴリ」のサブカテゴリとして「Category:《雑誌名》の漫画作品」を作成し、こちらを「掲載媒体別カテゴリ」のサブカテゴリとして使用して下さい。

作成基準等を含め、漫画雑誌の「雑誌名カテゴリ」に関する詳細は「プロジェクト:漫画雑誌#雑誌名のカテゴリ」をご覧下さい。

ジャンルによるカテゴリ

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漫画作品の内容によっては、ジャンル別のカテゴリが存在するものがあります。相当する漫画作品はジャンルによるカテゴリを付与します。

ジャンル別のカテゴリ作成について。

  1. (重要)「関連項目(作品)20項目以上」をひとつの目安とします。(その時点で)少数の作品しか存在しないジャンルは、その上位カテゴリを検討します。「恐竜漫画」の代わりに「動物漫画」など。
  2. (重要)一般的に使われている用語を使うこととし、オリジナルの用語は使わないで下さい(「独自の研究」にならないよう)。境界線上のケースを多数存在させないよう、定義はできるだけ明確であるべきです。そのカテゴリに含むかどうかの判定でなるべく迷わないようにします。
    • できれば、対応する「漫画のジャンルの記事」を作成するのが望ましいでしょう。「Category:スポーツ漫画」に対するスポーツ漫画など。
  3. 似た定義のカテゴリ、大きく重複するカテゴリは作りません。「不良漫画」と「暴走族漫画」など。
  4. 個々の漫画作品については、複数のジャンルが付与されて構いません。「サッカー漫画」であり「恋愛漫画」である、など。
  5. 上位カテゴリはCategory:漫画のジャンル

以上は、Category‐ノート:漫画作品/漫画のジャンルカテゴリでの議論によります。

作者によるカテゴリ

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主要な漫画家については、漫画家名のカテゴリが存在するものがあります。相当する漫画作品は作者によるカテゴリを付与します。

その他のカテゴリ

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表現形式による分類や、派生したアニメに付随するものなど、他にも様々なカテゴリがあります。しかし関連するカテゴリをすべて貼る必要はありません。カテゴリ付与の指針に従い、記事に必要なカテゴリを厳選してください。

漫画関連のスタブ項目

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まだ書きかけである、内容として不足しているという場合は、記事の終わりに{{Manga-stub}}と書きます。そうすると、Category:漫画関連のスタブ項目にリストされます。すでに{{Stub}}がある場合は、{{Manga-stub}}に置き換える方が良いですが、そのためだけの編集ではなく、何かの編集の際に合わせて置き換えることを推奨します。

備考

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漫画作品記事を新たに執筆した際に、関連して追加・修正した方がよい項目など。

関連項目

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