Help:音声・動画の作成と利用
ウィキペディア日本語版のヘルプページです。
ウィキペディアやウィキメディア・コモンズで用いられる音声ファイルや映像ファイルの作成法と記事内に呼び出す方法を説明します。ウィキペディアでは、特許使用料の問題を避けるため、ビデオ形式はOggとWebMを採用しています。それらのファイルについて、ならびにその再生法を知りたい場合には、Help:音声・動画の再生をご覧ください。
映像ファイルの変換
編集パソコンを使うと、デジタルカメラやスマートフォンから比較的簡単に映像ファイルを取り出すことができます。その技術的な詳細は各自で調べてください。映像ファイルでは、著作権に問題のないものを撮影したか、また誰が撮影した映像ファイルかという著作権のほかに、映像ファイルへとどうやって変換されているかというプログラムに特許使用料が生じるため、ウィキペディアにて使用するにはその問題のない映像形式に変換する必要ことが推奨されています。
2010年に特許の問題なく使用できる映像形式にWebMが登場し、そのうちVP9は改良が盛んであり、以下に紹介する以前からの Theora より高品質なファイルを作成できる可能性があります。
- VP9 Encoding Guide (webm wiki)
映像ファイルの変換に関しては、コモンズのHelp:ビデオ変換にも詳しい情報がある可能性があります。
- Wikimedia Toolforge のVideoConvert - WebM形式に変換できます。左記サイトからログインし、OAuth連携許可を許可します。
ログインすると、動画ファイルの追加 (Add files) 、オプション (Option) 、プレビュー (Preview)、変換 (convert) といった機能が使えます。オプションでは特に、90度回転させる場合に、Rotation(回転)を 90 deg clockwise に選択するといった指定が必要な場合があるでしょう。プレビュー画面から変換された拡張子 .webm の映像ファイルダウンロードし、後は#作成後の処理に従います。
Ogg Theora
編集Miro Video Converter は、多くの動画形式から Ogg Theora 形式への変換をサポートし、Microsoft Windows や Mac OSX にて使用できるフリーソフトです。
ffmpeg2theora が、mov mpg mpeg avi といった多くの動画形式から、Ogg Theora 形式への変換に使えます。
- ffmpeg2theora - Windows、Macintosh、Linux/Unixで動作します。
libtheora のencoder_exampleアプリケーションを使うことができます。MPlayer などに付属します。これは、Ogg Theora にエンコードする映像と音声の生データ (yuv4mpeg) をダンプすることができます。
変換について助けが必要な場合は、以下に問い合わせるといいでしょう。
- Raul654
- brian0918(Windowsのみ)
音声ファイル
編集- 音声ファイルを作成・編集するには、Audacity が高品質の音声ファイルエディターです。Windows、Macintosh、Linux/Unix で動作します。mp3 に使用するためには LAME が必要です。LAME Windows用。 / LAME Macintosh用。
- GUIのwinLAME Windows用。そのまま Ogg Vorbis にエンコードすることが可能です。
作成後の処理
編集アップロード
編集アップロードにあたっては、ウィキメディア・コモンズへのアップロードも検討してください。ウィキメディア・コモンズにアップロードされたファイルは、各語版ウィキペディアのほか、さまざまな姉妹プロジェクトでも利用できます。
記事からのリンク
編集記事から音声ファイルへのリンクは{{Audio}}や{{試聴}}を使うことができます。日本語以外の言語版については、Commons:List of the different audio-templates for the Wikipedias (ウィキメディア・コモンズ)を参照してください。
ノート | コード | 表示 |
---|---|---|
ノート | {{Audio|ファイル名|タイトル}} | |
ノート | {{試聴|ファイル名=ファイル名|タイトル=タイトル|説明文=説明文|フォーマット=[[Ogg]]}} |
動画ファイルについては、画像と同じ方法で表示させることができます。Help:画像の表示を参照してください。