1998 FIFAワールドカップ・決勝トーナメント
1998 FIFAワールドカップの決勝トーナメント(ノックアウトステージ)は、1998年6月27日から行われたラウンド16に始まり、同年7月12日に行われた決勝まで、3位決定戦を含めて16試合が行われた。
フォーマット
編集試合は90分(前後半45分)で行われ、同点の場合は30分(前後半15分)の延長戦を実施する。延長戦ではゴールデンゴール方式が採用され、どちらかのチームが得点した場合、その時点で試合が終了する。延長戦30分終了後も同点の場合はPK戦によって勝者を決定する。
進出チーム
編集8つのグループのそれぞれから上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
グループ | グループ1位 | グループ2位 |
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A | ブラジル | ノルウェー |
B | イタリア | チリ |
C | フランス | デンマーク |
D | ナイジェリア | パラグアイ |
E | オランダ | メキシコ |
F | ドイツ | ユーゴスラビア |
G | ルーマニア | イングランド |
H | アルゼンチン | クロアチア |
トーナメント表
編集ラウンド16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||
6月27日 – パリ | ||||||||||||||
ブラジル | 4 | |||||||||||||
7月3日 – ナント | ||||||||||||||
チリ | 1 | |||||||||||||
ブラジル | 3 | |||||||||||||
6月28日 – サン=ドニ | ||||||||||||||
デンマーク | 2 | |||||||||||||
ナイジェリア | 1 | |||||||||||||
7月7日 – マルセイユ | ||||||||||||||
デンマーク | 4 | |||||||||||||
ブラジル (p) | 1 (4) | |||||||||||||
6月29日 – トゥールーズ | ||||||||||||||
オランダ | 1 (2) | |||||||||||||
オランダ | 2 | |||||||||||||
7月4日 – マルセイユ | ||||||||||||||
ユーゴスラビア | 1 | |||||||||||||
オランダ | 2 | |||||||||||||
6月30日 – サン=テティエンヌ | ||||||||||||||
アルゼンチン | 1 | |||||||||||||
アルゼンチン (p) | 2 (4) | |||||||||||||
7月12日 – サン=ドニ | ||||||||||||||
イングランド | 2 (3) | |||||||||||||
ブラジル | 0 | |||||||||||||
6月27日 – マルセイユ | ||||||||||||||
フランス | 3 | |||||||||||||
イタリア | 1 | |||||||||||||
7月3日 – サン=ドニ | ||||||||||||||
ノルウェー | 0 | |||||||||||||
イタリア | 0 (3) | |||||||||||||
6月28日 – ランス | ||||||||||||||
フランス (p) | 0 (4) | |||||||||||||
フランス (G.G.) | 1 | |||||||||||||
7月8日 – サン=ドニ | ||||||||||||||
パラグアイ | 0 | |||||||||||||
フランス | 2 | |||||||||||||
6月29日 – モンペリエ | ||||||||||||||
クロアチア | 1 | 3位決定戦 | ||||||||||||
ドイツ | 2 | |||||||||||||
7月4日 – リヨン | 7月11日 – パリ | |||||||||||||
メキシコ | 1 | |||||||||||||
ドイツ | 0 | オランダ | 1 | |||||||||||
6月30日 – ボルドー | ||||||||||||||
クロアチア | 3 | クロアチア | 2 | |||||||||||
ルーマニア | 0 | |||||||||||||
クロアチア | 1 | |||||||||||||
ラウンド16
編集イタリア vs ノルウェー
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副審:
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ブラジル vs チリ
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副審:
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フランス vs パラグアイ
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副審:
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ナイジェリア vs デンマーク
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副審:
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ドイツ vs メキシコ
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副審:
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オランダ vs ユーゴスラビア
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副審:
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ルーマニア vs クロアチア
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副審:
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アルゼンチン vs イングランド
編集この試合、アルゼンチンは1986年メキシコ大会準々決勝(ディエゴ・マラドーナのいわゆる「神の手ゴール」と「5人抜きゴール」が生まれた試合)の験を担いで、1stユニフォーム(白と青の縦縞)ではなく2ndユニフォームを使用した[1]。試合は後半開始早々、ディエゴ・シメオネに報復攻撃を加えたデビッド・ベッカムが退場処分となり、試合もイングランドがPK戦の末敗れたことで、ベッカムは世間から激しい批判を浴びることになる[2]。
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副審:
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準々決勝
編集イタリア vs フランス
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副審:
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ブラジル vs デンマーク
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オランダ vs アルゼンチン
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副審:
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ドイツ vs クロアチア
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副審:
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準決勝
編集ブラジル vs オランダ
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副審:
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フランス vs クロアチア
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副審:
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3位決定戦
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副審:
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決勝
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副審:
関連項目編集出典編集
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