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1963年の阪神タイガース

1963年の阪神タイガース（1963ねんのはんしんタイガース）では、1963年の阪神タイガースにおける動向をまとめる。

1963年の阪神タイガース
成績
セントラル・リーグ3位
69勝70敗1分 勝率.496[1]
本拠地
都市 兵庫県西宮市
球場 甲子園球場
球団組織
オーナー 野田誠三
経営母体 阪神電気鉄道
監督 藤本定義
« 1962
1964 »

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この年の阪神タイガースは、シーズン途中で就任をした1961年を含めて、藤本定義監督の3年目のシーズンである。

概要

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　1リーグ時代の1947年以来15年ぶりに優勝を果たしたチームだが、さしたる補強もなくシーズンを開幕。前年優勝のご褒美としてチームはアメリカ・フロリダでキャンプを張ったものの、調整に失敗。このフロリダキャンプが影響したのかチームは開幕から大きく負け越し、5月までは5位に座るなどBクラス生活が続いた。6月以降は立ち直って3位まで順位を上げるが貯金と借金の繰り返しで、優勝した巨人に20回戦まで2勝18敗と最終7勝21敗で巨人優勝の大きくアシストをして、巨人と2位中日を捕まえることはできず最終的に69勝70敗1分の借金1の3位で終わり、連覇はならなかった。打撃陣は前年終盤に負傷した三宅秀史の穴を新外国人のフランク・ヤシックがカバーすることはできず、5月26日のダブルヘッダーの大洋戦（甲子園）ではで大洋の安打を1試合目の2回から2試合目の8回まで16回連続で無安打に抑えたが、第2試合目の0-0の9回二死二塁から初安打を打たれ敗戦するなど、シーズンで零敗24回というワースト記録をつくる[2]。投手陣は前年チーム勝ち星の大半を稼いだ小山正明と村山実の二枚看板がそろって大きく成績を落とした。シーズン終了後1953年に入団以来11年以来チームのエースとして君臨した小山が山内一弘との交換で東京（この年まで大毎）に移籍し、チームは打線重視の時代を迎えることになる。

チーム成績

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レギュラーシーズン

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開幕オーダー
1 遊 吉田義男
2 三 ヤシック
3 中 並木輝男
4 一 藤本勝巳
5 右 藤井栄治
6 左 ソロムコ
7 二 鎌田実
8 捕 福塚勝哉
9 投 小山正明
1963年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 -- 巨人 --
2位 中日 1.5 中日 3.0 中日 8.5 中日 10.0 中日 6.0 中日 4.0 中日 2.5
3位 広島 5.0 広島 7.5 国鉄 14.5 国鉄 17.0 阪神 18.0 阪神 16.5 阪神 14.5
4位 阪神 7.0 国鉄 8.0 阪神 15.5 大洋 20.5 大洋 21.0 大洋 19.0 国鉄 18.0
5位 国鉄 7.5 阪神 11.0 広島 16.5 阪神 20.5 国鉄 22.0 国鉄 19.5 大洋 24.0
6位 大洋 9.0 大洋 12.5 大洋 17.0 広島 22.0 広島 26.0 広島 25.0 広島 25.0


1963年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝 敗 分 勝率 差
1位 読売ジャイアンツ 83 55 2 .601 優勝
2位 中日ドラゴンズ 80 57 3 .584 2.5
3位 阪神タイガース 69 70 1 .496 14.5
4位 国鉄スワローズ 65 73 2 .471 18.0
5位 大洋ホエールズ 59 79 2 .428 24.0
6位 広島カープ 58 80 2 .420 25.0

[1]

入団・退団

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シーズン開幕前

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本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。

入団

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選手名 背番号 前所属 備考
投手
山尾孝雄 14 同志社大 新入団
中井悦雄 18 関西大中退 新入団
鏑木悦純 51 富士鉄室蘭 新入団
椎木孝影 58 和歌山・大成高等学校 新入団
松尾勝彦 68 兵庫・神戸商 新入団
交告弘利 69 岐阜・岐阜短大付属岐阜高 新入団
捕手
辻佳紀 29 明治大 新入団
内野手
ヤシック 1 ルーズベルト高校 新外国人
江田昌司 70 千葉・千葉商 新入団
野田征稔 72 パーフェクト リバティー教団 新入団
外野手
宇都宗夫 54 関西大学 新入団

退団

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選手名 背番号 退団区分 去就
投手
高橋孝明 13 引退
ブラウン 18 引退
安岡正博 58 引退
内野手
滝田政治 1 引退
外野手
幡野和男 45 引退
大黒正一 54 自由契約 阪急
長幡忠夫 57 引退

オールスターゲーム1963

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→詳細は「1963年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
監督 ファン投票 監督推薦
藤本定義 選出なし 小山正明
吉田義男
藤井栄治
村山昌史
ソロムコ
  • 取り消し線は出場辞退

選手・スタッフ

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  • シーズン途中から閉幕まで村山実が登録名を村山昌史に変更

試合結果

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凡例
勝利試合 敗北試合 引き分け 中止
1963年 レギュラーシーズン
 
4月(4勝8敗0分 .333) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
1 4月13日 巨人 5-3 小山(1-0) - - 甲子園 1-0
2 4月14日a 巨人 2-4 - 村山(0-1) - 甲子園 1-1
3 4月14日b 巨人 4-6 - 本間(0-1) - 甲子園 1-2
4月16日 中日 中止 中日 –
4 4月17日 中日 3-5 - 村山(0-2) - 藤本（1） 中日 1-3
5 4月18日 中日 2-4 - 小山(1-1) - 小山（1） 中日 1-4
6 4月20日 国鉄 5-4 渡辺(1-0) - - 甲子園 2-4
4月21日a 国鉄 中止 甲子園 –
4月21日b 国鉄 中止 甲子園 –
7 4月23日 巨人 2-7 - 小山(1-2) - 藤本（2） 後楽園 2-5
8 4月24日 巨人 2-13 - 石川緑(0-1) - 後楽園 2-6
9 4月25日 巨人 5-8 - 伊奈(0-1) - 後楽園 2-7
10 4月27日 国鉄 0-7 - 小山(1-3) - 後楽園 2-8
11 4月28日 国鉄 9-4 石川緑(1-1) - - 吉田（1） 後楽園 3-8
12 4月29日 国鉄 3-1 森光(1-0) - - 吉田（2） 後楽園 4-8
 
5月(5勝9敗0分 .357) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
5月1日a 大洋 中止 甲子園 –
5月1日b 大洋 中止 甲子園 –
13 5月3日 中日 6-3 小山(2-3) - - ソロムコ（1） 甲子園 5-8
5月4日 中日 中止 甲子園 –
14 5月5日a 中日 3-4 - 石川緑(1-2) - ソロムコ（2） 甲子園 5-9
15 5月5日b 中日 0-2 - 伊奈(0-2) - 甲子園 5-10
16 5月7日 広島 6-1 小山(3-3) - - 並木（1）ソロムコ（3） 広島市民 6-10
5月8日 広島 中止 広島市民 –
5月9日 広島 中止 広島市民 –
5月11日 広島 中止 甲子園 –
5月12日a 広島 中止 甲子園 –
5月12日b 広島 中止 甲子園 –
17 5月14日 大洋 0-8 - 伊奈(0-3) - 川崎 6-11
5月15日 大洋 中止 川崎 –
5月16日 大洋 中止 川崎 –
18 5月18日 巨人 0-2 - 小山(3-4) - 後楽園 6-12
19 5月19日 巨人 0-5 - 石川緑(1-3) - 後楽園 6-13
20 5月20日 巨人 0-3 - 本間(0-2) - 後楽園 6-14
5月21日 国鉄 中止 東京 –
21 5月22日 国鉄 4-2 小山(4-4) - - 小山（2）並木（2） 東京 7-14
22 5月23日 国鉄 0-3 - 森光(1-1) - 東京 7-15
23 5月25日 大洋 3-7 - 本間(0-3) - 甲子園 7-16
24 5月26日a 大洋 3-1 小山(5-4) - - 甲子園 8-16
25 5月26日b 大洋 0-1 - バッキー(0-1) - 甲子園 8-17
26 5月28日 広島 2-1 渡辺(2-0) - - 広島市民 9-17
5月29日 広島 中止 広島市民 –
5月30日 広島 中止 広島市民 –
 
6月(12勝11敗0分 .522) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
27 6月1日 中日 4-1 小山(6-4) - - ソロムコ（4） 甲子園 10-17
28 6月2日a 中日 6-2 バッキー(1-1) - - 甲子園 11-17
6月2日b 中日 中止 甲子園 –
6月4日 巨人 中止 甲子園 –
29 6月5日 巨人 5-4 太田(1-0) - - 藤本（3） 甲子園 12-17
6月6日 巨人 中止 甲子園 –
30 6月8日 大洋 7-3 渡辺(3-0) - - 西山（1）並木（3） 川崎 13-17
31 6月9日a 大洋 3-6 - 小山(6-5) - 川崎 13-18
32 6月9日b 大洋 0-3 - 石川緑(1-4) - 川崎 13-19
33 6月11日 中日 3-7 - 本間(0-4) - 並木（4） 中日 13-20
6月12日 中日 中止 中日 –
6月13日 中日 中止 中日 –
34 6月15日 国鉄 2-5 - 渡辺(3-1) - 藤本（4） 甲子園 13-21
35 6月16日a 国鉄 5-2 村山(1-2) - - 甲子園 14-21
36 6月16日b 国鉄 5-0 石川緑(2-4) - - ソロムコ（5）並木（5）朝井（1） 甲子園 15-21
37 6月18日 広島 2-0 牧(1-0) - - 藤井（1） 甲子園 16-21
38 6月19日 広島 8-3 小山(7-5) - - ソロムコ（6・7） 甲子園 17-21
39 6月20日a 広島 4-3 牧(2-0) - - 西山（2）遠井（1） 甲子園 18-21
40 6月20日b 広島 2-0 石川緑(3-4) - - 甲子園 19-21
41 6月22日 巨人 3-8 - 村山(1-3) - 甲子園 19-22
42 6月23日a 巨人 1-3 - 小山(7-6) - 甲子園 19-23
43 6月23日b 巨人 1-3 - 伊奈(0-4) - 甲子園 19-24
44 6月25日 大洋 8-3 バッキー(2-1) - - 川崎 20-24
45 6月26日 大洋 0-9 - 渡辺(3-2) - 川崎 20-25
46 6月27日 大洋 0-2 - 小山(7-7) - 川崎 20-26
47 6月29日 中日 0-3 - 牧(2-1) - 中日 20-27
48 6月30日a 中日 4-3 バッキー(3-1) - - 藤本（5） 中日 21-27
49 6月30日b 中日 6-7 - 太田(1-1) - ソロムコ（8） 中日 21-28
 
7月(9勝13敗0分 .409) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
50 7月2日 大洋 0-2 - 伊奈(0-5) - 甲子園 21-29
51 7月3日 大洋 4-2 太田(2-1) - - ソロムコ（9・10） 甲子園 22-29
52 7月4日a 大洋 8-4 小山(8-7) - - 小山（3）ソロムコ（11・12）ヤシック（1） 甲子園 23-29
53 7月4日b 大洋 0-2 - 森光(1-2) - 甲子園 23-30
54 7月6日 広島 6-7 - 牧(2-2) - 遠井（2） 広島市民 23-31
55 7月7日a 広島 8-4 石川緑(4-4) - - 藤井（2） 広島市民 24-31
56 7月7日b 広島 12-4 村山(2-3) - - 藤井（3・4） 広島市民 25-31
7月8日 広島 中止 広島市民 –
57 7月10日 国鉄 5-4 バッキー(4-1) - - 甲子園 26-31
7月11日 国鉄 中止 甲子園 –
58 7月13日 巨人 0-2 - 村山(2-4) - 後楽園 26-32
59 7月14日 巨人 3-4 - 小山(8-8) - ソロムコ（13） 後楽園 26-33
60 7月15日 巨人 1-9 - バッキー(4-2) - 戸梶（1） 後楽園 26-34
61 7月16日 国鉄 5-7 - 渡辺(3-3) - 後楽園 26-35
62 7月17日 国鉄 4-0 牧(3-2) - - 後楽園 27-35
63 7月18日 国鉄 9-2 小山(9-8) - - 遠井（3・4）並木（6） 後楽園 28-35
64 7月20日 広島 7-3 石川緑(5-4) - - 甲子園 29-35
65 7月21日a 広島 2-6 - バッキー(4-3) - 室山（1） 甲子園 29-36
66 7月21日b 広島 0-9 - 牧(3-3) - 甲子園 29-37
67 7月27日 中日 1-4 - 石川緑(5-5) - 甲子園 29-38
68 7月28日a 中日 1-3 - 小山(9-9) - 甲子園 29-39
69 7月28日b 中日 4-1 バッキー(5-3) - - 横山（1）藤井（5） 甲子園 30-39
70 7月30日 巨人 0-12 - 村山(2-5) - 甲子園 30-40
71 7月31日 巨人 5-9 - 石川緑(5-6) - 辻佳（1） 甲子園 30-41
 
8月(16勝10敗1分 .615) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
72 8月1日a 巨人 1-3 - 小山(9-10) - 甲子園 30-42
73 8月1日b 巨人 2-3 - 村山(2-6) - 甲子園 30-43
8月3日 広島 中止 広島市民 –
74 8月4日a 広島 3-2 渡辺(4-3) - - 広島市民 31-43
75 8月4日b 広島 6-6 - - - 横山（2） 広島市民 31-43-1
76 8月5日 広島 5-3 石川緑(6-6) - - 藤井（6）横山（3） 広島市民 32-43-1
77 8月7日 大洋 10-6 小山(10-10) - - 山本哲（1・2） 川崎 33-43-1
78 8月8日a 大洋 1-0 バッキー(6-3) - - 川崎 34-43-1
79 8月8日b 大洋 1-0 本間(1-4) - - 並木（7） 川崎 35-43-1
80 8月10日 巨人 1-0 村山(3-6) - - 後楽園 36-43-1
81 8月11日a 巨人 1-7 - 小山(10-11) - 後楽園 36-44-1
82 8月11日b 巨人 3-2 牧(4-3) - - 後楽園 37-44-1
83 8月13日 国鉄 7-6 牧(5-3) - - 朝井（2）並木（8） 東京 38-44-1
84 8月14日 国鉄 0-8 - 山尾(0-1) - 東京 38-45-1
85 8月15日a 国鉄 9-10 - 森光(1-3) - 遠井（5・6）石田（1） 東京 38-46-1
86 8月15日b 国鉄 4-2 牧(6-3) - - 東京 39-46-1
8月17日 中日 中止 中日 –
87 8月18日a 中日 3-4 - 村山(3-7) - ソロムコ（14） 中日 39-47-1
88 8月18日b 中日 6-3 渡辺(5-3) - - ソロムコ（15） 中日 40-47-1

大洋

89 8月21日a 大洋 1-0 本間(2-4) - - 甲子園 41-47-1
90 8月21日b 大洋 1-2 - バッキー(6-4) - 甲子園 41-48-1
91 8月22日 大洋 3-1 村山(4-7) - - ソロムコ（16） 甲子園 42-48-1
92 8月24日a 広島 4-5 - 渡辺(5-4) - ソロムコ（17） 広島市民 42-49-1
93 8月24日b 広島 2-1 牧(7-3) - - 三宅秀（1） 広島市民 43-49-1
8月25日a 広島 中止 広島市民 –
8月25日b 広島 中止 広島市民 –
94 8月27日 中日 0-1 - 本間(2-5) - 甲子園 43-50-1
95 8月28日 中日 3-1 村山(5-7) - - 甲子園 44-50-1
96 8月29日 中日 3-8 - 森光(1-4) - 甲子園 44-51-1
97 8月31日a 国鉄 1-0 石川緑(7-6) - - 甲子園 45-51-1
98 8月31日b 国鉄 4-1 本間(3-5) - - 甲子園 46-51-1
 
9月(13勝13敗0分 .500) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
99 9月1日a 国鉄 1-5 - 小山(10-12) - 横山（4） 甲子園 46-52-1
100 9月1日b 国鉄 8-1 村山(6-7) - - ヤシック（2） 甲子園 47-52-1
101 9月3日 広島 1-4 - 牧(7-4) - 並木（9） 甲子園 47-53-1
102 9月4日 広島 10-7 村山(7-7) - - 甲子園 48-53-1
103 9月5日 広島 7-4 石川緑(8-6) - - 甲子園 49-53-1
104 9月7日 巨人 0-4 - 本間(3-6) - 甲子園 49-54-1
105 9月8日a 巨人 10-1 村山(8-7) - - 並木（10）ソロムコ（18） 甲子園 50-54-1
106 9月8日b 巨人 12-7 小山(11-12) - - ソロムコ（19）並木（11） 甲子園 51-54-1
107 9月10日 大洋 5-6 - 石川緑(8-7) - 遠井（7） 川崎 51-55-1
108 9月11日a 大洋 3-5 - 村山(8-8) - 遠井（8）室山（2） 川崎 51-56-1
109 9月11日b 大洋 2-3 - 渡辺(5-5) - 川崎 51-57-1
110 9月12日 大洋 3-1 小山(12-12) - - 川崎 52-57-1
111 9月14日 巨人 2-1 本間(4-6) - - 後楽園 53-57-1
112 9月15日 巨人 2-3 - 村山(8-9) - 後楽園 53-58-1
113 9月17日 大洋 4-2 牧(8-4) - - 甲子園 54-58-1
114 9月18日a 大洋 5-10 - 小山(12-13) - 並木（12） 甲子園 54-59-1
115 9月18日b 大洋 3-2 中井(1-0) - - 遠井（9） 甲子園 55-59-1
116 9月19日 大洋 1-0 中井(2-0) - - ソロムコ（2） 甲子園 56-59-1
9月21日 中日 中止 甲子園 –
117 9月22日a 中日 2-4 - 本間(4-7) - 並木（13） 甲子園 56-60-1
118 9月22日b 中日 2-3 - 小山(12-14) - ソロムコ（21）牧（1） 甲子園 56-61-1
119 9月24日a 国鉄 3-4 - 村山(8-10) - 甲子園 56-62-1
120 9月24日b 国鉄 2-0 中井(3-0) - - 吉田（3） 甲子園 57-62-1
9月25日 国鉄 中止 甲子園 –
121 9月26日 国鉄 3-5 - 牧(8-5) - 並木（14） 甲子園 57-63-1
122 9月28日 中日 1-10 - 本間(4-8) - 中日 57-64-1
123 9月29日a 中日 4-0 小山(13-14) - - 中日 58-64-1
124 9月29日b 中日 6-0 中井(4-0) - - 中日 59-64-1
 
10月(10勝6敗0分 .625) 
# 日付 対戦相手 スコア 勝利投手 敗戦投手 セーブ 本塁打 球場 勝敗
10月1日 広島 中止 甲子園 –
125 10月2日a 広島 5-1 バッキー(7-4) - - 甲子園 60-64-1
126 10月2日b 広島 1-0 村山(9-10) - - 甲子園 61-64-1
127 10月3日a 広島 5-2 石川緑(9-7) - - 藤井（7）ソロムコ（22） 甲子園 62-64-1
128 10月3日b 広島 3-2 本間(5-8) - - 並木（15）横山（5） 甲子園 63-64-1
129 10月5日 国鉄 5-2 小山(14-14) - - 東京 64-64-1
130 10月6日 国鉄 6-2 森光(2-4) - - 鎌田（1）吉田（4）遠井（10） 東京 65-64-1
131 10月8日 中日 4-2 渡辺(6-5) - - 朝井（3） 中日 66-64-1
10月9日 中日 中止 中日 –
132 10月10日a 中日 5-4 村山(10-10) - - 室山（3） 中日 67-64-1
133 10月10日b 中日 6-4 バッキー(8-4) - - 藤井（8）バッキー（1）横地（1） 中日 68-64-1
134 10月12日 国鉄 2-11 - 石川緑(9-8) - 甲子園 68-65-1
135 10月13日 国鉄 0-6 - 福浦(0-1) - 甲子園 68-66-1
136 10月16日a 広島 3-10 - 渡辺(6-6) - 並木（16）辻佳（2） 広島市民 68-67-1
10月16日b 大洋 中止 広島市民 –
137 10月17日a 広島 7-1 村山(11-10) - - 遠井（11） 広島市民 69-67-1
138 10月17日b 広島 0-1 - バッキー(8-5) - 広島市民 69-68-1
139 10月18日 広島 0-1 - 牧(8-6) - 広島市民 69-69-1
140 10月22日 中日 0-6 - 中井(4-1) - 甲子園 69-70-1

※日付の後の（a）はダブルヘッダー第1試合（b）はダブルヘッダー第2試合
※セーブ制度は1974年から

個人成績

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投手成績

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※色付きは規定投球回数（196イニング）以上の選手

  • 太字はリーグ最高
  • 完封合計は継投も含む
選手 登

板		 完

投		 完

封		 勝

利		 敗

戦		 勝

率		 投
球
回		 被
安
打		 被
本
塁
打		 与
四
球		 与
死
球		 奪
三
振		 失

点		 自
責
点		 防
御
率
こや/ 小山正明 34 12 0 14 14 .500 233.0 218 27 66 4 98 108 93 3.59
いい/ 飯尾為男 12 0 0 0 0 .000 22.2 25 1 7 1 10 13 12 4.70
いしかわみ/ 石川緑 38 5 3 9 8 .529 145.2 162 18 34 4 59 76 64 3.95
いしかわり/ 石川良照 3 0 0 0 0 .000 4.1 11 4 3 0 1 8 7 12.6
いな/ 伊奈努 10 0 0 0 5 .000 23.1 34 2 15 1 12 24 18 6.75
おお/ 太田紘一 31 0 0 2 1 .667 37.1 44 5 10 0 11 18 14 3.32
なか/ 中井悦雄 7 3 3 4 1 .800 37.0 25 3 10 0 14 5 5 1.22
にし/ 西村繁一 4 0 0 0 0 .000 7.0 10 1 0 0 3 4 3 3.86
はつ/ バッキー 33 7 1 8 5 .615 151.2 121 8 60 3 74 50 42 2.49
ふく/ 福浦健次 1 0 0 0 1 .000 5.0 2 1 2 1 0 3 2 3.60
ほん/ 本間勝 38 5 2 5 8 .385 139.1 123 10 47 1 74 48 39 2.51
まき/ 牧勝彦 36 3 0 8 6 .571 119.1 102 5 31 1 64 31 31 2.33
むら/ 村山実 28 10 2 11 10 .524 158.1 126 16 48 1 121 59 49 2.77
もり/ 森光正吉 26 0 0 2 4 .333 60.1 42 5 16 1 27 18 16 2.36
やまお/ 山尾孝雄 5 0 0 0 1 .000 10.0 14 2 3 1 3 9 7 6.30
やまも/ 山本康夫 1 0 0 0 0 .000 2.0 0 0 2 0 1 1 1 4.50
わた/ 渡辺省三 38 1 0 6 6 .500 96.2 105 7 26 2 23 46 42 3.90
合計 46 14 69 70 .558 1253.0 1164 115 380 21 595 521 445 3.19

打撃成績

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  • 色付きは規定打席（434打席）以上の選手
  • 太字 はリーグ最高
選手 試

合		 打

席		 打

数		 得

点		 安

打		 二
塁
打		 三
塁
打		 本
塁
打		 塁

打		 打

点		 盗

塁		 盗
塁
死		 犠

打		 犠

飛		 四

球		 死

球		 三

振		 併
殺
打		 打

率		 出
塁
率
ふし/ 藤井栄治 133 521 484 50 145 28 1 8 199 54 6 12 1 3 33 0 29 15 .300 .344
なみ/ 並木輝男 123 508 450 72 123 22 5 16 203 64 12 5 1 3 47 7 55 8 .273 .351
そろ/ ソロムコ 113 428 376 57 99 19 3 22 190 62 9 5 3 1 42 6 69 8 .263 .347
よし/ 吉田義男 120 464 416 50 109 25 4 4 154 31 10 7 4 1 39 4 14 1 .262 .331
あさ/ 朝井茂治 108 292 274 20 61 12 1 3 84 20 6 6 4 1 9 4 32 8 .223 .258
あさ/ 浅越桂一 10 14 14 0 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .143 .143
あん/ 安藤統夫 96 236 206 22 42 2 1 0 46 13 18 13 9 2 16 3 24 4 .204 .271
いした/ 石田博三 39 60 57 5 13 1 0 1 17 1 0 2 0 0 2 1 6 2 .228 .267
うめ/ 梅本正之 13 11 9 2 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1 4 0 .000 .182
かし/ 戸梶正夫 60 95 81 6 14 2 0 1 19 6 0 0 1 1 11 1 16 4 .173 .280
かま/ 鎌田実 110 416 400 43 104 12 3 1 125 26 5 4 1 2 13 0 13 5 .260 .283
くた/ 久代義明 1 3 3 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .333 .333
たき/ 滝川博己 2 2 2 1 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .500 .500
たに/ 谷川勉 5 8 8 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .125 .125
つしき/ 辻恭彦 4 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000
つしよ/ 辻佳紀 38 76 71 7 13 1 0 2 20 4 1 0 3 0 2 0 13 0 .183 .205
とお/ 遠井吾郎 118 380 331 36 94 17 1 11 146 56 3 2 0 2 46 1 49 8 .284 .373
にし/ 西山和良 79 86 80 5 20 1 0 2 27 12 1 0 0 0 6 0 6 2 .250 .302
ふくつ/ 福塚勝哉 85 126 123 7 24 3 0 0 27 1 1 1 1 0 2 0 16 5 .195 .208
ふしも/ 藤本勝巳 61 204 175 12 38 3 0 5 56 15 0 1 0 3 24 2 24 8 .217 .318
みやけひで/ 三宅秀史 24 50 48 4 9 2 1 1 16 5 1 0 0 0 2 0 15 2 .188 .220
みやけひろ/ 三宅博 26 54 47 7 12 4 0 0 16 0 1 0 4 0 3 0 4 0 .255 .300
むろ/ 室山皓之助 81 168 153 10 32 4 0 3 45 10 0 0 0 1 12 2 27 5 .209 .275
やし/ ヤシック 87 221 199 13 38 11 0 2 55 16 3 3 5 0 16 1 40 5 .191 .255
やまも/ 山本哲也 77 115 105 6 20 2 2 2 32 14 0 0 3 2 4 1 15 2 .190 .227
よこち/ 横地由松 27 33 29 4 3 0 0 1 6 1 0 2 1 0 3 0 12 0 .103 .188
よこや/ 横山光次 87 143 132 14 31 3 1 5 51 17 1 0 0 1 9 1 10 3 .235 .289
いい/ 飯尾為男 12 2 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000
いしか/ 石川緑 38 45 41 2 3 0 0 0 3 0 0 0 4 0 0 0 14 0 .073 .073
いな/ 伊奈努 10 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
おお/ 太田紘一 31 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000
こや/ 小山正明 34 81 78 7 20 2 0 3 31 8 0 0 2 0 1 0 13 3 .256 .266
なか/ 中井悦雄 7 12 9 0 3 0 0 0 3 0 0 0 2 0 1 0 2 0 .333 .400
はつ/ バッキー 33 49 45 3 6 1 0 1 10 7 0 0 3 0 1 0 15 0 .133 .152
ふくう/ 福浦健次 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000
ほん/ 本間勝 39 37 33 1 7 0 1 0 9 2 0 0 3 0 1 0 7 1 .212 .235
まき/ 牧勝彦 36 34 31 3 6 3 0 1 12 2 0 0 1 0 2 0 9 0 .194 .242
むら/ 村山実 28 57 47 3 8 0 1 0 10 7 0 0 1 0 9 0 13 0 .170 .304
もり/ 森光正吉 27 12 12 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0 .000 .000
やまお/ 山尾孝雄 11 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0 .000 .000
わた/ 渡辺省三 38 24 23 0 1 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 5 0 .043 .043
合計 5087 4614 472 1103 180 25 95 1618 454 79 63 58 23 357 35 593 99 .239 .299

達成記録・出来事

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  • 4月25日 - 巨人6回戦（後楽園）で王貞治にサイクルヒットを打たれる
  • 5月22日 - 村山実が登録名を村山昌史に変更することを発表する
  • 5月26日 - ジーン・バッキーが大洋4回戦（甲子園）はが9回1死まで完全試合、その後は四球やエラーを続けるも2死2塁まで追い込むが、浜中祥和に初ヒットを許し、2塁走者の稲川誠（大洋先発投手）が生還してノーヒットノーランと完封は全て潰され、挙げ句の果て打線の援護がなく敗戦投手となった、9回2死までノーヒットで抑えそこから負け投手になったのは史上初。
  • 8月10日 - 村山昌史が巨人21回戦（後楽園）で先発し8回終了まで完全投球、9回先頭池沢義行にヒットを打たれ記録はつぶれたが後続を抑え同カードの連敗を10で止める
  • 8月11日 - 村山昌史が巨人23回戦（後楽園）、7回1死2、3塁のピンチにリリーフして1人目の池沢義行にボールカウント2－2の5球目の内角の際どい球に対し国友球審のボールの判定に激怒、暴言を吐いたために退場を命じられるも、村山がこの裁定に怒って飛びかかろう（に見える）としたのを、国友球審の左手が村山のアゴに当たる。この一件に対し村山は泣きながら「何もやってない」と主張。世に言う「村山の涙の抗議事件」[3]。
  • 8月20日 - 大洋18回戦（甲子園）が開催予定だったが第45回全国高等学校野球選手権大会が雨天順延が続いたこともあり、当日の試合中止を8月17日に発表
  • 8月28日 - 村上昌史が中日18回戦（甲子園）、6回にジム・マーシャルから三振を奪い通算1000奪三振、史上26人目
  • 9月7日 - 巨人24回戦（甲子園）敗戦を喫し同一カード20敗目、同一カード年間20敗は球団史上初
  • 10月10日 - 中日26回戦（中日）で勝利し10連勝。二桁連勝は1958年7月19日国鉄18回戦（甲子園）から8月5日大洋16回戦（川崎）で10連勝（1分け含む）して以来5年ぶり球団史上7度目
  • 12月20日 - 小山正明と大毎（翌1964年より「東京オリオンズ」）の山内一弘との交換トレードが成立。いわゆる「世紀のトレード」

表彰

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脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b “年度別成績 1963年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2017年4月26日閲覧。
  2. ^ “阪神痛恨　２戦連続２３度目の完封負け　屈辱の球団ワースト記録にあと１”. デイリースポーツ online (2022年8月24日). 2022年8月24日閲覧。
  3. ^ 『ベースボールマガジン 2002年秋季号』ベースボール・マガジン社、2002年、119頁。 
 

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