音楽隊 (陸上自衛隊)

音楽演奏を主な任務とする陸上自衛隊の部隊

音楽隊(おんがくたい)は、諸外国の軍楽隊に相当する陸上自衛隊の部隊である。陸上自衛隊の職種の一つである「音楽科」(おんがくか、: Band)の隊員で編成され、音楽演奏を主な任務とする。同様に海上自衛隊航空自衛隊にも、それぞれ音楽隊が編成されている。

中央音楽隊(2008年4月)

解説

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任務

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東日本大震災における被災者慰問演奏
(東北方面音楽隊、2011年3月29日)

陸上自衛隊音楽隊の任務は次のとおりである[1]

  1. 隊員の士気高揚のための演奏
  2. 儀式のための演奏
  3. 広報のための演奏
  4. 必要に応じ、指揮所の警備

編成

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陸上自衛隊には次の21隊の音楽隊があり[2]、各隊の合計で約950名の演奏者が所属する[3]

中央音楽隊
防衛大臣直轄。英語名称は「JGSDF Central Band」。
方面音楽隊 (5隊)
方面総監直轄。各隊の名称は「陸上自衛隊○○方面音楽隊(JGSDF ○○ Army Band)」。
師団・旅団の音楽隊(15隊)
各師団・旅団長直轄。各隊の名称は「陸上自衛隊第○音楽隊(JGSDF ○th Band)」。

祭事やオリンピックなどの大規模な行事の際は、複数の音楽隊の合同編制となる場合もある。これら以外で音楽隊を名乗るもの(「○○駐屯地音楽隊」など)は隊員の課外活動であり[注 1]、音楽演奏を主な任務としている音楽科の部隊[注 2]ではない。

装備・制服

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通常演奏服装第2種夏服
(北部方面音楽隊、2008年9月)

主な装備品は楽器人員輸送車等。音楽科の隊種標識の色。職種徽章は、リラ(古代メソポタミアエジプトギリシアなどで用いられた竪琴)の下部に桜星を配し、外側をで囲ったもの。音楽隊の隊旗の意匠は、桜色の地色に濃黄の帽章、紺青の横線[1]

音楽科隊員の演奏時の制服は、別途定められており、階級章も装飾の付いた特別なものが用いられる。

隊員の処遇

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採用

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音楽隊員になるためには、自衛官採用試験に合格するだけでなく、各音楽隊で実施される部隊説明会で実技を行う必要がある[6]。音楽隊員になることができる自衛官採用試験の区分は、自衛官候補生一般曹候補生および一般幹部候補生である。自衛官候補生と一般曹候補生は入隊後、採用区分別に、戦闘訓練など自衛官としての基礎教育を3か月間[7]、一般隊員とともに教育隊で受ける。一般幹部候補生は、将来の隊長候補たる幹部自衛官に必要な知識と技能を身につけるために、陸上自衛隊幹部候補生学校で約10か月間の教育訓練を受ける[8]。その後、中央音楽隊において音楽科教育を受け、修了後に各音楽隊へ配属される。

例年、300人程度の受験者の中から、陸上自衛隊音楽隊全体で30~40人程度が採用される。採用者のほとんどは音楽大学・音楽短期大学および音楽専門学校の出身者である[6][注 3]

教育

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陸上自衛隊では、すべての音楽隊員が理論と演奏の初・中・上級教育を受けるほか、編曲法、ドリルコンテ作成、音響機材操作など専門実務の教育も行っており[8]、音楽隊員に対して次の教育課程がある[2]

陸上自衛隊音楽科の教育課程
課程名 期間
音楽科初級幹部集合教育 12週
上級陸曹特技課程「楽手長」 10週
初級陸曹特技課程「音楽」 18週
一般陸曹候補生課程後期「音楽」 13週
新隊員特技課程「音楽」 13週
陸士初級音楽集合教育 10週・隔年

また、これら内部教育に加えて、幹部自衛官には武蔵野音楽大学東京芸術大学での研修制度もあり、それぞれ1年間、指揮作曲などの教育を受ける[8]

日常の業務

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日々の訓練においては演奏訓練が主体であるが、自衛隊員として共通の訓練や体力錬成も行う[1][10]

通常の楽団では裏方に相当する業務、すなわち演奏会の企画などの事務作業から、車両の運転やステージの設営に至るまで、演奏者である音楽隊員が分担して行う[11][10]。また、陸上自衛隊の他の職種と同様に駐屯地の警衛(24時間の当直警備)も行う。音楽の前に自衛官としての任務が優先されるため、警衛勤務の直後に演奏会本番に臨むこともある[12]

定年

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自衛隊の多くの職種では、1佐以下の階級の者の定年は60歳未満(2曹・3曹の55歳から1佐の58歳まで4段階)であるが、音楽の職務にたずさわる自衛官の定年は、階級にかかわらず60歳と定められている[13]

陸上自衛隊中央音楽隊

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中央音楽隊
 
韓国鶏龍軍文化祭り朝鮮語版に参加する中央音楽隊(2011年10月)
創設 1951年昭和26年)6月1日
所属政体   日本
所属組織   陸上自衛隊
兵科 音楽隊
人員 約100名(演奏者 約70名)
所在地 東京都練馬区
上級単位 防衛大臣直轄
担当地域 日本全国
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陸上自衛隊中央音楽隊(りくじょうじえいたいちゅうおうおんがくたい)は東京都埼玉県にまたがる陸上自衛隊朝霞駐屯地に駐屯する、防衛大臣直轄部隊の一つ。音楽科要員の教育を担当するための「教育科」が設けられているため、隊編制ではあるが各職種学校と同等の扱いを受けている。国賓等に対する「特別儀仗演奏」の任務を与えられている日本で唯一の音楽隊であり[14][15]、また、日本を代表する吹奏楽団を称する[8]。年間90回ほどの特別儀仗演奏も含めて、年間190回ほどの演奏を行っている[10]。陸上自衛隊の他の音楽隊とは異なり、警備の任務は課せられていない[10]

各陸上自衛隊音楽隊から選抜された約100名(うち、演奏者は約70名)の隊員で編成されている[15]

 
総隊総監部正門よりパレード中の1951年(昭和26年)当時の警察予備隊総隊総監部仮分遣隊(警察予備隊音楽隊)。指揮を執る先頭は隊長の須摩洋朔。なお、帝国陸軍職業軍人たる元現役将校であった須摩は、公職追放令が解除されるまでは建前上は「講師」という肩書きで、制服ではなく私服を着用し音楽隊の指揮統率を行っていた[16][17]
 
1954年(昭和29年)当時の保安隊音楽隊

沿革

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警察予備隊総隊総監部仮分遣隊

  • 1951年昭和26年
    • 6月1日 - 「警察予備隊総隊総監部仮分遣隊」(45人)編成完結。
    • 8月10日 - 「創立一周年記念 警察予備隊歌発表会」開催(初公式演奏)。
    • 10月 - 全国ツアー開始。
  • 1952年昭和27年
    • 2月29日 - 練馬駐屯地に移駐。
    • 6月7日 - 「音楽隊創設一周年記念 音楽祭」開催(第1回定期演奏会)。

保安隊音楽隊

  • 1952年昭和27年)11月23日 - 警察予備隊の保安隊への改編に伴い「保安隊音楽隊」と隊称変更(須摩洋朔隊長)。

陸上自衛隊中央音楽隊

歴代の中央音楽隊長(特記ない限り1等陸佐
氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職
01 須摩洋朔 1951.6.1 - 1962.9.1 陸軍戸山学校
大正15年卒[33]
日本交響楽団
トロンボーン奏者
退職
武蔵野音楽大学学長秘書
02 斎藤徳三郎[34] 1962.9.1 - 1965.8.31 陸軍戸山学校・
昭和8年卒[35]
東京放送管弦楽団
→1964.6.1 1等陸佐昇任
中央音楽隊付
→1966.1.1 退職
03 玉目利保
2等陸佐
1965.9.1 - 1968.7.15 陸軍戸山学校・
昭和9年卒[36]
中央音楽隊
→1967.7.1 2等陸佐昇任
檜町駐屯地業務隊
→1968.11.18 退職
04 川橋又勝
(2等陸佐)
1968.7.16 - 1971.7.15 陸軍戸山学校・
昭和13年卒[37]
中部方面音楽隊長
→1970.7.1 2等陸佐昇任
自衛隊岐阜地方連絡部
→1971.9.28 退職
05 蟻正 晃
(2等陸佐)
1971.7.16 - 1975.3.16 陸軍戸山学校・
昭和17年卒[38]
中央音楽隊副隊長
→1974.1.1 2等陸佐昇任
朝霞駐屯地業務隊付
→1975.9.6 退職
06 高橋良雄
(2等陸佐)
1975.3.17 - 1977.1.13 陸軍戸山学校・
昭和19年卒[39]
中央音楽隊副隊長
→1976.7.1 2等陸佐昇任
練馬駐とん地業務隊付
→1977.4.30 退職
07 青木 進
(2等陸佐)
1977.1.14 - 1979.3.15 中央音楽隊副隊長
→1977.7.1 2等陸佐昇任
朝霞駐屯地業務隊付
→1979.6.1 退職
東京消防庁音楽隊
08 富家秀則 1979.3.16 - 1986.10.29 武蔵野音楽大学 中央音楽隊副隊長
→1984.4.1 1等陸佐昇任
退職
09 野中図洋和
(2等陸佐)
1986.10.30 - 1992.7.31 大阪音楽大学
U45
中央音楽隊副隊長 陸上幕僚監部
10 船山紘良
(2等陸佐)
1992.8.1 - 1995.7.31 武蔵野音楽大学 中央音楽隊副隊長 中央音楽隊付
→2003.6.22 退職(1等陸佐昇任)
11 野中図洋和 1995.8.1 - 2005.4.1 大阪音楽大学・
U45
陸上幕僚監部教育訓練部教育課 退職(陸将補昇任)
12 菅原 茂 2005.4.1 - 2007.7.31 武蔵野音楽大学 中央音楽隊副隊長 退職
13 武田 晃 2007.8.1 - 2017.3.22 武蔵野音楽大学 中央音楽隊副隊長 退職(陸将補昇任)
→武蔵野音楽大学講師[10]
14 樋口孝博 2017.3.23 - 2023.3.12 武蔵野音楽大学・
86U
中部方面音楽隊長 退職(陸将補昇任)

→音楽臨時教諭

15 志賀 亨 2023.3.13 - 武蔵野音楽大学 西部方面音楽隊長

方面音楽隊

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方面音楽隊長は3等陸佐および2等陸佐を基準として補職される[40]

北部方面音楽隊

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北部方面音楽隊(ほくぶほうめんおんがくたい)は、北海道札幌市の真駒内駐屯地に駐屯する北部方面隊直轄の音楽科部隊である。

1952年(昭和27年)に札幌市に発足した警察予備隊第2管区音楽隊が前身。1972年札幌オリンピックでは中心的音楽隊として活動した。

2014年(平成26年)には「第3回アジア太平洋諸国国際軍楽祭」(ロシアハバロフスク市)に招かれ、陸上自衛隊の方面音楽隊では初となる海外演奏を行った[41]

歴代の北部方面音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
14 横井 豊
15 古荘浩四郎 2佐 - 2003.3.22 武蔵野音楽大学 東部方面音楽隊長
16 樋口孝博
17 栗原 剛
18 澤野展之 3佐 2009.8.1 - 武蔵野音楽大学・94U
19 加藤良幸 3佐 2012.8.1 - 2015 91I 第2音楽隊長 中央音楽隊
20 村田 茂 3佐 2015.8.1 - 2019.3.22 96I 東北方面音楽隊副隊長 中央音楽隊
21 佐藤文俊 3佐 2019.3.23 -2023.3 神戸大学発達科学部・05U 陸上幕僚監部広報室 中央音楽隊教育科長
22 蓑毛勝熊 3佐 2023.3

東北方面音楽隊

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東北方面音楽隊(2014年2月)

東北方面音楽隊(とうほくほうめんおんがくたい)は、宮城県仙台市宮城野区の仙台駐屯地に駐屯する東北方面隊直轄の音楽科部隊である。

1960年(昭和35年)に創隊し、東北6県を広報担当区域として、年間約100回の派遣演奏を行っている。

1988年(昭和63年)には女性自衛官によるカラーガード隊『婦人自衛官フラッグ隊』(現東北方面フラッグ隊)が発足[42]。隊員は東北方面隊の各部隊から選抜され、広報基幹要員として東北方面音楽隊と共に活動している。

同隊所属コントラバス奏者である岩渕陽介三等陸曹(所属・階級は作曲当時)が2018年(平成30年)に作曲した行進曲「陽光を背に」は、陸上自衛隊創設以来、約半世紀使用されていた須磨洋朔作曲「祝典ギャロップ」に代わる車両行進曲として、2018年(平成30年)度中央観閲式より同曲と併用して使用されている[43][44]。この功績から岩渕三曹は山崎幸二陸上幕僚長より第2級賞詞を受けた[45]。2020年(令和2年)、フィンランドの国際軍楽祭であるハミナ軍楽祭が主催したリモート合奏に協力した。医療従事者に応援メッセージを届ける事を目的として12か国が参加した。

歴代の東北方面音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
12 菅原 茂 1989 - 1992.3.22 武蔵野音楽大学 中央音楽隊 東部方面音楽隊長
13 布施忠良
14 武田 晃 1996.8 - 2001.3 武蔵野音楽大学 中央音楽隊企画科長
15 水島 敏
16 佐藤政紀
17 田村 守 2008.3.23 - 2011.7.31 86I 中央音楽隊教育科教官班長 東部方面音楽隊長
18 高橋 充 2011.8.1 - 2013.11.30 中央音楽隊 東北方面音楽隊
19 志賀 亨 2佐 2013.12.1 - 2016.7.31 武蔵野音楽大学・90U 中央音楽隊企画科長 中央音楽隊副隊長
20 酒井伊知郎 2佐 2016.8.1 - 2019.3. 東京芸術大学大学院・96U 中央音楽隊副隊長 中央音楽隊演奏科長
21 阿部 亮 3佐 2019.3-2021.3 96I 中央音楽隊演奏科演奏班長
22 小川浩英 3佐 2021.3-2022.7 97I 中央音楽隊
23 澤野展之 2佐 2022.8- 武蔵野音楽大学・94U

東部方面音楽隊

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東部方面音楽隊(とうぶほうめんおんがくたい)は、東京都練馬区の朝霞駐屯地に駐屯する東部方面隊直轄の音楽科部隊である。

 
東部方面音楽隊(2008年4月)

関東地方甲信越地方及び静岡県の1都10県を広報担当区域としている。

沿革

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  • 1960年(昭和35年)1月14日:第1管区音楽隊(後の第1音楽隊)から選抜された隊員17名により練馬駐屯地で編成完結。翌2月に36名編成となる。
  • 1966年(昭和41年)8月1日:朝霞駐屯地に移駐する。
  • 1975年(昭和50年)7月10日:坂田道太防衛庁長官が視察のために来隊する。
  • 1975年(昭和50年)9月6日:第1回定期演奏会を川越市民会館で開催する。
  • 1978年(昭和53年)3月25日:芝浦分屯地に移駐する。
  • 1982年(昭和57年)3月25日:52名編成に定員を改編する。
  • 1989年(平成元年)2月24日:昭和天皇大喪の礼における沿道奏楽を新宿御苑正門前で行う。
  • 1990年(平成02年)11月12日:天皇明仁(現・上皇)の即位の礼における沿道奏楽を二重橋前交差点で行う。
  • 1994年(平成06年)7月27日:再び朝霞駐屯地に移駐する。
  • 2008年(平成20年)9月14日:第50回定期演奏会を東京芸術劇場で開催する。
  • 2019年(令和元年)11月10日:今上天皇の即位の礼における沿道奏楽を二重橋前交差点で行う[29]
歴代の東部方面音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
1 渡邉 一 1尉 1960.1.14 - 1965.3.15
2 金谷 隆 1尉 1965.3 - 1967.3
3 落合四郎 3佐 1967.3 - 1969.3
4 朝倉経武 3佐 1969.3 - 1970.3
5 緒方太助 3佐 1970.3 - 1974.1
6 富家秀則 3佐 1974.1 - 1976.3 武蔵野音楽大学 東部方面音楽隊副隊長
7 奥山 守 3佐 1976.3 - 1981.2 中央音楽隊
8 船山紘良 3佐 1976.2 - 1984.7.31 武蔵野音楽大学 第13音楽隊長 北部方面音楽隊長
9 櫻井壽一 3佐 1984.8.1 - 1987.7.31
10 横井 豊 3佐 1987.8.1 - 1992.3.22 国立音楽大学 中央音楽隊
11 菅原 茂 3佐 1992.3.23 - 1996.3.22 武蔵野音楽大学 東北方面音楽隊長 中央音楽隊演奏科長
12 片山伸生 2佐 1996.3.23 - 1999.3.22 国立音楽大学 中央音楽隊副隊長 西部方面音楽隊長
13 岡野敬三郎 3佐 1999.3.23 - 2003.3.22 武蔵野音楽大学 中央音楽隊運用訓練班長
14 古荘浩四郎 2佐 2003.3.23 - 2005.7.31 武蔵野音楽大学 北部方面音楽隊長
15 吉永雅弘 3佐 2005.8.1 - 2007.7.31 中央音楽隊 退職
16 志賀 亨 2佐 2007.8.1 - 2011.7.31 武蔵野音楽大学・90U 中央音楽隊演奏科長補佐 中央音楽隊演奏科長
17 田村 守 3佐 2011.8.1 - 2015.8.3 86I 東北方面音楽隊長 退職
18 澤野展之 2佐 2015.8.4 - 2016.3 武蔵野音楽大学・94U 中央音楽隊副隊長 滝ヶ原駐屯地業務隊
19 加藤良幸 3佐 2016.3 - 2018.8 92I 中央音楽隊企画科長 退職
20 森 良司 3佐 2018.8-2019.8 93I 中央音楽隊教育科長 退職
21 村田 茂 3佐 2019.8-2023.3 96I 中央音楽隊教育科長 中央音楽隊
22 酒井伊知郎 2佐 2023.3- 東京藝術大学大学院・96U

中部方面音楽隊

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中部方面音楽隊(ちゅうぶほうめんおんがくたい)は、兵庫県伊丹市伊丹駐屯地に駐屯する中部方面隊直轄の音楽科部隊である。

1952年(昭和27年)12月に発足した保安隊第3管区総監部音楽隊を前身として、1960年(昭和35年)1月に現名称に変更。北陸東海近畿中国四国の2府19県を広報担当区域としている。大阪府における1970年(昭和45年)の万国博覧会や1990年(平成2年)の花の万国博覧会への参加の他、毎年6月に開催される「3000人の吹奏楽」に通算38回出場。2014年(平成26年)10月、陸上自衛隊初の声楽要員(鶫真衣)を配置。2016年(平成28年)には鶫を起用して同音楽隊初となるCDブレーンより発売[46]、更に2018年(平成30年)には日本コロンビアより鶫を全面的にフィーチャリングしたメジャーデビューアルバムを発売した[47]。以降2022年(令和4年)2月までの間、“吹奏楽+歌(ソプラノ)”というスタイルのCD制作に積極的に取り組んだ[48]

歴代の中部方面音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
1 犬伏 清 3佐 1952.12-1957.3
1 吉原 豊 3佐 1957.4-1964.3
2 川橋又勝 3佐 1964.4-1968.3
3 池上康雄 1尉 1968.4-1969.8
4 青木 進 1尉 1969.9-1971.7
5 目良興市 1尉 1971.8-1974.3
6 堀越一久 3佐 1974.4-1978.7 西部方面音楽隊長
7 志記久雄 1尉 1978.8-1980.7
8 佐藤 稔 3佐 1980.8-1982.3
9 野中図洋和 3佐 1982.4-1985.7 大阪音楽大学 第3音楽隊長 中央音楽隊副隊長
10 古荘浩四郎 3佐 1985.8-1989.7 武蔵野音楽大学
11 岡田 修 3佐 1989.8-1994.3
12 岡野敬三郎 1尉 1994.4-1996.3 武蔵野音楽大学
13 赤羽一男 1尉 1996.3-1997.7
14 高橋俊雄 3佐 1997.8-2001.7
15 兒玉 周 3佐 2001.8-2004.7
16 栗原 剛 3佐 2004.7-2006.3.22
17 井田康男 3佐 2006.3.23 - 2010.7.31 84I 中央音楽隊教育科教官班長 西部方面音楽隊長
18 酒井伊知郎 3佐 2010.8.1 - 2014.12 東京芸術大学大学院・96U 中央音楽隊総務班長 中央音楽隊演奏科長兼ねて企画科長
19 樋口孝博 1佐 2014.12 - 2017.3.22 武蔵野音楽大学・86U 中央音楽隊副隊長(2佐)
2017年1月1日 1等陸佐昇任
中央音楽隊長
20 柴田昌宜 2佐 2017.3.23-2022.3.13 大阪音楽大学専攻科・03U 陸上幕僚幹部広報室
2021年7月1日 2等陸佐昇任
中央音楽隊教育科長
21 伊東札記 2佐 2022.3.14 00I・高卒 中央音楽隊企画科長

西部方面音楽隊

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西部方面音楽隊(せいぶほうめんおんがくたい)は、熊本県熊本市健軍駐屯地に駐屯する西部方面隊直轄の音楽科部隊である。

  • 概要  :1953年(昭和28年)6月に福岡駐屯地に発足した保安隊第4管区音楽隊が前身。その後、現在の健軍駐屯地に移駐。1960年(昭和35年)1月14日に18名編成で「西部方面音楽隊」として創隊。現在は52名の編成で九州・沖縄全域を広報担当区域としている。2022年(令和4年)10月、同隊で初の声楽要員として水上珠奈みずかみ まりな1士が配属された[49]。また同年11月、同隊で初の海外演奏をオマーン軍楽祭で行った[49]
歴代の西部方面音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
1 金谷 隆 2尉 1954.5 - 1959.8 中央音楽隊
2 米山博男 2尉 1959.9 - 1963.3 北部方面音楽隊長
3 玉目利保 1尉 1963.4 - 1964.3 中央音楽隊副隊長
4 川橋又勝 1尉 1964.3 - 1968.3   中央音楽隊副隊長
5 蟻正 晃 1尉 1968.4 - 1970.4 陸軍戸山学校 中央音楽隊副隊長
6 堀越一久 1尉 1970.4 - 1974.3   中部方面音楽隊長
7 太田之則 1尉 1974.4 - 1978.3   退職
8 細川忠徳 3佐 1978.4 - 1980.3   中央音楽隊
9 長谷川康世 1尉 1980.4 - 1981.8   退職
10 斉藤南海男 1尉 1981.9 - 1985.8   中央音楽隊
11 横井 豊 3佐 1985.9 - 1987.8 国立音楽大学 中央音楽隊
12 柳川成章 3佐 1987.9 - 1992.3   西部方面総監部
13 古荘浩四郎 3佐 1992.4 - 1999.3 武蔵野音楽大学 自衛隊静岡地方連絡部
14 片山伸生 2佐 1999.4 - 2004.3 国立音楽大学 東部方面音楽隊隊長 健軍駐屯地業務隊
15 神 明 3佐 2004.3 - 2007.3 中央音楽隊
16 高橋 充 3佐 2007.4 - 2010.7 中央音楽隊
17 井田康男 3佐 2010.08.01 - 2014.03.22 84I 中部方面音楽隊長 西部方面音楽隊付
18 森 良司 3佐 2014.03.23 - 2017.03.22 93I 中央音楽隊 中央音楽隊教育科長
19 伊東札記 3佐 2017.03.23 - 2020.03.15 00I 中央音楽隊付(東京藝大研修) 中央音楽隊企画科長
20 志賀 亨 1佐 2020.03.16 -2023.3 武蔵野音楽大学・90U 中央音楽隊副隊長(2佐)

2023年1月1日 1等陸佐昇任

中央音楽隊長
21 稲積 英典 3佐 2023.3- 01I 中央音楽隊演奏科演奏班長

師団・旅団の音楽隊

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第11音楽隊(2007年10月)
 
陸上自衛隊第11音楽隊の楽器輸送用業務トラック
音楽隊 師団旅団 駐屯地
第1音楽隊 第1師団 練馬駐屯地
第2音楽隊 第2師団 旭川駐屯地
第3音楽隊 第3師団 千僧駐屯地
第4音楽隊 第4師団 福岡駐屯地
第5音楽隊 第5旅団 帯広駐屯地
第6音楽隊 第6師団 神町駐屯地
第7音楽隊 第7師団 東千歳駐屯地
第8音楽隊 第8師団 北熊本駐屯地
第9音楽隊 第9師団 青森駐屯地
第10音楽隊 第10師団 守山駐屯地
第11音楽隊 第11旅団 真駒内駐屯地
第12音楽隊 第12旅団 相馬原駐屯地
第13音楽隊 第13旅団 海田市駐屯地
第14音楽隊 第14旅団 善通寺駐屯地
第15音楽隊 第15旅団 那覇駐屯地

各隊長は1尉または2尉をもって充てられる。

第1音楽隊

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第1音楽隊(2011年10月)
立川防災航空祭にて撮影
 
小田原北條五代祭りに参加する第1音楽隊(2009年5月)

第1音楽隊(だいいちおんがくたい)は、練馬駐屯地に駐屯する第1師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :東京都・神奈川県・埼玉県・静岡県・山梨県・千葉県・茨城県の1都6県を演奏担当区域とし、練馬駐屯地に駐屯している。
  • 創設  :1975年(昭和50年)8月1日
  • 編成地 :練馬駐屯地
  • 部隊表示:1音
歴代の第1音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
武田 晃 武蔵野音楽大学 第2混成団音楽隊長
吉永雅弘 中央音楽隊 中央音楽隊
戸田正久 東部方面音楽隊副隊長
土田和男 2尉 3尉候補者課程
22 伊東札記 1尉 2010.8.1 - 2014.7.31 00I 中央音楽隊教育科教務班長 中部方面音楽隊副隊長
23 宍戸 隆 1尉 2014.8.1 - 2016.7.31 92I 東部方面音楽隊副隊長 西部方面音楽隊副隊長
24 小川浩英 1尉 2016.8.1 - 2019.3. 97I 北部方面音楽隊副隊長 中央音楽隊
25 星野英裕 1尉 2019.3-2022.3 90I 中部方面音楽隊副隊長
26 新田祐樹 1尉 2022.3

第2音楽隊

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第2音楽隊(だいにおんがくたい)は、旭川駐屯地に駐屯する第2師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :1954年(昭和29年)に発足した「第2管区音楽隊」がその起源である。1975年(昭和50年)に、第2師団長直轄正規編成の「第2音楽隊」となる。2002年(平成14年)には東チモール、2004年(平成16年)にはイラク(自衛隊イラク派遣)へ隊員を派遣した。2014年(平成26年)8月に、自衛隊史上初の女性音楽隊長として富田淳子1尉が着任した。[8]
  • 創設  :1975年(昭和50年)8月1日
  • 編成地 :旭川駐屯地
  • 部隊表示:2音
歴代の第2音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
12 井田康男 1992.8 -1996.7 84I 第3音楽隊長 第9音楽隊長
13 星野英裕 90I 西部方面音楽隊音楽班長 東北方面音楽隊副隊長
14 藤後誠二 2002.3-2005.3 福岡大学 89I 第2混成団音楽隊長 中部方面音楽隊副隊長
15 加藤良幸 92I 中央音楽隊 北部方面音楽隊隊長
16 稲積英典 - 2009.7 01I 富士教導団音楽隊長 第8音楽隊長
17 戸田正久 2009.8 - 2012.7 東部方面音楽隊副隊長
18 菅原信秀 2012.8 - 2014.7 第11音楽隊長 東部方面音楽隊副隊長
19 富田淳子 1尉 2014.8 - 2016.7 愛媛大学教育学部音楽科・02I 北部方面音楽隊副隊長 中央音楽隊教育科
20 吉川康浩 2尉 2016.8-2018.7 11C 北部方面音楽隊音楽班長 第10音楽隊長
21 大志田真澄 2尉 2018.8-2021.3 13C 第14音楽隊副隊長
22 藤田 泰宏 2尉 2021.3- 中央音楽隊企画科管理幹部

第3音楽隊

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第3音楽隊(だいさんおんがくたい)は、千僧駐屯地に駐屯する第3師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :1960年(昭和35年)4月に第3師団音楽隊として発足し、1975年(昭和50年)に現在の正規編成・名称となり現在に至る。近畿2府4県にわたる広報活動のほか、各種行事にも積極的に参加している。
  • 部隊表示:3音
歴代の第3音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
一丸一重
高橋俊雄
岡野敬三郎 武蔵野音楽大学 中央音楽隊付幹部 中部方面音楽隊副隊長
井田康男 1988.3 - 1992.7 84I 中部方面音楽隊音楽班長 第2音楽隊長
宍戸 隆 1999 - 2002 92I 東北方面音楽隊音楽班長 中央音楽隊人事班長
15 森上芳郎 - 2007.3 中部方面音楽隊副隊長
16 中井嘉昭 2007.3 - 2010.3 第13音楽隊長 中部方面音楽隊副隊長
17 佐藤文俊 2010.3 - 2014.3 神戸大学発達科学部・05U 中部方面音楽隊音楽班長 中央音楽隊
18 阿部 亮 2014.3 - 2015.8 I6 東北方面音楽隊副隊長 中央音楽隊企画科総務班長
19 小牧 正 2尉 2015.8-2016.7 第15音楽隊長 中央音楽隊
20 渡部栄司 1尉 2016.8-2018.7 89I 西部方面音楽隊副隊長 松山駐屯地業務隊(退官)
21 八巻昌広 1尉 2018.8-2021.3 12I 着任時2尉。途中1尉に昇進。 中部方面音楽隊音楽班長
22 今井裕樹 1尉 2021.3-2024.3 広島大学教育学部・07I 内部部局防衛政策局国際政策課能力構築支援室員 中央音楽隊
川良匠 1尉 2024.3-

第4音楽隊

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第4音楽隊(だいよんおんがくたい)は、福岡県春日市の福岡駐屯地に駐屯する第4師団直轄の音楽科部隊。

  • 概要  :福岡県・佐賀県・長崎県・大分県の北部九州4県を演奏担当区域としている。
  • 部隊表示:4音
歴代の第4音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
1 落合四郎 2尉 1956.4 -1960.3
2 青木進 2尉 1960.3 -1964.3 中央音楽隊
3 志記久男 1尉 1964.3 -1968.3 中央音楽隊
4 井野川幸雄 1尉 1968.3 -1970.8 東北方面音楽隊
5 佐藤稔 2尉 1970.8 -1974.8 富士学校音楽隊
6 平山孝也 2尉 1974.8 -1978.3 東部方面音楽隊
7 来海滋 1尉 1978.3 -1983.3 第6音楽隊長
8 樋口謙三 1尉 1983.3 -1987.3 中央音楽隊教育科
9 吉永雅弘 1尉 1987.3 -1990.3 中央音楽隊
10 柳田明 1尉 1990.3 -1992.8 中央音楽隊
11 佐藤讓 1尉 1992.8 -1996.8 中央音楽隊
12 栗原剛 1尉 1996.8 -1999.3 中央音楽隊
13 水谷靖巳 1尉 1999.3 -2003.8 西部方面音楽隊副隊長
14 村上康弘 1尉 2003.8 -2006.8 第12音楽隊長
15 星野英裕 1尉 2006.8 -2009.8 90I 東北方面音楽隊副隊長 東部方面音楽隊副隊長
16 森本陽三 1尉 2009.8 -2013.3 05I 西部方面音楽隊音楽班長 第6音楽隊長
17 鈴木 聡 1尉 2013.3 -2015.8 07I 中央音楽隊
18 入江和也 2尉 2015.8 -2019.3 08C 西部方面音楽隊音楽班長 中央音楽隊
19 蓑毛勝熊 3佐 2019.3 -2021.3 03I 中央音楽隊 中央音楽隊
20 大志田真澄 2尉 2021.3 -2023.3 第2音楽隊長 中央音楽隊
21 林田広記 2尉 2023.3 - 第15音楽隊長

第5音楽隊

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第5音楽隊(だいごおんがくたい)は、北海道帯広市の帯広駐屯地に駐屯する第5旅団隷下の音楽科部隊。

  • 部隊表示:5音
歴代の第5音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
11 藤倉幸彦
12 葛本二三雄
13 山本 洋
14 柳田 明
15 松田寛史 作陽音楽大学中退・00I 東北方面音楽隊音楽班長 西部方面音楽隊副隊長
16 小林崇浩 1尉 2010.3.23 - 2014.3.22 武蔵野音楽大学05U 第6音楽隊長副隊長
17 鍋澤勇雄 2尉 2014.3.23 - 2017.3.22 06C 第5音楽隊副隊長 北部方面音楽隊副隊長
18 山田博之 2尉 2017.3.23 - 2019.7.31 09C 第9音楽隊長 中央音楽隊教育科
19 櫛引孝雄 2尉 2019.8.1 - 2022.7.31 14C 東部方面音楽隊音楽班長 第9音楽隊長
20 吉田年成 1尉 2022.8.1- 北海学園大学・16I 中央音楽隊演奏科

第6音楽隊

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第6音楽隊(だいろくおんがくたい)は、山形県東根市の神町駐屯地に駐屯する第6師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :1954年(昭和29年)に保安隊第6管区音楽隊として発足し、1962年(昭和37年)に第6師団音楽隊、さらに1975年(昭和50年)に現名称となり現在に至る。山形県・秋田県・宮城県・福島県の4県にわたる広報活動のほか、各種行事にも積極的に参加している。
  • 部隊表示:6音
歴代の第6音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
戸田正久
13 斎藤七雄
14 藤倉幸彦
15 水木勝行
16 冶部恒善 2008.3.26-2010.3
17 山下 顕 2010.8-2013.3 東邦音楽大学 北部方面音楽隊音楽班長兼運用訓練幹部 中央音楽隊企画課人事班長
18 森本陽三 2013.3-2015.8 05I 第4音楽隊長 東部方面音楽隊副隊長
19 菅原信秀 1尉 2015.8-2018.3.23 東部方面音楽隊副隊長 東北方面音楽隊副隊長
20 松田寛史 1尉 2018.3.23-2020.3 00I 中央音楽隊管理班長
21 濱中則昭 2尉 2020.3-2023.3 16C 東部方面音楽隊音楽班長 退職
22 石村俊之 1尉 2023.3 11C 中央音楽隊演奏班長

第7音楽隊

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第7音楽隊(だいななおんがくたい)は、北海道千歳市東千歳駐屯地に駐屯する第7師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :1959年(昭和34年)5月に発足した「第7混成団音楽隊」がその起源である。1962年(昭和37年)1月には東千歳駐屯地に移駐し、同年8月には第7師団音楽隊に改称された。その後、1971年(昭和46年)1月には日本国で開かれた初の冬季オリンピックである札幌オリンピックを支援した。1975年(昭和50年)8月には、「第7音楽隊」が編成完結した。1993年(平成5年)4月には、UNTAC第2次カンボジア派遣にも隊員を派遣した。2000年(平成12年)3月には、有珠山噴火災害派遣に際して隊員を派遣した。現在、第7師団管内の胆振・日高および南空知地方を中心とした広範な地域で演奏活動を行っている。
  • 部隊表示:7音
歴代の第7音楽隊長
氏名 階級科 在任期間 出身校・期 前職 後職
菅原 茂 1尉 1980 -1984 武蔵野音楽大学 第12音楽隊副隊長 東部方面音楽隊副隊長
14 菅原信秀
15 葛本二三雄
16 村田 茂
17 阿部 亮
18 竹原和男 1尉
19 佐々木博史 2尉 2015.8-2018.3.23 11I 中央音楽隊
20 鍋澤勇雄 1尉 2018.3.23-2020.8 06C 北部方面音楽隊副隊長 定年退官
21 平林 誠 2尉 2020.8-2023.3 中央音楽隊教育科教官
22 遠藤 敬 1尉 2023.3

第8音楽隊

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第8音楽隊(だいはちおんがくたい)は、熊本県熊本市北熊本駐屯地に駐屯する第8師団隷下の音楽科部隊。

  • 部隊表示:8音
歴代の第8音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
18 竹原和男
19 稲積英典 2009-2013 01I 第8音楽隊長 中央音楽隊教育科教務班長
20 蓑毛勝熊 1尉 2015.8.1 - 2017.3.22 03I 第9音楽隊長 中央音楽隊
21 森本陽三 1尉 2017.3.23 - 05I 東部方面音楽隊副隊長
22 川良 匠 1尉 2020.8 - 中部方面音楽隊音楽班長
23 原口浩文 2尉

第9音楽隊

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第9音楽隊(だいきゅうおんがくたい)は、青森県青森市青森駐屯地に駐屯する第9師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :長年、青森県・岩手県において広報活動を行ってきたが、1997年(平成9年)3月からは秋田県も担当区域に加わった。
    なお、青森県には同隊の他にも海上自衛隊大湊音楽隊(むつ市)、航空自衛隊北部航空音楽隊(三沢市)がそれぞれ駐屯しており、東京都以外で唯一、三自衛隊の音楽隊が揃っている。
  • 部隊表示:9音
歴代の第9音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
井田康男 1996.8 - 1999.7 84I 第2音楽隊長 中央音楽隊
14 阿部 亮 1尉 96I 中央音楽隊企画科研究幹部 第7音楽隊長
15 蓑毛勝熊 1尉 03I 第8音楽隊長
16 小川浩英 1尉 97I
17 山田博之 2尉
18 齋藤 了 2尉 2017.3.23 - 12C 中央音楽隊教官
19 佐々木博史 1尉 2020.3-2022.7 11I 中央音楽隊付(東京藝大研修) 中央音楽隊
20 櫛引孝雄 2尉 2022.8.1 14C 第5音楽隊長

第10音楽隊

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第10音楽隊(だいじゅうおんがくたい)は、愛知県名古屋市守山区守山駐屯地に駐屯する第10師団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :10師団管内の東海・北陸地域を主に、年間100回以上の演奏活動を行っている。
  • 部隊表示:10音
歴代の第10音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
兒玉 周
田村 守 1992 - 1995 86I 第2混成団音楽隊長 中央音楽隊演奏幹部
神山直三 1998.3-1999.8 幹候64期 中央音楽隊 中央音楽隊
戸田正久
16 伊藤 弘 2002.8-2006.3 80I 中央音楽隊
17 伊東札記 2006.3 - 2009.3 00I 西部方面音楽隊音楽班長 中央音楽隊教育科教務班長
18 小川浩英 1尉 2009.3.23 -2011.8 97I 中央音楽隊
19 今井裕樹 1尉 2011.8 -2013.8 広島大学教育学部・07I 東部方面音楽隊音楽班長 第13音楽隊長
20 松田寛史 1尉 2013.8 -2016.8 作陽音楽大学中退・00I 西部方面音楽隊副隊長 中央音楽隊
21 稲積英典 3佐 2016.8 ‐2018.7 着任時1尉。途中3佐昇任・01I 中央音楽隊教育科教務班長 中央音楽隊
22 吉川康浩 2尉 11C 第2音楽隊長 第11音楽隊長
23 加藤久仁明 1尉 11I 中央音楽隊
24 山田牧人 1尉 2022.3- 中部大学・13I

第11音楽隊

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第11音楽隊(だいじゅういちおんがくたい)は、北海道札幌市真駒内駐屯地に駐屯する第11旅団隷下の音楽科部隊。

  • 部隊表示:11音
歴代の第11音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
神山直三 1987.3 - 1992.3 幹候64期 東部方面音楽隊 中央音楽隊
12 田村 守 1998 - 2002 86I 中央音楽隊演奏幹部 北部方面音楽隊副隊長
13 竹原和男
14 宍戸 隆 2005 - 2009.3 92I 中央音楽隊人事班長 第14音楽隊長
15 藤倉幸彦 2009.3 - 2009.10 在任中に逝去
16 菅原信秀 1尉 2009.10.26 - 2012.08.01 北部方面音楽隊副隊長 第2音楽隊長
17 北川裕二 2尉 2012.8.1-2015.3 北部方面音楽隊訓練幹部 退職
18 山下 顕 1尉 2015.3-2018.3.23 東邦音楽大学・05I 中央音楽隊企画課人事班長 第15音楽隊長
19 石村俊之 1尉 2018.3.23-2020.3 10C 第15音楽隊長 第13音楽隊長
20 吉川康浩 2尉 2020.3.23-2022.7.31 11Ⅽ 第10音楽隊長
21 持丸周子 1尉 2022.8.1- 武蔵野音楽大学・16U 東部方面音楽隊音楽班長

第12音楽隊

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第12音楽隊(2007年4月)

第12音楽隊(だいじゅうにおんがくたい)は、群馬県榛東村の相馬原駐屯地に駐屯する第12旅団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :1975年(昭和50年)に発足した。以来、群馬県・栃木県・長野県・新潟県という九州地方とほぼ同じ規模の広範囲を担当地域としている。地域に密着した広報活動はもとより、担当区域外の東京・埼玉・神奈川・山梨等でも広報活動を行っている。1都10県の陸海空音楽隊が対応できない広報を最終的に請け負う音楽隊のため、演奏数はもとより、移動距離・時間は他の音楽隊の群を抜いている忙しい音楽隊である。ここ数年では、平成16年の新潟県中越地震、2007年(平成19年)の中越沖地震において、現地避難所へ慰問演奏のため派遣されているが、上級部隊である東部方面音楽隊などの各音楽隊がマスコミの多く集まる大きな避難所での慰問演奏を実施し注目される中、それをよそに被災状況が著しく、マスコミも逆に皆無で移動困難な地域の小さな各避難所や老人ホームを朝から晩まで巡回演奏を地道に実施していたのは、この音楽隊である。2006年(平成18年)の第10次イラク復興支援群へも要員を派遣していた。日本唯一の空中機動力を高めた旅団の音楽隊であり、音楽隊員は音楽演奏以外にもヘリコプター又は、高所からロープを使って降下するリペリング能力を有している。
  • 部隊表示:12音
歴代の第12音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
14 村上康広
15 神山直三 2010.3 - 幹候64期 中央音楽隊
16 阿部安誌雄 1尉 2011.8 - 中央音楽隊管理班長 中央音楽隊
17 渡辺 寛 2尉 2014.8-2018.8 東部方面音楽隊音楽班長 退職
18 原口浩文 2尉 2018.8.1 -2021.3 14C 中央音楽隊 中央音楽隊教育科教官
19 山田博之 2尉 2021.3- 09C 中央音楽隊教育科教官

第13音楽隊

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第13音楽隊(だいじゅうさんおんがくたい)は、広島県安芸郡海田町海田市駐屯地に駐屯する第13旅団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :第13音楽隊は1962年(昭和37年)1月18日、第13師団創設に伴い、第8普通科連隊所属の「第13師団音楽隊」として創設された。同年11月13日より第13師団司令部付隊に所属、1966年(昭和41年)4月7日より第13施設大隊本部管理中隊所属を経て、1975年(昭和50年)8月1日、師団直轄の「第13音楽隊」として新編され、1999年(平成11年)3月29日、旅団改編により現在の編成となる。第13音楽隊は隊員の士気100回に及ぶ演奏活動を実施しており、特に部外活動においては演奏会の他、学生を主体として演奏指導を実施する等、国民と自衛隊とをつなぐ広報の第一線部隊として日々活動している[50]
  • 部隊表示:13音
歴代の第13音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
5 船山紘良 - 1976.2 武蔵野音楽大学 自衛隊入隊 東部方面音楽隊長
7 田尻達仁
13 中井嘉昭 - 2007.3 第3音楽隊長
14 藤後誠二 2007.8 - 2009.3 福岡大学・89I 中部方面音楽隊副隊長 中央音楽隊総務班長
15 渡部栄司 2009.3 - 89I 西部方面音楽隊副隊長
16 今井裕樹 1尉 広島大学教育学部・07I 第10音楽隊長 中央音楽隊
17 加藤久仁明 2尉 2016.3-2018.3.23 11I 東部方面音楽隊音楽班長 中央音楽隊
18 鈴木 聡 1尉 2018.3.23-2020.3 07I 中央音楽隊
19 石村俊之 2020.3- 10c 第11音楽隊長

第14音楽隊

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第14音楽隊(だいじゅうよんおんがくたい)は、香川県善通寺市の善通寺駐屯地に駐屯する第14旅団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :1981年(昭和56年)3月の第2混成団創設と同時に発足した第2混成団音楽隊を起源とし、2006年(平成18年)3月27日に第2混成団第14旅団に改編されたことに伴い、「第14音楽隊」となった。四国における唯一の自衛隊音楽隊である。
  • 部隊表示:14音
歴代の第2混成団音楽隊長及び第14音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
第2混成団音楽隊長
武田 晃 武蔵野音楽大学 中央音楽隊教育科 第1音楽隊長
田村 守 1990 - 1992 86I 北部方面音楽隊音楽班長 第10音楽隊長
柳田 明
志賀 亨 1995 - 武蔵野音楽大学・90U 中央音楽隊 中央音楽隊
藤後誠二 1998 - 2002 福岡大学・89I 第2音楽隊長
森 良司 93I 富士学校音楽隊長 西部方面音楽隊副隊長
酒井伊知郎 1尉 2004 - 2006.3.26 東京芸術大学大学院・96U 北部方面音楽隊音楽班長 第14音楽隊長
第14音楽隊長
1 酒井伊知郎 3佐 2006.3.27 - 2007.3 東京芸術大学大学院・96U 第2混成団音楽隊長 中央音楽隊演奏班長
2 神山直三 1尉 2007.3 - 2009.3 幹候64期 東部方面音楽隊副隊長 中央音楽隊
3 宍戸 隆 1尉 2009.3 - 2012.8 92I 第11音楽隊長 東部方面音楽隊副隊長
4 守屋陽介 1尉 2012.8 - 2015.7.31 東京芸術大学・08U 東北方面音楽隊副隊長
5 奥津 猛 1尉 2015.8.1 - 2018.3.22 国立音楽大学・11U 中部方面音楽隊音楽班長 中央音楽隊
6 富田淳子 1尉 2018.3.23 - 2021.3 愛媛大学教育学部・02I 中央音楽隊教育科教務班長
7 中福島昭洋 2尉 2021.3 - 2024.3 17C 中央音楽隊教育科教官 第1音楽隊
8 平林 誠 1尉 2024.3 - 中央音楽隊

第15音楽隊

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2010年9月、第15音楽隊とアメリカ海兵隊第3海兵遠征軍軍楽隊のジョイント・コンサート

第15音楽隊(だいじゅうごおんがくたい)は、沖縄県那覇市那覇駐屯地に駐屯する第15旅団隷下の音楽科部隊。

  • 概要  :沖縄本島および島嶼部の巡回演奏を精力的に行い、ステージ演奏やマーチングの他、コンボ編成による軽音楽など、さまざまなスタイルで演奏活動を行っている。各種行事・イベントへの参加の他、在沖縄県アメリカ合衆国海兵隊軍楽隊とのジョイント・コンサートなども行っている。
  • 部隊表示:15音
歴代の第1混成団音楽隊長及び第15音楽隊長
氏名 階級 在任期間 出身校・期 前職 後職
第1混成団音楽隊長
1 河野 健 1972.03.01 - 1974.03.15
2 野中図洋和 1974.03.16 - 1976.03.15
3 柳川成章 1976.03.16 - 1979.03.15
4 赤羽一男 1979.03.16 - 1982.03.15
5 田尻達仁 2尉 1982.03.16 - 1984.07.31
6 村上康広 2尉 1984.08.01 - 1987.07.31
7 栗原 剛 2尉 1987.08.01 - 1990.07.31
8 樋口孝博 1990.08.01 - 1994.03.22 武蔵野音楽大学・86U
9 水谷靖巳 1尉 1994.03.23 - 1997.07.31 89C
10 加藤良幸 2尉 1997.08.01 - 2001.03.22 92I
11 澤野展之 1尉 2001.03.23 - 2005.03.22 94U
12 小川浩英 1尉 2005.03.23 - 2007.07.31 97I 中央音楽隊 中央音楽隊
13 柴田昌宜 1尉 2007.08.01 - 2010.03.25 大阪音楽大学専攻科・03U 東部方面音楽隊音楽班長 第15音楽隊長
第15音楽隊長
1 柴田昌宜 1尉 2010.03.26 - 2011.04.18 大阪音楽大学専攻科・03U 第1混成団音楽隊長 中央音楽隊
2 河野尚文 2尉 2011.04.19 - 2013.07.31 第15音楽隊副隊長
3 小牧 正 2尉 2013.08.01 - 2015.07.31 中央音楽隊 第3音楽隊長
4 石村俊之 2尉 2015.08.01 - 2018.03.22 10C 北部方面音楽隊音楽班長 第11音楽隊長
5 山下 顕 1尉 2018.03.23 - 2021.03.14 東邦音楽大学・05I 第11音楽隊長 中央音楽隊
6 林田広記 2尉 2021.03.15 -2023.3 西部方面音楽隊 運用訓練幹部 第4音楽隊長
7 永田秀憲 2尉 2023.3 西部方面音楽隊音楽班長兼運用訓練幹部

沿革

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警察予備隊

  • 1952年(昭和27年):第2管区音楽隊が札幌市で発足。

保安隊

  • 1952年(昭和27年)12月:第3管区総監部音楽隊を編成。
  • 1953年(昭和28年)
    • 4月:第1管区音楽隊を編成。
    • 6月:第4管区音楽隊福岡駐屯地で編成。その後、現在の熊本市・健軍駐屯地に移駐。
  • 1954年(昭和29年):
  1. 第2管区音楽隊を編成。
  2. 保安隊第6管区音楽隊を編成。

陸上自衛隊

  • 1956年(昭和31年)4月:第4管区音楽隊を編成。
  • 1957年(昭和32年):第9混成団音楽隊を編成。
  • 1959年(昭和34年)
    • 1月:第10混成団音楽隊が久居駐屯地で編成。
    • 5月:第7混成団音楽隊が真駒内駐屯地で編成。
    • 6月3日:第10混成団音楽隊が久居駐屯地から守山駐屯地に移駐。
  • 1960年(昭和35年)
    • 1月14日:
    1. 東部方面音楽隊が第1管区音楽隊(後の第1音楽隊)から選抜された隊員17名により練馬駐屯地で編成完結。
    2. 西部方面音楽隊が18名編成で創隊。
    • 1月:中部方面音楽隊を編成。
    • 2月:東部方面音楽隊が36名編成となる。
    • 4月:第3師団音楽隊を編成。
    • 月不明:東北方面音楽隊を編成。
  • 1962年(昭和37年)
    • 1月18日:
    1. 第1管区音楽隊が第1師団音楽隊に改編(司令部付隊に所属)。
    2. 第6管区音楽隊が第6師団音楽隊に改称。
    3. 第9混成団音楽隊が第9師団音楽隊に改称。
    4. 第10混成団音楽隊が第10師団音楽隊と改称。
    5. 第11師団音楽隊が真駒内駐屯地で新編。
    6. 第13師団音楽隊が第8普通科連隊所属として創設。
    • 1月:第7混成団音楽隊が東千歳駐屯地に移駐。
    • 8月:第7混成団音楽隊が第7師団音楽隊に改称。
    • 11月13日:第13師団音楽隊が第13師団司令部付隊に所属。
  • 1966年(昭和41年)
    • 4月2日:第10通信大隊改編。音楽隊(33名)を編入[51]
    • 4月7日:第13師団音楽隊が第13施設大隊本部管理中隊に所属。
  • 1972年(昭和47年)
    • 3月:臨時第1混成群音楽隊が北熊本駐屯地において発足、本部管理中隊に所属。
    • 10月:臨時第1混成群音楽隊が那覇駐屯地に移駐。
  • 1973年(昭和48年)10月:臨時第1混成群音楽隊が第1混成団の編成に伴い第1混成団本部付隊に所属変更し、名称を第1混成団音楽隊に改称。
  • 1975年(昭和50年)8月1日:
  1. 第1音楽隊を新編(師団長直轄部隊に)。
  2. 第2師団直轄の第2音楽隊に改編。
  3. 第3師団直轄の第3音楽隊に改編。
  4. 第4音楽隊を新編。
  5. 第5師団音楽隊が第5音楽隊に改称。独立新編。
  6. 第6師団音楽隊が第6音楽隊に改称。独立新編。
  7. 第7師団音楽隊が第7音楽隊に改称。独立新編。
  8. 第9師団音楽隊が第9音楽隊に改称。独立新編。
  9. 師団音楽隊の改編により第10音楽隊として独立新編。
  10. 第11師団音楽隊(真駒内駐屯地)が第11音楽隊に改称。
  11. 第12師団音楽隊が第12師団直轄の第12音楽隊として新編。
  12. 第13師団音楽隊が第13師団直轄の第13音楽隊として新編。
  • 1976年(昭和51年)2月:第1音楽隊が第1回定期演奏会を開催する。
  • 1981年(昭和56年)3月:第2混成団の新編に伴い第2混成団音楽隊が善通寺駐屯地に新編。
  • 1996年(平成8年)3月:第1混成団音楽隊が改編時に団付隊より独立し団直轄部隊として編成完結。
  • 1999年(平成11年)3月29日:第13旅団へ改編により旅団隷下の第13音楽隊となる。
  • 2006年(平成18年)3月27日:第2混成団音楽隊(善通寺駐屯地)が第14音楽隊に改称。第14旅団に隷属。
  • 2010年(平成22年)3月26日、第1混成団音楽隊(那覇駐屯地)が第15音楽隊に改称。第15旅団に隷属。

脚注

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注釈

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  1. ^ その隊が所属する駐屯地の行事では、正規の音楽隊と同様の演奏任務に就くことがある[4]
  2. ^ 例外的に、1994年から2019年までの間、第7普通科連隊本部管理中隊に普通科隊員で編成される「音楽小隊」があった[5]
  3. ^ 陸上自衛隊の他の職種からの内部採用もあり、第10音楽隊長などを勤めた稲積英典は、高等学校吹奏楽部でサクソフォーンを覚え、駐屯地施設科から実技試験を受けて音楽隊に入った[9]

映像

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  1. ^ [JDF PR Video] JGSDF Central Band Takes Part in The Royal Edinburgh Military Tattoo 2017”. 防衛省 (2017年11月13日). 2020年7月12日閲覧。
  2. ^ ニコ超2018陸自音楽隊ライブhttps://www.nicovideo.jp/watch/sm331265272021年5月22日閲覧 
  3. ^ Спасская башня - 2019. Фестиваль военных оркестров на Красной площади”. TV Center (2019年9月2日). 2020年7月12日閲覧。
  4. ^ Military Bands Everywhere (2024年7月28日). “The Japanese Ground Self Defence Force Central Band Eksjö International Tattoo and Concert 2024”. 2024年8月3日閲覧。

出典

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  1. ^ a b c 音楽隊の任務”. 第3音楽隊. 2015年5月18日閲覧。
  2. ^ a b 中央音楽隊パンフレット 2015年4月。
  3. ^ 魚本拓 (2024年8月26日). “陸上自衛隊中央音楽隊が「日本を代表する吹奏楽団」と称されるワケ”. MAMOR. 2024年8月27日閲覧。
  4. ^ Japanese Military Parade 陸上自衛隊富士学校観閲行進2013” (2013年8月12日). 2024年11月20日閲覧。
  5. ^ 市民に親しまれた音楽小隊が解散 陸自福知山」『両丹日日新聞』2019年8月2日。2024年11月18日閲覧。
  6. ^ a b c 広田稔; Coニコニコ出版部(仮) (2014年3月4日). “国賓、五輪、W杯で演奏 ニコニコ超パーティー出演“自衛隊中央音楽隊”がスゴ過ぎ”. 週アスPLUS. 2015年7月3日閲覧。
  7. ^ 洗足学園音楽大学 卒業後のキャリア”. リクナビ進学. 2015年5月28日閲覧。
  8. ^ a b c d e 平成27年度一般幹部候補生(陸上自衛隊(大卒程度試験)音楽要員)採用のご案内” (PDF). 中央音楽隊. 2015年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月3日閲覧。
  9. ^ 2018年6月8日中日新聞朝刊24面
  10. ^ a b c d e f 明知真理子 (2019年6月3日). “日本最高峰の吹奏楽団は自衛隊にあり! 魅惑の「自衛隊音楽隊」<後編>”. ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス. 2019年6月3日閲覧。
  11. ^ コラム 第2回 バックステージ”. 中央音楽隊. 2015年4月20日閲覧。
  12. ^ 月刊JWings編集部、2015、「それゆけ!女性自衛官 #137 陸上自衛隊中部方面音楽隊 鶫真衣1等陸士」、『月刊JWings』(210)、イカロス出版 pp. 78-79
  13. ^ 自衛隊沖縄地方協力本部援護課. “自衛官の定年年齢の引上げについて” (PDF). 自衛隊沖縄地方協力本部. 2022年2月27日閲覧。
  14. ^ セレモニアル・バンド”. 中央音楽隊. 2014年3月3日閲覧。
  15. ^ a b c 加藤一陽. “陸上自衛隊中央音楽隊「ニコニコ超パーティー」に出動!その理由、その正体”. ナタリー. 2014年3月3日閲覧。
  16. ^ 陸上自衛隊中央音楽隊 歴史(1)
  17. ^ 陸上自衛隊中央音楽隊 歴史(2)
  18. ^ 陸上自衛隊中央音楽隊プロフィール”. 中央音楽隊. 2015年5月7日閲覧。
  19. ^ 韓国2011鶏龍軍文化祭りへの参加のための陸上自衛隊中央音楽隊の派遣並びに同部隊の派遣に係る航空輸送及び大韓民国空軍部隊への親善訪問の実施について”. 防衛省 (2011年10月3日). 2015年7月3日閲覧。
  20. ^ Inc, Natasha. “ニコナタ(音楽)「超音楽祭2015」レポート (4/4) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2021年5月22日閲覧。
  21. ^ パプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成について” (PDF). 防衛省 (2015年6月19日). 2015年8月21日閲覧。
  22. ^ “パプアに軍楽隊を 陸自に2人留学”. 読売新聞夕刊: p. 14. (2015年8月21日) 
  23. ^ 「陸自中央音楽隊、302保警中 1級賞状を受賞」朝雲新聞(2015年7月23日付)
  24. ^ 「特別儀仗隊に初の総理大臣特別賞状」朝雲新聞(2015年10月29日付)
  25. ^ 陸上自衛隊中央音楽隊海外演奏の成果について JGSDF Central Band Performs at Military Tattoo in Scotland”. 防衛省 (2017年9月1日). 2019年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月13日閲覧。
  26. ^ ドイツ連邦共和国海外演奏”. 中央音楽隊. 2019年9月7日閲覧。
  27. ^ ロシア国防省Facebook 2019年5月30日”. ロシア国防省 (2019年5月30日). 2019年6月1日閲覧。
  28. ^ 防衛省Twitter 2019年9月3日”. 防衛省 (2019年9月3日). 2019年9月7日閲覧。
  29. ^ a b 野岸泰之、2020、「皇室行事を支援する自衛隊」、『月刊MAMOR』(157)、扶桑社 pp. 30-35
  30. ^ 司会はフジ「島田彩夏アナ」に決定…安倍元総理「国葬の台本」その中身をスクープする(週刊現代) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2023年1月12日閲覧。
  31. ^ エークシェー国際軍楽祭(スウェーデン王国)”. 陸上自衛隊中央音楽隊. 2024年8月11日閲覧。
  32. ^ Nilsson, Fredrik (2023年12月15日). “Participating orchestras in 2024” (英語). Eksjö Tattoo. 2024年9月11日閲覧。
  33. ^ 音楽年鑑 昭和39年版 音楽之友社, 1963
  34. ^ 陸上自衛隊幹部候補生学校校歌作曲者
  35. ^ 音楽年鑑 昭和36年版 音楽之友社, 1960
  36. ^ 音楽年鑑 昭和40年版 音楽之友社, 1964
  37. ^ 音楽年鑑 昭和44年版 音楽之友社, 1969
  38. ^ 官報 1942年12月02日
  39. ^ 音楽年鑑 昭和42年版 音楽之友社, 1966
  40. ^ 幹部自衛官の経歴管理に関する達” (PDF). 防衛省 (2010年3月15日). 2014年3月19日閲覧。
  41. ^ 音楽隊紹介”. 東部方面音楽隊. 2017年7月26日閲覧。
  42. ^ 東北方面フラッグ隊
  43. ^ 陸上自衛隊東北方面隊さんはTwitterを使っています”. Twitter (2019年3月26日). 2019年4月17日閲覧。
  44. ^ 活動写真館|陽光を背に”. 陸上自衛隊 東北方面隊. 2019年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月17日閲覧。
  45. ^ 3 陸上幕僚長表彰” (PDF). 東北方面隊広報誌「みちのく」(31.2.1)WEB版. 陸上自衛隊 東北方面隊 (2019年2月1日). 2019年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月1日閲覧。
  46. ^ 【CD】ソプラノと吹奏楽のための万葉讃歌/陸上自衛隊中部方面音楽隊|ブレーン・オンライン・ショップ”. www.brain-shop.net. 2022年1月24日閲覧。
  47. ^ Inc, Natasha. ““陸上自衛隊の歌姫”鶫真衣が所属する音楽隊がメジャーデビュー(動画あり / コメントあり)”. 音楽ナタリー. 2022年1月24日閲覧。
  48. ^ 陸上自衛隊中部方面音楽隊 鶫 真衣 | 日本コロムビアオフィシャルサイト”. 日本コロムビア公式サイト. 2023年3月4日閲覧。
  49. ^ a b “陸自・西部方面隊に「歌姫」配属 日米演習で国歌独唱へ”. 日本経済新聞. (2022年11月30日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC3015F0Q2A131C2000000/ 2022年11月30日閲覧。 
  50. ^ 陸上自衛隊_第13旅団_広報「みつや」”. www.mod.go.jp. 2022年12月17日閲覧。
  51. ^ 沿 革”. www.mod.go.jp. 2021年12月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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公式ホームページ

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