清須市
きよすし 清須市 | |||||
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清洲城模擬天守と大手橋 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
市町村コード | 23233-5 | ||||
法人番号 | 7000020232335 | ||||
面積 |
17.35km2 | ||||
総人口 |
66,726人 [編集] (推計人口、2024年9月1日) | ||||
人口密度 | 3,846人/km2 | ||||
隣接自治体 | 名古屋市、一宮市、稲沢市、北名古屋市、あま市 | ||||
市の木 | 花水木(ハナミズキ) | ||||
市の花 | 桜・チューリップ | ||||
清須市役所 | |||||
市長 | 永田純夫 | ||||
所在地 |
〒452-8569 愛知県清須市須ケ口1238番地 北緯35度11分59秒 東経136度51分10秒 / 北緯35.19981度 東経136.85286度座標: 北緯35度11分59秒 東経136度51分10秒 / 北緯35.19981度 東経136.85286度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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特記事項 | 2005年(平成17年)7月7日に合併し成立した。 | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
編集清洲は戦国時代に織田信長の本拠地であり、尾張の政治の中心だった歴史を持つ。
地名の由来
編集市名の由来は、この地に古くからある地名に由来する。
- 清須と清洲
「きよす」の表記は、「清須」と「清洲」の両方が混在しており、歴史書によって異なる。
伊勢神宮領を記録した14世紀中頃の『神鳳鈔』に「清須御厨(きよすみくりや)」として記載されているのが最古の記載としているが諸説ある。
江戸時代初期に書かれた書物『三河物語』には「清須」、同時代に書かれた書物『信長公記』には「清洲」と書かれている。
合併後の新市名には、前者の「清須」を採用した。
地理
編集地形は比較的平坦で、庄内川の下流域にあり、ほとんどの地域が海抜10m未満である。 そのため、2000年の東海豪雨の際には、現在の市域の各所(特に西枇杷島町:新川の堤防決壊)で多数の浸水被害が生じ、車ばかりでなく須ヶ口駅(新川検車支区)に配置されている電車も水没した。
地形
編集河川
編集- 一級河川
地域
編集人口
編集清須市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 清須市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 清須市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
清須市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接する自治体・行政区
編集歴史
編集戦国時代
編集織田信長は青年時代に清須城を根拠地とし、安土桃山時代には福島正則が清須城の城主だった。
江戸時代
編集- 1612年(慶長17年)以後には徳川家康が清洲越しを行い、清須城の城下町はまるごと名古屋に移転した。
- 江戸時代以後は、美濃路の宿場町である清須宿や、美濃路の市場である枇杷島市が存在していた。枇杷島市においてはその財力を背景に江戸時代より町内会ごとに名古屋型山車が作られており、江戸時代末期の1802年(享和2年)より尾張西枇杷島祭りが行われている。当祭は、名古屋東照宮の祭礼の形態を引き継ぐ数少ない祭として知られている。
沿革
編集行政
編集市長
編集- 市長
議会
編集市議会
編集県議会
編集- 2019年愛知県議会議員選挙
- 選挙区:清須市、北名古屋市及び西春日井郡選挙区
- 定数:2人
- 投票日:2019年4月7日
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
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水野富夫 | 当 | 69 | 自由民主党 | 現 | 無投票 |
安藤敏毅 | 当 | 61 | 立憲民主党 | 現 | 無投票 |
- 2015年愛知県議会議員選挙
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
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水野富夫 | 当 | 65 | 自由民主党 | 現 | 16,775票 |
安藤敏毅 | 当 | 57 | 民主党 | 現 | 14,119票 |
太田考則 | 落 | 47 | 無所属 | 新 | 9,221票 |
中川敦史 | 落 | 43 | 無所属 | 新 | 4,713票 |
衆議院
編集- 選挙区:愛知5区(名古屋市中村区、名古屋市中川区、清須市、北名古屋市、豊山町)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:432,024人[4]
- 投票率:48.63%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 神田憲次 | 58 | 自由民主党 | 前 | 84,320票 | ○ |
西川厚志 | 52 | 立憲民主党 | 新 | 74,995票 | ○ | |
比当 | 岬麻紀 | 52 | 日本維新の会 | 新 | 45,540票 | ○ |
施設
編集警察
編集- 本部
- 交番
- 春日交番(清須市春日社子地)
- 新川交番(清須市須ヶ口駅前1丁目)
- 清洲交番(清須市清洲1丁目)
消防
編集- 本部
- 消防署
- 西消防署(清須市西田中白山88番地)
医療
編集- 保健所
- 愛知県清須保健所
- 春日地区にある。2014年に師勝保健所が市内に移転し改称。
- 主な病院
- 新川病院
- 豊和病院
- 老朽化による移転により後述のはるひ呼吸器病院に改称。
- はるひ呼吸器病院
- 市内唯一の救急指定病院。ほかに市境からはあま市民病院(あま市)、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院(名古屋市中村区)、名鉄病院(名古屋市西区)、済衆館病院(北名古屋市)などが近い。
文化施設
編集- 図書館
- 美術館
- 資料館
- あいち朝日遺跡ミュージアム・史跡貝殻山貝塚交流館(愛知県立)(旧 愛知県清州貝殻山貝塚資料館)
- 清須市西枇杷島問屋記念館
郵便局
編集- 郵便番号
郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月1日に変更。
- 主な郵便局
- 枇杷島郵便局
- 清洲郵便局
- 尾張新川郵便局
- 須ヶ口郵便局
- 枇杷島大和郵便局
- 清洲丸之内郵便局
- 春日郵便局
- 二ツ杁郵便局
対外関係
編集姉妹都市・提携都市
編集海外
編集- 姉妹都市
- フレンドシップ相手国
2005年(平成17年)に開催された愛知万博では「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が、120の万博公式参加国をフレンドシップ相手国として迎え入れた[6]。
国内
編集- 姉妹都市
- その他
経済
編集第三次産業
編集商業
編集- 主な商業施設
- フィール清須店
- 西枇フランテ館
- ヨシヅヤ清洲店
- ピアゴ清洲店
- キシショッピングセンター清須店(現:綿半フレッシュマーケット清須店)
- マックスバリュ清須春日店
- アオキスーパー西枇杷島店
- ケーズデンキ清須店
- コーナン清須東店
金融機関
編集- 主な金融機関
- 三菱UFJ銀行枇杷島支店(移転済)
- 三菱UFJ銀行尾張新川支店(移転済)
- 十六銀行清洲支店
- 中京銀行春日支店
- 岐阜信用金庫清洲支店
- いちい信用金庫清洲支店
- 瀬戸信用金庫西枇杷島支店
- 中日信用金庫新川支店
- 中日信用金庫清洲支店
- 中日信用金庫西枇杷島支店
- 中日信用金庫須ヶ口支店
- 西春日井農業協同組合西枇杷島支店
- 西春日井農業協同組合新川支店
- 西春日井農業協同組合清洲支店
- 西春日井農業協同組合阿原支店
- 西春日井農業協同組合春日支店
拠点を置く企業
編集- ナカモ(味噌などの醸造)
- 武藤鉦製薬 本社・新川工場(入浴剤などの製造販売)
- キリンビール 名古屋工場
- アイカ工業 名古屋工場(旧 本社工場)。登記上の本店。
- 清洲桜醸造(日本酒や焼酎などの酒類醸造)
- アステラス製薬 清須事業場
- 明電舎 名古屋事業所
- 名糖産業 枇杷島工場
- 明治チューインガム 本社工場(明治のガム製造部門)
- ロピア 本社・工場(チルドスイーツの製造。稲沢工場・下津工場・春日工場が所在)
- 東海プリントメディア(読売新聞中部支社の工場。東海3県と静岡県遠州地方向けに発送する読売新聞とスポーツ報知を印刷)
- 日経名古屋製作センター(日本経済新聞社の工場。東海3県向けに発送する日本経済新聞を印刷)
- 豊和工業 本社工場
- 三菱重工サーマルシステムズ 枇杷島製作所
- 東海理化 西枇杷島工場
- 東海染工 名古屋営業所
- フジミインコーポレーテッド 本社
- 豊田合成 本社工場
- 株式会社エムエス製作所
- 株式会社池戸製作所
- パロマ 清洲工場
- 中央紙器工業 本社
- 三幸毛糸紡績 新川工場
- メディセオ 名古屋ALC
生活基盤
編集ライフライン
編集電力
編集- 中部電力
- 本市を担当する中部電力パワーグリッドの営業所は、中村区にある中村営業所である[7]。
ガス
編集上下水道
編集電信
編集- 西日本電信電話(NTT西日本)- NTT西日本-東海(NTTビジネスソリューションズ)
- 市外局番
ナンバープレート
編集- 名古屋市に隣接するが、車検証のナンバーは名古屋ナンバーではなく尾張小牧ナンバーである。
教育
編集短期大学
編集- 私立
専修学校
編集- 私立
高等学校
編集- 県立
- 愛知県立新川高等学校
- 愛知県立五条高等学校(あま市と跨る地に所在。敷地の大半があま市所在であるが体育館のみ清須市に所在する)
中学校
編集- 市立
小学校
編集- 市立
交通
編集鉄道
編集市の中心となる駅:須ヶ口駅
名古屋駅に近いため、JR・名鉄とも特急は基本的に市内の駅に停車しない(須ヶ口駅に一部の特急が停車する)。
清洲駅は稲沢市にあるが、駅の直ぐ南側が清須市になる。春日地区には鉄道は通っておらず、清洲駅または稲沢駅が最寄りとなる。
愛知県立五条高等学校の周辺など、あま市との境界から甚目寺駅まで徒歩で行くことも可能。
バス
編集路線バス
編集- きよすあしがるバス 乗車料金一律100円(未就学児は無料)
- 名古屋市営バス名駅26号系統(名古屋駅 - 上小田井駅 - 平田住宅)が、1停留所(古城バス停)間のみ市内を通る。その他の路線バスは通っていない。市境から近い名古屋市営バスの停留所としては、平田住宅停留所などがある。
道路
編集高速道路
編集- 清洲JCT - (1601/1611)春日出入口 - (北名古屋市)
国道
編集県道
編集- 愛知県道124号西条清須線
- 愛知県道126号給父西枇杷島線
- 愛知県道127号助七西田中線
- 愛知県道128号給父清須線
- 愛知県道136号一宮清須線
- 愛知県道141号枇杷島停車場線
- 愛知県道142号新清洲停車場線
- 愛知県道153号浅井清須線
- 愛知県道162号松河戸西枇杷島線
- 愛知県道163号一場中小田井線
- 愛知県道165号春日小牧線
- 愛知県道190号名古屋一宮線
- 愛知県道449号高速清須一宮線(名古屋高速16号一宮線)
- 愛知県道454号大里停車場清須線
- 愛知県道455号高速名古屋朝日線(名古屋高速6号清須線)
ナンバープレート
編集観光
編集名所・旧跡
編集- 主な城郭
- 主な寺院
- 眞福寺
- 信教寺
- 浄安院
- 阿弥陀寺
- 長谷院 - 堀江観音[9]。尾張三十三観音第二番札所。
- 善光寺
- 正覚寺
- 三光院
- 光円寺
- 念仏寺
- 宝国寺
- 浄楽寺
- 徳順寺
- 久證寺
- 明泉寺
- 米専寺
- 正願寺
- 蓮忍寺
- 本成寺
- 極楽寺
- 正念寺
- 慈光寺
- 浄休寺
- 西方寺
- 總見院 - 清洲越しで名古屋に移転したが(總見寺)、その後清州にも再興された。聖観音立像は愛知県指定有形文化財。
- 地蔵院
- 医王寺
- 清凉寺 - 清洲宿の中心地にあり、鐘楼で清洲宿に時を告げていた[9]。
- 東勝寺
- 大吉寺
- 松原寺
- 観音寺
- 庚申寺
- 弁天寺
- 高照寺
- 自閑院
- 光宣寺
- 阿原教会
- 大黒寺
- 光遠寺
- 瑞正寺
- 徳源寺
- 栄寿院
- 掉舟院
- 願成寺
- 蓮乗寺
- 法瑞寺
- 佛音寺
- 明仙寺
- 天桂寺
- 薬師寺
-
長谷院
-
清凉寺
- 主な神社
清須市内に約100近くの寺院・神社がある[11]。
-
日吉神社
- 主な史跡
観光スポット
編集- あいち朝日遺跡ミュージアム(愛知県清洲貝殻山貝塚資料館)
- 清須市夢広場はるひ
- 清須市西枇杷島問屋記念館
- 新川橋詰ポケットパーク
- 新川開削本陣記念公園
- 太閤天然温泉 湯吉郎
- キリンビアパーク名古屋
- 壱番屋記念館
- アルコ清洲
- カルチバ新川
- 西枇杷島町横断歩道橋 - 1959年に竣工した日本一古い歩道橋。2010年に撤去されて名古屋大学構内に移築された。
-
あいち朝日遺跡ミュージアム
文化・名物
編集祭事・催事
編集- 主な祭事
名産・特産
編集スポーツチーム
編集名称 | 競技種目 | 所属リーグ | 本拠地 | 運営会社・団体 | 設立 |
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豊田合成ブルーファルコン | ハンドボール | JHL | 豊田合成健康管理センター(愛知県稲沢市) | 豊田合成 | 1975年 |
豊田合成スコーピオンズ | バスケットボール | B3.LEAGUE | 豊田合成健康管理センター(愛知県稲沢市) | 豊田合成 | 1980年 |
出身関連著名人
編集- 池田輝政(戦国武将、姫路城を現在の形に改修)
- 石田芳夫(囲碁プロ棋士)
- 江口亮輔(プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ)
- 大木浩(国会議員)
- 太田俊二(旧新川町出身。研究者、早稲田大学准教授)
- 笠井亮平(作家、翻訳家、アジア研究者)
- 加藤あい(女優)
- 鹿取洋子(タレント)
- 呉智英(評論家)
- 杉山裕子(フリーアナウンサー)
- 登田真由子(元・岩手朝日テレビアナウンサー)
- 早川敦子(フリーアナウンサー)
- 田山正雄(プロレスレフェリー)
- 堀江しのぶ(タレント)
- 山手和明(江戸時代の名の知れた商人、明治時代に持病の糖尿病で死亡。墓は市内にある)
- 松島正樹(ファッションデザイナー)
- 水野敬也(作家)
- 鳥山明(漫画家、イラストレーター。本市内在住。市制20周年ロゴ・キャラクターデザインを担当)[12][13][14]
清須市を舞台とした作品
編集小説
編集映画
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “清洲城 - 清須市観光協会”. www.kiyosu-kanko.jp. 2021年5月9日閲覧。
- ^ “新清須市が誕生 春日町合併、記念式に300人”. 中日新聞 (中日新聞社). (2009年10月1日)
- ^ a b “平成27年4月12日執行 愛知県議会議員一般選挙 投票状況速報” (PDF). 愛知県選挙管理委員会 (2015年4月12日). 2019年4月7日閲覧。
- ^ “第49回衆議院議員総選挙(小選挙区) 投票状況速報” (PDF). 愛知県選挙管理委員会 (2021年10月31日). 2000年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年11月1日閲覧。
- ^ “清須市はるひ美術館”. 清須市. 2022年8月23日閲覧。
- ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ^ “"停電情報 中村営業所"”. 中部電力パワーグリッド. 2020年4月7日閲覧。
- ^ 主要なガス導管網概要および都市ガス供給エリア
- ^ a b 観光スポット 清須市観光協会
- ^ 日吉神社 清洲山王宮 日吉神社
- ^ 「神社・寺院一覧」(清須市の神社・寺院)
- ^ 地域情報|一般社団法人 名古屋西法人会 2014年6月24日閲覧。
- ^ [https://twitter.com/kiyosu_city/status/1749675601324347662?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet%7C清須市公式X(旧Twitter)清須市 つながる地元魂 @kiyosu_city] 2024年1月23日閲覧。
- ^ 鳥山明さん死去 出身地の愛知・清須市へ記念ロゴ描き下ろしたばかり 毎日新聞 2024年3月8日閲覧。
- ^ | ビリギャル撮影地情報