日本における死刑囚の一覧 (2010-)
日本における死刑囚の一覧 (2010-) (にほんにおけるしけいしゅうのいちらん)は、2010年(平成22年)以降の日本で、刑事裁判によって死刑判決を言い渡され、確定した死刑囚の一覧記事である。
本項では2024年(令和6年)時点で、死刑判決を受け上訴中の被告人についても記載する(上訴審で死刑判決が破棄されたり、上訴中に死亡した者を除く)。
2010年 - 2014年
編集※は第一審・裁判員裁判による死刑囚。
2010年死刑確定囚(9人)
編集2010年に死刑が確定した死刑確定者は9人である(同年に上告審判決を受けた7人+2009年12月に判決を受けた2人)[1]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
オウム真理教事件(井上嘉浩) | 2010年1月12日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[2] |
1994年1月 - 1995年3月 | 1969年(昭和44年)12月28日生まれ[3]。オウム真理教の元幹部で駐車場経営者VX襲撃事件・会社員VX殺害事件・オウム真理教被害者の会会長VX襲撃事件・公証人役場事務長逮捕監禁致死事件・地下鉄サリン事件などに関与。 2000年6月6日に第一審・東京地裁(井上弘道裁判長)で無期懲役判決を受けたが、2004年5月28日に控訴審・東京高裁(山田利夫裁判長)で一審破棄・死刑判決[3]。 2009年12月10日に最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)で上告棄却判決を受け[4]、同小法廷に対し判決の訂正申し立てをしたが、それも2010年1月12日付の決定で棄却されたため、死刑が確定した[2]。2018年3月14日に東京拘置所から大阪拘置所へ移送され[5]、第1次再審請求中の2018年7月6日に同所で死刑執行(48歳没)[3]。 |
土浦連続殺傷事件 (K) | 2010年1月5日[6] | 2008年3月(19日・23日)[6] | 1983年(昭和58年)10月13日生まれ[3]。土浦市内の民家で男性1人を殺害し、その4日後に同市内の荒川沖駅(JR東日本・常磐線)で通り魔事件を起こして8人を殺傷(1人が死亡・7人が重傷)[6]。 2009年12月18日に水戸地裁(鈴嶋晋一裁判長)で死刑判決を受け[3]、同日中に弁護人が東京高裁に控訴した[6]。しかし同年12月28日に被告人K自身が控訴を取り下げ、控訴期限が切れた2010年1月5日0時に死刑確定[6]。2013年2月21日に東京拘置所で死刑執行(29歳没)[3]。 |
オウム真理教事件(新実智光) | 2010年2月16日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[7] |
1995年3月他多数 | 1964年(昭和39年)3月9日生まれ[3]。オウム真理教の元幹部。一連のオウム真理教事件で坂本堤弁護士一家殺害事件・松本サリン事件・地下鉄サリン事件など11件26人の殺人に関与したと認定された。 2002年6月26日に東京地裁(中谷雄二郎裁判長)で死刑判決を受け、2006年3月15日に東京高裁(原田國男裁判長)で控訴棄却判決を受けた[3]。2010年1月19日に最高裁第三小法廷(近藤崇晴裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け[8]、判決への訂正を申し立てたが2010年2月16日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定した[7]。2018年3月14日に東京拘置所から大阪拘置所へ移送され[5]、同所で2018年7月6日に死刑執行(54歳没)[3]。 |
大阪・岐阜連続女性強盗殺人事件 (O) | 2010年1月29日 | 2005年(4月27日・5月11日)[9] | 1940年(昭和15年)12月3日生まれ[10]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中(現在83歳)[12]。 パチスロによる借金の返済に窮し、岐阜県揖斐郡揖斐川町でパート従業員の女性を殺害して現金15,000円を奪ったほか、大阪府大阪市旭区のマンションに強盗目的で侵入して主婦を殺害した[9]。他にも空き巣の余罪あり。 2006年11月2日に大阪地裁(中川博之裁判長)で死刑判決を受け、2007年4月27日に大阪高裁(陶山博生裁判長)で控訴棄却判決を受けた[10]。2010年1月29日に最高裁第二小法廷(竹内行夫裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑確定[9]。 |
久留米看護師連続保険金殺人事件 (Y) | 2010年3月18日 | 1998年1月24日・1999年3月27日[10] | 女性死刑囚。1959年(昭和34年)7月10日生まれ[10]。同じ看護学校に通っていたことなどがきっかけで知り合った女(A・B・Cの3人)と共謀し、1998年1月にはA・Bと共謀してAの夫を睡眠薬で眠らせ、静脈に空気を注射して殺害し保険金3,500万円を詐取した[13]。また1999年3月にはA・B・Cと共謀し、Cの夫を睡眠薬で眠らせた上で医療用チューブを使用し、大量の洋酒を胃に流し込んで殺害した上で保険金約3,300万円を詐取した[13]。被告人Aは死刑を求刑されたが公判中(判決前)の2004年に病死し[14]、Bは無期懲役、Cは懲役17年が確定した[13]。 2004年9月24日に福岡地裁(谷敏行裁判長)で死刑判決を受け、2006年5月16日に福岡高裁(浜崎裕裁判長)で控訴棄却判決[10]。 2010年3月18日に最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより[13]、同年4月に死刑が確定[15]。 2016年3月25日に福岡拘置所で死刑執行(56歳没)[15]。戦後、女性死刑囚への刑執行は5人目[16]。 森功のノンフィクション『黒い看護婦』は同事件を題材にしている。 |
館山市一家4人放火殺人事件 (T) | 2010年9月16日 | 1998年2月11日[17]・2003年12月18日[18] | 1963年(昭和38年)10月3日生まれ[3]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在61歳)[12]。 館山市内で放火を繰り返し、1998年の放火事件で1人を[17]、2003年の放火事件で一家4人を死亡させた[18]。 2005年2月21日に千葉地裁(土屋靖之裁判長)で死刑判決を受け、2006年9月28日に東京高裁(須田贒裁判長)で控訴棄却判決を受けた[3]。 2010年9月16日に最高裁第一小法廷(横田尤孝裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[19]。 |
大分替え玉保険金殺人事件 (O) | 2010年11月8日 | 2002年1月(8日・31日)[20] | 1974年(昭和49年)5月16日生まれ(旧姓T)[3]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中(現在50歳)[12]。 共犯Hと共謀して2002年1月8日に福岡県北九州市で無職男性(当時73歳)を刺殺して男性宅に放火し、通帳を奪ったほか、同月31日にはHに掛けた保険金を騙し取る目的で身代わりのホームレス男性(当時62歳)を大分県内で川に沈めて水死させた[20]。 一連の事件では首謀者とされ[20]、2005年5月16日に福岡地裁小倉支部(野島秀夫裁判長)で死刑判決を受けた[3]。2007年1月16日に福岡高裁(浜崎裕裁判長)で控訴棄却判決を受け[3]、2010年11月8日に最高裁第二小法廷(須藤正彦裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[20]。 |
大分替え玉保険金殺人事件 (H) | 2010年11月8日 | 2002年1月(8日・31日)[20] | 1957年(昭和32年)8月12日生まれ(旧姓T)[21]。上記Oの共犯で実行犯[20](裁判経緯は同一)[21]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中[12]。 |
鉾田町独居高齢者連続強盗殺人事件 (F) | 2010年12月1日 (正式な死刑確定日)[22] |
2005年1月 | 1961年(昭和36年)8月31日生まれ[3]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在63歳)[12]。 連続殺人で逮捕される前に自動車盗などの犯罪を繰り返して計8回服役したが、その際の裁判では心神耗弱と認定されたこともあった[22]。スナックでの飲食のための金欲しさから、2005年1月18日に茨城県鹿島郡鉾田町(現:鉾田市)で顔見知りの高齢女性(当時75歳)を殺害して現金7万円余りを奪ったほか、同月28日にも別の高齢女性(当時79歳)を殺害するなどして強盗殺人・強盗強姦未遂などの罪に問われた[23]。 2005年12月22日に水戸地裁(林正彦裁判長)で死刑判決を受け、2006年12月21日に東京高裁(河辺義正裁判長)で控訴棄却判決[3]。 2010年10月14日に最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)で上告棄却判決を受け[23]、同年12月1日に死刑が確定[22]。 |
2011年死刑確定囚(21人)
編集2011年(1月1日 - 12月27日)に死刑が確定した死刑確定者は21人である[24]。同年末時点で収監されていた死刑確定者の人数は129人で[24]、2012年3月5日時点では132人[25]、同月28日時点では135人だった[26]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
オウム真理教事件(土谷正実) | 2011年3月7日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[27] |
1995年3月他多数 | 1965年(昭和40年)1月6日生まれ[21]。オウム真理教の元幹部で松本サリン事件・会社員VX殺害事件・地下鉄サリン事件などに関与。 殺害行為には直接関与しなかったが、サリンなど一連の化学兵器製造に関与しており、大量殺傷事件の共同正犯として2004年1月30日に東京地裁(服部悟裁判長)で死刑判決を受けた[28]。2006年8月18日には東京高裁(白木勇裁判長)で控訴棄却判決を受け[21]、2011年2月15日に最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受けた[29]。上告審判決への訂正を申し立てたが2011年3月7日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[27]。 2018年7月6日に東京拘置所で死刑執行(53歳没)[21]。 |
渋谷駅駅員銃撃事件[30](熊谷徳久)[31] | 2011年3月1日 | 2004年(4月26日・5月29日・6月23日) | 1940年(昭和15年)5月8日生まれ[32][21]だが、戦災孤児で2つ戸籍があり、もう1つの戸籍では「1938年(昭和13年)1月25日生まれ」となっている[21]。後者の戸籍名は「入佐求」[32]。 2004年4月12日に福島刑務所を出所した直後[33]、同月26日に[34]「東京駅地下のキオスク集金所」(実際は勘違い)へ強盗に入ろうとしたが、失敗したため、用意していた軽油を撒いて放火したほか[35]、同年5月29日には横浜中華街の料理店主宅へ押し入り、店主の男性を拳銃で射殺[36]。さらに6月23日には渋谷駅で東京地下鉄(東京メトロ)職員を集金係と勘違いして銃撃し、現金を奪った[37]。渋谷駅事件の被害者には重い後遺症が残った[38]。 2006年4月17日に東京地裁(毛利晴光裁判長)は無期懲役判決を言い渡したが[21]、2007年4月25日に東京高裁(高橋省吾裁判長)は「殺害された被害者は1人だが、死刑を直ちに回避すべき事例とはいえない」として原判決を破棄し死刑判決を言い渡した[38][39]。2011年3月1日に最高裁第三小法廷(田原睦夫裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[40]。 著書に『奈落-ピストル強盗殺人犯の手記-』がある(#参考文献を参照)[21]。2013年9月12日に東京拘置所で死刑執行(73歳没)[21]。 |
福岡3女性連続強盗殺人事件 (S) | 2011年3月27日 (正式な死刑確定日)[41] |
2004年12月 - 2005年1月 | 1969年(昭和44年)3月22日生まれ[42]。本籍地は福岡県鞍手郡小竹町[42]。 強盗・強姦目的に飯塚市・北九州市・福岡市で凶行に及んだ[43]。 2006年11月13日に福岡地裁(鈴木浩美裁判長)で死刑判決を受け[43]、2008年2月7日に福岡高裁(正木勝彦裁判長)で控訴棄却判決[44]。2011年3月8日に最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)で上告棄却判決を受け[45]、同年3月25日付で同小法廷から判決訂正申し立て棄却決定を出されたことにより死刑確定[46](正式な死刑確定日は2011年3月27日)[41]。 2019年8月2日に福岡拘置所で死刑執行(50歳没)[21]。 |
大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件 (KM) | 2011年3月30日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[47] |
1994年9月28日-10月7日 | 1975年(昭和50年)3月19日生まれ[21]。 下記KA・HMの共犯で少年死刑囚(事件当時19歳)。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在49歳)[12]。不良少年グループによる連続リンチ殺人事件の主犯格。戦後の少年犯罪史上、複数の被告人の死刑が確定した初のケース[48]。 主犯格3人の中で唯一、第一審・名古屋地裁でも死刑判決を受けたが、控訴審・名古屋高裁では第一審が傷害致死事件と認定した「木曽川事件」について殺人罪と認定され、原判決破棄の上で改めて死刑判決を受けた。2011年3月10日に最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)で上告棄却判決(二審の死刑判決を支持)を受け、判決の訂正を申し立てたが2011年3月30日付の同小法廷決定で棄却されたため、下記2人とともに死刑が確定[47]。 この他に3つの事件で共犯7人が刑事処分を受け、5人の有罪判決が確定し、2人は少年院送致された。 |
大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件 (KA) | 2011年3月30日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[47] |
1994年9月28日-10月7日 | 1975年(昭和50年)7月21日生まれ[21]。 上記KM・下記HMの共犯で少年死刑囚(事件当時19歳)。2021年9月20日時点で[11]名古屋拘置所に収監中(現在49歳)[49]。 旧姓Ko[50]、死刑確定直前にOへ改姓し[注 1]、現姓はKu[21]。第一審・名古屋地裁では「木曽川事件」が傷害致死罪と認定されたほか「事件への関与の度合いもKM被告人より低い」と判断され、KAとともに無期懲役判決を受けたが、控訴審では木曽川事件について殺人罪と認定されたほか、「3人の刑事責任はいずれも重い」とされ、被告人3人全員が死刑判決を受けた。再審請求中。 |
大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件 (HM) | 2011年3月30日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[47] |
1994年9月28日-10月7日 | 1975年(昭和50年)10月23日生まれ[21]。 上記KM・KAの共犯で少年死刑囚(事件当時18歳)。旧姓K[注 2][53]。2021年9月20日時点で[11]名古屋拘置所に収監中(現在49歳)[49]。獄中で国家賠償請求訴訟を多数起こしている。 |
広島・岡山独居老人強盗殺人事件 (K) | 2011年3月24日 (上告審判決宣告日) |
2003年9月28日・2004年12月10日[54] | 1931年(昭和6年)7月13日生まれ[55]。本籍地は広島県福山市[55]。 2003年9月に広島県比婆郡東城町粟田(現:庄原市)で一人暮らしの女性(当時91歳)を強盗目的で絞殺したほか、2004年12月に岡山県井原市井原町で[56]、一人暮らしの蕎麦屋店主男性(当時76歳)を[57]バールで撲殺し、現金約5万円入りの財布などを奪った[56]。 2人への強盗殺人罪で起訴されて死刑を求刑されたが[58]、岡山地裁(松野勉裁判長)は2006年3月24日に[21]広島の事件について殺意を認めず強盗致死罪を適用し、無期懲役を言い渡した[54]。 しかし検察官が控訴したところ、広島高裁岡山支部(小川正明裁判長)は2008年2月27日に、「広島の事件でも確定的殺意を持って被害者の首を絞めた」と殺意を認定し、2件とも強盗殺人罪の成立を認定した上で、一審を破棄して死刑判決を言い渡した[54]。 2011年3月24日、最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)で上告棄却の判決を受けた[59]。判決訂正申立も同年4月18日付の決定で棄却され[56]、同月に死刑が確定[60]。79歳での死刑確定は戦後最高齢[58]。 死刑確定後の2011年5月、広島拘置所へ入所した[61]。上告中の2008年10月にアルツハイマー病と診断され、2016年1月14日に広島拘置所で意識不明となって拘置所外の病院に入院したが、2016年2月14日にアルツハイマー病による摂食障害・衰弱のため、広島県内の病院で死亡(84歳没)[62]。 |
東大阪集団暴行殺人事件[63] (K) | 2011年3月25日 (上告審判決宣告日) |
2006年6月19日 | 1984年(昭和59年)12月22日生まれ[21]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中(現在39歳)[49]。 被害者2人が男性2人を恐喝・暴行したことに対し、「殺さなければ殺される」と考え仲間9人で岡山県で生き埋めにして殺害。殺害実行犯・首謀者であるKが死刑に処されたほか、共犯8人のうち殺害発案者は無期懲役、最初に暴行された2人は懲役11年および懲役9年、重機を操作した少年は懲役15年、被害者2人を呼び出した暴力団関係者は懲役17年、見張り役は懲役7年の判決がそれぞれ確定している。また他の2人(事件当時少年)は殺人罪で起訴されず家庭裁判所送致になっている。 2007年5月22日に大阪地裁(和田真裁判長)で死刑判決を受け、2008年5月20日に大阪高裁(若原正樹裁判長)で控訴棄却判決を受けた[21]。2011年3月25日に最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け、判決への訂正申し立ても2011年4月15日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[64]。 |
同僚・妻連続殺人事件 (O) | 2011年5月9日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[65] |
2004年・2005年 | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[49]。自身の不倫相手を中傷されたことに腹を立てて同僚男性を殺害したほか、不倫を知り離婚を迫った妻を殺害し遺体をバラバラにして遺棄[66]。事件当時の姓は「T」[67]。 2007年2月26日に静岡地裁(竹花俊穂裁判長)で死刑判決を受け、2008年3月25日に東京高裁(安原文夫裁判長)で控訴棄却判決を受けた[21]。最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)で2011年4月11日に上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け、判決への訂正申し立ても2011年5月9日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[65]。 |
宮崎の口封じ連続殺人事件 (F) | 2011年5月20日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[68] |
1999年 | 1969年(昭和44年)1月23日生まれ[69]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中(現在55歳)[49]。 保険金詐欺常習犯が分け前を巡るトラブルから仲間を殺害し、次いで事件の真相を知った税理士を殺害[70]。1件については無罪・もう1件についても事実誤認を主張[71]。進行性筋ジストロフィー症で自力歩行も困難とされる[71]。 2003年5月26日に宮崎地裁(小松平内裁判長)で死刑判決を受け、2007年1月23日に福岡高裁宮崎支部(竹田隆裁判長)で控訴棄却判決を受けた[69]。2011年4月19日に[69]最高裁第三小法廷(田原睦夫裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け、判決への訂正申し立ても2011年5月20日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[68]。 |
広島連続保険金殺人事件 (O) | 2011年6月7日 | 1998年10月・2000年3月1日[69] | 1961年(昭和36年)7月26日生まれ[72]。本籍地は広島県広島市佐伯区[72]。2021年9月20日時点で[11]広島拘置所に収監中[49](現在63歳)。 それぞれ保険金目的で1998年に義父を交通事故を装って殺害したほか、2000年には妻を浴槽につけて殺害し、遺体を遺棄した[73]。 2005年4月27日に広島地裁(岩倉広修裁判長)で死刑判決を受け、2007年10月16日に広島高裁(楢崎康英裁判長)で控訴棄却判決を受けた[69]。2011年6月7日に最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)で上告棄却判決を受けたことで死刑が確定[74]。 |
※横浜港バラバラ殺人事件 (I) | 2011年6月16日[75] | 2009年6月18日 - 19日 | 1978年(昭和53年)1月31日生まれ[76]。本籍地は神奈川県横浜市港南区[76]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在46歳)[77]。 男Kらと共謀し、男性2人(歌舞伎町の麻雀店経営者)ら[注 3]を千葉県船橋市内のホテルに監禁し、チェーンソーやナイフなどで殺害[81]。遺体を東京湾(横浜市金沢区沖)[82]や山梨県の山中に遺棄し[注 4][81]、約1,340万円を奪った[82]ほか、Kらと共謀して覚醒剤密輸などの事件を起こした[84]。 2009年6月24日に金沢区幸浦二丁目の岸壁で被害者の遺体が発見され[85]、Iは覚醒剤密輸事件で逮捕された後、強盗殺人・死体遺棄などを自白した[78]。 2010年11月16日に横浜地裁第5刑事部(朝山芳史裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を言い渡された[76]が、朝山裁判長は判決宣告後、異例となる控訴を勧める説諭を行った[82]。その後、弁護団が控訴したが[86]、2011年6月16日にIが自ら控訴を取り下げ、死刑が確定[75]。弁護人が審理継続を申し立てたが、2012年7月に「死刑確定者」の処遇に切り替わった[87]。 裁判員裁判で初めて死刑判決を受け[注 5][76][87]、確定した人物である[75]。共犯Kは2009年12月15日付でICPOを通じて国際手配され[89]、2011年時点でも指名手配中[90]。 |
※川崎アパート3人殺害事件 (T) | 2011年7月4日[69][91] | 2009年5月30日[69] | 1952年(昭和27年)1月2日生まれ[49]。 川崎市内のアパートで隣室に住む夫婦を刺殺。さらに被害者の兄で、アパートの大家であった男性を刺殺した。 2011年6月17日に横浜地裁(秋山敬裁判長)で死刑判決を受け、同年7月4日付で自ら控訴を取り下げたため、死刑が確定[49]。裁判員裁判で2例目の死刑確定(横浜港バラバラ殺人事件の死刑囚〈表では#2012年死刑確定囚(9人)に記載〉に次ぐ)[92]。2015年12月18日に東京拘置所で死刑執行(63歳没)[49]。裁判員裁判による死刑囚として初の死刑執行[49]。 |
大牟田4人殺害事件 (KM) | 2011年10月3日 | 2004年9月16日・18日 | 1959年(昭和34年)4月26日生まれ[93][94]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中(現在65歳)[49]。 女性死刑囚。KSの妻で、IT・KTの母親。福岡県大牟田市で発生した連続殺人事件。 裁判経緯は次男IT(当時はK姓)と同一(夫KS・長男KTとは分離公判)で[69]、2006年10月17日に福岡地裁久留米支部(高原正良裁判長)でITと共に死刑判決を[95]、2007年12月25日に福岡高裁(正木勝彦裁判長)で控訴棄却判決を受け[96]、2011年10月3日に最高裁第二小法廷(須藤正彦裁判長)で上告棄却判決を受け、死刑が確定[97]。 |
大牟田4人殺害事件 (IT) | 2011年11月8日[98] | 2004年9月16日・18日 | 1984年(昭和59年)6月9日生まれ[93][94]・福岡県大牟田市出身[99]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中(現在40歳)[49]。 KS・KM夫妻の次男で、夫妻とその長男(異父兄)K3の共犯者[100]。松ヶ根部屋の元力士「三池山」[101]。旧姓K[49]。 2009年(平成21年)8月14日 - 2011年6月15日にかけ、外部の支援者複数人と養子縁組を行い[98]、父・母・兄(いずれもK姓)とは違う姓(I姓)になっている[97][49]。 裁判経緯は母KMと同一で[49]、2011年11月8日に死刑が確定している[98]。 |
大牟田4人殺害事件 (KS) | 2011年10月17日 | 2004年9月16日・18日 | 1944年(昭和19年)1月12日生まれ[102]。KMの夫で、KT(KMと前夫との子供)の養父[103]・ITの実父[104]、元暴力団組長[105]。 2021年9月20日時点で[11]広島拘置所に収監中[注 6][49](現在80歳)。 裁判経緯は長男KTと同一(妻KM・次男ITとは分離公判)で[69]、第一審にて妻子との共謀を否定し自身の単独犯を主張したが[106]、2007年2月27日に福岡地裁久留米支部(高原正良裁判長)で妻子との共謀を認定され死刑判決を受けた[107]。控訴審では一転して共謀を認めた一方で強盗目的を否定したが[108]、2008年3月27日に福岡高裁(正木勝彦裁判長)で控訴棄却判決[109]。2011年10月17日に最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)で上告棄却判決を受けたことで死刑が確定したが、本事件では妻と息子2人を含め、犯行に関与した一家4人全員が死刑判決を受け確定する異例の事態になった[110]。 |
大牟田4人殺害事件 (KT) | 2011年10月17日 | 2004年9月16日・18日 | 1980年(昭和55年)12月20日生まれ[102]・福岡県大牟田市出身[111]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中(現在43歳[注 6][112]。 KS・KM夫妻の長男[100]。父KSとは養子縁組関係[113]・弟K4とは異父兄弟関係である[114]。大島部屋の元力士「旭竜神」[101]。引退後は母KMが経営していた建設会社で働いていたが、19歳だった2000年6月25日には福岡県三潴郡城島町(現:久留米市城島町)で同僚の少年(当時18歳)を不良仲間6人とともにリンチして死なせる傷害致死事件を起こし逮捕[115]・起訴された[116]。2001年6月26日に傷害致死罪で福岡地裁久留米支部から懲役3年6月の実刑判決を受け[117]、2004年春まで刑務所に服役していた[118]。 逮捕後の2004年11月13日に福岡地検久留米支部庁舎から一時逃亡し[119]、単純逃走罪で追起訴された[120]。 |
福岡一家4人殺害事件 (G) | 2011年11月10日[121] | 2003年6月20日 | 1979年(昭和54年)11月14日生まれ[112][122]。中国河南省出身[122]。2001年(平成13年)に留学のため来日したが[122]、2003年に福岡市東区中国人3人組による一家4人殺害事件を起こした(主犯)[123]。 2005年5月19日に福岡地裁(川口宰護裁判長)で死刑判決を受け、2007年3月8日に福岡高裁(浜崎裕裁判長)で控訴棄却判決を受けた[69]。2011年10月20日に最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)で上告棄却判決を受け[124]、2011年11月10日に正式に死刑が確定した[121]。 2019年12月26日に福岡拘置所で死刑執行(40歳没)[125]。 共犯の被告Y・Oは中国に逃亡後、中国当局により身柄を拘束された。2005年1月24日に中国遼寧省遼陽市中級人民法院はYに死刑・Oに無期懲役の判決を言い渡し[126]、いずれも後に確定[127]。Yは同年7月12日に死刑執行(25歳没)[127]。 |
オウム真理教事件(中川智正) | 2011年12月8日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[128] |
1995年3月他多数 | 1962年(昭和37年)10月25日生まれ[69]。オウム真理教の元幹部。 坂本堤弁護士一家殺害事件で弁護士の長男を殺害し、松本・地下鉄の両サリン事件ではサリンの製造に関与した。 2003年10月29日に東京地裁(岡田雄一裁判長)で死刑判決を受け、控訴審の鑑定では「入信直前 - 犯行時は解離性障害ないし祈祷性精神病」と診断されたが、東京高裁(植村立郎裁判長)は2007年7月13日に完全責任能力を認定して控訴棄却判決を言い渡した[69]。2011年11月18日に最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け[129]、同月28日付で判決の訂正を申し立てたが[130]、2011年12月8日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[128]。 2018年3月14日に東京拘置所から広島拘置所へ移送され[5]、再審請求中の2018年7月6日に同所で死刑執行(55歳没)[69]。 |
オウム真理教事件(遠藤誠一) | 2011年12月12日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[131] |
1995年3月他多数 | 1960年(昭和35年)6月5日生まれ[69]。オウム真理教の元幹部。松本・地下鉄の両サリン事件でサリンの製造などに関与した。 2002年10月11日に東京地裁(服部悟裁判長)で死刑判決を受け、2007年5月31日に東京高裁(池田修裁判長)で控訴棄却判決を受けた[69]。 2011年11月21日に最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け、12月1日付で判決の訂正を申し立てたが[132]、2011年12月12日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定し、1995年6月から始まったオウム裁判は(この時点で逃亡中の高橋克也ら3人を除き)完全に終結した[131]。 再審請求中の2018年7月6日に東京拘置所で死刑執行(58歳没)[69]。 |
マブチモーター社長宅殺人放火事件 (M) | 2011年11月22日 | 2002年(8月5日・9月24日・11月21日) | 1950年(昭和25年)10月17日生まれ[133][134]。1989年に殺人・窃盗罪で懲役12年に処された前科あり[134]。4人が殺害された一連の連続殺人事件は「警察庁広域重要指定124号事件」に指定された[135]。 2006年12月19日に千葉地裁(根本渉裁判長)で死刑判決を受け[136]、2008年3月3日に東京高裁(中川武隆裁判長)で控訴棄却判決を受けた[137]。2011年11月22日に最高裁第三小法廷(寺田逸郎裁判長)で上告棄却判決を受け死刑確定[138]。 共犯である畠山鐵男(旧姓:小田島)は2007年11月に控訴を取り下げ死刑が確定していたが[139]、2017年9月16日に食道癌で病死[140]。2024年9月9日、収監先の東京拘置所で死亡(73歳没)[141] |
愛知交際2女性殺害事件 (K) | 2011年11月29日 | 1999年8月15日・2003年5月25日[69] | 1957年(昭和32年)10月30日生まれ[142][69]。本籍地は愛知県弥富市[142]。2021年9月20日時点で[11]名古屋拘置所に収監中[112]。 交際していた女性2人を殺害し、バラバラにして遺棄した。2007年2月23日に岐阜地裁(土屋哲夫裁判長)で死刑判決を、2008年9月12日に名古屋高裁(片山俊雄裁判長)で控訴棄却判決を受け[69]、2011年11月29日に最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)で上告棄却判決を受けたため死刑が確定[143]。 |
北九州監禁殺人事件 (M) | 2011年12月12日 | 1996年2月 - 1998年6月 | 1961年(昭和36年)4月28日生まれ[144][94]。本籍地は福岡県柳川市[144]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中[112](現在63歳)。 1996年2月 - 1998年6月にかけてマンションで同居していた男女6人(共犯者として無期懲役が確定した女の母親・妹夫婦やその子供ら)を相次いで殺害し、女の父親も虐待の末に死亡させた[145]。7人への殺人罪で起訴され(刑事裁判における認定では被害者6人は殺人・1人は傷害致死)、2005年9月28日に福岡地裁小倉支部(若宮利信裁判長)で「被害者全員の遺体を解体・遺棄した事件の首謀者」と認定されて死刑判決を受けた[146]。2007年9月26日に福岡高裁(虎井寧夫裁判長)で控訴棄却判決を受け[147]、最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)にて2011年12月12日に上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[145]。 殺害実行犯とされた共犯者の女性は第一審でMとともに死刑判決を受けたが[146]、控訴審では「Mから長年にわたり暴力・虐待を受けたことで正常な判断力が低下し、Mに追従していた」として原審破棄・無期懲役判決を受け[147]、最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)が2011年12月12日付で検察側の上告を棄却する決定を出したことにより無期懲役が確定[148]。 |
ファミレス2人射殺事件 (H) | 2011年12月27日[149] | 2005年4月25日 | 1948年(昭和23年)9月18日生まれ[87]。千葉県市原市にあったファミリーレストランで暴力団員同士の話し合いがこじれ、2人が射殺された。犯人3人のうち1人は自殺し、共犯1人 (M) は2009年6月に最高裁で上告棄却判決を受け死刑確定[150]。もう1人の共犯は犯行後に自殺。 2007年10月26日に千葉地裁(古田浩裁判長)で死刑判決を受け、2008年9月26日に東京高裁(安広文夫裁判長)で控訴棄却判決[87]。2011年12月15日に最高裁第一小法廷(横田尤孝裁判長)で上告棄却判決を受け[151]、同年12月27日付で死刑が確定[149]。 死刑確定から1年4か月後の2013年4月26日に東京拘置所で共犯Mとともに死刑執行(64歳没)[152]。 |
2012年死刑確定囚(9人)
編集2012年(1月1日 - 12月27日)に死刑が確定した死刑確定者は9人である[153]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
岩手母娘殺害事件 (W) | 2012年2月4日[91] | 2006年7月19日 | 1976年(昭和51年)12月17日生まれ[154]。本籍地は青森県三戸郡五戸町[154]。 岩手県九戸郡洋野町の民家(母娘2人暮らし)に暴行・強盗目的で侵入して金品を強奪し、母娘2人を殺害して遺体を山林に埋めた[155]。 第一審では全面的に起訴事実を認め、2007年4月24日に盛岡地裁(杉山慎治裁判長)で死刑判決を受けた[156]。控訴審(仙台高裁)以降は「産業廃棄物の不法投棄グループから犯人に仕立て上げられた」と無罪を主張したほか、上告審でも事実誤認・量刑不当を主張した[157]。しかし、2009年2月3日に仙台高裁(志田洋裁判長)で控訴棄却判決を受け[87]、2012年1月16日に最高裁第一小法廷(宮川光治裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受けた[155]。 上告審判決への訂正申し立ても、2012年2月2日付の同小法廷決定で棄却され[157]、同月4日に死刑が確定[91]。2015年12月18日に宮城刑務所(収監先・仙台拘置支所に隣接)[注 7]で死刑執行(39歳没)[159]。 |
光市母子殺害事件 (O) | 2012年3月16日[160] | 1999年4月14日[160] | 1981年(昭和56年)3月16日生まれ[87]。2021年9月20日時点で[11]広島拘置所に収監中(現在43歳)[112]。 少年死刑囚。犯行時の年齢(18歳1か月)は1966年以降の死刑確定者として史上最年少。旧姓は「F」で、第二次上告審判決(2012年2月)前に「O」へ改姓した[161]。 1999年4月14日、山口県光市室積沖田4番地の「新日鉄沖田アパート」[162](新日本製鐵光製鐵所の社宅[163])に強姦目的で侵入し、住人の女性(当時23歳)と長女(生後11か月)の計2人を殺害するなどしたとして、殺人・強姦致死・窃盗の罪に問われた[160]。 第一審の山口地裁(渡辺了造裁判長)は死刑求刑に対し、2000年3月22日に無期懲役の判決を言い渡した[164]。控訴審の広島高裁(重吉孝一郎裁判長)も2002年3月14日に控訴棄却の判決を言い渡したが[165]、同判決を不服とした広島高検が上告した[166]。 最高裁第三小法廷(濱田邦夫裁判長)は口頭弁論を経て[167]、2006年5月20日に原判決(広島高裁)を破棄し、審理を広島高裁へ差し戻す判決(第一次上告審判決)を言い渡した[注 8][168][169]。差し戻し後の控訴審では、広島高裁(楢崎康英裁判長)が2008年4月22日に原判決(山口地裁)を破棄自判し、死刑判決を言い渡した[170][171]。 2012年2月20日、最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)は差し戻し控訴審の死刑判決を支持し、F側の上告を棄却する判決(第二次上告審判決)を宣告した[172]。同判決では裁判官1人(宮川光治)が反対意見を述べ、死刑事件としては極めて異例の展開となった[173]。F側は判決訂正申立てを行ったが[174]、同年3月14日付の同小法廷決定で棄却されたため[175]。同月16日付で死刑が確定した[160]。 弁護団は死刑確定後、2023年6月時点で広島高裁に2度の再審請求を行っているが、いずれも棄却されている[176]。 |
本庄夫婦強盗殺人事件 (I) | 2012年3月2日 (上告審判決宣告日) |
2007年2月21日[177] | 1945年(昭和20年)4月28日生まれ[87]。 2007年2月21日、埼玉県本庄市の知人男性宅で[177]、男性とその妻を殺害して現金1万円を奪った[178]。 第一審・さいたま地裁(飯田喜信裁判長・2008年3月21日)では無期懲役判決を受けたが、2009年3月25日に控訴審・東京高裁(若原正樹裁判長)で一審破棄・死刑判決[87]。2012年3月2日に最高裁第二小法廷(竹内行夫裁判長)で上告棄却判決を受け、死刑が確定[178]。 2021年12月11日、収監先の東京拘置所で心不全により病死(76歳没)[177]。 |
香川・坂出3人殺害事件 (K) | 2012年7月12日 | 2007年11月16日 | 1946年(昭和21年)1月20日生まれ[87]。金銭トラブルを抱えていた女性(義理の姉)とその孫姉妹の計3人を殺害[179]。 2009年3月16日に高松地裁(菊池則明裁判長)で死刑判決を受け、同年10月14日に高松高裁(柴田秀樹裁判長)で控訴棄却判決を受けた[87]。2012年7月12日に最高裁第一小法廷(白木勇裁判長)で上告棄却判決を受け死刑が確定[179]。2014年6月26日に大阪拘置所で死刑執行(68歳没)[87]。 |
大阪連続強盗殺人事件 (K) | 2012年8月4日[180] | 2000年7月29日[87] 2008年2月1日[87] |
1950年(昭和25年)1月3日生まれ[87]。2000年7月に大阪市中央区の路上で中国人留学生からバッグを奪い、追いかけてきた被害者を刺殺したほか、2008年2月には大阪市北区の商業施設「D・Dハウス」にて強盗目的でナイフを用い、会社員男性を刺殺するなどした[181]。後者事件の被害者はプロ野球選手(投手)・久保康友(事件当時は千葉ロッテマリーンズ所属)の義兄だった[182][183]。 2009年2月27日に大阪地裁(細井正弘裁判長)で死刑判決を受け、2009年11月11日に大阪高裁(湯川哲嗣裁判長)で控訴棄却判決を受けた[87]。上告審では殺意を否認したが[181]、2012年7月24日に最高裁第三小法廷(寺田逸郎裁判長)で上告棄却判決を受け[184]、同年8月4日付で死刑が確定[180]。 2013年12月12日に大阪拘置所で死刑執行(63歳没)[185][87]。 |
※宇土市院長夫人殺害事件 (T) | 2012年9月10日 | 2004年3月13日[87] 2011年2月23日[87] |
1971年(昭和46年)4月26日生まれ[77]。 2004年に熊本県宇土市にて強盗目的で女性を殺害し、2011年には熊本市の民家で夫婦を殺傷。 2011年10月25日に熊本地裁(鈴木浩美裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2012年4月11日に福岡高裁(陶山博生裁判長)で控訴棄却判決を受けた[87]。その後上告したが、2012年9月10日に自ら上告を取り下げ死刑確定[87]。裁判員裁判での死刑判決で刑が確定したのは3人目。 2016年11月11日に福岡拘置所で死刑執行(45歳没)[87]。 |
品川製麺所夫婦強盗殺人事件 (S) | 2012年10月19日 | 2002年8月31日 | 1977年(昭和52年)9月7日生まれ[87]・中国籍[186]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在47歳)[77]。 強盗目的で東京都品川区の製麺所兼ラーメン店へ侵入し、同店の経営者(自身が当時住んでいたアパートの大家)夫婦を殺害した[187]。 2006年10月2日に東京地裁(成川洋司裁判長)で死刑判決を受け[87]、2008年10月9日に東京高裁(須田贒裁判長)で控訴棄却判決を受けた[187]。2012年10月19日に最高裁第二小法廷(須藤正彦裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[186]。 |
群馬県暴力団組長等3人射殺事件 (T) | 2012年11月14日[188] | 2001年11月 - 2005年9月[189] | 1955年(昭和30年)4月20日生まれ[189]。山口組系暴力団元組長。組員と共謀して対立していた暴力団の組長ら3人を射殺した。 配下の組員に指示し、2001年11月に群馬県碓氷郡松井田町(現:安中市)において土木作業員の男性(当時60歳)を射殺させ、2005年4月には安中市の自身の組の事務所を訪れた男性元組員(同35歳)を自ら射殺した。更に配下の組員に指示し、2005年9月には安中市内の路上において対立していた暴力団の組長の男性(当時61歳)を射殺させた。 2008年2月4日に前橋地裁(久我泰博裁判長)で死刑判決を受け、同年12月12日に東京高裁(安広文夫裁判長)で控訴棄却判決[189]。2012年10月23日に最高裁第三小法廷(大谷剛彦裁判長)で上告棄却判決を受け[190]、同年11月14日付で死刑が確定[188]。 2014年8月29日に東京拘置所で死刑執行(59歳没)[189]。 |
お台場フィリピン人バラバラ殺人事件 (N) | 2012年12月14日 | 1999年4月22日 2008年4月3日 |
1959年(昭和34年)8月29日生まれ[191]。 1999年・2008年にそれぞれ交際していたフィリピン人女性2人を殺害した[192]。1999年の事件後に被害者の死体を損壊・遺棄したとして死体遺棄・損壊罪などで検挙され懲役刑に処されたが、当時は被害者の死亡経緯が不明だったため殺人罪では立件されず、刑務所出所後の2008年に2回目の殺人事件を起こして逮捕[192]。その後1999年の殺人容疑も認めたため、2人への殺人罪で起訴された[192]。 2009年12月16日に東京地裁刑事第17部(登石郁朗裁判長)[193]で無期懲役(2008年の事件)+懲役14年(1999年の事件)の判決を受けたが[192]、2010年10月8日に東京高裁第12刑事部(長岡哲次裁判長)で2008年の事件について一審破棄・死刑判決を受けた[注 9][194]。2012年12月14日に最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定した[195]。 2020年(令和2年)12月13日に慢性腎不全のため収監先・東京拘置所内で獄死(61歳没)[196][197]。 |
2013年死刑確定囚(8人)
編集2013年(1月1日 - 12月26日)に死刑が確定した死刑確定者は8人である[198]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
山梨キャンプ場殺人事件(阿佐吉廣[199]) | 2013年1月[200] | 1997年3月 - 2000年5月 | 1949年(昭和24年)5月21日生まれ[189]。1997年3月頃、自身が経営する建設会社の従業員だった身元不明の男性を木刀で殴り、死亡させた。2000年5月には暴力団関係者(事件後に病死)らと共謀し、同じく従業員だった当時51歳と50歳の男性を絞殺。3人の遺体を山梨県都留市のキャンプ場に遺棄した。 2人への殺人罪・1人への傷害致死の罪に問われ[200]、2006年10月11日に甲府地裁(川島利夫裁判長)で死刑判決[189]。2008年4月21日に東京高裁(中川雄孝裁判長)で控訴棄却判決を受けたが[189]、上告審では第一審で「阿佐が被害者2人を殺した」と証言していた男性受刑者が証言を一転させ「阿佐は事件当時、現場にいなかった」とする陳述書を提出[200]。結審後に再び弁論が開かれる異例の展開になったが、最高裁第三小法廷(田原睦夫裁判長)は2012年12月11日に一・二審の死刑判決を支持して被告人・阿佐の上告を棄却する判決を言い渡し[201]、訂正申し立ても2013年1月8日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[200]。東京拘置所に収監されていたが、2020年1月14日に気胸の症状が見られ、治療中の同年2月11日に間質性肺炎のため同拘置所内で死亡した(70歳没)[202]。 |
架空請求詐欺仲間割れ殺人事件 (S) | 2013年1月29日 | 2004年10月(13日 - 16日)[189] | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[203]。架空請求詐欺事件および殺害首謀者。下記I・Wの共犯者。仲間CがAら幹部殺害を計画していたことに激怒。Aらは共犯のDの伝手により暴力団員Eらを加えて、Cら4人を殺害して遺体を遺棄。 2007年8月7日に千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)で死刑(同日に判決宣告の共犯Wは無期懲役)判決を受け、2009年5月12日に東京高裁(長岡哲次裁判長)で控訴棄却判決[189]。 2013年1月29日に最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)で被告人W(控訴審で死刑判決)と共に上告棄却判決を受けたことで死刑が確定[204]。 |
架空請求詐欺仲間割れ殺人事件 (W) | 2013年1月29日 | 2004年10月(13日 - 16日)[189] | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[77]。上記S・下記Iの共犯で元暴力団員。 2007年8月7日に千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)で無期懲役(同日に判決宣告の共犯Sは死刑)判決を受けたが、2009年3月19日に東京高裁(長岡哲次裁判長)で一審破棄・死刑判決[189]。 2013年1月29日に最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)で被告人S(一・二審とも死刑判決)と共に上告棄却判決を受けたことで死刑が確定[204]。 |
架空請求詐欺仲間割れ殺人事件 (I) | 2013年2月28日 | 2004年10月(13日 - 16日)[189] | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[203]。上記S・Wの共犯。 2007年5月21日に千葉地裁(彦坂孝孔裁判長)で死刑判決を受け、2009年8月28日に東京高裁(長岡哲次裁判長)で控訴棄却判決[189]。2013年2月28日に最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[205]。 |
※岡山元同僚女性バラバラ殺人事件 (S) | 2013年3月28日 | 2011年9月30日[206] | 1982年(昭和57年)9月29日生まれ[189]。勤務先である岡山市の倉庫で元同僚の女性から現金約24,000円・バッグなどを奪い、性的暴行を加えた上で殺害し、遺体を切断して大阪市内に遺棄した[206]。 2013年2月14日に第一審・岡山地裁(森岡孝介裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け控訴したが[206]、同年3月28日付で本人が控訴を取り下げたため死刑が確定[207]。殺害された被害者が1人である殺人事件の被告人に裁判員裁判で死刑判決が言い渡された事例は3例目で、被告人に前科がない事件では初だった[208]。 2017年7月13日に広島拘置所で死刑執行(34歳没)[189]。 |
前橋スナック銃乱射事件 (YK) | 2013年6月7日 | 2003年1月25日 | 1966年(昭和41年)8月23日生まれ[189]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在58歳)[203]。 元住吉会系暴力団組員。暴力団住吉会系会の元会長YO(2014年に死刑確定・2020年に獄中で自殺)から同じ住吉会系暴力団組員・K(2009年に死刑確定)とともに対立していた元暴力団組長の殺害を指示され、群馬県前橋市のスナック店内で拳銃を乱射して計4人(店の前にいた元組長の護衛約1人+客3人)を射殺し、元組長ら2人にも重傷を負わせた[209]。 2008年1月21日に前橋地裁(久我泰博裁判長)で死刑判決を受け、2009年9月10日に東京高裁(長岡哲次裁判長)で控訴棄却判決を受けた[189]。 2013年6月7日に最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[210]。 |
姫路2女性殺害事件 (T) | 2013年11月25日 | 2005年1月9日 | 1966年(昭和41年)1月10日生まれ[189]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中[203]。 兵庫県警察による職務怠慢があり、被害者の両親が飛松五男の協力を得て犯人特定・逮捕に至った事件。 2009年3月17日に神戸地裁姫路支部(松尾嘉倫裁判長)で死刑判決を受け、2010年10月15日に大阪高裁(湯川哲嗣裁判長)で控訴棄却判決を受けた[189]。2013年11月25日に最高裁第一小法廷(金築誠志裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[211]。 |
2014年死刑確定囚(7人)
編集2014年(1月1日 - 12月25日)に死刑が確定した死刑確定者は7人である[212]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
あきる野市資産家姉弟殺害事件 (O) | 2014年1月[213] | 2008年4月9日 | 知人の男(無期懲役が確定)と共謀し、東京都あきる野市の資産家姉弟(姉54歳・弟51歳)から現金やキャッシュカードを奪い、2人を窒息死させて長野県の山中へ埋めた[214]。 強盗殺人罪・死体遺棄罪などに問われ[214]、2009年5月12日に東京地裁立川支部(山崎和信裁判長)で死刑判決を受け[189]、2010年11月10日に東京高裁(金谷暁裁判長)で控訴棄却判決を受けた[214]。 2013年12月17日に最高裁第三小法廷(木内道祥裁判長)で上告棄却判決を受け[215]、2014年1月に死刑が確定[216][213]。 2013年6月に肺癌が見つかり、手術を受けたが、2014年5月には癌が脳に転移していることが判明[216]。転移性脳腫瘍のため、2014年7月2日に東京拘置所で病死(66歳没)[216][213]。 |
大阪個室ビデオ店放火事件 (O) | 2014年3月6日 | 2008年10月1日 | 2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中[203]。 自殺しようとして個室ビデオ店内に放火し、16人を殺害・9人を負傷させた。 2009年12月2日に大阪地裁(秋山敬裁判長)で死刑判決を受け、2011年7月26日に大阪高裁(的場純男裁判長)で控訴棄却判決を受けた[189]。 2014年3月6日に最高裁第一小法廷(横田尤孝裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[217]。 2019年6月20日に日本弁護士連合会(日弁連)が再審支援を決定[218]。 |
日医大事件・前橋スナック銃乱射事件(YO) | 2014年4月[219][220] | 2002年2月25日 2003年1月25日[221] |
1948年(昭和23年)12月20日生まれ[222]。2020年1月26日に収監先・東京拘置所で自殺(65歳没)[209]。元暴力団住吉会幸平一家Y会会長。 2001年8月に東京都葛飾区の斎場で起きた暴力団稲川会大前田一家系組員による住吉会幹部射殺事件が発端となり、暴力団同士の抗争に発展。YOは2002年2月25日に文京区の日本医科大学付属病院で[221]、入院中の住吉会幸平一家系暴力団の幹部Iを、Y会の下部団体のT組組長Tらとともに日医大病院東館1階の高度救命救急センター集中治療室に侵入し射殺した。幹部Iは射殺される前日に豊島区内の路上で脇腹を拳銃で撃たれ重傷を負い、日医大に搬送されていた。幹部Iは同月に大前田一家元総長宅襲撃に失敗したため制裁と口封じのため殺された。同年3月、YOとT組組長Tはガソリン噴射器を用いて大前田一家元総長宅を襲撃。同年8月、YOは別の詐欺事件で警視庁に逮捕された。T組組長Tは日医大事件等で無期懲役確定。なおも抗争は激化し、前橋スナック銃乱射事件を起こすに至る。 YOは逮捕前、住吉会系暴力団組員のK(2009年に死刑確定)・YK(2013年に死刑確定)の両名に対し、大前田一家関係者が出入りしていた前橋市のスナックを襲撃し同一家関係者を射殺するよう指示した。 K・YK両加害者は翌2003年1月25日[221]、前橋市内のスナックで拳銃を乱射して計4人(組長の護衛役1人+客3人)を射殺し、組長ら2人に重傷を負わせた[209]。 組長射殺事件・銃乱射事件などで起訴され、2007年12月10日に東京地裁(朝山芳史裁判長)で死刑判決を受けた[223][221]。控訴したが、2009年11月10日に東京高裁(山崎学裁判長)で控訴棄却判決を受けた[224]。2014年3月14日に最高裁第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)で上告棄却判決を受け[225]、同年4月に死刑が確定[219][220]。 死刑確定後の2014年9月、「金銭トラブルなどにより他の複数の人物も殺害し、遺体を遺棄した」という内容の文書を警視庁目白警察署に送付。警視庁は任意でYOに事情聴取したところ同趣旨の証言をしたため、裏付け捜査に入った。2016年2月、文書の内容とその真偽を確かめるための捜査が行われている事実が明らかとなった[226][227]。YOが文書で「殺害した」と告白している東京都内の会社社長男性と神奈川県伊勢原市内の不動産業男性はいずれも20年近くにわたって行方が分からず失踪している。うち東京都内の会社社長男性は1996年のオレンジ共済組合事件に関与し、友部達夫・新進党参議院議員の当選を画策する政界工作を行ったとされる「永田町の黒幕」・「リュー一世」(YOが提出した文書内での呼称)と呼ばれる人物。この会社社長男性は1997年4月、オレンジ共済組合事件に関して国会に証人喚問された[228]が、その後1998年春頃より行方が分からなくなっている[229][230]。YOは同社長を絞殺し、配下の元Y会組員男に命じ遺体を遺棄したという[231]。配下の元Y会組員男は死体遺棄を認め場所も説明したため、YO死刑囚と配下の元Y会組員男の供述に基づき警視庁と神奈川県警は不明両名の捜索を行い、2016年4月19日に神奈川県伊勢原市内の山林で1996年8月から行方不明となっていた不動産業男性の白骨死体を発見した[232][233][234]。YOは不動産業男性とトラブルになっていたという暴力団関係者から依頼を受け、1996年8月、別の暴力団関係者に不動産業男性を殺害させ、配下の元Y会組員男に死体を遺棄させた。トラブルになっていたという暴力団関係者や、殺人の実行役とされる暴力団関係者はその後いずれも死亡しており、配下の元Y会組員男の死体遺棄容疑については既に時効が成立している。更に2016年11月29日には同社長と思われる遺体が発見され[235]、DNA鑑定および歯形照合を行った。2017年4月10日に警視庁組織犯罪対策4課はYOを同社長に対する殺人の容疑で東京拘置所において逮捕した[236]。同年5月1日にYOは東京地検より改めて殺人罪で起訴され[237]、裁判員裁判に付された。確定死刑囚の逮捕・起訴は極めて異例であるうえ、裁判員裁判の被告が確定死刑囚という事例は初めて。2018年11月、東京地方裁判所においてYOの裁判員裁判が開始されたが、YOは初公判の被告人質問において、起訴事実について「間違いです」と全面否定し、上述の自身の殺人告白は「全く虚偽です」「(東京都内の会社社長男性について)私は殺していません。ただし殺させました」「(伊勢原市内の不動産業男性について)名前すら知りません。間違いです」と述べた。YOの告白が契機となって始まった裁判であるが、その当人がいずれの容疑についても無罪を主張した[238][239]。YOは告白の目的について、「死刑判決を受けた事件などの再捜査であり、自身の死刑執行の先延ばしではない」と主張したが、YO以外に事件に関与したとされる者は既に全員死亡しており、再捜査や立件は困難な状況であるという[240]。検察はYOが後から告白した二件の殺人について、「(裁判になれば判決確定までは死刑執行は見送られる可能性が高いため)告白の目的は死刑執行の引き延ばしであるが、告白の内容は信用できる」と指摘。裁判において否認に転じた理由は「裁判も引き延ばすため」と推認し[241]、無期懲役を求刑。弁護側は「証拠不十分」のため無罪判決を求めた。同年12月13日、東京地裁は「告白の主な目的は死刑執行の先延ばしだった」「手紙には犯人でなければ知り得ない情報はない」「(告白内容を記載した)手紙は信用できない」と指摘し、YOに無罪判決を言い渡した[242][243]。判決の言い渡し後、裁判長はYOに「検察が控訴しなければ裁判は終わり」と宣告した。なお、刑法の併合罪に関する規定により、確定死刑囚に他の刑は執行しないため、仮にYOが後から告白した二件の殺人について有罪が確定しても刑は課されない[注 10][244]。東京地検は同月27日の期限までに控訴せず、YOの無罪が確定した[245][246]。殺人事件の無罪判決に対して検察側が控訴しなかった事例はまずないという。 死刑囚YOは2020年1月26日に収監中の東京拘置所において衣服を着たまま布団の中で血を流した状態で発見された[247]。首の左右に切り傷があり、死亡していた[248]。自作の刃物状の鋭利なもので首を切り、自殺したものとみられる[249]。71歳没[250]。 |
元厚生事務次官宅連続襲撃事件 (K) | 2014年6月13日 | 2008年11月(17日・18日) | 1962年(昭和37年)1月26日生まれ[222]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在62歳)[203]。 元厚生省事務次官宅2軒を襲撃して2人(山口剛彦とその妻)を殺害したほか、吉原健二の妻に重傷を負わせた。2010年3月30日にさいたま地裁(伝田喜久裁判長)で死刑判決を受け、2011年12月26日に東京高裁(八木正一裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2014年6月13日に最高裁第二小法廷(山本庸幸裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[251]。 |
※長野市一家3人殺害事件 (M) | 2014年9月25日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[252] |
2010年3月(24日・25日) | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[203]。 裁判員裁判で言い渡された死刑判決が最高裁で支持され確定した初のケース[252]。2011年3月25日に長野地裁(高木順子裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を、2012年3月22日に東京高裁(井上弘通裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2014年9月2日に最高裁第三小法廷(大橋正春裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け[252]、弁護人が同月10日付で判決の訂正を申し立てたが[253]、2014年9月25日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[252]。 共犯2人のうち1人 (I) は2016年に死刑確定。もう1人は一審で死刑判決を受けるが二審で無期懲役に減軽され、その後確定。 2016年5月31日付で犯行当時の責任能力を争い長野地裁へ再審を請求した[254]。 |
※宮崎家族3人殺害事件 (O) | 2014年11月5日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[255] |
2010年3月1日 | 1988年(昭和63年)2月13日生まれ[222]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中(現在36歳)[203]。 同居する義母の叱責から逃れたいために義母、妻、長男の3人を殺害した。2010年12月7日に宮崎地裁(高原正良裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を、2012年3月22日に福岡高裁宮崎支部(榎本巧裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2014年10月16日に最高裁第一小法廷(山浦善樹裁判長)で上告棄却の判決を受け、被告人Oから出された判決への訂正申し立ても2014年11月5日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[255]。 公判中、被告人Oとその両親はTBS(JNN)系列の報道・ドキュメンタリー番組『報道特集』から取材を受け、死刑確定後の2015年4月11日には同番組にて特集「確定死刑囚の告白」が放送された。 |
※静岡2女性殺害事件 (K) | 2014年12月2日 | 2005年10月26日・2010年2月23日[222] | 1966年(昭和41年)6月26日生まれ[222]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在58歳)[203]。 2005年に交際相手の女性を、2010年に妻を殺害した。2011年6月21日に静岡地裁沼津支部(片山隆夫裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2012年7月10日に東京高裁(山崎学裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2014年12月2日に最高裁(大谷剛彦裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[256]。 |
2015年 - 2019年
編集※は第一審・裁判員裁判による死刑囚。
2015年死刑確定囚(2人)
編集2015年(1月1日 - 12月27日)に死刑が確定した死刑確定者は2人である[257]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
秋葉原通り魔事件(加藤智大) | 2015年2月17日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[258] |
2008年6月8日 | 1982年(昭和57年)9月28日生まれ[222]。東京都千代田区外神田(秋葉原)の歩行者天国に貨物自動車で突入し、5人をはねて3人を死亡させたほか、ダガーナイフで12人を切りつけて4人を死亡させた戦後最悪の通り魔事件。2011年3月24日に東京地裁(村山浩昭裁判長)で死刑判決を受け、2012年9月12日に東京高裁(飯田喜信裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。 2015年2月2日に最高裁第一小法廷(桜井龍子裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け[259]、判決への訂正申し立ても同月17日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[260]。著書に『解』『解+』『東拘永夜抄』『殺人予防』がある[222]。2022年7月26日に東京拘置所で死刑執行(39歳没) [261]。 |
加古川7人殺害事件 (F) | 2015年6月10日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[262] |
2004年8月2日 | 1956年(昭和31年)12月5日生まれ[263]。「親戚や近隣住民に見下されている」との思いを抱いたことから、自宅両隣の民家で7人を包丁で刺殺し、1人に重傷を負わせた。 2009年5月29日に神戸地裁(岡田信裁判長)で死刑判決を受け、2013年4月26日に大阪高裁(米山正明裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2015年5月25日に最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)で上告棄却判決を受け[264]、それに対する訂正の申立も同小法廷が棄却する決定(2015年6月10日付)を出したため死刑が確定[265]。2021年12月21日に大阪拘置所で死刑執行(65歳没)[266]。 |
※横浜深谷連続殺人事件 (A) | 2015年12月4日 | 2008年3月13日・2009年8月7日[222] | 1969年(昭和44年)6月6日生まれ[222]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在55歳)[267]。 従兄弟の男と共謀し、2008年に男の養母(横浜市在住)を保険金目的で殺害したほか、2009年には金銭トラブルを抱えていた自分と従兄弟のおじを殺害した[268]。共犯は第一審で無期懲役判決(求刑:死刑)が確定。 2012年2月24日にさいたま地裁(田村真裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を、2013年6月27日に東京高裁(井上弘通裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2015年12月4日に最高裁第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[268]。 |
2016年死刑確定囚(7人)
編集2016年(1月1日 - 12月26日)に死刑が確定した死刑確定者は7人である[269]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※大阪此花区パチンコ店放火殺人事件 (T) | 2016年2月23日 | 2009年7月5日 | 1968年(昭和43年)1月4日生まれ[222]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中(現在56歳)[267]。 借金など生活に対する不満を募らせ、パチンコ店の床にガソリンを撒いて放火。客と従業員5人を死亡させ、10人を負傷させた。 2011年10月31日に大阪地裁(和田真裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を、2013年7月31日に大阪高裁(中谷雄二郎裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2016年2月23日に最高裁第三小法廷(山崎敏充裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[270]。 |
※会津美里町夫婦殺害事件 (T) | 2016年3月8日 | 2012年7月26日 | 1966年(昭和41年)9月12日生まれ(旧姓Y)[222]。2021年9月20日時点で[11]宮城刑務所仙台拘置支所[注 7]に収監中(現在58歳)[267]。 福島県大沼郡会津美里町で病院職員の夫婦(55歳男性と56歳妻)を殺害した。2013年3月14日に福島地裁郡山支部(有賀貞博裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2014年6月3日に仙台高裁(飯渕進裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。 2016年3月8日に最高裁第三小法廷(木内道祥裁判長)で上告棄却判決を受け、死刑が確定[271]。福島県内の裁判員裁判で言い渡された死刑判決は、Tに対する第一審判決が初だった[272]。 |
※長野市一家3人殺害事件 (I) | 2016年5月25日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[273] |
2010年3月(24日・25日) | 1979年(昭和54年)2月16日生まれ[222]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在45歳)[267]。 2011年12月27日に長野地裁(高木順子裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2014年2月20日に東京高裁(村瀬均裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2016年4月27日に最高裁第三小法廷(大橋正春裁判長)から上告棄却の判決を受け[274]、判決への訂正申し立ても2016年5月25日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[273]。 共犯Mは2014年に死刑が確定。 |
※山形・東京連続放火殺人事件 (A) | 2016年6月13日 | 2010年10月2日・2011年11月24日[222] | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[267]。 2010年に山形市で元交際相手(男性)の実家を放火し、男性の両親を殺害[275]。翌2011年には東京都江東区内で別の交際相手(男性)の母親が住むマンションに侵入してその母親を殺害した後、室内に火をつけ全焼させた[275]。 2013年6月11日に東京地裁(平木正洋裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2014年10月1日に東京高裁(八木正一裁判長)で控訴棄却判決を受けた[222]。2016年6月13日に最高裁(千葉勝美裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[275]。 |
※石巻3人殺傷事件 (C) | 2016年6月29日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[276] |
2010年2月10日 | 1991年(平成3年)7月2日生まれ[277]。2021年9月20日時点で[11]宮城刑務所仙台拘置支所[注 7]に収監中(現在33歳)[267]。 事件当時18歳7か月の少年死刑囚[277]。共犯の少年と共に元交際相手少女の実家に押し入り、少女の姉とその友人の女子高校生計2名を牛刀で殺害。その場に居合わせた少女一家の知人男性1名に重傷を、元交際相手の少女にも軽傷を負わせた。共犯の少年は2010年12月、殺人幇助罪により懲役3年 - 6年の不定期刑を言い渡された。 2010年11月25日に仙台地裁(鈴木信之裁判長)で死刑判決を受け、2014年1月31日に仙台高裁(飯渕進裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2016年6月16日に最高裁第一小法廷(大谷直人裁判長)で上告棄却判決(一・二審の死刑判決を支持)を受け[278]、同月27日に判決の訂正を申し立てたが、2日後の同月29日付で同小法廷から出された決定により棄却されたため死刑が確定[276]。裁判員裁判で少年事件に死刑判決が言い渡され確定した史上初の事例[276]。 |
※長崎ストーカー殺人事件 (T) | 2016年8月10日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[279] |
2011年12月16日 | 1984年(昭和59年)11月4日生まれ[277]。2021年9月20日時点で[11]福岡拘置所に収監中(現在39歳)[267]。 2011年に長崎県西海市で同居中の女性をその家族が連れ去ったと思い込んで77歳の女性の祖母と56歳の母を刺殺し母の車のトランク内に遺体を遺棄。千葉・三重・長崎各県警の対応が問題として浮き彫りになった[280](警察不祥事)。 無罪を主張したが、2013年6月14日に長崎地裁(重富朗裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2014年6月24日に福岡高裁(古田浩裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2016年7月21日に最高裁第一小法廷(池上政幸裁判長)で上告棄却判決を受け[281]それに対する訂正申し立ても2016年8月10日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[279]。 |
2017年死刑確定囚(2人)
編集2017年に死刑が確定した死刑確定者は2人(首都圏連続不審死事件・鳥取連続不審死事件の両女性死刑囚)である[282]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※首都圏連続不審死事件(木嶋佳苗) | 2017年5月9日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[283] |
2008年9月 - 2009年9月 | 1974年(昭和49年)11月27日生まれ[277]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中(現在49歳)[267]。 犯行では「吉川桜」の偽名を使用。裁判員制度下で初めて死刑判決を受けた女性死刑囚である。 無罪を主張[277]。上告中に獄中結婚して「D」姓へ改姓し[284]、2019年10月1日時点では[10]「I」姓を名乗っている[277]。 2012年4月13日にさいたま地裁(大熊一之裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2014年3月12日に東京高裁(八木正一裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2017年4月14日に最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)で上告棄却判決を受け[284]、それに対する訂正申し立ても2017年5月9日付の小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[283]。 木嶋は裁判中、『女性自身』に268通の手紙を送り、事件及び裁判に関する手記と、自身の半生を「1年半かけて執筆した」という小説を寄稿、同誌2013年10月22日号に木嶋佳苗名義ですべて掲載された。小説は『礼讃』と題され、2015年2月にKADOKAWAより単行本として刊行された。また2014年1月5日よりブログ「木嶋佳苗の拘置所日記」を運用、木嶋が東京拘置所で書いた文章を支援者が掲載・更新している。 |
※鳥取連続不審死事件 (U) | 2017年8月23日 (上告審判決への訂正申立に対する棄却決定日)[285] |
2004年5月-2009年10月 | 1973年(昭和48年)12月21日生まれ[277]。裁判員制度下では木嶋に次ぐ2人目の女性死刑囚。無罪を主張[277]。 2012年12月4日に鳥取地裁(野口卓志裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け[277]、2014年3月20日に広島高裁松江支部(塚本伊平裁判長)で控訴棄却判決を受けた[286]。2017年7月27日に最高裁第一小法廷(小池裕裁判長)で上告棄却判決を受け[287]、それに対する訂正申し立ても2017年8月23日付の同小法廷決定で棄却されたため死刑が確定[285]。 2023年1月14日に収監先の広島拘置所において食べ物を喉に詰まらせ、搬送先の病院で死亡した(49歳没)。 |
2018年死刑確定囚(2人)
編集2018年に死刑が確定した死刑確定者は2人(大阪府和泉市元社長夫婦殺害事件・蟹江一家3人殺傷事件の両死刑囚)である[288][289]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※大阪府和泉市元社長夫婦殺害事件 (S) | 2018年[288] | 2004年12月3日 | 1967年(昭和42年)5月13日生まれ[277]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中(現在57歳)[267]。大阪府和泉市の元カーペット製造販売会社社長夫妻鈍器で殴って殺害し、金品を奪い遺体をのこぎりで切断してドラム缶に詰め、同府阪南市内の貸ガレージに遺棄した。 事件から5年後の2009年11月になって夫婦の遺体が発見され、被害者宅での別の窃盗容疑で逮捕された。その後、2010年12月に強盗殺人容疑で再逮捕・追起訴された。 無罪を主張したが2013年6月26日に大阪地裁堺支部(畑山靖裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2014年12月19日に大阪高裁(笹野明義裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2017年12月8日に最高裁第三小法廷(戸倉三郎裁判長)で上告棄却判決を受けたが[290]、同月末時点では新たな死刑確定者としては言及されておらず[291]、正式な死刑確定は2018年に入ってからである[288]。 |
※蟹江一家3人殺傷事件 (L) | 2018年10月3日 (正式な死刑確定日)[292] |
2009年5月1日 - 5月2日 | 2021年9月20日時点で[11]名古屋拘置所に収監中[293]。中国国籍で犯行当時は三重大学に在学していた留学生だった。 生活に困り、別の万引き事件で科された罰金が払えなくなることを恐れて愛知県海部郡蟹江町内の民家に強盗目的で侵入し一家3人を殺傷した。 事件後に三重大を卒業して自動車部品会社に就職したが1年後に退職、本事件で逮捕される直前には別の自動車盗事件で逮捕されていた。 2015年2月20日に名古屋地裁(松田俊哉裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、同年10月14日に名古屋高裁(石山容示裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2018年9月6日に最高裁第一小法廷(木澤克之裁判長)で上告棄却判決を受け[294]、それに対する訂正申し立ても2018年10月2日付で同小法廷が棄却する決定を出したため、2018年10月3日付で正式に死刑が確定[292]。 |
2019年死刑確定囚(5人)
編集2015年(1月1日 - 12月26日)に死刑が確定した死刑確定者は(寝屋川市中1男女殺害事件の犯人を含め)5人である[295][296]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※埼玉資産家夫婦死体遺棄事件 (W) | 2018年12月21日 (上告審判決宣告日[297] / 正式な確定は2019年) |
2012年12月7日 | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[293]。スイス在住・東京都中央区銀座に一時帰国していた資産家(ファンドマネージャー)の男性夫妻を絞殺し、遺体を埼玉県久喜市内の空き地に埋めて遺棄した。 被害者男性とは事件1年ほど前から付き合いがあったが、2013年に逮捕された当時は「被害者男性から勧められた投資で数億円の損をさせられた」と虚偽の供述をしていた。 殺害を否認したが[277]、2014年9月19日に東京地裁(田辺三保子裁判長)で死刑判決を受け[298]、2016年3月16日に東京高裁(藤井敏明裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2018年12月21日に最高裁判所第二小法廷(鬼丸かおる裁判長)で上告棄却判決を受けたが[297]、同月27日時点では判決はまだ確定していなかった[288]。 |
※堺市連続強盗殺人事件 (N) | 2019年2月12日 (上告審判決)[299] |
2011年11月5日・12月1日 | 1961年(昭和36年)8月26日生まれ[277]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中(現在63歳)[293]。 保険金詐欺目的で自宅に放火した罪で逮捕・起訴され実刑判決を受け服役していた。仮出所後に幼少期から親交があった象印マホービンの元副社長ら2人を顔に食品用ラップを巻き付けて窒息死させ、うち1人の遺体をドラム缶で焼却した。 2014年3月10日に大阪地裁堺支部(森浩史裁判長)で死刑判決を受け、2016年9月14日に大阪高裁(後藤真理子裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2019年2月12日に最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)で上告棄却判決を受けたことにより死刑が確定[299]。 |
※寝屋川市中1男女殺害事件(山田浩二) | 2020年3月24日[注 11][300] | 2015年8月13日(または同日ごろ)[300] | 1970年(昭和45年)4月4日生まれ[注 12]。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中[293](現在54歳)。深夜に出歩いていた中学1年生の男女2人を殺害して遺体をそれぞれ遺棄したとされる[302]。 公判では男子生徒の殺害に関しては無罪・女子生徒に関しても傷害致死罪の成立を主張し[302]、判決直前には『朝日新聞』記者・畑宗太郎の取材に対し「裁判は第一審では終わらないだろう」と述べていた[303]。 2018年12月19日に大阪地裁(浅香竜太裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け[304][305]、大阪高裁に控訴したが、本人取下げにより確定[302]。 しかし弁護人が大阪高裁に「控訴取り下げは無効」と異議を申し立て[306]、2019年12月に高裁がこれを認め控訴審を再開する決定を出した[307]。大阪高検は同決定を不服として最高裁への特別抗告・大阪高裁への異議申し立てを行った[308]。2020年2月25日、最高裁は大阪高検の特別抗告を棄却[309]。同年3月16日、大阪高裁第1刑事部は異議審において同高裁第6刑事部の控訴取り下げを無効とする決定を取り消し、審理を同高裁第6刑事部に差し戻した[310]。 この決定を不服として弁護側は同年3月23日付で最高裁に特別抗告を申し立てた[311]が、直後の3月24日付で山田は再び控訴取り下げを求める書面を自ら提出した[312]。その直後に山田は弁護士の説得を受け、再び「控訴取り下げ」の無効を大阪高裁に申し立てた[313]。 11月26日、大阪高裁第6刑事部は山田による1度目の控訴取り下げについては判断を示さなかったが、2度目の控訴取り下げを有効とみなす決定を出した[300][314]。弁護側は異議申し立てを行ったが2021年3月22日に大阪高裁はこれを棄却[315] 、弁護側はさらに最高裁に特別抗告を行ったが、最高裁第三小法廷から同年8月25日に棄却決定が出された[316][317]。 2019年12月の大阪高裁第6刑事部の控訴取り下げ無効決定後、月刊誌『創』編集長の篠田博之が山田に接見し、山田は2020年2月発売の同誌2020年3月号に獄中手記を寄せた[318]。 |
※山口連続殺人放火事件 (H) | 2019年8月3日[319] | 2013年7月(21日 - 22日)[277] | 2021年9月20日時点で[11]広島拘置所に収監中[293]。 帰郷した山口県周南市の地元集落に馴染めず、近隣住民とのトラブルが多発していた。 近隣住民らへの恨みから5人を殺害・被害者宅を放火した。無罪を主張。 2015年7月28日に山口地裁(大寄淳裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2016年9月13日に広島高裁(多和田隆史裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2019年7月11日に最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)で上告棄却判決を受け[320]、それに対する訂正申し立ても2019年8月1日付の同小法廷決定で棄却されたため[321]、同月3日付で死刑が確定[319]。 |
※碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件(堀慶末) | 2019年8月8日[322] | 1998年6月28日 | 1975年(昭和50年)4月29日生まれ[323]。2021年9月20日時点で[11]名古屋拘置所に収監中[293](現在49歳)。 1998年に当時同僚だった男2人(いずれも無期懲役が確定)と共謀し、愛知県碧南市内でパチンコ店長夫婦2人を殺害(碧南事件)。2006年、碧南事件の共犯1人と共謀し、名古屋市守山区で高齢女性を襲撃し、金品を奪う強盗殺人未遂事件(守山事件)を起こした。 本件起訴容疑の2事件を起こした後、2007年に闇サイト殺人事件に実行犯として関与し、同事件の刑事裁判で2012年7月に無期懲役(求刑:死刑)が確定。翌月(8月)以降、碧南事件および守山事件で相次いで起訴された[注 13]。 2015年12月15日に名古屋地裁(景山太郎裁判長・裁判員裁判)で死刑判決を受け、2016年11月8日に名古屋高裁(山口裕之裁判長)で控訴棄却判決を受けた[277]。2019年7月19日に最高裁第二小法廷(山本庸幸裁判長)で上告棄却判決を受け[324]、それに対する訂正申し立ても同年8月7日付の同小法廷決定で棄却されたため[325]、翌8日付で死刑が確定[322]。死刑確定に伴い、闇サイト事件で確定した無期懲役刑の執行は停止された[注 10]。 上告中の2019年5月、インパクト出版会より実名で著書『鎮魂歌』(レクイエム)を出版した[326][327]。 |
2020年以降
編集2022年に死刑が確定した死刑確定者はいない[328]。
※は第一審・裁判員裁判による死刑囚。
2020年死刑確定囚(2人)
編集2020年(1月1日 - 12月28日)に死刑が確定した死刑確定者は2人である[329][330]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※相模原障害者施設殺傷事件(植松聖) | 2020年3月31日 | 2016年7月26日[331] | 1990年(平成2年)1月20日生まれ(現在34歳)[332][333]。2021年9月20日時点で[11]、東京拘置所に収監中[注 14][293]。 かつて勤務していた神奈川県相模原市の知的障害者施設で入所者19人を刺殺し、職員を含め26人を負傷させた[331]。公判では動機について「意思疎通のできない重度障害者は不幸を生む」などと障害者への差別発言を繰り返していた[331]。 弁護人は公判で「大麻による精神障害で心神喪失状態だった」と無罪を主張していたが、横浜地裁は完全な責任能力を有していたことを認定し2020年3月16日に死刑判決を言い渡した[331]。 その後も控訴しない意向を示していたが、弁護人が3月27日付で東京高裁に控訴した[335]。しかし3月30日に被告人・植松自身が控訴を取り下げ、控訴期限が切れた2020年3月31日0時(日本標準時)をもって死刑が確定した[336]。 |
※前橋市連続強盗殺人事件 (T) | 2020年9月8日[337] | 2014年11月10日[337] 2014年12月16日[337] |
2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[293]。 携帯電話のソーシャルゲームへの課金のための浪費が原因で消費者金融に約120万円の借金があり、携帯電話・電気・ガスを料金滞納で止められていた。 群馬県前橋市内で高齢者を次々と襲い2人を殺害、1人に重傷を負わせた[337]。 翌2015年2月5日までに強盗殺人容疑などで逮捕された。 2016年7月20日に前橋地裁(鈴木秀行裁判長)で死刑判決を受け[338]、2018年2月14日に東京高裁(栃木力裁判長)で控訴棄却判決を受けた[339]。 2020年4月14日に最高裁第三小法廷(林道晴裁判長)にて上告審・口頭弁論が予定されていたが[340]、新型コロナウイルスの大流行により緊急事態宣言が発令されたことを受け2020年4月7日付で弁論期日が取り消された[341]。その後、同小法廷は緊急事態宣言解除後に改めて公判期日を指定し[342]、同年7月7日に上告審口頭弁論が開かれ[343]、同年9月8日に上告棄却判決を受けて死刑が確定[337]。 |
2021年死刑確定囚(4人)
編集2021年(1月1日 - 12月28日)に死刑が確定した死刑確定者は4人である[344]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※座間9人殺害事件 (S) | 2021年1月5日[345] | 2017年8月23日ごろ - 10月23日[346] | 1990年(平成2年)10月9日生まれ(現在34歳)[347]・神奈川県座間市出身[348]。2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[注 15][293]。 Twitterなどで自殺願望を仄めかしていた若い男女計9人(女性8人+女性のうち1人と知人関係だった男性1人)の計9人を座間市内の自室アパートに誘い出し絞殺[346]。それぞれの被害者から現金を奪うなどしたほか、女性8人には性的暴行を加え、9人の死体を損壊・遺棄したとして、強盗殺人(1件)、強盗・強制性交等殺人(8件)、死体損壊・死体遺棄罪(9件)に問われた[346]。 刑事裁判では弁護人が承諾殺人罪を主張したが、2020年12月15日に東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)は「被害者が殺害に同意していたとは認められない」として死刑判決を宣告[350]。弁護人は同月18日に東京高裁へ控訴したが[351][352]、被告人S自身が同月21日に控訴を取り下げたため、控訴期限が切れる2021年1月5日0時[注 16]をもって死刑が確定した[345]。 |
※伊東市干物店強盗殺人事件 (H) | 2021年1月28日[355] | 2012年12月18日[356] | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[293]。 かつて働いていた干物店(静岡県伊東市八幡野)に押し入り、2人(社長の女性・常務の男性)をそれぞれ刃物で突き刺し、店内に設置されたプレハブ型冷凍庫内に閉じ込めて出血性ショックで殺害。店の売上金・釣り銭など現金約29万円を奪った[356]。 殺害された社長に「解雇したことにしてほしい」と迫り、トラブルになっていたことがあった。 2013年に失業保険金をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕され、同年6月3日に有罪判決を受けた翌日に強盗殺人容疑で逮捕された。 無罪を主張したが、2016年11月24日に静岡地裁(斎藤千恵裁判長)沼津支部で死刑判決を受けた[357]。弁護人は控訴審で「第三者が現場付近にいた可能性がある」と主張した[358]が、2018年7月30日に東京高裁(大島隆明裁判長)で控訴棄却の判決を受けた[359][360][356]。 2021年1月28日に最高裁第一小法廷(深山卓也裁判長)で上告棄却の判決を受け、死刑が確定[361]。2021年8月12日付で[362]、静岡地裁沼津支部に再審請求[363]。 |
※浜名湖連続殺人事件 (K) | 2021年2月13日[364] | 2016年(1月29日ごろ・7月5日ごろ)[365][364] | 2021年9月20日時点で[11]東京拘置所に収監中[293]。 2016年1月29日ごろ、静岡県浜松市西区(現:中央区) のマンションで、元同僚の無職男性(当時62歳)を何らかの方法で殺害してキャッシュカード・実印などを奪い、遺体を焼損して浜名湖周辺に遺棄したほか、この被害者男性のマンション所有権などを不正に取得・老齢厚生年金を詐取するなどした[365]。 同年7月5日ごろ、同県磐田市のアパートで知人工員男性(当時32歳)の右腹部を2回刃物で刺して殺害し、遺体を切断して浜名湖周辺に遺棄した[365]。 公判で被告人K本人は、事件関連の質問に対し一貫して黙秘し[注 17][365]、弁護人も無罪を主張した[368]が、2018年2月23日に静岡地裁(佐藤正信裁判長)で死刑判決を受けた[369][365][370]。 判決を不服として控訴し[371][372]、控訴審では弁護人が「第一審判決の事実誤認・裁判官の訴訟手続きに関する法令違反」を主張したが、その具体的な内容への言及や新証拠の提出はなかった[373]。控訴審は即日結審し[374]、2019年3月15日には東京高裁(藤井敏明裁判長)で控訴棄却判決を受けた[375][376][377]。 同判決を不服として上告し[378]、2021年2月15日に最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)で上告審判決公判が予定されていたが[379]、同月13日に自ら上告を取り下げたため、死刑が確定[364]。これについて、弁護人との面会や[380]、被害者の1人の友人宛ての手紙[381]で「死刑を執行されることに納得した」と述べている[380][381]。 |
※関西青酸連続死事件 (K) | 2021年7月17日[382][383] | 2007年12月18日 2012年3月9日 2013年9月20日・12月28日 |
1946年(昭和21年)11月28日生まれ[384](現在77歳)。女性死刑囚。2021年9月20日時点で[11]大阪拘置所に収監中[293]。 京都・大阪・兵庫の3府県で、結婚相談所で知り合った夫や内縁関係の男性ら4人の遺産を取得しようと、青酸化合物を飲ませ殺害した(うち1人は街中で突然倒れて入院、1年半後に転院先で死亡)。 2014年11月19日に夫の殺害容疑で初逮捕、後に3件の殺人罪と1件の強盗殺人未遂罪に問われた。 このほか、4人の男性の突然死事件についても立件・追送検されたが、いずれも嫌疑不十分で不起訴となった。 「認知症の影響で責任能力などがない」として無罪を主張。2017年11月7日に京都地裁(中川綾子裁判長)で死刑判決を受け[385] 、2019年5月24日に大阪高裁(樋口裕晃裁判長)で控訴棄却判決を受けた[386][387]。 2021年6月29日、最高裁第三小法廷(宮崎裕子裁判長)で上告棄却判決を受けた[388]。同年7月2日付で、弁護人が同判決の訂正を申し立てた[389]が、その申立も同月16日付で最高裁第三小法廷(宇賀克也裁判長)が出した決定によって棄却されたため[390]、17日付で死刑が確定した[382]。 |
2023年死刑確定囚(3人)
編集法務省によれば、2023年(令和5年)1月1日から同年12月28日までに死刑が確定した死刑確定者は3人(川崎老人ホーム連続殺人事件・マニラ連続保険金殺人事件・姫路監禁殺害事件の各死刑確定者)である[391]。
事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※川崎老人ホーム連続殺人事件 (I) | 2023年5月11日[392] | 2014年(11月4日・12月9日・12月31日)[393] | 2022年9月27日時点で東京拘置所に収監中[394]。 職員として働いていた神奈川県川崎市幸区の有料老人ホームで、入居者3人を相次いで転落死させたとされる。入所者の財布を盗んだとして、窃盗罪で有罪判決を受けた後に本事件への関与が発覚。 無罪を主張していたが、2018年3月22日に横浜地裁(渡辺英敬裁判長)で死刑判決を受け[395]、2022年3月9日に東京高裁(細田啓介裁判長)で控訴棄却判決を受けた[396]。 弁護側は同判決を不服として同月18日付で上告したが、2023年5月11日に自ら上告を取り下げたため、死刑が確定した[392]。死刑確定後には高木瑞穂(ノンフィクションライター)宛の手紙で無罪主張を翻し、自身が被害者3人を殺害した犯人であることを認める旨を綴っている[397][398]。 |
※マニラ連続保険金殺人事件 (I) | 2023年6月21日[399] | 2014年10月18日 2015年(8月31日 - 9月1日)[400] |
2014年 - 2015年にかけ(いずれも現地時間)、高校の同級生である男(無期懲役が確定)らと共謀し[401]、フィリピンの首都マニラで実行犯を雇った上で、以下のように山梨県在住の男性2人を拳銃で射殺させた[402]。被害者2人はいずれもIの知人であり、彼らにはIが大株主だった会社を受取人とする死亡保険金が掛けられていた[403]。
詐欺、殺人、電磁的公正証書原本不実記録・同供用、有印私文書偽造・同行使、詐欺未遂の罪に問われ[404]、2017年8月25日に甲府地裁(丸山哲巳裁判長)で死刑判決を宣告された[402]。甲府地裁で開かれた裁判員裁判では初の死刑判決である[405]。I側は保険金殺人の動機がないことなどを理由に無罪を主張していたが[402]、判決はIの主張を不合理なものとして排斥した[405]。 |
※姫路監禁殺害事件[414] (U) | 2023年7月3日[415] | 2010年4月 2010年6月 2011年2月[416][415] |
兵庫県で2010年4月 - 2011年2月にかけ、以下の殺人(2件)・逮捕監禁致死事件を起こし、男性3人を死亡させた[415]。1件目(逮捕監禁致死事件)と2件目(元社長に対する殺人事件)では被害者の遺体が発見されていない[417]。
2019年3月15日、神戸地裁姫路支部(藤原美弥子裁判長)はUについて「首謀者からの報酬を目当てに一連の事件で犯行におよんだ実行犯」と認定し[419]、死刑判決を言い渡した[420][421]。Uは控訴したが、2021年5月19日に大阪高裁(宮崎英一裁判長)で控訴棄却判決を言い渡されている[注 19][423][424]。 |
2024年死刑確定囚(2人)
編集事件名(死刑囚名) | 判決確定日 | 事件発生日 | 備考(事件概要・死刑執行日など) |
---|---|---|---|
※小郡妻子3人殺害事件 (N)[430] | 2024年1月(9日 - 11日)[431][432] | 2017年6月5日 - 6日[430] | 1978年生まれ[433]。福岡県警の元巡査部長(事件後に懲戒免職)[430]。 福岡県小郡市の自宅で、妻と小学4年生の長男・小学1年生の長女を絞殺したとされる[430]。 殺人罪に問われ、2019年12月13日に福岡地裁(柴田寿宏裁判長)で死刑判決を言い渡された[430]。警察官が在職中に起こした事件で死刑判決を受けたことは異例とされている[430]。また福岡地裁で言い渡された死刑判決、および事件当時現職警察官だった被告人に対して言い渡された死刑判決は、いずれも裁判員裁判では本事件の第一審判決が初である[430][434]。Nは無罪を主張したが[435]、福岡地裁は第一審判決で平野母子殺害事件(控訴審で死刑判決が言い渡されたが、破棄差戻しを経て2017年に無罪確定)の上告審判決(2010年4月)で有罪・無罪を判断する際の基準として示された「被告人が犯人でなければ合理的に説明できない事実関係」があるか否かを検討[433]。被害者3人の死亡推定時刻にNが自宅におり、第三者が侵入した形跡も見られないことや、妻の首からNのものと見られるDNA型が検出されたことなど、複数の間接証拠からNを犯人と認定した[436]。 Nの弁護人は控訴審で、遺体の硬直状況などから「死亡推定時刻はNの外出後で、第三者に殺害された可能性がある」と主張したが[436]、福岡高裁(辻川靖夫裁判長)は2021年9月15日に控訴を棄却する判決を宣告した[437][438]。 2023年12月8日に最高裁第三小法廷(長嶺安政裁判長)で上告棄却の判決を言い渡された[439]。判決訂正申立を行ったが、2024年1月9日付で同小法廷が出した決定で申立が棄却されたため[432]、死刑が確定した[431]。 |
※甲府市殺人放火事件 (E) | 2024年2月2日[440][441] | 2021年10月21日[442] | 犯行時19歳の少年死刑囚[440]。 2021年10月12日、山梨県甲府市の会社員男性A1(当時55歳)宅でA1と妻A2(同50歳)をナイフで刺すなどして殺害[443]、また夫婦の次女の頭を鉈で殴って負傷させ、住宅に放火して全焼させるなどした[442]。 2024年1月18日に甲府地裁(三上潤裁判長)で死刑判決を言い渡された[442]。控訴期限となる同年2月1日に弁護人が控訴したが、E本人が同日中に控訴を取り下げたため[444]、2日付で死刑が確定した[440][441]。 2022年4月に施行された改正少年法で「特定少年」と位置づけられた少年(犯行時18歳・19歳の少年)の実名が、起訴後に検察庁から公開された初の事例[442]。また「特定少年」として起訴された被告人に死刑判決が言い渡された事例も、確定を含めて本事件が初である[442][440]。1983年の「永山判決」以降、犯行時少年に対する死刑確定は8人目[445]。 |
死刑判決を受け上訴中の被告人一覧
編集以下の情報は2024年7月3日時点で、第一審・控訴審にて死刑判決を受け控訴・上告中の被告人についての情報を記載する。なお控訴審・上告審の日程は未定の場合特に記載しない。
上訴審で死刑判決が破棄されて無期懲役以下に減軽・もしくは無罪判決が出たか審理が差し戻された場合、上訴中に被告人が死亡して公訴棄却となった場合はこの表からは除外される。最高裁判決で上告が棄却されるか被告人自ら上訴を取り下げて死刑が確定した場合は上節の「死刑確定囚」に移動する。
※は第一審・裁判員裁判による被告人。
最高裁上告中の死刑判決事件被告人一覧(1人)
編集事件名(被告人名) | 第一審判決日・ 裁判所名 |
控訴審判決日・ 裁判所名 |
上告審日程 | 事件発生日 | 収監先 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
※日立妻子6人殺害事件(小松博文) | 2021年6月30日 水戸地裁 死刑[446] |
2023年4月21日 東京高裁 控訴棄却[447] |
最高裁上告中[448] | 2017年10月6日[446] | 水戸刑務所[注 21][449] | 日立市の県営アパートで妻子6人を殺害し、建物に放火した[446]。 起訴後の2018年11月に心肺停止状態になり、その後遺症で事件当時の記憶が欠落したが、水戸地裁は「弁護人の援助や裁判所の支援があれば、意思疎通は十分可能」として、「訴訟能力がない」として公訴棄却を求めた弁護人の訴えを退け、死刑を言い渡した[446]。 |
高裁控訴中の死刑判決事件被告人一覧(3人)
編集事件名(被告人名) | 第一審判決日・ 裁判所名 |
控訴審日程・ 裁判所名 |
事件発生日 | 収監先 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
※日置市5人殺害事件 (I) | 2020年12月11日 鹿児島地裁 死刑[450] |
控訴中・福岡高裁宮崎支部[451] | 2018年3月31日 - 4月6日[452] | 鹿児島拘置支所[注 22][453] | 2018年3月31日に祖母と父親を絞殺して死体を近くの山中に遺棄したほか、同年4月6日に伯母姉妹と知人男性を殺害した[452]。 |
※京都アニメーション放火殺人事件 (A) | 2024年1月25日 京都地裁 死刑[454] |
控訴中・大阪高裁[455] | 2019年7月18日 | 2019年7月18日10時31分ごろ、Aは京都府京都市伏見区に所在するアニメ制作会社「京都アニメーション」の第一スタジオに侵入し、室内にガソリンを撒布して放火した。Aの犯行により、36人が死亡、Aを含む34人が負傷した。 京都地裁(増田啓祐裁判長)は「事件当時、Aは完全責任能力を有していた」と認定し、Aに死刑を言い渡した[454]。 | |
※宇佐市親子強盗殺人事件[456][457][458][459][460] (S) | 2024年7月2日 大分地裁 死刑[461] |
控訴中・福岡高裁[462] | 2020年2月2日 | 2020年2月2日夜、大分県宇佐市安心院町荘の民家に盗み目的で侵入し、女性(当時79歳)と女性の息子(当時51歳)の首などを菜切り包丁やはさみで多数回刺すなどして殺害し、現金約8万8000円を奪った[463]。殺害された息子の後頭部には木製の箸が刺さったままの状態であった。 Sは、2022年10月15日に逮捕されるが、プロレスマスクで覆面したユーチューバーを名乗る男性3人組に動画撮影の手伝いを頼まれて報酬を受け取ったが、3人組の内の1人を民家付近まで運転し、その1人が殺害実行の際に付いた血のある服や靴を車に乗せるなどしただけで、事件には関与していないとし、無罪を主張した。しかし、Sの車のトランクから女性の血液が検出されたり、現場の靴跡とSが購入した靴の特徴が酷似していることなどの証拠があることから大分地裁(辛島靖崇裁判長)は、「関係証拠から被告が犯人であると強く推認できる。」とし、Sに死刑を言い渡した[464][461][465][466]。 大分地裁における死刑求刑は2005年1月、杵築市山香町夫婦殺傷事件の被告人(判決は無期懲役)に対しなされて以来であり[467]、死刑判決宣告は1980年3月、別府3億円保険金殺人事件の被告人・荒木虎美(上告中に病死)に対し言い渡されて以来[463]。いずれも裁判員裁判では初である[467][463]。 |
脚注
編集注釈
編集- ^ 上告棄却判決直前(2011年3月4日)に支援者であるクリスチャンの女性と養子縁組し、女性と同じ「O」姓に改姓したが[51]、2019年時点では死刑確定前とは別の「K」姓に改姓している[21]。
- ^ 第一審公判中の1999年(平成11年)12月9日に養子縁組して改姓[52]。
- ^ 被害者2人のうち、1人(麻雀店経営者)は店の経営をめぐり、前経営者である主犯格K[78]ら(Iの共犯者2人)と同年3月ごろから金銭トラブルになっていた[79]。もう1人(会社員)は指定暴力団関係者[80]。
- ^ また、切断に用いた道具は神奈川県内の海中で発見されている[83]。
- ^ 裁判員裁判における死刑求刑は新橋ストーカー殺人事件(無期懲役判決・確定)に次いで2例目[76][88]。
- ^ a b 大牟田4人殺害事件の共犯者であるKS(父親)とKT(長男)は、2011年末に福岡拘置所からそれぞれ(前者は広島拘置所へ、後者は大阪拘置所へ)移送された[94]。
- ^ a b c 札幌高裁・仙台高裁の管内(前者は北海道全域・後者は東北6県)で死刑が確定した死刑囚はそれぞれ札幌拘置支所・仙台拘置支所に収監されるが、死刑執行設備(刑場)はそれぞれ拘置支所に隣接する札幌刑務所・宮城刑務所に位置するため、死刑執行はそれぞれ刑務所で行われる[158]。
- ^ 弁護人は同判決に対する判決訂正申立てを行ったが、同年7月4日付の決定で棄却されている[160]。
- ^ 刑法第45条「確定裁判を経ていない二個以上の罪を併合罪とする。ある罪について禁錮以上の刑に処する確定裁判があったときは、その罪とその裁判が確定する前に犯した罪とに限り、併合罪とする。」
- ^ a b 刑法第51条「併合罪について二個以上の裁判があったときは、その刑を併せて執行する。ただし、死刑を執行すべきときは、没収を除き、他の刑を執行せず、無期の懲役又は禁錮を執行すべきときは、罰金、科料及び没収を除き、他の刑を執行しない。」
- ^ 1度目の控訴取り下げの有効性に関する審理が続いていた中で2度目の控訴取下げが行われた日付。大阪高裁 (2020) はこの2度目の取り下げを有効と認定しており[300]、最高裁でこの判断が確定している。
- ^ 月刊『創』編集部宛ての手記で「2019年4月4日に49歳の誕生日を迎える」と述べている[301]。
- ^ 本事件の裁判では闇サイト事件について審理すると一事不再理の原則に抵触するため、闇サイト事件については審理されなかった。
- ^ 死刑確定後の2020年4月7日付で、身柄を横浜拘置支所(横浜刑務所に隣接)から東京拘置所へ移送された[334]。
- ^ 2020年12月16日時点では立川拘置所に収監されていた[349]。
- ^ 控訴期限は通常、第一審判決正本が送達された日の翌日から起算して[353]14日間(刑事訴訟法第373条)だが、最終日が土日祝日又は年末年始(12月29日 - 1月3日)であるときは、その翌日(その翌日が土日等であれば更にその翌日)が最終日となる[354]。判決正本受領日が12月15日の場合、翌日(12月16日)から数えて14日目は12月29日(「年末年始」に含まれる)であるため、翌年1月4日が控訴期限となる[354]。
- ^ Kは控訴中の2018年9月、被害者の1人である工員男性の友人宛に「面会して話をしてほしい」旨の手紙を送ったが、同年9月・11月と2回にわたりその人物が事件に関して質問しても、沈黙して語らなかった[366]。また、控訴審初公判前に『中日新聞』記者・瀬田貴嗣と面会した際も「自分は世間に戻れないから」と述べ、事件の核心を語らなかった[367]。
- ^ 元広告会社社長[416]。
- ^ 事件番号:令和元年(う)第585号[422]。
- ^ 元大阪高検検事長の三浦守は審理から外れ、第二小法廷の最高裁判事3人による審理となった[415]。
- ^ 2021年5月28日時点[449]。
- ^ 2020年12月1日時点[453]。
出典
編集- ^ 『毎日新聞』2010年12月27日東京夕刊政治面1頁「確定死刑囚:111人、年末時点で戦後最多−−法務省調べ」(毎日新聞東京本社【伊藤一郎】)
- ^ a b 『読売新聞』2010年1月14日東京朝刊第二社会面32頁「オウム・井上被告の死刑確定 判決訂正申し立てを棄却/最高裁」(読売新聞東京本社)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 年報・死刑廃止 2019, p. 267.
- ^ 「地下鉄サリン・井上被告の死刑確定へ…上告棄却」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2009年12月10日。オリジナルの2009年12月13日時点におけるアーカイブ。2009年12月13日閲覧。
- ^ a b c 「オウム死刑囚7人の移送完了 法務省「共犯分離が目的」」『共同通信』共同通信社、2018年3月15日。オリジナルの2018年3月15日時点におけるアーカイブ。2018年3月15日閲覧。
- ^ a b c d e 「土浦殺傷事件のK被告、死刑確定へ 控訴取り下げ」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2009年12月28日。オリジナルの2009年12月29日時点におけるアーカイブ。2009年12月29日閲覧。
- ^ a b 『読売新聞』2010年2月18日東京朝刊第二社会面38頁「新実被告の死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 「元オウム幹部の新実被告、死刑確定へ」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2010年1月19日。オリジナルの2010年1月22日時点におけるアーカイブ。2010年1月22日閲覧。
- ^ a b c 「O被告、死刑確定へ 岐阜と大阪の連続強盗殺人」『47NEWS』2010年1月29日。オリジナルの2013年5月10日時点におけるアーカイブ。2013年5月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 年報・死刑廃止 2019, p. 275.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az 年報・死刑廃止 2021, p. 235.
- ^ a b c d e f 年報・死刑廃止 2021, p. 228.
- ^ a b c d 「Y被告、死刑確定へ 福岡・久留米保険金殺人事件」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2010年3月18日。オリジナルの2010年1月22日時点におけるアーカイブ。2010年1月22日閲覧。
- ^ 「久留米看護師保険金殺人 被告が病死」『西日本新聞』西日本新聞社、2004年9月15日。オリジナルの2004年9月17日時点におけるアーカイブ。2004年9月17日閲覧。
- ^ a b 「2人の死刑執行、女性5人殺害のK死刑囚と福岡連続保険金殺人のY死刑囚」『産経ニュース』産業経済新聞社、2016年3月25日。オリジナルの2020年8月31日時点におけるアーカイブ。2020年8月31日閲覧。 - 記事名に久留米看護師連続保険金殺人事件および大阪連続バラバラ殺人事件の死刑囚の実名が使われているため、その箇所をイニシャルに置き換えた。
- ^ 「確定死刑囚2人の刑執行 女児ら5人殺害、連続保険金殺人」『千葉日報』千葉日報社、2016年3月25日。オリジナルの2021年6月12日時点におけるアーカイブ。2021年6月12日閲覧。- 記事名に久留米看護師連続保険金殺人事件および大阪連続バラバラ殺人事件の死刑囚の実名が使われているため、その箇所を省略した。
- ^ a b 『房日新聞』2004年2月20日朝刊4頁「館山署捜査本部 T容疑者を再逮捕 6年前のキャバレー放火容疑」(房日新聞社)
- ^ a b 『千葉日報』2003年12月20日朝刊一面1頁「館山の連続放火 40歳作業員を逮捕 スーパー放火容疑 『イライラして』犯行」(千葉日報社)
- ^ 『千葉日報』2010年9月18日朝刊第一社会面23頁「館山4人焼死、死刑確定へ 一、二審支持 T被告の上告棄却」(千葉日報社)
- ^ a b c d e f 「大分・北九州連続殺人で2被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2010年11月8日。オリジナルの2020年5月23日時点におけるアーカイブ。2020年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 年報・死刑廃止 2019, p. 268.
- ^ a b c 『毎日新聞』2010年12月30日東京朝刊「追跡・累犯:2人殺害、49歳死刑囚 自動車盗繰り返し服役8回」(毎日新聞東京本社)
- ^ a b 「2女性殺害、死刑確定へ 茨城・鉾田の事件」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2010年10月14日。オリジナルの2020年5月23日時点におけるアーカイブ。2020年5月23日閲覧。
- ^ a b 『毎日新聞』2011年12月29日東京朝刊社会面22頁「死刑:19年ぶり未執行 確定囚129人、戦後最多に」(毎日新聞東京本社【石川淳一、伊藤一郎】)
- ^ 『朝日新聞』2012年3月7日東京朝刊第三社会面37頁「小川法相、「死刑勉強会」打ち切り」(朝日新聞東京本社)
- ^ 『毎日新聞』2012年3月29日東京夕刊政治面1頁「死刑執行:1年8カ月ぶり執行、民主政権で2度目 山口・下関通り魔事件など3人」(毎日新聞東京本社【伊藤一郎】)
- ^ a b 『読売新聞』2011年3月9日東京朝刊第二社会面38頁「土谷被告の死刑確定 元オウム幹部」(読売新聞東京本社)
- ^ 「【「オウム教祖」判決】オウム元幹部土谷被告に死刑判決 東京地裁」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2004年1月30日。オリジナルの2020年5月23日時点におけるアーカイブ。2020年5月23日閲覧。
- ^ 「オウム事件 土谷被告、死刑確定へ 最高裁上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年2月15日。オリジナルの2020年5月23日時点におけるアーカイブ。2020年5月23日閲覧。
- ^ 読売新聞2011年3月2日朝刊
- ^ 熊谷徳久 2006.
- ^ a b 集刑303 2011, p. 57.
- ^ 熊谷徳久 2006, p. 218.
- ^ 熊谷徳久 2006, p. 20.
- ^ 熊谷徳久 2006, pp. 26–28.
- ^ 熊谷徳久 2006, pp. 35–37.
- ^ 熊谷徳久 2006, p. 42-43.
- ^ a b 「料理店主射殺の熊谷被告、犠牲1人でも死刑判決…東京高裁」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2007年4月25日。オリジナルの2007年4月28日時点におけるアーカイブ。2007年4月28日閲覧。
- ^ 「連続銃撃に死刑判決、無期覆す 「殺害1人でも残忍」」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2007年4月25日。オリジナルの2007年4月27日時点におけるアーカイブ。2007年4月27日閲覧。
- ^ 「熊谷被告の死刑確定へ 横浜中華街店主射殺」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年3月2日。オリジナルの2020年5月23日時点におけるアーカイブ。2020年5月23日閲覧。
- ^ a b “法務大臣臨時記者会見の概要”. 法務省(法務大臣:山下貴司) (2019年8月2日). 2019年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年8月10日閲覧。
- ^ a b 集刑303 2011, p. 107.
- ^ a b 『東京新聞』2006年11月13日夕刊第二社会面10頁「3女性殺害の男に死刑 福岡地裁判決、求刑通り」(中日新聞東京本社)
- ^ 『中日新聞』2008年2月7日夕刊第一社会面13頁「3女性殺害被告 二審も死刑判決 福岡高裁」(中日新聞社)
- ^ 『東京新聞』2011年3月9日朝刊第一社会面27頁「福岡の3人強殺被告死刑確定へ 上告を棄却」(中日新聞東京本社)
- ^ 『東京新聞』2011年3月29日朝刊第二社会面22頁「S被告死刑確定 福岡、女性3人殺害」(中日新聞東京本社)
- ^ a b c d 『読売新聞』2011年4月2日東京朝刊第二社会面30頁「連続リンチ殺人 元少年3人死刑が確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 朝日新聞2011年3月11日朝刊
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 年報・死刑廃止 2021, p. 229.
- ^ 『朝日新聞』2011年3月11日朝刊一面1頁「元少年3人死刑確定へ 最高裁 4人殺害『責任重大』」(朝日新聞社)
- ^ 篠田博之「終章 罪と罰への向き合い方」『増補版 ドキュメント死刑囚』(第一刷発行)筑摩書房〈ちくま文庫〉、2015年12月10日、317-319頁。ISBN 978-4480433190 。2020年9月16日閲覧。 - 原著『ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)は2008年8月刊行。
- ^ 名古屋地方裁判所判決 2014年(平成26年)3月7日 『判例時報』第2253号9頁、『TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット)文献番号:25540380、平成21年(ワ)第6146号、『国家賠償請求事件』。
- 判決内容:請求棄却
- 裁判官:片田信宏(裁判長)・中久保朱美・山根良実
- ^ 「最高裁が元少年3人の上告棄却、死刑確定へ」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2011年3月10日。オリジナルの2011年3月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 「一人暮らし高齢者2人殺害、76歳被告に高裁が死刑判決」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2008年2月27日。オリジナルの2008年3月8日時点におけるアーカイブ。2008年3月8日閲覧。
- ^ a b 集刑303 2011, p. 589.
- ^ a b c 『山陽新聞』2011年4月21日朝刊第17版第一社会面29頁「井原、庄原 高齢者2人殺害 被告の死刑確定 最高裁決定」(山陽新聞社)
- ^ 石川将来「K死刑囚:病院で死亡 強盗殺人11年刑確定」『毎日新聞』毎日新聞社、2016年2月14日。オリジナルの2016年2月15日時点におけるアーカイブ。2016年2月15日閲覧。
- ^ a b 「2人強殺のK死刑囚、84歳で病死 戦後最高齢確定囚」『産経新聞』毎日新聞社、2016年2月14日。オリジナルの2022年3月14日時点におけるアーカイブ。2022年3月14日閲覧。
- ^ 「広島・岡山の2高齢者強殺、死刑確定へ 最高裁」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年3月24日。オリジナルの2020年6月18日時点におけるアーカイブ。2020年6月19日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2016年2月15日西部夕刊社会面8頁「死刑囚:2県で強盗殺人、K死刑囚が死亡」(毎日新聞西部本社【和田武士】)
- ^ 『朝日新聞』2016年2月15日大阪夕刊第二社会面14頁「高齢者2人殺害、K死刑囚が病死 広島拘置所【大阪】」(朝日新聞大阪本社)
- ^ 「K死刑囚が病死…広島・岡山の独居老人殺害」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2016年2月15日。オリジナルの2016年2月16日時点におけるアーカイブ。2016年2月16日閲覧。
- ^ 朝日新聞2011年3月27日朝刊
- ^ 『読売新聞』2011年4月19日大阪朝刊第三社会面35頁「大学生殺害 死刑が確定」(読売新聞大阪本社)
- ^ a b 『読売新聞』2011年5月11日東京朝刊第三社会面37頁「元生協職員の死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 読売新聞2011年4月12日朝刊
- ^ 年報・死刑廃止 2007, p. 331.
- ^ a b 『毎日新聞』2011年5月24日西部朝刊第二社会面26頁「宮崎・2人殺害 死刑確定 最高裁、訂正申し立て棄却」(毎日新聞西部本社)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 年報・死刑廃止 2019, p. 269.
- ^ 読売新聞2011年4月20日朝刊
- ^ a b 年報・死刑廃止 2008, p. 291.
- ^ a b 集刑304 2011, p. 101.
- ^ 読売新聞2011年6月8日朝刊
- ^ 「広島市で養父と妻殺害、死刑確定 最高裁、上告を棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年6月7日。オリジナルの2020年6月18日時点におけるアーカイブ。2020年6月18日閲覧。
- ^ a b c 「横浜沖バラバラ強殺事件:「裁判員」初の死刑確定、被告が控訴取り下げ/横浜地裁」『カナロコ』神奈川新聞社、2011年6月17日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e 横浜地方裁判所第5刑事部判決 2010年(平成22年)11月16日 『D1-Law.com』(第一法規法情報総合データベース)判例体系 判例ID:28168742、平成21年(わ)第2242号、平成21年(わ)第2477号、平成22年(わ)第128号、平成22年(わ)第169号、平成22年(わ)第380号、『逮捕監禁、殺人、強盗殺人、死体損壊・死体遺棄、覚せい剤取締法違反・関税法違反、公務執行妨害・傷害被告事件』。
- 判決主文:被告人を死刑に処する。横浜地方検察庁で保管中の高速切断機1台(平成22年領第276号符号185)及び押収してある果物ナイフ1本(平成22年押第74号の1)を没収する。
- 裁判官:朝山芳史(裁判長)・佐脇有紀・横山美樹
- 検察官:中村葉子・大久保仁規・加藤和輝・宮友一
- 弁護人:青木孝(主任)・高藤杏花・織田慎二・藤田香織
- ^ a b c d 年報・死刑廃止 2021, p. 231.
- ^ a b 「金沢沖バラバラ強殺事件初公判へ、「無期か死刑」判断重く/横浜地裁」『カナロコ』神奈川新聞社、2010年10月30日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「金沢沖のバラバラ殺人、主犯格の男を強盗殺人などの疑いで再逮捕/横浜」『カナロコ』神奈川新聞社、2009年11月11日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「東京湾で見つかった切断遺体の身元判明/横浜水上署特別捜査本部」『カナロコ』神奈川新聞社、2009年7月29日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ a b 「横浜沖の切断遺体事件被告、2人殺害認める 裁判員裁判」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2010年11月1日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ a b c 「横浜沖バラバラ強殺:裁判員裁判で初の死刑判決、「執拗で残虐」/横浜地裁」『カナロコ』神奈川新聞社、2010年11月17日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「新たに1人を死体損壊・遺棄容疑で逮捕、金沢沖の切断遺体/横浜」『カナロコ』神奈川新聞社、2009年10月15日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「横浜の海で両手や右手、右足、2つの左足など発見、捜査本部設置へ/神奈川県警」『カナロコ』神奈川新聞社、2010年10月15日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「横浜の海で両手や右手、右足、2つの左足など発見、捜査本部設置へ/神奈川県警」『カナロコ』神奈川新聞社、2009年6月25日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「横浜沖バラバラ強殺事件:「死刑は不当」被告弁護団が控訴」『カナロコ』神奈川新聞社、2010年12月1日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 年報・死刑廃止 2019, p. 270.
- ^ 「2人殺害の被告に死刑求刑、県内裁判員裁判で初/横浜地裁」『カナロコ』神奈川新聞社、2010年11月10日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 「横浜沖切断遺体事件、元早大生を国際手配/神奈川県警」『カナロコ』神奈川新聞社、2009年12月17日。オリジナルの2021年6月2日時点におけるアーカイブ。2021年6月2日閲覧。
- ^ 読売新聞2011年6月18日朝刊
- ^ a b c 法務大臣:岩城光英 (2015年12月18日). “法務大臣臨時記者会見の概要 平成27年12月18日(金)”. 法務省 公式ウェブサイト. 法務省. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月1日閲覧。
- ^ 読売新聞2011年7月6日朝刊
- ^ a b 集刑304 2011, p. 227.
- ^ a b c d フォーラム90 2012, p. 123.
- ^ 『読売新聞』2006年10月18日西部朝刊一面1頁「大牟田4人殺害 K2被告とK4被告に死刑判決 福岡地裁支部『冷酷で残虐』」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2007年12月25日西部夕刊第一社会面9頁「大牟田4人殺害 母・二男、2審も死刑判決 減刑の主張退ける/福岡高裁」(読売新聞西部本社)
- ^ a b 『読売新聞』2011年10月4日西部朝刊第一社会面35頁「大牟田4人殺害 母・次男死刑確定へ」(読売新聞西部本社)
- ^ a b c 福岡県弁護士会 2018, p. 3.
- ^ 鈴木智彦 2017, p. 18.
- ^ a b 鈴木智彦 2017, p. 11.
- ^ a b 『毎日新聞』2004年10月18日東京朝刊社会面31頁「[現場発]福岡・大牟田の死体遺棄 子供に厳しくしていれば…」(毎日新聞東京本社 記者:川辺康広)
- ^ a b 集刑304 2011, p. 347.
- ^ 『週刊新潮』2004年10月7日号 p.156-159 特集記事「『観音様』を背負ってワル力士を育てた 『大牟田4人殺し』女親分の『3度の結婚』」(新潮社)
- ^ 『朝日新聞』2004年9月26日朝刊第一社会面39頁「高1遺棄で息子も逮捕 母親と共犯の疑い 大牟田事件」(朝日新聞社)
- ^ 『読売新聞』2004年9月27日西部朝刊第一社会面39頁「福岡・大牟田の4人殺害事件 Aさん宅、金庫消える」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2005年3月16日西部朝刊第一社会面39頁「福岡・大牟田連続殺人初公判 一家4人、認否割れる」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2007年2月28日西部朝刊一面1頁「福岡・大牟田4人殺害 父、長男にも死刑 一家4人の共謀認定/地裁久留米判決」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2007年10月12日西部朝刊第一社会面31頁「大牟田4人殺害控訴審初公判、父が共謀認める/福岡高裁」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2008年3月27日西部夕刊第一社会面15頁「大牟田4人殺害 元組長と長男、2審も死刑 控訴を棄却/福岡高裁」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2011年10月18日西部朝刊第二社会面38頁「大牟田4人殺害 親子4人 死刑確定へ 元組長と長男も上告棄却」(読売新聞西部本社)
- ^ 「角界トピックス 1996年3月新弟子検査合格者」『相撲』第45巻第4号、ベースボール・マガジン社、1996年4月15日、147頁。「68番 大島部屋」(※月刊誌、通号603号・1996年4月号。該当ページの上4段目×7行目)
- ^ a b c d e 年報・死刑廃止 2021, p. 230.
- ^ 『毎日新聞』2004年10月2日西部夕刊第一社会面7頁「福岡・大牟田の死体遺棄 Cさん遺棄の疑い、K4容疑者の兄逮捕」(毎日新聞西部本社)
- ^ 『毎日新聞』2004年10月3日西部朝刊社会面26頁「福岡・大牟田の死体遺棄 家族ぐるみの凶行か K兄弟『悪質』、不良らも嫌う」(毎日新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2000年10月30日西部夕刊第一社会面7頁「クリーク少年水死 傷害致死容疑で少年6人を逮捕 福岡県警/福岡・城島町」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2000年12月23日西部朝刊第一社会面35頁「逆送致の作業員を起訴 クリーク水死事件/福岡・城島町」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2001年6月27日西部朝刊第一社会面31頁「少年暴行水死に懲役3年6月 地裁久留米支部判決 /福岡」(読売新聞西部本社)
- ^ 『朝日新聞』2004年10月3日朝刊第一社会面39頁「逮捕のK3容疑者も力士挫折・帰郷 大牟田・遺棄事件 【西部】」(朝日新聞西部本社)
- ^ 『西日本新聞』2004年11月14日朝刊第19版1面1頁「大牟田4人殺害 KT容疑者が一時逃走 地検で警官監視中 久留米から熊本・荒尾へ 3時間後に確保」(西日本新聞社)
- ^ 『西日本新聞』2005年1月12日朝刊第19版第二社会面(事件・人・話題)36頁「大牟田4事件、逃走罪でKT容疑者を追起訴 地検久留米支部」(西日本新聞社)
- ^ a b 『法務大臣臨時記者会見の概要 令和元年12月26日(木)』(プレスリリース)法務省(法務大臣:森雅子)、2019年12月26日。オリジナルの2020年1月10日時点におけるアーカイブ 。2020年1月10日閲覧。
- ^ a b c 年報・死刑廃止 2020, p. 124.
- ^ 「福岡の一家4人殺害、死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『47NEWS』(共同通信社)2011年10月20日。オリジナルの2011年10月22日時点におけるアーカイブ。2011年10月22日閲覧。
- ^ 「福岡一家殺害、元中国人留学生の死刑確定へ」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年10月20日。オリジナルの2020年6月18日時点におけるアーカイブ。2020年6月19日閲覧。
- ^ 一瀬圭司「福岡の一家4人強殺、死刑執行 中国人の元専門学校生 森法相初の命令」『西日本新聞』西日本新聞社、2019年12月26日、朝刊。オリジナルの2019年12月27日時点におけるアーカイブ。2019年12月27日閲覧。
- ^ 井上裕之「緊急特集 東区一家4人殺害事件 > X被告に死刑 Y被告無期 東区一家殺害 残虐な犯行明白 中国法院判決 Y被告の自首認定 X被告控訴の意向」『西日本新聞』西日本新聞社、2005年1月24日、朝刊。オリジナルの2007年10月17日時点におけるアーカイブ。2019年12月27日閲覧。
- ^ a b 「中国人被告に死刑執行/福岡一家4人殺害事件」『四国新聞』四国新聞社、2005年7月25日。オリジナルの2019年12月27日時点におけるアーカイブ。2019年12月27日閲覧。
- ^ a b 『読売新聞』2011年12月10日東京朝刊第二社会面38頁「中川被告の死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ “中川智正被告の死刑確定へ オウム事件12人目”. スポーツニッポン. (2011年11月18日). オリジナルの2011年11月22日時点におけるアーカイブ。 2011年11月23日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2011年11月29日東京朝刊第二社会面38頁「死刑判決訂正申し立て」(読売新聞東京本社)
- ^ a b 『読売新聞』2011年12月14日東京朝刊第二社会面38頁「オウム遠藤被告 死刑が正式確定 判決訂正棄却」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2011年11月29日東京朝刊第二社会面38頁「オウムの遠藤被告 判決訂正申し立て」(読売新聞東京本社)
- ^ 集刑305 2011, p. 401.
- ^ a b 千葉地方裁判所刑事第1部、2006年(平成18年)12月19日判決 事件番号:平成17年(わ)第1919号,平成17年(わ)第2100号,平成17年(わ)第2602号,平成18年(わ)第439号 参考文献:裁判所ウェブサイト掲載判例、D1-Law.com(第一法規法情報総合データベース)判例体系 ID:28135301『住居侵入,強盗殺人,現住建造物等放火,電磁的公正証書原本不実記録,同供用,電磁的公正証書原本不実記録幇助,同供用幇助,有印私文書偽造幇助,同行使幇助,旅券法違反幇助被告事件』
- ^ 『朝日新聞』2005年12月8日朝刊第一社会面39頁「マブチ事件の2人を再逮捕 我孫子の強殺容疑」(朝日新聞社)
- ^ 『読売新聞』2006年12月20日東京朝刊第一社会面39頁「マブチ事件の男に『死刑』 3事件で4人殺害 『従犯』認めず/千葉地裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2008年3月4日東京朝刊第一社会面35頁「マブチなど3事件4人殺害 被告、2審も死刑判決/東京高裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2011年11月23日東京朝刊第一社会面39頁「マブチ事件 死刑確定へ 3事件4人殺害 M被告の上告棄却」(読売新聞東京本社)
- ^ 年報・死刑廃止 2019, p. 264.
- ^ 『読売新聞』2017年9月18日東京朝刊第二社会面30頁「小田島死刑囚が病死 『マブチ事件』など4人殺害」(読売新聞社)
- ^ 「「マブチモーター事件」のM死刑囚(73)が東京拘置所で死亡」『TBS NEWS DIG』TBSテレビ、2024年9月9日。オリジナルの2024年9月9日時点におけるアーカイブ。2024年9月9日閲覧。
- ^ a b 集刑305 2011, p. 455.
- ^ 「愛知の2女性殺害被告、死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年11月29日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ a b 『最高裁判所裁判集 刑事 平成23年12月』第306号、最高裁判所、2011年、547頁。
- ^ a b 『西日本新聞』2011年12月13日朝刊一面1頁「小倉監禁殺人 M被告、死刑確定へ 最高裁が上告棄却 『犯行を首謀』」(西日本新聞社)
- ^ a b 『西日本新聞』2005年9月29日朝刊第19版一面1頁「小倉監禁殺人判決 M・××(共犯者の実名)被告に死刑 地裁支部 6人殺害 共謀認定 M被告が首謀」(西日本新聞社)
- ^ a b 『西日本新聞』2007年9月27日朝刊一面1頁「小倉監禁殺人 ××被告、無期に減刑 『虐待受け追従』 福岡高裁判決 M被告は再び死刑」(西日本新聞社)
- ^ 『西日本新聞』2011年12月15日朝刊一面1頁「小倉監禁殺人 ××被告、無期確定へ 最高裁が上告棄却 7人死亡、異例の判断」(西日本新聞社)
- ^ a b 法務大臣:谷垣禎一 (2013年4月26日). “法務大臣臨時記者会見の概要 平成25年4月26日(金)”. 法務省 公式ウェブサイト. 法務省. 2014年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月1日閲覧。
- ^ 年報・死刑廃止 2019, p. 266.
- ^ 「組長射殺で死刑確定へ 千葉のファミレス事件」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2011年12月15日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ 「元組長・組員2人の死刑執行 市原のファミレス発砲事件」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2013年4月26日。オリジナルの2013年4月27日時点におけるアーカイブ。2013年4月27日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2012年12月29日東京朝刊社会面22頁「死刑囚:戦後最多133人 昨年ゼロの執行、今年7人−−法務省調査」(毎日新聞東京本社【伊藤一郎、石川淳一】)
- ^ a b 『最高裁判所裁判集 刑事 平成24年1月 - 4月』第307号、最高裁判所、2012年、1頁。
- ^ a b 『読売新聞』2012年1月17日東京朝刊岩手版地方面33頁「洋野の母娘殺害 死刑確定へ 上告棄却 『悲しみに区切りない』=岩手」(読売新聞東京本社・盛岡支局)
- ^ 「母娘強殺被告に死刑 盛岡地裁判決「執拗で残虐」」『東京新聞』中日新聞東京本社、2007年4月25日、朝刊。オリジナルの2007年5月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 『読売新聞』2012年2月5日東京朝刊岩手版地方面33頁「洋野の母娘殺害 被告の死刑確定 訂正申し立て棄却=岩手」(読売新聞東京本社・盛岡支局)
- ^ 村野薫 2006, p. 85.
- ^ 「2人の死刑執行 裁判員裁判の死刑囚で初」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2015年12月18日。オリジナルの2021年4月3日時点におけるアーカイブ。2021年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e 光市母子殺害事件の少年死刑囚O(旧姓F)に関する第1次再審請求審決定文 - 広島高等裁判所第1部決定 2015年(平成27年)10月30日 『判例秘書 LLI/DB』判例番号:L07020883、平成24年(お)第2号、『殺人、強姦致死、窃盗被告事件』「殺人、強姦致死、窃盗事件で、死刑判決が確定した請求人の再審申立事案。確定判決認定の犯罪事実は、被害者を強姦するため暴行を加えたが、抵抗されて殺害後強姦、長女も殺害し、現金等を強取した事実である。裁判所は、弁護人は、12点の新証拠(再審弁)を提出し、旧証拠と総合評価すれば、殺害行為と殺意及び強姦致死の故意並びに犯行時脳機能障害の影響で心神喪失状態にあった合理的疑いがあると主張するところ、再審弁2, 7, 11は、確定判決前に弁護人が作成ないし入手していた書面であるから新規性の要件を満たしていない。同1, 3ないし6, 8ないし10については、新規性を一応肯定した上、扼頸行為等に係る主張に特段の理由があるとは認められないし、殺害の行為態様等に係る旧供述の核心部分の信用性を左右するようなものではないなどとし、再審請求を棄却した事例 (TKC)」。
- 決定主文:本件再審請求を棄却する。
- 裁判官:高麗邦彦(裁判長)・杉本正則・内藤恵美子
- ^ 「光市母子殺害、死刑確定へ 最高裁 元少年の上告棄却 「年齢考えても重大」」『神戸新聞』神戸新聞社、2012年2月21日、1面。オリジナルの2022年4月12日時点におけるアーカイブ。2022年4月12日閲覧。
- ^ 『読売新聞』1999年4月15日西部朝刊社会面27頁「社宅で母子殺される 天袋と押し入れに遺体 山口・光署」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』1999年4月16日西部朝刊山口県版地域ニュース面32頁「光の母子殺害 平穏な住宅街でまさか… 児童たち集団下校始める」(読売新聞西部本社・山口総局)
- ^ 『山口新聞』2000年3月23日朝刊一面1頁「光市の母子殺害 19歳少年に無期懲役 山口地裁判決 「残忍だが更生可能」」「司法に裏切られた 遺族の本村洋さんの話」「首相「被害者への救済このままでいいか」」(みなと山口合同新聞社)
- ^ 『読売新聞』2002年3月15日東京朝刊社会面39頁「山口の母子殺人事件、二審も無期判決 「更生、ないとは言い難い」/広島高裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2002年3月28日西部朝刊第二社会面34頁「光の母子殺害 検察が上告」(読売新聞西部本社)
- ^ 『読売新聞』2006年4月19日東京朝刊第二社会面34頁「山口の光母子殺害 弁論続行要望、退ける 最高裁結審「追加主張1か月以内に」」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2006年6月21日東京朝刊一面1頁「山口・母子殺害事件 「死刑回避は不当」 無期判決を破棄/最高裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 「山口母子殺害、元少年の無期判決破棄 死刑の公算大」『asahi.com』朝日新聞社、2006年6月20日。オリジナルの2006年6月22日時点におけるアーカイブ。2006年6月22日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2008年4月22日東京夕刊一面1頁「光母子殺害差し戻し控訴審 犯行時18歳に死刑 極刑回避の事情ない/広島高裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 「光母子殺害、元少年に死刑 「新供述は不合理」」『中国新聞』中国新聞社、2008年4月22日。オリジナルの2008年4月22日時点におけるアーカイブ。2008年4月22日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2012年2月21日東京朝刊一面1頁「光市母子殺害 元少年 死刑確定へ 最高裁上告棄却 犯行時18歳」(読売新聞東京本社)
- ^ 「光市母子殺害、元少年の死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年2月20日。オリジナルの2018年2月22日時点におけるアーカイブ。2018年2月22日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2012年3月2日東京夕刊第二社会面18頁「光市事件 訂正申し立て」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2012年3月17日東京朝刊第二社会面38頁「光母子殺害 被告の死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 『毎日新聞』2023年6月22日東京朝刊総合面22頁「山口・光の母子殺害:山口・光の母子殺害 再審棄却の異議退ける」(毎日新聞東京本社)
- ^ a b c 「76歳死刑囚が病死 埼玉・本庄市の高齢夫婦強盗殺人事件で死刑確定」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2021年12月12日。オリジナルの2021年12月12日時点におけるアーカイブ。2021年12月12日閲覧。
- ^ a b 「埼玉の夫婦強殺、死刑判決確定へ 最高裁、被告の上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年3月2日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ a b 「香川・坂出の3人殺害、死刑確定へ」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年7月12日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ a b 法務大臣:谷垣禎一 (2013年12月12日). “法務大臣臨時記者会見の概要 平成25年12月12日(木)”. 法務省 公式ウェブサイト. 法務省. 2014年6月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月1日閲覧。
- ^ a b 「留学生殺害の被告「殺意なかった」 最高裁弁論」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年6月19日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ 「大阪男性刺殺:防犯カメラの男 トイレ滞在数分」『毎日新聞』毎日新聞社、2008年2月3日。オリジナルの2008年2月6日時点におけるアーカイブ。2008年2月6日閲覧。
- ^ 「ロッテ久保の義兄刺殺容疑で58歳男が出頭」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2008年2月9日。オリジナルの2008年6月21日時点におけるアーカイブ。2008年6月21日閲覧。
- ^ 「留学生ら殺害の被告、死刑確定へ 最高裁棄却「人命軽視」」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年7月24日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ 「2人の死刑執行 安倍政権に交代後4度目、計8人」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年12月12日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ a b 「製麺所夫婦殺害、被告の死刑確定へ 最高裁判決」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年10月19日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ a b 「ラーメン店主夫婦を殺害の中国人に死刑判決…東京高裁」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2008年10月9日。オリジナルの2008年10月12日時点におけるアーカイブ。2008年10月12日閲覧。
- ^ a b 法務大臣:谷垣禎一 (2014年8月29日). “法務大臣臨時記者会見の概要 平成24年9月27日(木)”. 法務省 公式ウェブサイト. 法務省. 2014年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 年報・死刑廃止 2019, p. 271.
- ^ 「殺人3件に関与、被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年10月23日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ 東京地方裁判所刑事第17部判決 2009年(平成21年)12月17日 『D1-Law.com』(第一法規法情報総合データベース) 判例ID:28168219、平成20年(刑わ)第1214号・平成20年(合わ)第221号・平成20年(合わ)第536号、『死体損壊、死体遺棄、殺人被告事件』。
- ^ a b c d 『読売新聞』2009年12月16日東京夕刊第一社会面15頁「比2女性殺害 被告に無期判決 うち1件は懲役14年/東京地裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 東京地裁 2009.
- ^ 東京高等裁判所第12刑事部判決 2010年(平成22年)10月8日 『東京高等裁判所(刑事)判決時報』第61巻1 - 12号234頁、平成22年(う)第516号、『死体損壊、死体遺棄、殺人被告事件』。
- ^ 「フィリピン2女性殺害、被告死刑確定へ 最高裁上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年12月14日。オリジナルの2018年9月22日時点におけるアーカイブ。2018年9月22日閲覧。
- ^ 「フィリピン人女性2人殺害、N死刑囚が拘置所で病死」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2020年12月13日。オリジナルの2020年12月13日時点におけるアーカイブ。2020年12月13日閲覧。
- ^ 「N死刑囚が病死 交際相手の比2女性殺害」『産経ニュース』産業経済新聞社、2020年12月13日。オリジナルの2020年12月13日時点におけるアーカイブ。2020年12月13日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2013年12月28日東京夕刊社会面7頁「死刑囚:5年ぶり減少 今年末130人、執行増加や病死で」(毎日新聞東京本社【伊藤一郎】)
- ^ 片岡 (2016) 186頁
- ^ a b c d 『朝日新聞』2013年1月10日東京朝刊山梨全県版第一地方面29頁「被告の死刑が確定 都留キャンプ場の殺人・傷害致死 /山梨」(朝日新聞東京本社・甲府総局)
- ^ 「山梨キャンプ場殺人、元社長の死刑確定へ」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2012年12月11日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ 「阿佐死刑囚が病死 山梨キャンプ場殺人」『産経新聞』産業経済新聞社、2020年2月11日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 年報・死刑廃止 2021, p. 232.
- ^ a b 「詐欺団4人リンチ死、死刑確定へ 2被告の上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年1月30日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「詐欺団リンチ死、死刑判決確定へ 最高裁が上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年2月28日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ a b c 「女性強殺、元同僚に死刑 岡山地裁「被害者1人でも重大」」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年2月14日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「岡山の女性強殺、被告の死刑確定 控訴取り下げ」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年3月30日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「性的暴行・強盗殺人・切断、男に異例の死刑判決」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2013年2月14日。オリジナルの2013年2月17日時点におけるアーカイブ。2013年2月17日閲覧。
- ^ a b c 「前橋4人射殺の死刑囚死亡 首謀元暴力団幹部、自殺か」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同通信社)、2020年1月26日。オリジナルの2020年5月21日時点におけるアーカイブ。2020年5月21日閲覧。
- ^ 「前橋の銃乱射実行役、死刑判決確定へ 上告棄却」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年6月7日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「自宅で2女性殺害のT被告、死刑確定へ」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2013年11月25日。オリジナルの2013年11月28日時点におけるアーカイブ。2013年11月25日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2014年12月27日東京夕刊社会面6頁「死刑囚:2年連続減 執行3人、病死5人−−法務省調査」(毎日新聞東京本社【和田武士、川名壮志】)
- ^ a b c 「O死刑囚が病死 東京・あきる野の資産家姉弟殺害」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2014年7月2日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ a b c 「あきる野の資産家姉弟殺害、二審も死刑判決」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2010年11月10日。オリジナルの2021年6月29日時点におけるアーカイブ。2021年6月29日閲覧。
- ^ 『東京新聞』2013年12月18日朝刊第二社会面26頁「O被告の死刑確定へ あきる野、姉弟強殺」(中日新聞東京本社)
- ^ a b c 『東京新聞』2014年7月2日夕刊第二社会面12頁「資産家姉弟強殺のO死刑囚が病死」(中日新聞東京本社)
- ^ 「個室ビデオ店放火、死刑確定へ 大阪、16人死亡」『47NEWS』2014年3月6日。オリジナルの2014年3月6日時点におけるアーカイブ。2017年6月22日閲覧。
- ^ 日弁連 2021, p. 198.
- ^ a b 『判例時報』第2431・2432号合併号231頁、『TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット)文献番号:25562502、『D1-Law.com』判例ID:28270874
- 東京地方裁判所刑事第15部、2018年(平成30年)12月13日判決、事件番号:平成29年(合わ)第78号、平成29年(合わ)第142号
- 判決主文:被告人は無罪。
- 裁判官:楡井英夫(裁判長)・綿引聡史・岩瀬みどり
- 判例評釈:『判例時報』第2461号156頁(松田岳士)
- ^ a b 『読売新聞』2018年12月14日東京朝刊社会面37頁「殺人告白の死刑囚 無罪 「執行引き伸ばし目的」東京地裁判決 手紙の信用性認めず」(読売新聞東京本社)
- ^ a b c d 『毎日新聞』2007年12月10日東京夕刊社会面12頁「前橋のスナック4人射殺:組長に死刑判決 犯行指示、首謀と認定――東京地裁」(毎日新聞東京本社【銭場裕司、鈴木敦子】)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 年報・死刑廃止 2019, p. 272.
- ^ 『読売新聞』2007年12月10日東京夕刊第二社会面18頁「前橋など乱射事件 5人射殺、組会長に死刑「責任は実行犯以上」/東京地裁判決」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2009年11月11日東京朝刊第三社会面37頁「前橋スナック乱射 首謀者、2審も死刑/東京高裁」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2014年3月15日東京朝刊第二社会面38頁「前橋乱射 死刑確定へ」(読売新聞東京本社)
- ^ 「他の人物も殺害した」前橋スナック乱射事件の死刑囚が警視庁に文書提出(1)産経新聞 2016年2月17日
- ^ 「他の人物も殺害した」前橋スナック乱射事件の死刑囚が警視庁に文書提出(2)産経新聞 2016年2月17日
- ^ 参議院会議録情報 第140回国会 予算委員会 第18号参議院ホームページ
- ^ 「国会に証人喚問…会社社長、謎の失踪半年 工作語らぬまま」『毎日新聞』1998年10月20日付夕刊
- ^ 【独占スクープ】死刑囚が “永田町の黒幕”の知られざる監禁殺人を告白デイリー新潮(週刊新潮) 2016年2月25日号
- ^ 元暴力団会長が“殺人告白”NHK首都圏ニュース 2016年2月19日
- ^ 20年前失踪男性か YO死刑囚の告白通り神奈川の山中で遺体発見 警視庁(1)2016年4月19日 産経新聞
- ^ 20年前失踪男性か YOの告白通り神奈川の山中で遺体発見 警視庁(2)2016年4月19日 産経新聞
- ^ 宅配便装い被害者誘い出す…死刑囚の元組長ら[リンク切れ]2017年7月1日 読売新聞
- ^ 特集「永田町の黒幕を埋めた『死刑囚』の告白 ついに遺体発見! 右手に嵌っていた龍の指輪」週刊新潮 2016年12月15日号
- ^ 死刑囚の元組長逮捕=告白の事件、殺人容疑で-警視庁2017年4月10日 時事通信
- ^ 殺害告白の死刑囚を異例の起訴 残る神奈川の男性殺害事件も関連捜査産経新聞 2017年5月1日
- ^ 死刑囚が自ら告白した新たな殺人を否認、強まる「延命目的」 真相解明は不透明(1)2018年11月16日 産経新聞
- ^ 死刑囚が自ら告白した新たな殺人を否認、強まる「延命目的」(2)2018年11月16日 産経新聞
- ^ 殺人告白は「全く虚偽」 YO死刑囚「目的は再捜査」2018年11月16日 産経新聞
- ^ 死刑囚に無罪判決 別件の殺人事件で 東京地裁2018年12月13日 産経新聞
- ^ 2件の殺人「告白」の死刑囚に無罪判決 東京地裁「告白内容は信用できない」2018年12月13日 毎日新聞
- ^ 死刑囚の元暴力団会長、告白の殺人は「延命」 無罪判決2018年12月13日 朝日新聞
- ^ 2件の殺人「告白」した死刑囚、13日判決 公判では無罪主張[リンク切れ]2018年12月12日 毎日新聞
- ^ 執行延期狙った死刑囚無罪、検察控訴しない方針[リンク切れ]2018年12月27日 読売新聞
- ^ 死刑囚「告白」の殺人、無罪確定…刑執行対象に[リンク切れ]2018年12月28日 読売新聞
- ^ スナック乱射、Y死刑囚が死亡 拘置所で自殺か2020年1月26日 時事通信
- ^ Y死刑囚が自殺か 拘置所で、首に切り傷―確定後「殺人」告白 2020年1月26日 時事通信
- ^ “死刑囚の男“自作の刃物”で自殺か 前橋スナック4人殺害”. FNN.jpプライムオンライン (2020年1月27日). 2020年1月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 前橋4人射殺、死刑囚が死亡 首謀の元暴力団幹部、自殺か[リンク切れ]2020年1月26日 東京新聞
- ^ 「元事務次官ら殺傷、死刑確定へ K被告の上告棄却」『千葉日報』千葉日報社、2014年6月13日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ a b c d 『読売新聞』2014年9月27日東京朝刊第二社会面38頁「長野3人殺害死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 『読売新聞』2014年9月11日東京朝刊長野版地方面33頁「死刑判決訂正申し立て=長野」(読売新聞東京本社・長野支局)
- ^ 『読売新聞』2016年6月2日東京朝刊長野版地方面25頁「長野3人強殺 再審請求 弁護人『罪軽くすべき証拠ある』=長野」(読売新聞東京本社・長野支局)
- ^ a b 『朝日新聞』2014年11月11日西部朝刊宮崎全県版第一地方面33頁「家族3人を殺害、被告の死刑確定 宮崎 /宮崎県」(朝日新聞西部本社・宮崎総局)
- ^ 「静岡の2女性殺害、死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『産経新聞』産業経済新聞社、2014年12月2日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2015年12月29日東京朝刊総合面26頁「死刑囚:3年連続減 年末時点 3人執行、1人病死、2人確定」(毎日新聞東京本社【和田武士】)
- ^ 「秋葉原殺傷事件、加藤被告の死刑確定」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2015年2月18日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「秋葉原殺傷、加藤被告の死刑確定へ 最高裁「社会に衝撃」」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2015年2月3日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2015年2月19日東京朝刊第三社会面33頁「秋葉原殺傷 死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ “秋葉原通り魔事件 加藤智大死刑囚の刑を執行”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2022年7月26日) 2022年7月26日閲覧。
- ^ 「兵庫7人刺殺、死刑確定 判決訂正申し立て棄却」『産経新聞』産業経済新聞社、2015年6月12日。オリジナルの2017年6月1日時点におけるアーカイブ。2017年6月1日閲覧。
- ^ 神戸地方裁判所第4刑事部判決 2009年(平成27年)5月29日 『判例時報』第2053号150頁・裁判所ウェブサイト掲載判例・『TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット) 文献番号:25441321、平成16年(わ)第1064号/平成16年(わ)第1157号、『殺人,殺人未遂,現住建造物等放火被告事件』。
- ^ 「加古川7人殺害事件、最高裁が責任能力認め、被告の死刑確定へ」『産経新聞』産業経済新聞社、2015年5月25日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 『日本経済新聞』2015年6月13日大阪朝刊社会面16頁「兵庫7人刺殺、死刑確定 判決訂正申し立て棄却(ピックアップ)」(日本経済新聞大阪本社)
- ^ 「確定死刑囚3人の刑執行 群馬、兵庫の殺人事件」『東京新聞』中日新聞東京本社、2021年12月21日。オリジナルの2021年12月21日時点におけるアーカイブ。2021年12月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 年報・死刑廃止 2021, p. 233.
- ^ a b 「いとこの養母ら殺害の46歳、死刑確定へ 最高裁」『産経新聞』産業経済新聞社、2015年12月4日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2016年12月28日東京朝刊総合面28頁「死刑囚:年末時点、4年ぶり増加」(毎日新聞東京本社)
- ^ 「パチンコ店放火殺人、死刑確定へ 最高裁「計画的な無差別殺人で残酷」」『産経新聞』産業経済新聞社、2016年2月23日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「福島の夫婦殺害、死刑確定へ 最高裁が被告の上告を棄却」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2016年3月8日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 「(号外)三春トラック殺人 M被告に死刑 地裁郡山支部 「人命軽視甚だしい」」『福島民報』福島民報社、2021年6月25日。オリジナルの2021年6月25日時点におけるアーカイブ。2021年6月25日閲覧。 - 三春町ひき逃げ殺人事件の関連記事。
- ^ a b 『読売新聞』2016年5月28日東京朝刊長野版地方面31頁(読売新聞東京本社・長野支局)
- ^ 「長野一家3人殺害、主犯格の死刑確定へ 「率先して殺害、安易かつ短絡的」と最高裁」『産経新聞』産業経済新聞社、2016年4月26日。オリジナルの2020年4月20日時点におけるアーカイブ。2020年4月20日閲覧。
- ^ a b c 「山形・東京、交際相手の親3人殺害 A被告の死刑確定へ」『産経新聞』産業経済新聞社、2016年6月13日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ a b c 『読売新聞』2016年7月2日東京朝刊仙台版地方面29頁「石巻殺傷 死刑確定『命を軽視』 弁護団、会見で批判=宮城」(読売新聞東京本社・東北総局)
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 年報・死刑廃止 2019, p. 273.
- ^ 「<石巻3人殺傷>元少年死刑確定へ 裁判員初」『河北新報』河北新報社、2016年6月17日。オリジナルの2017年6月17日時点におけるアーカイブ。2017年6月17日閲覧。
- ^ a b 『読売新聞』2016年8月14日東京朝刊第二社会面30頁「ストーカー死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 年報・死刑廃止 2017, p. 159.
- ^ 市川美亜子「長崎ストーカー殺人、死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2016年7月21日。オリジナルの2020年6月14日時点におけるアーカイブ。2020年6月14日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2017年12月30日東京朝刊社会面23頁「確定死刑囚:123人 4人執行、4人病死 昨年末比6人減」(毎日新聞東京本社【和田武士、川名壮志】)
- ^ a b 『読売新聞』2017年5月11日東京朝刊第二社会面34頁「木嶋被告の死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ a b 千葉雄高「木嶋被告の上告棄却、死刑確定へ 首都圏連続不審死事件」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2017年4月14日。オリジナルの2020年6月15日時点におけるアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
- ^ a b 『読売新聞』2017年8月26日東京朝刊第三社会面33頁「鳥取不審死 死刑が確定」(読売新聞東京本社)
- ^ 「U被告、2審も死刑 鳥取連続不審死事件 広島高裁松江支部」『産経新聞』産業経済新聞社、2014年3月20日。オリジナルの2014年3月20日時点におけるアーカイブ。2014年3月20日閲覧。
- ^ 千葉雄高「鳥取連続不審死事件、U被告の死刑確定へ 上告を棄却」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2017年7月27日。オリジナルの2020年6月15日時点におけるアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
- ^ a b c d 「未執行の確定死刑囚110人 オウム事件含め15人執行」『東奥日報』東奥日報社(共同通信社)、2018年12月28日。オリジナルの2019年2月9日時点におけるアーカイブ。2019年2月9日閲覧。
- ^ 『日本経済新聞』2019年1月4日東京夕刊11頁「昨年の死刑執行15人、平成最多に並ぶ、確定囚は110人」(日本経済新聞東京本社)
- ^ 「大阪・夫婦殺害事件、死刑確定へ」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2017年12月9日。オリジナルの2020年6月15日時点におけるアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
- ^ 「確定死刑囚123人 昨年末から6人減少」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同通信社)、2017年12月28日。オリジナルの2019年2月11日時点におけるアーカイブ。2019年2月11日閲覧。
- ^ a b 『中日新聞』2018年10月6日朝刊第11版第一社会面35頁「蟹江3人殺傷 死刑確定」(中日新聞社)
- ^ a b c d e f g h i j k l 年報・死刑廃止 2021, p. 234.
- ^ 「中国人留学生、死刑確定へ…愛知県の家族3人殺傷」『産経新聞』産業経済新聞社、2018年9月6日。オリジナルの2020年6月15日時点におけるアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2019年12月27日東京朝刊総合面25頁「死刑囚:03年・福岡、4人殺害 死刑執行 森法相下で初」「死刑囚は112人」(毎日新聞東京本社)
- ^ 『日本経済新聞』2019年12月28日東京夕刊8頁「未執行死刑囚、112人に、昨年末から2人増加」(日本経済新聞東京本社)
- ^ a b 「資産家夫婦殺害事件 被告の元会社社長の死刑確定へ 最高裁」『NHKニュース』日本放送協会、2018年12月21日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 「スイス在住の資産家夫婦殺害に死刑判決 「高度に計画的、悪質性際だって高い」東京地裁」『産経新聞』産業経済新聞社、2014年9月14日。オリジナルの2020年6月15日時点におけるアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
- ^ a b 「元象印副社長ら強殺事件、死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『毎日新聞』毎日新聞社(共同通信社)、2019年2月12日。オリジナルの2019年2月12日時点におけるアーカイブ。2019年2月12日閲覧。
- ^ a b c d 『TKCローライブラリー』文献番号:25568624 大阪高等裁判所第6刑事部 2020年(令和2年)11月26日決定 平成31年(う)第126号
- 決定主文
- 本件控訴は、被告人の令和2年3月24日付け書面による控訴の取下げによって終了した。
- 当裁判所が、令和元年12月16日にした、第第1審判決の執行を令和元年12月17日午後3時から、令和元年5月18日にした控訴取下げの効力に関する決定があるまで停止する旨の決定は、これを取り消す。
- 裁判官:村山浩昭(裁判長)・木山暢郎・宇田美穂
- 決定主文
- ^ 篠田博之(月刊創編集長)「寝屋川中学生殺害事件・山田死刑囚獄中手記!」『月刊 創』創出版、2019年5月21日。オリジナルの2019年5月22日時点におけるアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
- ^ a b c 「寝屋川中1殺人、被告が控訴取り下げ 死刑判決が確定」『産経新聞』産業経済新聞社、2019年5月21日。オリジナルの2019年5月21日時点におけるアーカイブ。2019年5月21日閲覧。
- ^ 畑宗太郎「一審で終結「無理でしょ」 死刑の被告、判決前に語る」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2018年12月19日。オリジナルの2019年5月21日時点におけるアーカイブ。2019年5月21日閲覧。
- ^ 「大阪 寝屋川 中1男女殺害 被告の男に死刑判決」『NHKニュース』日本放送協会、2018年12月19日。オリジナルの2018年12月19日時点におけるアーカイブ。2018年12月19日閲覧。
- ^ 「寝屋川 中1男女殺害で死刑判決」『NHKニュース』日本放送協会、2018年12月19日。オリジナルの2018年12月19日時点におけるアーカイブ。2018年12月19日閲覧。
- ^ 村松洋、戸上文恵「寝屋川中1殺害、「死刑囚の控訴取り下げは無効」弁護人が申請 「刑務官に怒られ突発的に」と説明」『毎日新聞』毎日新聞社、2019年5月31日。オリジナルの2019年5月31日時点におけるアーカイブ。2019年5月31日閲覧。
- ^ 「被告の控訴取り下げは「無効」、大阪高裁 大阪・寝屋川中1事件」『産経新聞』産業経済新聞社、2019年12月17日。オリジナルの2019年12月17日時点におけるアーカイブ。2019年12月17日閲覧。
- ^ 村松洋、松本紫帆「「控訴取り下げ無効」で大阪高検が特別抗告 寝屋川中1殺害」『毎日新聞』毎日新聞社、2019年12月20日。オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。2019年12月21日閲覧。
- ^ 「大阪・寝屋川中1男女殺害の控訴取り下げ 検察側の特別抗告を棄却 最高裁」『産経新聞』産業経済新聞社、2020年2月27日。オリジナルの2020年2月27日時点におけるアーカイブ。2020年2月27日閲覧。
- ^ “寝屋川中1殺害 大阪高裁が控訴取り下げ無効決定差し戻し”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2020年3月17日) 2020年3月17日閲覧。
- ^ “山田死刑囚の控訴取り下げめぐり特別抗告 寝屋川事件” (2020年3月24日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “寝屋川中1殺害事件、死刑判決の被告が再び控訴取り下げ” (2020年3月31日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “「やっぱ無理す」死刑台へのボタンを二度押した寝屋川事件・山田被告「控訴取り下げ」の真相” (2020年5月19日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “寝屋川中1殺害、死刑判決の控訴取り下げ有効 大阪高裁” (2020年11月26日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “死刑確定への決定を受け取った直後に寝屋川事件・山田浩二死刑囚がつづった心情” (2021年9月1日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “大阪・寝屋川の中1男女殺害、被告の死刑確定” (2021年8月27日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “寝屋川中1男女殺害 被告の控訴取り下げ有効、死刑確定 最高裁” (2021年8月27日). 2022-1219閲覧。
- ^ 2020年3月号 新聞社の徹底研究月刊「創」のご案内 創出版
- ^ a b 山口地方裁判所第3部 2021年(令和3年)3月22日決定 令和元年(た)第2号
- 決定主文:本件再審請求を棄却する。
- 裁判官:小松本卓(裁判長)・桂川瞳・清水萌
- TKC文献番号:25569433
- 弁護人:高野隆
- 事案の概要:請求人が、殺人、非現住建造物等放火被告事件について、山口地方裁判所により言い渡された有罪の確定判決に対し、無罪を言い渡し、又は原判決において認めた罪より軽い罪を認めるべき明らかな証拠をあらたに発見したとして、刑事訴訟法435条6号により再審を開始する決定を求めた事案で、弁護人が提出した新証拠は、a鑑定が信用できるとした確定判決の判断を左右するものではなく、a鑑定を前庭として、本件各犯行時、請求人は完全責任能力であったとする確定判決の判断を左右するような事実を示すものでもなく、その他、新証拠を検討しても、本件において、無罪を言い渡し、又は原判決において認めた罪よりも軽い罪を認めるべき明らかな証拠をあらたに発見したと認められるような事由は見受けられないとして、本件再審請求を棄却した事例。
- ^ 「山口5人殺害、被告の死刑確定へ 最高裁「残忍な犯行、結果は重大」」『産経新聞』産業経済新聞社、2019年7月11日。オリジナルの2020年6月15日時点におけるアーカイブ。2020年6月15日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2019年8月4日東京朝刊第二社会面34頁「山口5人殺害 死刑確定」(読売新聞東京本社)
- ^ a b 堀慶末(碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件の死刑確定者)による国家賠償請求訴訟の第一審判決 - 名古屋地方裁判所民事第8部判決 2023年(令和5年)2月7日 『TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット)文献番号:25594816、『D1-Law.com』(第一法規法情報総合データベース)判例体系 判例ID:28131018(2023年4月24日時点で本文収録準備中)、令和3年(ワ)第3033号、『国家賠償請求事件』。
- 原告:堀慶末
- 原告訴訟代理人弁護士:大野鉄平
- 被告:国
- 判決主文:
- 被告は、原告に対し、3万3000円及びこれに対する令和3年8月3日から支払済みまで年3%の割合による金員を支払え。
- 原告のその余の請求を棄却する。
- 訴訟費用は、これを10分し、その9を原告の負担とし、その余は被告の負担とする。
- 裁判官:西村修(裁判長)・山岸秀彬・梁川将成
- ^ 堀慶末 2019, p. 10.
- ^ 『中日新聞』2019年7月20日朝刊第11版第一社会面35頁「碧南強殺、死刑確定へ 最高裁、堀被告の上告棄却」(中日新聞社)
- ^ 『中日新聞』2019年8月10日朝刊第14版第三社会面27頁「碧南夫婦強殺で死刑確定 最高裁 闇サイト事件の堀被告」(中日新聞社)
- ^ 堀慶末 2019.
- ^ インパクト出版会. “鎮魂歌 / インパクト出版会(第13回大道寺幸子・赤堀政夫基金死刑囚表現展特別賞受賞作)”. 2019年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月22日閲覧。
- ^ 『日本経済新聞』2022年12月30日東京朝刊30頁「死刑107人未執行、年末時点」(日本経済新聞東京本社)
- ^ 『毎日新聞』2020年12月29日東京朝刊総合面21頁「死刑:今年は死刑執行なし 9年ぶり 確定囚は110人に」(毎日新聞東京本社【村上尊一】)
- ^ 『日本経済新聞』2020年12月29日東京朝刊32頁「死刑の執行、9年ぶりなし、新たに2人確定。」(日本経済新聞東京本社)
- ^ a b c d 「相模原殺傷、死刑 被告の責任能力認める」『中日新聞』中日新聞社、2020年3月16日、朝刊一面。オリジナルの2020年3月16日時点におけるアーカイブ。2020年3月16日閲覧。
- ^ 「【相模原殺傷1カ月(5)】犯行前日に女性とともに食べた高級焼き肉は「最後の晩餐」だったか? 植松容疑者「革命計画書」を執筆、準備(添付画像)」『産経新聞』産業経済新聞社、2016年8月26日。オリジナルの2017年6月23日時点におけるアーカイブ。2017年6月23日閲覧。
- ^ 「相模原殺傷事件 きょう初公判」『NHKニュース神奈川』日本放送協会(NHK横浜放送局)、2020年1月8日。オリジナルの2020年1月12日時点におけるアーカイブ。2020年1月12日閲覧。
- ^ 篠田博之「相模原事件・植松聖死刑囚が刑場のある東京拘置所へ移送。最後に本人から届いた手紙は…」『Yahoo!ニュース』Yahoo!JAPAN、2020年4月8日。オリジナルの2020年4月9日時点におけるアーカイブ。2020年4月9日閲覧。
- ^ 「死刑判決後「控訴しない」と語った植松聖被告、弁護側が控訴」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2020年3月27日。オリジナルの2020年3月27日時点におけるアーカイブ。2020年3月27日閲覧。
- ^ 中村紬葵「相模原殺傷事件 植松被告の死刑が確定」『毎日新聞』毎日新聞社、2020年3月31日。オリジナルの2020年3月31日時点におけるアーカイブ。2020年3月31日閲覧。
- ^ a b c d e 「前橋の高齢者2人強盗殺人 上告を棄却 T被告の死刑が確定へ」『上毛新聞』上毛新聞社、2020年9月9日。オリジナルの2020年9月10日時点におけるアーカイブ。2020年9月9日閲覧。
- ^ 「前橋連続強盗殺人、男に死刑判決「強固な殺意で執拗かつ残虐に殺害」」『産経新聞』産業経済新聞社、2016年7月20日。オリジナルの2018年10月17日時点におけるアーカイブ。2018年10月17日閲覧。
- ^ 「前橋連続殺人 二審も死刑 東京高裁判決「回避する事情ない」」『東京新聞』中日新聞社、2018年2月14日、夕刊。オリジナルの2018年10月17日時点におけるアーカイブ。2018年10月17日閲覧。
- ^ 「前橋・強殺、最高裁4月弁論」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2020年1月30日。オリジナルの2020年3月27日時点におけるアーカイブ。2020年3月27日閲覧。
- ^ 「最高裁、5月6日までの民事・刑事裁判計6件の期日取り消し」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2020年4月8日。オリジナルの2020年4月11日時点におけるアーカイブ。2020年4月11日閲覧。
- ^ 「前橋強盗殺人 7月に最高裁弁論」『NHKニュース前橋』NHK前橋放送局、2020年6月3日。オリジナルの2020年6月8日時点におけるアーカイブ。2020年6月8日閲覧。
- ^ 「弁護側、死刑回避求める 前橋連続殺人、上告審弁論」『産経新聞』産業経済新聞社、2020年7月7日。オリジナルの2020年8月17日時点におけるアーカイブ。2020年8月17日閲覧。
- ^ 「未執行の死刑囚、108人に 昨年から2人減」『産経ニュース』産経デジタル、2021年12月28日。オリジナルの2023年7月4日時点におけるアーカイブ。2023年7月4日閲覧。
- ^ a b 「S被告、控訴取り下げ 死刑確定の見通し―座間9遺体」『時事ドットコム』(時事通信社)2021年12月23日。オリジナルの2020年12月23日時点におけるアーカイブ。2021年12月23日閲覧。
- ^ a b c 「座間9人殺害:容疑者を強盗殺人などで起訴 東京地検支部」『毎日新聞』毎日新聞社、2018年9月10日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブ。2018年9月10日閲覧。
- ^ 「座間 9人殺害事件初公判 【法廷詳細】」『NHKニュース』日本放送協会、2020年9月30日。オリジナルの2020年10月9日時点におけるアーカイブ。2020年10月9日閲覧。
- ^ 「「ヒモになりたかった」 9人殺害の容疑者が語った動機」『朝日新聞』朝日新聞社、2018年3月22日。オリジナルの2018年9月10日時点におけるアーカイブ。2018年9月10日閲覧。
- ^ 最上和喜「死刑判決後のS被告「控訴しない気持ち変わらない」「獄中結婚の相手探している」」『毎日新聞』毎日新聞社、2020年12月17日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブ。2020年12月17日閲覧。
- ^ 沢田千秋「「犯罪史上まれにみる悪質な犯行」 S被告に死刑判決 座間9人殺害」『東京新聞』中日新聞東京本社、2020年12月15日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブ。2020年12月17日閲覧。
- ^ 「座間9人殺害、1審・死刑判決を不服としてS被告の弁護側が控訴」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
- ^ 林田奈々「座間事件・S被告の弁護人が控訴 「承諾の有無、もう一度判断を」」『毎日新聞』毎日新聞社、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
- ^ “申立ての手続”. 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所. 2020年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月23日閲覧。
- ^ a b “控訴状の提出について” (PDF). 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所. 2020年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月23日閲覧。
- ^ 「伊東・干物店強盗殺人 元従業員、死刑確定へ 最高裁が上告棄却」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2021年1月28日。オリジナルの2021年2月3日時点におけるアーカイブ。2021年2月3日閲覧。
- ^ a b c 「伊東・干物店強殺、二審も死刑 東京高裁、元従業員の控訴棄却」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2018年7月31日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 垂水友里香「干物店強盗殺人:元従業員に死刑判決…静岡地裁支部」『毎日新聞』毎日新聞社、2016年1月24日。オリジナルの2018年7月30日時点におけるアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ 「静岡の干物店強盗殺人事件 1審死刑から無罪主張 弁護側が「新証拠」提出 犯行時間帯の現場付近に第三者の影(1/3ページ)」『産経新聞』産業経済新聞社、2017年12月28日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 服部陽「静岡2人殺害:2審も死刑 東京高裁、控訴を棄却」『毎日新聞』毎日新聞社、2018年7月30日。オリジナルの2018年7月30日時点におけるアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ 「干物店強盗殺人で2審も死刑判決」『NHK静岡 NEWS WEB』日本放送協会、2018年7月30日。オリジナルの2018年7月30日時点におけるアーカイブ。2018年7月30日閲覧。
- ^ 「H被告の上告棄却 死刑確定へ-伊東の干物店強盗殺人事件」『伊豆新聞』伊豆新聞本社、2021年1月28日。オリジナルの2021年2月3日時点におけるアーカイブ。2021年2月3日閲覧。
- ^ 『毎日新聞』2021年8月14日東京朝刊社会面22頁「静岡・伊東の干物店強殺:静岡の干物店強盗殺人で再審請求」(毎日新聞東京本社)
- ^ 「干物店2人殺害で死刑確定 元従業員が再審を請求」『テレビ静岡』テレビ静岡、2021年8月14日。オリジナルの2021年8月20日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c 「浜名湖連続殺人事件、上告取り下げで死刑判決確定」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2021年2月15日。オリジナルの2021年2月15日時点におけるアーカイブ。2021年2月15日閲覧。
- ^ a b c d e 「浜名湖連続殺人「死刑」 静岡地裁、起訴内容いずれも認定」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2018年2月23日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 「浜名湖連続殺人事件 控訴審で再び無罪主張」『NNNニュース』日本ニュースネットワーク、2018年12月19日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 瀬田貴嗣「浜名湖殺人 二審も死刑」『中日新聞』中日新聞社、2019年3月16日、朝刊。オリジナルの2019年3月20日時点におけるアーカイブ。2019年3月20日閲覧。
- ^ “被告に死刑求刑、浜名湖連続殺人 静岡地裁公判「悪質性高い」”. 静岡新聞アットエス (静岡新聞社). (2018年2月6日). オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。 2018年12月21日閲覧。
- ^ 「浜名湖殺人に死刑判決 「犯人、合理的に推認」 被告、宣告に顔色変えず」『産経新聞』産業経済新聞社、2018年2月24日。オリジナルの2018年3月9日時点におけるアーカイブ。2018年3月9日閲覧。
- ^ 「死刑判決「生命軽視の態度著しい」 浜名湖連続殺人で被告指弾」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2018年2月24日。オリジナルの2018年3月9日時点におけるアーカイブ。2018年3月9日閲覧。
- ^ 「浜名湖連続殺人 K被告が控訴」『産経新聞』産業経済新聞社、2018年3月10日。オリジナルの2018年10月17日時点におけるアーカイブ。2018年10月17日閲覧。
- ^ 「浜名湖連続殺人 被告が控訴、死刑判決不服」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2018年3月10日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 「浜名湖連続殺人、再び無罪を主張 控訴審、即日結審 3月に判決」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2018年12月19日。オリジナルの2018年12月21日時点におけるアーカイブ。2018年12月21日閲覧。
- ^ 「浜名湖遺棄、来年3月判決 東京高裁、即日結審」『iza』産業経済新聞社、2018年12月19日。オリジナルの2018年12月19日時点におけるアーカイブ。2018年12月19日閲覧。
- ^ 『静岡新聞』2019年3月16日朝刊一面1頁「浜名湖連続殺人 二審も死刑 東京高裁 被告の控訴棄却」
- ^ 『静岡新聞』2019年3月16日朝刊第一社会面31頁「浜名湖殺人再び死刑 事件、動機語らぬまま 被告、微動だにせず 被害者友人『自白して』」
- ^ 「浜名湖連続殺人、二審も死刑 東京高裁、被告の控訴棄却」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2019年3月16日、朝刊。オリジナルの2019年3月20日時点におけるアーカイブ。2019年3月20日閲覧。
- ^ 「浜名湖連続殺人、被告が上告 控訴審の死刑判決不服」『静岡新聞アットエス』静岡新聞社、2019年3月28日、朝刊。オリジナルの2019年3月30日時点におけるアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
- ^ 「2審まで無罪主張の強殺被告、判決直前で上告取り下げ…死刑確定」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2021年2月15日。オリジナルの2021年2月15日時点におけるアーカイブ。2021年2月15日閲覧。
- ^ a b 阿部峻介「浜名湖の2人殺害、死刑確定 判決直前に上告取り下げ」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2021年2月15日。オリジナルの2021年2月15日時点におけるアーカイブ。2021年2月15日閲覧。
- ^ a b LOOK編集部 @ LOOK「「死刑判決に納得」被害者の友人に手紙 浜名湖連続殺人の被告が上告取り下げ」『LOOK 静岡朝日テレビ』静岡朝日テレビ、2021年2月15日。オリジナルの2021年2月15日時点におけるアーカイブ。2021年2月15日閲覧。
- ^ a b 「連続青酸殺人、K被告の死刑確定 最高裁、判決訂正の申し立て棄却」『京都新聞』京都新聞社、2021年7月21日。オリジナルの2021年7月21日時点におけるアーカイブ。2021年7月21日閲覧。
- ^ 「K被告 死刑確定 最高裁が不服申し立て退ける」『関西のニュース』関西テレビ放送、2021年7月21日。オリジナルの2021年7月21日時点におけるアーカイブ。2021年7月21日閲覧。
- ^ 安倍龍太郎『K(関西青酸連続死事件の女性死刑囚の実名) 60回の告白 ルポ・連続青酸不審死事件』朝日新聞出版、2018年7月20日、11頁。ISBN 978-4022515520 。 - 関西青酸連続死事件の関連書籍。
- ^ 「【連続青酸死公判】K被告に死刑判決 「金銭欲のための犯行で悪質」と4件全て認定、「認知症考慮しても死刑回避すべき事情ない」 京都地裁(1/2ページ)」『産経新聞』産業経済新聞社、2017年11月7日。オリジナルの2019年2月21日時点におけるアーカイブ。2019年2月21日閲覧。
- ^ 「連続青酸殺人事件、X被告の控訴棄却 一審の死刑支持、大阪高裁」『京都新聞』京都新聞社、2019年5月24日。オリジナルの2019年5月26日時点におけるアーカイブ。2019年5月26日閲覧。
- ^ 「青酸連続殺人、X被告に二審も死刑 大阪高裁」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2019年5月24日。オリジナルの2019年5月24日時点におけるアーカイブ。2019年5月24日閲覧。
- ^ 近松仁太郎「K被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却 青酸連続殺人」『毎日新聞』毎日新聞社、2021年6月29日。オリジナルの2021年6月29日時点におけるアーカイブ。2021年6月29日閲覧。
- ^ 「最高裁で死刑判決のK被告、弁護人が訂正申し立て 青酸連続死事件」『京都新聞』京都新聞社、2021年7月2日。オリジナルの2021年7月4日時点におけるアーカイブ。2021年7月4日閲覧。
- ^ 「K被告の死刑確定 青酸連続死―最高裁」『時事ドットコム』(時事通信社)2021年7月21日。オリジナルの2021年7月21日時点におけるアーカイブ。2021年7月21日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2023年12月29日朝刊第11版第三社会面23頁「3年ぶり死刑執行なし 確定死刑囚は107人見通し」(中日新聞社)
- ^ a b 「川崎3人殺害、死刑確定 元施設職員が上告取り下げ」『日本経済新聞社』2023年5月15日。2023年5月15日閲覧。
- ^ “川崎・老人ホーム 87歳転落死、元職員を殺人容疑で逮捕”. 毎日新聞. (2016年2月16日1時15分). オリジナルの2016年2月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ 年報・死刑廃止 2022, p. 243.
- ^ “【川崎老人ホーム転落死裁判】被告に死刑判決 「自白の信用性相当高い」 横浜地裁(1/2ページ)”. 産経新聞 (産業経済新聞社). (2018年3月22日). オリジナルの2018年3月22日時点におけるアーカイブ。 2018年3月22日閲覧。
- ^ 遠藤浩二「川崎老人ホーム3人転落死 元施設職員、2審も死刑 東京高裁判決」『毎日新聞』毎日新聞社、2022年3月9日。オリジナルの2022年3月20日時点におけるアーカイブ。2022年3月20日閲覧。
- ^ 奥村圭吾「無罪主張から一転、死刑確定「私がやった」手紙で告白 何が起きた?」『東京新聞』中日新聞東京本社、2023年6月10日。オリジナルの2023年6月14日時点におけるアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
- ^ 高木瑞穂 (2023年5月31日). “【連載#8(事件は全て)私がやったことで間違いありません】独占告白/上告を取り下げ、死刑判決が確定したI死刑囚が全てを語った”. note. 2023年6月18日閲覧。
- ^ 「マニラで保険金目的で2人を殺害 I被告の死刑が確定 最高裁が訂正申し立て棄却」『TBS NEWS DIG』テレビ山梨、2023年6月23日。オリジナルの2023年6月25日時点におけるアーカイブ。2023年6月25日閲覧。
- ^ 「首謀の男、死刑確定へ=マニラ保険金殺人―最高裁」『時事通信ニュース』(時事通信社)2023年6月5日。オリジナルの2023年6月14日時点におけるアーカイブ。2023年6月14日閲覧。
- ^ a b 阿部峻介「マニラ保険金殺人事件、「首謀者」二審も死刑 東京高裁」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2019年12月17日。オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e 「マニラ保険金殺人の43歳男に死刑 甲府地裁判決」『産経新聞』産経デジタル、2017年8月25日。オリジナルの2018年10月17日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『山梨日日新聞』2023年4月21日朝刊第2版第一社会面23頁「マニラ・2県人殺害 I被告 無罪を主張 上告審が結審」(山梨日日新聞社〈宮川祐人〉〈共同〉)
- ^ マニラ連続保険金殺人事件の被告人Iに対する第一審判決(裁判員裁判) - 甲府地方裁判所刑事部判決 2017年(平成29年)8月25日 、平成28年(わ)第89号、『詐欺、殺人、電磁的公正証書原本不実記録・同供用、有印私文書偽造・同行使、詐欺未遂被告事件』。
- 判決主文:被告人を死刑に処する。
- 裁判官:丸山哲巳(裁判長)・望月千広・種村仁志
- 備考:同年6月8日に宣告された区分審理の部分判決(保険会社から保険金を詐取した詐欺罪など)も収録している。
- ^ a b 「マニラ保険金殺人死刑判決 ○○〔被害者の姓〕さん父「区切りついた」」『産経新聞』産経デジタル、2017年8月26日、1面。オリジナルの2023年6月14日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「マニラ連続保険金殺人事件 2審も死刑判決の被告 最高裁へ上告」『UTYニュース』UTYテレビ山梨(JNN系列)、2019年12月17日。オリジナルの2019年12月21日時点におけるアーカイブ。2019年12月21日閲覧。
- ^ a b 『山梨日日新聞』2023年6月6日朝刊第2版第一社会面19頁「マニラ・県人殺害 I被告 死刑確定へ 上告審判決 「首謀者」と認定〈社会部〉」(山梨日日新聞社)
- ^ 『山梨日日新聞』2023年6月16日朝刊第2版第一社会面27頁「マニラ殺人 I被告訂正申し立て 最高裁死刑判決に」(山梨日日新聞社〈社会部〉)
- ^ 「マニラ保険金殺人事件 死刑判決のI被告 最高裁に訂正申し立て」『TBS NEWS DIG』UTYテレビ山梨、2023年6月16日。オリジナルの2023年6月19日時点におけるアーカイブ。2023年6月19日閲覧。
- ^ a b 『山梨日日新聞』2023年6月24日朝刊第2版第一社会面25頁「マニラ殺人 I被告の死刑確定 最高裁 訂正申し立て棄却」(山梨日日新聞社〈社会部〉)
- ^ 「マニラで保険金目的で2人を殺害 I被告の死刑が確定 最高裁が訂正申し立て棄却」『TBS NEWS DIG』テレビ山梨、2023年6月23日。オリジナルの2023年6月25日時点におけるアーカイブ。2023年6月25日閲覧。
- ^ 「5年前のフィリピン保険金殺人で日本人の男を逮捕」『』テレビ山梨(JNN系列)、2019年3月15日。オリジナルの2019年3月26日時点におけるアーカイブ。2019年3月26日閲覧。
- ^ “マニラ保険金殺人 I死刑囚が東京拘置所で死亡 病死か”. 産経新聞. (2023年8月25日) 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b 「姫路監禁殺害事件 二審も無期懲役判決 大阪高裁」『神戸新聞NEXT』神戸新聞社、2021年1月28日。オリジナルの2021年1月28日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e 『毎日新聞』2023年7月4日東京朝刊第13版総合・社会面21頁「兵庫の3人死亡 被告死刑確定へ 最高裁が上告棄却」(毎日新聞東京本社【遠藤浩二】)
- ^ a b c d 「3人殺害・致死 死刑…神戸地裁支部判決 「結果は重大」」『YOMIURI ONLINE』読売新聞社、2019年3月16日。オリジナルの2019年3月18日時点におけるアーカイブ。2019年3月18日閲覧。
- ^ a b c 「過去最長の裁判員裁判、判決は無期懲役 神戸地裁姫路支部」『産経ニュース』産経デジタル、2018年11月8日、1面。オリジナルの2023年7月4日時点におけるアーカイブ。2023年7月4日閲覧。
- ^ a b c d 『神戸新聞』2023年7月4日朝刊第14版第一社会面27頁「姫路3人死亡 死刑確定へ 実行役、最高裁が上告棄却」(神戸新聞社)
- ^ 「男性3人殺害、実行役に死刑判決 地裁姫路支部」『産経新聞』産業経済新聞社、2019年3月15日。オリジナルの2019年3月18日時点におけるアーカイブ。2019年3月18日閲覧。
- ^ 「会社社長ら3人殺害などで死刑」『NHK神戸放送局ニュース』日本放送協会、2019年3月15日。オリジナルの2019年3月18日時点におけるアーカイブ。2019年3月18日閲覧。
- ^ 「会社社長ら3人殺害の罪で死刑」『NHK関西ニュース』日本放送協会、2019年3月15日。オリジナルの2019年3月18日時点におけるアーカイブ。2019年3月18日閲覧。
- ^ 姫路監禁殺害事件の被告人Uに対する控訴審判決 - 大阪高等裁判所第4刑事部判決 2021年(令和3年)5月19日 、令和元年(う)第585号、『殺人、生命身体加害略取、逮捕監禁致死、逮捕監禁被告事件』。
- 判決主文:本件控訴を棄却する。
- 裁判官:宮崎英一・川上宏・加藤陽
- ^ 「3人死実行役、二審も死刑 大阪高裁、強固な殺意認定」『産経新聞』産業経済新聞社、2021年5月19日。オリジナルの2021年5月23日時点におけるアーカイブ。2021年5月23日閲覧。
- ^ 「殺人や監禁致死などの罪 被告に指示役より重い死刑2審も維持」『NHK 関西のニュース』NHK大阪放送局、2021年5月19日。オリジナルの2021年5月23日時点におけるアーカイブ。2021年5月19日閲覧。
- ^ 「3人死亡実行、上告審結審 最高裁、1、2審は死刑」『産経ニュース』産経デジタル、2023年6月2日、1面。オリジナルの2023年7月4日時点におけるアーカイブ。2023年7月4日閲覧。<
- ^ a b 「共犯者に主犯より重い死刑判決 3人死亡、地裁姫路支部」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2019年3月15日。オリジナルの2019年3月18日時点におけるアーカイブ。2019年3月18日閲覧。
- ^ 「実行犯は死刑・首謀者は無期、異例の「量刑ねじれ」…19日高裁判決」『読売新聞オンライン』読売新聞社、2021年5月18日。オリジナルの2021年5月23日時点におけるアーカイブ。2021年5月23日閲覧。
- ^ 「殺人と監禁死で無期懲役確定へ 最高裁が51歳被告の上告を棄却」『サンテレビニュース』サンテレビジョン、2022年10月14日。オリジナルの2022年10月16日時点におけるアーカイブ。2023年7月4日閲覧。
- ^ 「過去最長207日の裁判員裁判、無期懲役の判決 姫路」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2018年11月8日。オリジナルの2019年3月18日時点におけるアーカイブ。2019年3月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g 鶴善行「小郡妻子殺害 元警官に死刑 福岡地裁判決、無罪主張退ける」『西日本新聞』西日本新聞社、2019年12月14日、朝刊1面。オリジナルの2019年12月28日時点におけるアーカイブ。2019年12月28日閲覧。
- ^ a b 「死刑確定 小郡・妻子3人殺害の元警察官 最高裁「死刑はやむを得ない」」『テレQ』TVQ九州放送、2023年1月12日。オリジナルの2024年1月15日時点におけるアーカイブ。2023年1月15日閲覧。
- ^ a b 「福岡の妻子3人殺害、元警察官の死刑確定 最高裁」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同)、2023年1月12日。オリジナルの2024年1月15日時点におけるアーカイブ。2023年1月15日閲覧。
- ^ a b 竹田昌弘「死刑か無罪、判決を分けたものは 福岡妻子殺害と鹿児島夫婦強殺の裁判員裁判」『47NEWS』(共同通信社)2019年12月25日。オリジナルの2023年6月22日時点におけるアーカイブ。2023年6月22日閲覧。 - 福岡県小郡市妻子3人殺害事件と、鹿児島高齢夫婦殺害事件(死刑求刑に対し無罪判決、控訴審公判中に被告人が死亡したため公訴棄却)それぞれにおける裁判所の判断を対比した記事。
- ^ 『読売新聞』2019年12月14日西部朝刊一面1頁「妻子3人殺害 元警官死刑 状況証拠で犯行認定 福岡地裁判決」(読売新聞西部本社)
- ^ 古川大二、小川勝也、木村知寛、西村百合恵「「現職警察官の衝撃的事件」 小郡妻子殺害、夫に死刑判決」『西日本新聞』西日本新聞社、2019年12月14日、朝刊社会面。オリジナルの2019年12月28日時点におけるアーカイブ。2019年12月28日閲覧。
- ^ a b 『読売新聞』2021年7月9日西部夕刊第二社会面8頁「妻子3人殺害 控訴審結審 福岡高裁 9月15日に判決」(読売新聞西部本社)
- ^ 吉田真紀「小郡妻子3人殺害、二審も死刑 福岡高裁判決 元警官の無罪訴え退ける」『西日本新聞』西日本新聞、2021年9月16日。オリジナルの2021年9月22日時点におけるアーカイブ。2021年9月22日閲覧。
- ^ 古川大二「二審も死刑判決…遺族「理由分からぬまま」 小郡妻子殺害」『西日本新聞』西日本新聞、2021年9月16日。オリジナルの2021年9月22日時点におけるアーカイブ。2021年9月22日閲覧。
- ^ 「妻子3人殺害の元警官、死刑確定へ 福岡、最高裁判決」『産経ニュース』産経デジタル、2023年12月8日。オリジナルの2023年12月8日時点におけるアーカイブ。2023年12月8日閲覧。
- ^ a b c d 棟形祐水「当時19歳の「特定少年」 控訴の取り下げで死刑確定 殺人放火事件」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2024年2月2日。オリジナルの2024年2月3日時点におけるアーカイブ。2024年2月3日閲覧。
- ^ a b 「甲府の殺人放火事件、被告が控訴取り下げ死刑が確定、特定少年では初」『産経ニュース』産経デジタル、2024年2月2日。オリジナルの2024年2月3日時点におけるアーカイブ。2024年2月3日閲覧。
- ^ a b c d e 棟形祐水、三宅範和「「特定少年」の被告に死刑判決 当時19歳 殺人放火事件で甲府地裁」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2024年1月18日。オリジナルの2024年2月3日時点におけるアーカイブ。2024年2月3日閲覧。
- ^ 『山梨日日新聞』2024年1月19日朝刊第2版一面1頁「特定少年 初の死刑判決 甲府殺人放火 完全責任能力認める 地裁「更生可能性低い」 弁護側「控訴を協議」」「死刑 年齢で回避否定」(山梨日日新聞社〈宮川祐人〉)
- ^ 「甲府放火殺人、当時「特定少年」の被告が控訴取り下げ…1審死刑判決が確定」『読売新聞オンライン』読売新聞東京本社、2024年2月2日。オリジナルの2024年2月3日時点におけるアーカイブ。2024年2月2日閲覧。
- ^ 「「特定少年」の死刑確定 甲府殺人放火、控訴取り下げ」『日本経済新聞』日本経済新聞社(共同)、2024年2月2日。オリジナルの2024年2月3日時点におけるアーカイブ。2024年2月2日閲覧。
- ^ a b c d 「茨城・日立妻子6人殺害、小松被告に死刑判決 水戸地裁裁判員で初 「残虐で悪質」完全責任能力認める」『茨城新聞』茨城新聞社、2021年6月30日。オリジナルの2021年6月30日時点におけるアーカイブ。2021年6月30日閲覧。
- ^ “日立・妻子6人殺害 二審も死刑”. 茨城新聞. 2023年4月21日閲覧。
- ^ 「茨城・日立の妻子6人殺害死刑 東京高裁 控訴棄却、訴訟能力認める 弁護側は即日上告」『茨城新聞』茨城新聞社、2023年4月21日。オリジナルの2023年4月21日時点におけるアーカイブ。2023年4月21日閲覧。
- ^ a b 林瞬、伊藤良渓「茨城・日立の妻子6人殺害事件初公判 経緯解明焦点」『朝日新聞デジタル』朝日新聞社、2021年5月30日。オリジナルの2021年7月5日時点におけるアーカイブ。2021年7月5日閲覧。
- ^ 「裁判員「急に目の色が変わった」…死刑判決の直後、「許されんぞ」被告暴れ法廷騒然 鹿児島・日置5人殺害公判」『南日本新聞』南日本新聞社、2020年12月12日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブ。2020年12月17日閲覧。
- ^ 「日置5人殺害、死刑判決 鹿児島地裁裁判員裁判で初 「妄想性障害の影響があったとしても軽微」」『南日本新聞』南日本新聞社、2020年12月11日。オリジナルの2020年12月11日時点におけるアーカイブ。2020年12月11日閲覧。
- ^ a b 「鹿児島・日置5人殺害18日初公判 被告の責任能力争点 殺意、正当防衛成否も > 事件の経過」『南日本新聞』南日本新聞社、2020年11月17日。オリジナルの2020年11月18日時点におけるアーカイブ。2020年11月18日閲覧。
- ^ a b 「I被告と面会「思うように裁判が進まなかった」 日置市男女5人殺害事件公判」『鹿児島ニュースKTS』KTS鹿児島テレビ、2020年12月1日。オリジナルの2020年12月17日時点におけるアーカイブ。2020年12月18日閲覧。
- ^ a b 「京アニ放火殺人事件、A被告に死刑判決 京都地裁」『日本経済新聞』日本経済新聞、2024年1月25日。オリジナルの2024年1月25日時点におけるアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
- ^ “京アニ事件、A被告側が控訴 死刑判決に不服”. 日本経済新聞. (2024年1月26日)
- ^ “宇佐市親子強盗殺人 S被告に死刑判決 大分地裁「不合理な弁解続け反省の態度を示しておらず酌量の余地はない」”. OBS NEWS (大分放送). (2024年7月2日) 2024年10月25日閲覧。
- ^ “【大分】宇佐市強盗殺人事件 死刑判決(OAB大分朝日放送)”. d menuニュース. (2024年7月2日)
- ^ “大分 宇佐 親子強盗殺人事件 39歳会社員に死刑判決 大分地裁”. NHK WEB (NHK). (2024年7月2日). オリジナルの2024年7月3日時点におけるアーカイブ。 2024年10月25日閲覧。
- ^ “大分・宇佐の親子強殺 被告「僕は犯人ではない」 大分地裁で初公判”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2024年5月20日). オリジナルの2024年8月28日時点におけるアーカイブ。 2024年10月25日閲覧。
- ^ “大分・宇佐市の親子強盗殺人、39歳被告に求刑通り死刑判決…大分地裁”. 読売新聞オンライン (読売新聞社). (2024-7–2). オリジナルの2024年7月4日時点におけるアーカイブ。 2024年10月25日閲覧。
- ^ a b OBS News (2 July 2024). 宇佐市親子強盗殺人 S被告に死刑判決 大分地裁 (Youtube).
- ^ “大分 宇佐 親子強盗殺人事件 39歳会社員に死刑判決 大分地裁” (日本語). NHK. (2024年7月2日) 2024年7月2日閲覧。
- ^ a b c 『大分合同新聞』2024年7月3日朝刊E版1頁「安心院強殺で死刑判決 大分地裁「合理的疑いない」 無罪主張を退ける」「解説 間接証拠を総合評価」(大分合同新聞社)
- ^ 神山恵 (2024年7月2日). “「真犯人は別」荒唐無稽な主張繰り返した被告 大分・宇佐親子強殺” (日本語). 毎日新聞 2024年7月2日閲覧。
- ^ “親子強盗殺人、男に死刑判決 「執拗で残酷」―大分地裁” (日本語). 時事通信. (2024年7月2日) 2024年7月2日閲覧。
- ^ “大分県宇佐市の親子強盗殺人に死刑求刑…39歳被告「犯人に仕立て上げられる現実に恐怖」と無罪訴え” (日本語). 読売新聞. 共同通信. (2024年6月18日) 2024年7月2日閲覧。
- ^ a b 『大分合同新聞』2024年6月30日朝刊E版おおいた・総合面23頁「安心院強殺 2日に判決 殺害関与、直接証拠なく 被告が犯人か 有罪なら刑罰は?」(大分合同新聞社)
参考文献
編集永山判決
- 最高裁判所第二小法廷判決 1983年(昭和58年)7月8日 『最高裁判所刑事判例集』(刑集)第37巻6号609頁、昭和56年(あ)第1505号、『窃盗、殺人、強盗殺人、同未遂、銃砲刀剣類所持等取締法違反、火薬類取締法違反被告事件』「一・死刑選択の許される基準 二・無期懲役を言い渡した控訴審判決が検察官の上告により量刑不当として破棄された事例」、“一・死刑制度を存置する現行法制の下では、犯行の罪質、動機、態様ことに殺害の手段方法の執拗性・残虐性、結果の重大性ことに殺害された被害者の数、遺族の被害感情、社会的影響、犯人の年齢、前科、犯行後の情状等各般の情状を併せ考察したとき、その罪責が誠に重大であつて、罪刑の均衡の見地からも一般予防の見地からも極刑がやむをえないと認められる場合には、死刑の選択も許される。二・先の犯行の発覚をおそれ、あるいは金品の強取するため、残虐、執拗あるいは冷酷な方法で、次々に四人を射殺し、遺族の被害感情も深刻である等の不利な情状(判文参照)のある本件においては、犯行時の年齢(一九歳余)、不遇な生育歴、犯行後の獄中結婚、被害の一部弁償等の有利な情状を考慮しても、第一審の死刑判決を破棄して被告人を無期懲役に処した原判決は、甚だしく刑の量定を誤つたものとして破棄を免れない。”。 - 永山則夫連続射殺事件(被告人:永山則夫)の上告審判決。後に「永山基準」と呼ばれる死刑適用基準が明示された。
死刑事件全般関連の文献(判例集)
- 『最高裁判所裁判集 刑事 平成23年1月 - 3月』第303号、最高裁判所、2011年。
- 『最高裁判所裁判集 刑事 平成23年4月 - 10月』第304号、最高裁判所、2011年。
- 『最高裁判所裁判集 刑事 平成23年11月』第305号、最高裁判所、2011年。
- 村野薫『死刑はこうして執行される』(第1刷発行)講談社〈講談社文庫〉、2006年1月15日、141-142頁。ISBN 978-4062753043。
個別事件関連の書籍(加害者・被害者などの手記を含む)
- 熊谷徳久『奈落-ピストル強盗殺人犯の手記-』(初版第一刷発行)展望社(発行人:唐澤明義)、2006年11月14日。ISBN 978-4885461675 。 - 渋谷駅駅員銃撃事件(2004年)の加害者(2011年に死刑確定 / 2013年に死刑執行)による著書
- 鈴木智彦『全員死刑 大牟田4人殺害事件「死刑囚」獄中手記』(初版第1刷発行)小学館〈小学館文庫〉、2017年11月12日。ISBN 978-4094064759。 - 大牟田4人殺害事件の加害者次男による獄中手記
- 堀慶末 著、(発行人:深田卓) 編『鎮魂歌(レクイエム)』(第1刷発行)インパクト出版会、2019年5月25日。ISBN 978-4755402968。 - 碧南市パチンコ店長夫婦殺害事件・闇サイト殺人事件に関与した加害者(2019年に死刑確定)による著書
アムネスティ・インターナショナルからの報告書
- “「今日が最期の日?」 日本の死刑 <仮訳版>” (PDF). 国際人権NGO アムネスティ日本 AMNESTY. アムネスティ・インターナショナル (2006年7月7日). 2020年5月17日閲覧。
- “首に掛けられたロープ 日本における精神衛生と死刑 アムネスティ・インターナショナル報告書” (PDF). 国際人権NGO アムネスティ日本 AMNESTY. アムネスティ・インターナショナル (2013年10月16日). 2020年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月17日閲覧。
日本弁護士連合会などによる資料
- 福岡県弁護士会 会長 作間功, 人権擁護委員会 委員長 斉藤芳朗 (2018年2月22日). “福岡拘置所 御中 勧告書” (PDF). 福岡県弁護士会. 2022年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月12日閲覧。 - 大牟田4人殺害事件で2011年11月8日に死刑が確定し、福岡拘置所に収監されている死刑確定者IT(KS・KM夫妻の次男でKTの弟、松ヶ根部屋の元力士「三池山」)が同拘置所に対し、養子縁組相手に対する信書の発信許可を求めたところ、同書がそれを不許可にしたことなどに対し、福岡県弁護士会が今後、不許可としないように勧告を出した際の文書。同書では、当該死刑囚 (IT) の兄 (KT) が死刑確定者として大阪拘置所に収監されている旨についても言及されている。
- 「第2節 日弁連が支援している再審事件の現状 > 1 日弁連が支援している再審事件」『弁護士白書 2020年版』日本弁護士連合会、2021年2月26日、196-198頁。ISBN 978-4902873191。オリジナルの2021年4月9日時点におけるアーカイブ 。2021年4月9日閲覧。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・江頭純二・菊池さよ子・菊田幸一・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:フォーラム90実行委員会・国分葉子) 編『あなたも死刑判決を書かされる 21世紀の徴兵制・裁判員制度 年報・死刑廃止2007』(第1刷発行)インパクト出版会、2007年10月13日。ISBN 978-4755401800 。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・江頭純二・菊池さよ子・菊田幸一・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:フォーラム90・死刑廃止のための大道寺幸子基金・「光市事件」報道を検証する会・国分葉子・深瀬暢子・中井厚) 編『犯罪報道と裁判員制度 年報・死刑廃止2008』(第1刷発行)インパクト出版会、2008年10月20日。ISBN 978-4755401923 。
- 死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90 著、(編集委員:可知亮、国分葉子、高田章子、中井厚、深瀬暢子、安田好弘、深田卓 / 協力=福島みずほ事務所、死刑廃止のための大道寺幸子基金) 編『死刑囚90人 とどきますか、獄中からの声』(発行)インパクト出版会、2012年5月23日。ISBN 978-4755402241 。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・可知亮・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90・死刑廃止のための大道寺幸子基金・深瀬暢子・国分葉子・岡本真菜) 編『ポピュリズムと死刑 年報・死刑廃止2017』(第1刷発行)インパクト出版会、2017年10月15日。ISBN 978-4755402807 。
- 年報・死刑廃止編集委員会『オウム死刑囚からあなたへ 年報・死刑廃止2018』インパクト出版会、2018年10月25日。ISBN 978-4755402883 。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・可知亮・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90・死刑廃止のための大道寺幸子基金・深瀬暢子・国分葉子・岡本真菜) 編『オウム大虐殺 13人執行の残したもの 年報・死刑廃止2019』(初版第1刷発行)インパクト出版会、2019年10月25日。ISBN 978-4755402982 。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・可知亮・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90・死刑廃止のための大道寺幸子基金・深瀬暢子・国分葉子・岡本真菜) 編『コロナ禍のなかの死刑 年報・死刑廃止2020』(第1刷発行)インパクト出版会、2020年10月10日。ISBN 978-4755403064 。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・可知亮・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90、死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金、深瀬暢子・国分葉子・岡本真菜) 編『アメリカは死刑廃止に向かうか 年報・死刑廃止2021』(第1刷発行)インパクト出版会、2021年10月10日。ISBN 978-4755403132。 NCID BC10317158。国立国会図書館書誌ID:031703858 。
- 年報・死刑廃止編集委員会 著、(編集委員:岩井信・可知亮・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90、死刑廃止のための大道寺幸子・赤堀政夫基金、深瀬暢子・国分葉子・岡本真菜) 編『加藤智大さんの死刑執行 年報・死刑廃止2022』(第1刷発行)インパクト出版会、2022年10月10日。ISBN 978-4755403248。 NCID BC17102998。国立国会図書館書誌ID:032411605・全国書誌番号:23787981 。