小千谷市

新潟県の市
小千谷から転送)

小千谷市(おぢやし)は、新潟県中越地方に位置するである。錦鯉の養殖や小千谷縮片貝まつり正四尺玉花火などで知られる。

おぢやし ウィキデータを編集
小千谷市
小千谷市旗 小千谷市章
小千谷市旗
1984年8月11日制定
小千谷市章
1954年8月11日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
市町村コード 15208-1
法人番号 4000020152081 ウィキデータを編集
面積 155.19km2
総人口 32,022[編集]
推計人口、2024年12月1日)
人口密度 206人/km2
隣接自治体 長岡市魚沼市十日町市
市の花 スイセン
市の魚 錦鯉
小千谷市役所
市長 宮崎悦男
所在地 947-8501
新潟県小千谷市城内二丁目7番5号
北緯37度18分52秒 東経138度47分42秒 / 北緯37.31436度 東経138.79508度 / 37.31436; 138.79508座標: 北緯37度18分52秒 東経138度47分42秒 / 北緯37.31436度 東経138.79508度 / 37.31436; 138.79508
小千谷市役所庁舎
小千谷市役所庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

小千谷市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

地図
市庁舎位置
ウィキプロジェクト

概要

編集
 
信濃川左岸側、片持ち式アーケードが架かる本町通り(国道291号)。
中央部には消雪パイプが整備されている。
 
小千谷市中心部周辺の空中写真。左岸側に西小千谷駅(当時)、右岸側に小千谷駅がある。
1976年撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

新潟県のほぼ中央、越後平野の南端にあり、中越地方に属している。隣接する十日町市とともに、魚沼地域の中ではいち早く市制施行し(昭和の大合併時)、国や県の出先機関が置かれるなど、主に北魚沼地域の行政・経済の中心として発展してきた。現在、都市圏では長岡都市圏に属しており、長岡市ベッドタウンの機能も有している。

信濃川河岸段丘上(特に旭橋を中心とした信濃川両岸)に中心市街地が発達してきたほか、北部の片貝地区においても小規模な市街地が形成されている。 1990年代に入ってからは店舗の郊外化が顕著となり、2000年代以降は信濃川左岸地域の郊外が商業地域として機能しつつある。

市名の「小千谷」は、千谷郷の中にある小千谷に由来する説や、沢の落ち合う所や低湿地という意味の「落ち」が転じて「おぢ」となった説がある。

毎年9月に片貝地区で行われる浅原神社例大祭(片貝まつり)の花火大会は、世界一の大きさを誇る四尺玉の花火が上がることで有名である。

地理

編集
 
写真中央 小千谷市街地近郊を蛇行する信濃川

新潟県中部、越後平野と山間地域の接点に位置する。

南から信濃川が市内に入り、山本山にぶつかり蛇行し、一度南東の長岡市川口地域(旧川口町へ抜け魚野川と合流した後、再び市内に入り中心部を南北へ縦断する。西は頚城丘陵へ続く西山丘陵、南は魚沼丘陵へ、東は東山丘陵、北は越後平野へ続く平地が広がっている。市内は河岸段丘上にあるため、坂が多く、市街地のほぼ中央には船岡山がそびえる。また、小千谷近辺は山本山を中心に地面の隆起や褶曲が激しく、河岸段丘など特徴的な地形が多くみられる。市内の最高峰は、長岡市との境にある金倉山で581m。

三国街道(現国道17号)や善光寺街道(現国道117号)、高田街道などが通り、宿場町として栄えた。平野部と山間部の接点の役割を持ち、戦国時代には上杉謙信の関東出兵時の経由地、江戸時代には魚沼郡内で作られた小千谷縮は小千谷に集積され柏崎経由で大坂江戸に輸送した記録があるなど、交通・水運の要所として栄えた。

隣接している自治体

編集

気象

編集

全域が豪雪地帯対策特別措置法に基づく特別豪雪地帯に指定されており、積雪深が2 mを超えることもある[1]。市は克雪都市宣言をしており、消雪パイプも設置されているが、設置されていない道路もあり、雪の日は除雪車が活躍している。

歴史

編集

行政区域の変遷

編集
  • 1889年4月1日 - 市制・町村制がしかれ、小千谷町が単独町制施行して北魚沼郡小千谷町となる。同時に以下の村が成立。
    • 北魚沼郡
      • 城川村 ← 千谷川村、土川村、平沢新田、西千谷川村、時水村、藪川村、時水新田、藪川新田
      • 桜町村 ← 桜町村
      • 吉谷村 ← 東吉谷村、西吉谷村、四ッ子村
      • 山辺村 ← 山本村、谷内村、西中村、片貝村、池ヶ原村、池中新田、塩殿村
      • 千田村 ← 谷村、小粟
      • 川井村 ← 川井村、川井新田
      • 三仏生村 ← 三仏生村
      • 鴻野谷村 ← 巣村、坪村、山
      • 薭生村 ← 薭生村
      • 上川村 ← 相川村、武道窪村、荒谷村、牛ヶ島村、牛ヶ島新田
    • 三島郡
      • 片貝村 ← 片貝村、山屋村
      • 高梨村 ← 高梨村
    • 古志郡
      • 東山村 ← 南荷頃村、小栗山村、木沢村、塩谷村
      • 山谷沢村 ← 蛇村、滝村、渡村、猪村、犬茂村、黒田新田
      • 六日市村 ← 横渡村、浦柄村、六日市村、三俵野村、中潟村、妙見村、白岩村
    • 中魚沼郡
      • 岩沢村 ← 岩沢村、豊久新田
      • 真人村 ← 真人村
  • 1901年11月1日
    • 城川村、桜町村、鴻野谷村の一部(山谷)が合併して城川村となる。
    • 千田村、三仏生村鴻野谷村の残部(鴻巣、坪野)が合併して千田村となる。
    • 薭生村、上川村が合併して薭生村となる。
    • 片貝村、高梨村が合併して片貝村となる。
    • 六日市村、山谷沢村が合併して六日市村となる。
  • 1929年3月1日 - 薭生村大字薭生が小千谷町に編入。
  • 1942年4月1日 - 山辺村が小千谷町に編入。
  • 1943年4月1日 - 吉谷村が小千谷町に編入。
  • 1954年3月10日 - 小千谷町が城川村千田村を編入合併し、市制施行[2]
  • 1954年5月1日 - 北魚沼郡川井村を編入。
  • 1954年11月1日 - 古志郡東山村(木沢、峠を除く)、六日市村の横渡、浦柄を編入。
  • 1955年1月1日 - 中魚沼郡岩沢村真人村を編入。
  • 1955年3月31日 - 鴻巣町を三島郡片貝町(当時)へ分割。
  • 1956年3月31日 - 三島郡片貝町を編入。

通史

編集
旧石器時代〜弥生時代
  • 先土器時代 - 小粟田の館清水に人が住んでいたとみられ、縄文時代には三仏生地区や大平地区に遺跡がみられる。弥生時代になると、段丘上にある小千谷は稲作に不向きだったため、他の地へ移住したとみられる。
古代
中世
近世
明治時代
  • 1868年 - 「日本で最初の公立小学校」である「小千谷校」が開校する。ちなみに京都の番組小学校が設立されたのは1869年で小千谷校開校の翌年であるので、番組小学校が日本最初の小学校とする学説は間違いである。1967年10月には当時の文部省教科書調査官・目崎徳衛が「小千谷小学校が公立学校として日本一古い歴史を持つ学校であることは、諸調査より厳然たる事実である」と述べている[3]
  • 1868年(明治元年) - 小千谷民政局設置
  • 1870年(明治3年) - 小千谷県をつくろうとする動きがあったというが実現しなかった。
  • 1872年(明治5年) - 東小千谷に郵便取扱所ができる。
  • 1873年(明治6年) - 長岡警察署小千谷分署ができる。
  • 1887年(明治20年) - 旭橋開通。
  • 1887年(明治20年) - 越後札紙の生産がはじまった。
  • 1889年(明治22年) - 小千谷収税署ができる。
  • 1891年(明治24年) - 小千谷病院ができる。
  • 1902年(明治35年) - 時水で油田が発見された。石油は品質がよいものだった。しかし、1906年頃には石油が湧かなくなる。
  • 1904年(明治37年) - 塩殿発電所が完成し、小千谷に電灯が灯る。
  • 1908年(明治41年) - 魚沼橋開通。
  • 1911年(明治44年)9月14日 - 魚沼鉄道(後の国鉄魚沼線新来迎寺(後の来迎寺駅)~小千谷(後の西小千谷駅)間開通。
大正時代
  • 1920年(大正9年)4月-桑樹雪害試験場(国の委託事業「降雪と桑樹病傷害の関係試験」を実施するため)を開設。
  • 1920年(大正9年)11月1日 - 国鉄上越北線(現上越線宮内東小千谷開通。
  • 1921年(大正10年)8月5日 - 上越北線東小千谷~越後川口開通。
  • 1921年(大正10年) - 桑樹雪害試験場を新潟県桑樹試験場と改称。
  • 1922年(大正11年)6月15日 - 国鉄が魚沼鉄道を買収・国有化し魚沼軽便線と改称。
  • 1922年(大正11年)9月2日 - 軽便鉄道法廃止により国鉄魚沼軽便線を魚沼線に線名改称。
  • 1922年(大正11年) - 信濃川発電所の工事開始。(間もなく延期となる。)
昭和時代 (市制施行前)
  • 1927年(昭和2年) - 飯山線越後川口駅~十日町駅間開通。
  • 1931年(昭和6年)9月1日 - 上越線全通。
  • 1932年(昭和7年)7月15日 - 魚沼線小千谷駅を西小千谷駅名改称。(東小千谷駅が改称されるまでの約2週間「小千谷」駅は存在しなかった。)
  • 1932年(昭和7年)8月1日 - 上越線東小千谷駅を小千谷駅に改称。
  • 1931年(昭和6年)1月9日 - 小粟田原に中越飛行場がつくられる[4]
  • 1934年(昭和9年) - 明治神宮スキー大会が山本山で行われる。
  • 1937年(昭和12年) - 魚沼病院ができる。
  • 1942年(昭和17年) - 北魚沼郡地方事務所が小千谷に置かれる。
  • 1947年(昭和22年) - 小千谷簡易裁判所が置かれた。
  • 1948年(昭和23年) - 信濃川発電所の本格工事が開始される。
  • 1949年(昭和24年)2月 -新潟県桑樹試験場を国に移管し、蚕糸試験場附属小千谷桑園とした。
  • 1950年(昭和25年) - 新潟県立小千谷高等学校開校。
  • 1950年(昭和25年) - 国立小千谷療養所ができる。
  • 1951年(昭和26年) - 信濃川発電所が発電開始。
昭和時代 (市制施行後)
  • 1954年(昭和29年)8月1日 - 国鉄魚沼線(西小千谷駅~来迎寺駅)開通。
  • 1955年(昭和30年) - 小千谷縮が国の重要無形文化財に指定される。
  • 1955年(昭和30年) - 三仏生遺跡で縄文土器が発掘される。
  • 1956年(昭和31年) - 大平遺跡で縄文時代の住居が発掘される。
  • 1969年(昭和44年) - 小千谷市役所の新庁舎完成。
  • 1970年(昭和45年)1月22日 -飯山線越後岩沢駅 - 内ケ巻駅間にあった高場山トンネル地すべりにより崩落。その後ルートを山の奧側に変更し、同年11月29日に新しいトンネル(新高場山トンネル)が開通した。
  • 1971年(昭和46年) - 大平遺跡で縄文時代の炉が発掘される。
  • 1973年(昭和48年) - 小千谷市川口町衛生組合時水清掃工場ができる。
  • 1973年(昭和48年) - 小千谷市民会館が開館。
  • 1978年(昭和53年) - 牛の角突きが国の重要無形民俗文化財に指定される。
  • 1978年(昭和53年) - 小千谷市立図書館が開館。
  • 1985年(昭和60年)9月10日 - 片貝まつり正四尺玉の打ち上げ成功。
  • 1982年(昭和57年)3月30日 - 関越自動車道越後川口~長岡間開通。
  • 1984年(昭和59年)3月31日 - 国鉄魚沼線廃止。
平成時代
 
新潟県中越地震で段差の出来た国道117号 - 山辺橋(2004年10月27日)
 
山本山より望む小千谷市街

人口

編集
 
小千谷市と全国の年齢別人口分布(2005年) 小千谷市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 小千谷市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
小千谷市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 44,581人
1975年(昭和50年) 44,375人
1980年(昭和55年) 44,963人
1985年(昭和60年) 44,204人
1990年(平成2年) 43,437人
1995年(平成7年) 42,494人
2000年(平成12年) 41,641人
2005年(平成17年) 39,956人
2010年(平成22年) 38,600人
2015年(平成27年) 36,498人
2020年(令和2年) 34,096人
総務省統計局 国勢調査より


行政

編集

歴代の市長

編集
暦順 氏名 就任年月日 退任年月日
初代 位下松五郎 1954年3月10日 1955年4月12日
2代 位下松五郎 1955年5月1日 1959年4月20日
3代 佐藤武 1959年5月1日 1963年4月29日
4代 佐藤武 1963年4月30日 1967年4月29日
5代 佐藤武 1967年4月30日 1971年4月29日
6代 佐藤武 1971年4月30日 1975年4月29日
7代 星野行男 1975年4月30日 1979年4月29日
8代 星野行男 1979年4月30日 1983年4月29日
9代 星野行男 1983年4月30日 1987年4月29日
10代 星野行男 1987年4月30日 1989年5月31日
11代 小出弘 1989年7月10日 1993年7月8日
12代 小出弘 1993年7月9日 1997年7月8日
13代 広井庄一 1997年7月9日 1998年10月28日
14代 関広一 1998年11月30日 2002年11月28日
15代 関広一 2002年11月29日 2006年11月28日
16代 谷井靖夫 2006年11月29日 2010年11月28日
17代 谷井靖夫 2010年11月29日 2014年11月28日
18-19代 大塚昇一 2014年11月29日 2022年11月28日
20代 宮崎悦男 2022年11月29日 現職

市役所

編集
  • 市役所
    • 小千谷市役所
  • 支所・連絡所
    • 片貝支所
    • 東山連絡所
    • 岩沢連絡所
    • 真人連絡所
    • 川井連絡所

行政組織

編集
  • 市長
    • 副市長
      • 総務課
      • 企画政策課
      • 税務課
      • 市民生活課
      • 社会福祉課(社会福祉事務所)
      • 保健福祉課
        • 健康センター
      • 農林課(農業委員会事務局)
      • 商工観光課
      • 建設課
      • ガス水道局
        • 下水道課
      • 消防課
    • 会計課
  • 教育委員会
    • 教育長
      • 学校教育課
      • 生涯学習スポーツ課
        • 図書館
  • 市議会(定数16[6])
    • 事務局

都市宣言

議会

編集

市議会

編集
  • 定数:16人
  • 任期:2019年5月1日 - 2023年4月30日
  • 議長:本田剛
  • 副議長:駒井和彦

衆議院

編集
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
米山隆一 54 無所属 79,447票
比当 泉田裕彦 59 自由民主党 60,837票
森民夫 72 無所属 36,422票

経済

編集
 
小千谷縮

産業

編集

このおかげ市内の多くの地域に都市ガスが引かれ、その供給事業を小千谷市ガス水道局が行っている。

 発電所はないが、東京電力信濃川電力所所在地である。

金融機関

編集

(小千谷市に支店を置くもの。証券会社、保険会社等を除く。)

姉妹都市・提携都市

編集
2004年5月12日災害時相互援助協定を締結(東京小千谷寮が同区内にあるため)。
2012年12月25日災害時相互援助協定を締結。
2012年12月26日災害時相互援助協定を締結。
2013年7月11日災害時相互援助協定を締結。

教育

編集
 
新潟県立小千谷高等学校

高等学校

編集

中学校

編集

小学校

編集

特別支援学校

編集
  • 小千谷市立総合支援学校

保育園

編集
  • 片貝保育園
  • 高梨保育園
  • すみれ保育園
  • 北保育園
  • 西保育園
  • わかば保育園
  • 南保育園
  • 東保育園
  • さくら保育園
  • 吉谷保育園
  • 岩沢保育園
  • 真人保育園
  • 東山保育園

幼稚園

編集
  • 小千谷幼稚園
  • つくし幼稚園
  • ひばり幼稚園

その他施設

編集
  • わんパーク

施設

編集
 
小千谷市立図書館

病院

編集

スポーツ施設

編集

文化施設

編集

衛生施設

編集
  • 時水清掃工場
  • クリーンスポット大原

交通

編集
 
国道291号とJR小千谷駅

鉄道路線

編集
新幹線

市域はJR上越新幹線の沿線だが、市内に駅はない。市域はほとんどの区間が魚沼トンネル、妙見トンネルで通過しており、浦柄地区に数百メートルだけ地上区間があるがスノーシェルターで覆われているため新幹線の車窓から小千谷市の風景は見えない。新幹線を利用する場合は越後湯沢駅浦佐駅長岡駅のいずれかで乗り換える。

在来線

市域はJR上越線の沿線となっている。また南部はJR飯山線の沿線となっており、市内には計3つの駅がある。

東日本旅客鉄道 (JR東日本)
廃線

西小千谷駅からJR信濃川発電所への資材運搬専用線、さらには十日町市千手方面まで延伸する計画があり、一部線路が敷設されたが、関東大震災などの影響によって中止になった。

高速バス

編集

一般路線バス

編集

越後交通が運行しており、小千谷-川口-小出線のみ地域子会社の南越後観光バスが担当する。以下の情報は#外部リンクの「小千谷市公共交通マップ」(平成31年4月版)に基づく。

市内路線
  • 循環線 小千谷総合病院~本町~小千谷駅~ちぢみの里~市役所~小千谷総合病院(内回り・外回り各4本)
郊外路線

小千谷車庫、小千谷駅前小千谷インター小千谷総合病院等を起点に、長岡十日町小出小国方面に運行している。以前は山古志方面にも運行していたが利用者減により区間廃止となり、岩間木にて山古志コミュニティバス「クローバーバス」へ乗り換える必要がある。 長岡方面は2本の路線があり、どちらも主に朝夕は約20分~30分間隔、昼間は約60分間隔で運行している(一部昼間に90分以上空く時間帯がある)。十日町方面も2本の路線があり、JR飯山線より本数が多い。

  • 十日町 - 小千谷 - 長岡駅前 線 ※小千谷インター - 長岡駅前の区間便もある
  • (急行)小千谷車庫前 - 片貝 - 来迎寺 - 長岡駅前 線
  • 小千谷車庫前 - 三仏生 - 北五辺(池津) ※平日のみ3往復運行
  • 小千谷 - 浦鞆 - 岩間木 - 塩谷線 ※1日4往復。岩間木までの区間便あり
  • 小千谷 - 川西 - 十日町線 ※直通は1日6往復。区間便あり
  • 小千谷車庫前 - 小国線 ※1日4往復
  • 小千谷 - 川口 - 小出線 ※1日8往復

コミュニティバス・乗合タクシー

編集
  • 池の平線乗合タクシー
  • 北山線乗合タクシー
  • 岩沢地区コミュニティバス

このほか、長岡市山古志地域のコミュニティバス「クローバーバス」が岩間木にて越後交通の路線バスと接続する[11]

タクシー

編集
  • 小千谷タクシー
  • 中央タクシー

道路

編集
 
新潟県道49号小千谷十日町津南線(寺町通り)
高速道路
関越自動車道
小千谷インターチェンジ小千谷バスストップ - 山谷パーキングエリア- 片貝バスストップ

また、南部では長岡市(川口地区)との市境近くにある越後川口IC、片貝地区では長岡市の長岡南越路SICが最寄りである。

一般国道
国道17号小千谷バイパス
国道117号西小千谷バイパス千谷バイパス
国道291号
国道351号旭町バイパス
国道403号
主要地方道
一般県道
信濃川に架かる橋
魚沼橋
川井大橋
山本山大橋
旭橋
小千谷大橋
越の大橋 (対岸は長岡市)
バイパス道路
小千谷バイパス
西小千谷バイパス
旭町バイパス
千谷バイパス
片貝バイパス

道の駅

編集

名所・旧跡・観光

編集
 
山本山高原ひまわり畑
 
池ケ原のはさ木越後三山(2019年2月)

長岡市山古志地域と跨る「二十村郷」と呼ばれる地域には棚田棚池が分布する景観が広がり、「雪の恵みを活かした稲作・養鯉システム」として日本農業遺産にも認定されている[5][12]農家民宿・農家民泊によるグリーンツーリズムも行われている[13]

社寺

編集

史跡

編集

観光施設・レジャー施設

編集

自然

編集

文化・名物

編集

祭り

編集
 
おぢやまつりの花火
 
おぢや風船一揆の夜間イベント(バルーングローと花火)
 
ほんやら洞

習俗

編集

小千谷市指定文化財一覧も参照。

名産品

編集

著名な出身者

編集

電話局番

編集
  • 市内全域の市外局番は隣接する長岡市と同様に<0258>であるが、市内局番は地域により異なる。
    • 西小千谷・東小千谷・千田地区・高梨町:81・82・83 (小千谷局)
    • 片貝地区(高梨町を除く):84 (片貝局)
    • 岩沢・真人地区:86 (越後岩沢局)
    • 川井地区:89 (越後川口局) ※隣接する長岡市川口地域(旧・川口町)と同じ番号である。
    • 東山地区:59 (竹沢局) ※隣接する長岡市山古志地域(旧・山古志村)と同じ番号である。

脚注

編集
  1. ^ 新潟県の雪情報:降積雪の資料”. 新潟県. 2024年6月16日閲覧。
  2. ^ 湯浅聖一(2014年3月17日). “小千谷市:市制60周年記念式典 市民ら350人”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  3. ^ 小千谷小学校公式ホームページ|小千谷小学校の歴史”. 2011年11月27日閲覧。
  4. ^ 「逓信省告示第46号」『官報』1936年1月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ a b 旅する農業遺産 雪の恵みを活かした稲作・養鯉システム」(PDF)『aff』第638号、農林水産省、2024年4月、25頁。 
  6. ^ 小千谷市議会議員定数条例”. 小千谷市. 2019年5月8日閲覧。
  7. ^ 十日町市とともに商標登録している。
  8. ^ 小千谷市民学習センターの愛称を募集します」(PDF)『市報おぢや』第853号、小千谷市、2008年7月、2-3頁。 
  9. ^ 市民学習センターが開館しました 愛称は「楽集館」に決定!」(PDF)『市報おぢや』第854号、小千谷市、2008年8月、6頁。 
  10. ^ 中越メモリアル回廊 おぢや震災ミュージアム そなえ館 10月23日オープン!」(PDF)『市報おぢや』第891号、小千谷市、2011年9月、10頁。 
  11. ^ 令和2年4月1日よりクローバーバスの時刻が改定になります”. NPO法人中越防災フロンティア (2020年3月27日). 2020年9月5日閲覧。
  12. ^ 二十村郷ガイドマップ”. 新潟県長岡地域振興局 企画振興部. 2024年6月16日閲覧。
  13. ^ 都会の子どもたち 農家に民泊」(PDF)『市報おぢや』第866号、小千谷市、2009年8月、2-9頁。 
  14. ^ a b c d e f 小千谷市観光ガイドブック 2019年5月改訂”. 小千谷観光協会. 2021年5月3日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集
行政
観光
地図