大字野面
福岡県北九州市八幡西区の地名
大字野面(おおあざのぶ)は、福岡県北九州市八幡西区の大字。住居表示未実施。郵便番号は807-1262。
大字野面 | |
---|---|
北緯33度46分37.34秒 東経130度44分23.03秒 / 北緯33.7770389度 東経130.7397306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1889年(明治22年)4月1日 |
人口 | |
• 合計 | 676人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
807-1262[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の南端に位置し、西は木屋瀬東、北は真名子・大字楠橋・楠橋南・楠橋西・野面・金剛・大字金剛、東は大字笹田・星ケ丘に接し、南は直方市に接する。北東部には大字金剛の飛び地がある。
河川
編集湖沼
編集- 古賀池
地域の特徴
編集かつて鞍手郡野面村と呼ばれていた地域のうち、住居表示されずに残った地域である。町域の西縁を国道200号現道が南北に、東部を国道200号直方バイパスが南北に、北部を九州自動車道が東西に走る。直方バイパスは、北東端の八幡インターチェンジにて九州自動車道に接続する。また町域の南部を西流したのち北流する五反田川が、町域の北端近くを西流する笹尾川に合流する。町域の半分ほどを水田などの農地が占め、中央部と南部に林が残る。北九州市立木屋瀬中学校、杉の子保育園、北九州農業協同組合木屋瀬支店などがある。
歴史
編集地名の由来
編集鞍手郡野面村より。古くは野夫、野母とも書いた[4]。町内の深田公園付近には大字野面の字、深田があった。
沿革
編集- 1878年(明治11年)11月1日 - 郡区町村編制法の福岡県での施行により、行政区画としての鞍手郡が発足。鞍手郡野面村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、木屋瀬村、野面村、笹田村、金剛村の4村が合併し、木屋瀬村が発足。野面村は木屋瀬村大字野面となる。
- 1898年(明治31年)9月2日 - 木屋瀬村が町制施行し木屋瀬町が発足。木屋瀬村大字野面は木屋瀬町大字野面となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 木屋瀬町が八幡市に編入。木屋瀬町大字野面は八幡市大字野面となる。
- 1963年(昭和38年)2月1日 - 八幡市、戸畑市、小倉市、若松市、門司市の5市が合併し、北九州市が発足。八幡市大字野面は北九州市八幡区大字野面となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 北九州市が政令指定都市に指定され、八幡区、戸畑区、小倉区、若松区、門司区の5区を設置。北九州市八幡区大字野面は北九州市八幡区大字野面となる。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、北九州市八幡西区大字野面となる[5]。
- 1988年(昭和63年)6月1日 - 大字野面の一部が楠橋南二丁目になる[6]。
- 1989年(平成元年)6月1日 - 大字野面の一部が楠橋南三丁目、野面一丁目 - 二丁目、金剛三丁目 - 四丁目になる[7]。
- 1995年(平成7年)6月1日 - 大字野面の一部が星ケ丘六丁目 - 七丁目になる[8]。
- 2002年(平成14年)6月1日 - 大字野面の一部を星ケ丘七丁目に編入する[9]。
- 2020年(令和2年)8月1日 - 大字野面の一部が木屋瀬東一丁目 - 四丁目になる[10]。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
大字野面 | 359世帯 | 676人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 1,494人 | [11] | |
2000年(平成12年) | 1,485人 | [12] | |
2005年(平成17年) | 1,518人 | [13] | |
2010年(平成22年) | 1,471人 | [14] | |
2015年(平成27年) | 1,534人 | [15] | |
2020年(令和2年) | 807人 | [16] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 470世帯 | [11] | |
2000年(平成12年) | 499世帯 | [12] | |
2005年(平成17年) | 541世帯 | [13] | |
2010年(平成22年) | 534世帯 | [14] | |
2015年(平成27年) | 554世帯 | [15] | |
2020年(令和2年) | 327世帯 | [16] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[17]。
大字 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
大字野面 | 1 - 230番地,281 - 311番地,361 - 998番地, 1000 - 1646番地,1648 - 1663番地,1693番地1, 1717 - 1742番地,2003番地以上 |
北九州市立木屋瀬小学校 | 北九州市立木屋瀬中学校 |
1675 - 1687番地,1811 - 1896番地,1928番地 | 北九州市立星ヶ丘小学校 |
交通
編集バス
編集運行事業者 | 停留所 | 系統 |
---|---|---|
西鉄バス筑豊 | 山浦 | 急行 |
上新縄手 | ||
おでかけ交通 (運行:第一観光バス) |
農協前 | |
深田 |
道路
編集- 九州自動車道
- 国道200号(現道)
- 国道200号(直方バイパス)
施設
編集公共施設
編集- 栄町公民館
教育施設
編集- 北九州市立木屋瀬中学校
金融機関
編集- JA北九 木屋瀬支店
社会福祉施設
編集- 杉の子保育園
公営住宅
編集- 市営木屋瀬東団地
- 市営栄町団地
- 市営野面南団地
公園
編集- 野面浮洲公園
- 深田公園
- 六田公園
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2023年7月24日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年7月24日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 40.福岡県』角川書店、1988年、1055頁。ISBN 4040014006。
- ^ “北九州市政だより 昭和47年4月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 昭和63年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 平成元年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 平成7年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “北九州市政だより 平成14年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “北九州市公報 第4649号”. 北九州市役所. 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2022年5月11日). 2022年6月18日閲覧。