真名子
福岡県北九州市八幡西区の地名
真名子(まなご)は福岡県北九州市八幡西区の地名。真名子一丁目から二丁目の町がある。住居表示実施済み。郵便番号は807-1144。
真名子 | |
---|---|
北緯33度47分10.5秒 東経130度43分43.46秒 / 北緯33.786250度 東経130.7287389度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 福岡県 |
市町村 | 北九州市 |
区 | 八幡西区 |
町名制定 | 1988年(昭和63年)6月1日 |
人口 | |
• 合計 | 774人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
807-1144[2] |
市外局番 | 093(北九州MA)[3] |
ナンバープレート | 北九州 |
地理
編集八幡西区の南西端に位置し、北に楠橋下方,北東に楠橋東,東に楠橋南,南に大字野面,西に木屋瀬と接する。
河川
編集地域の特徴
編集町域の西縁を笹尾川が北流し、真名子橋から町域に入った県道280号植木上上津役線が並行して走る。北西縁には筑豊電気鉄道線が走る。町域の東から西流する払川が、町域の北東から南流する宮田川と合流、さらに西流して笹尾川に注ぐ。北部をこれらの川を跨いで山陽新幹線の高架が横断する。また、町域のほぼ中央を長崎街道が横断する。町域の中央部に若干の勾配はあるが、ほぼ平坦な地形の住宅地。北部には水田が残る。
一丁目に楠橋保育所,北九州市立楠橋児童館,北九州市立楠橋中央集会所,真名子公民館、二丁目に社会福祉法人 絆の会,ミスターマックス 八幡西店などがある。
歴史
編集古くは黒田藩営のたたら場があり、真名子鉄山と呼ばれていた[4]。また、周囲には木屋瀬炭鉱の鉱山が多くあり、石炭を輸送する目的として開業した鞍手軽便鉄道の真名子駅(後に木屋瀬駅へ改称)があった。木屋瀬駅は筑豊電気鉄道の木屋瀬駅とは無関係であり、現在の楠橋駅から南へ約200mの地点にあった。
地名の由来
編集大字楠橋の字、真名子より。
沿革
編集町名の変遷
編集実施内容 | 実施年月日 | 実施後 | 実施前 |
---|---|---|---|
町名新設 住居表示 |
1988年(昭和63年)6月1日 | 真名子一丁目 | 大字楠橋,大字木屋瀬の各一部[5][6] |
真名子二丁目 | 大字楠橋,大字木屋瀬の各一部[5][6] |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月31日現在(北九州市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
真名子一丁目 | 198世帯 | 340人 |
真名子二丁目 | 230世帯 | 434人 |
計 | 428世帯 | 774人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 643人 | [7] | |
2000年(平成12年) | 675人 | [8] | |
2005年(平成17年) | 682人 | [9] | |
2010年(平成22年) | 587人 | [10] | |
2015年(平成27年) | 750人 | [11] | |
2020年(令和2年) | 772人 | [12] |
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 229世帯 | [7] | |
2000年(平成12年) | 244世帯 | [8] | |
2005年(平成17年) | 255世帯 | [9] | |
2010年(平成22年) | 236世帯 | [10] | |
2015年(平成27年) | 325世帯 | [11] | |
2020年(令和2年) | 366世帯 | [12] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[13]。
町 | 街区 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
真名子一丁目 | 全域 | 北九州市立楠橋小学校 | 北九州市立香月中学校 |
真名子二丁目 | 全域 |
交通
編集バス
編集運行事業者 | 停留所 | 系統 |
---|---|---|
おでかけ交通 (運行:第一観光バス) |
真名子 |
道路
編集- 県道280号植木上上津役線
施設
編集公共施設
編集- 北九州市立楠橋中央集会所
- 真名子公民館
商業施設
編集社会福祉施設
編集- 楠橋保育所
- 北九州市立楠橋児童館
- 社会福祉法人 絆の会
公園
編集- 楠橋中公園
- 真名子2号公園
- 真名子北公園
脚注
編集- ^ a b “北九州市の人口(町別)#八幡西区” (XLS). 北九州市 (2024年4月19日). 2024年8月10日閲覧。
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2024年2月18日閲覧。
- ^ 向井義郎,潮見浩『たたら研究』 15号、広島大学文学部考古学研究室内 たたら研究会、1969年3月31日、40頁。
- ^ a b c “北九州市政だより 昭和63年6月1日版”. 北九州市広報室広報課. 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b c “自治省告示第31号”, 官報 (国立印刷局) 第583号, (1991-03-02)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年7月17日閲覧。
- ^ “北九州市立小学校・中学校 通学区域検索”. 北九州市教育委員会 総務部企画調整課 (2023年12月20日). 2024年2月18日閲覧。