三重中京大学(みえちゅうきょうだいがく、英語: Mie Chukyo University)は、三重県松阪市久保町1846に本部を置いていた日本私立大学である。1982年に設置され、2013年に廃止された。大学の略称は三重中京大。 2013年(平成25年)12月18日の文部科学省認可をもって閉学した[1]

三重中京大学
三重中京大学正門
三重中京大学正門
大学設置/創立 1982年
廃止 2013年
学校種別 私立
設置者 学校法人梅村学園
本部所在地 三重県松阪市久保町1846
キャンパス キャンパス(三重県松阪市)
学部 現代法経学部
研究科 政策科学研究科
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大学の特徴

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建学の精神

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建学の精神は「学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ」[2]と要約されており、これは学校法人梅村学園の源流である中京商業学校の創立者の理念に基づくものであった。

教育理念

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松阪大学の初代学長となった梅村淸明は、学校法人梅村学園の建学の精神に則り「学術の場では学術の研鑽とともにジェントルマンシップ、レディシップを醸成陶冶する」[3]と述べ、体得すべき4項目を列挙しており、これが教育理念となっていた。

教育および研究

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社会科学系で単一学部の大学[4]である点を特徴として挙げていた。また、学生教職員の数が比較的少ないことから「小規模大学」[4]であるとし、大学の規模が小さい点を生かしてきめ細かい教育指導の実現を図ることで「教育型の大学」[4]を目指すとしていた。また、大学の立地条件については「非大都市圏の大学」[4]であるとし、地元密着を進めるとともに、地域社会研究所などを地域のシンクタンク的存在にするとしていた[4]

沿革

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  • 1982年昭和57年) - 松阪大学として開学する。三重県初の社会科学系の大学として、政治経済学部政治経済学科が設置された。
  • 1987年(昭和62年) - 教職課程が設置される。
  • 1997年平成9年) - 大学院政策科学研究科修士課程が設置される。
  • 1998年(平成10年) - 政治経済学部に地域経営学科が開設される。
  • 1999年(平成11年) - 大学院政策科学研究科に博士課程が設置される。
  • 2000年(平成12年) - 政治経済学部が政策学部、政治経済学科が政策学科に名称変更される。
  • 2005年(平成17年) - 校名が三重中京大学に変更されるとともに、政策学部が現代法経学部に名称変更される。
  • 2007年(平成19年) - 教職課程を2007年度(平成19年度)入学生から廃止する。
  • 2009年(平成21年) - 2010年度(平成22年度)より学生募集停止を発表する。
  • 2013年(平成25年) - この時点で在籍していた学生が9月で全員卒業。同年12月18日(文部科学省認可日)をもって閉学した[1]

キャンパスの所在地

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三重県松阪市久保町1846に所在していた。また、三重中京大学短期大学部も同キャンパス内に併設されていた。閉学後建物は解体され[5]、跡地に三重県立松阪あゆみ特別支援学校が2018年(平成30年)4月に開校した[6]

教育および研究

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学部

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  • 現代法経学部
    • 現代法経学科

大学院

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短期大学部

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附属機関

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  • 図書館
  • 地域社会研究所
  • KCDC(キッズ・カルチャー・デザイン・センター)

学園祭

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学園祭の名称は、「松鈴祭」から「SHOREI祭」「MCU祭」を経て「三重中京祭」と変遷した。

招待された主なゲスト

大学関係者

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教職員一覧

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学生OB一覧

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交通アクセス

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系列校

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附属学校

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脚注

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  1. ^ a b 三重中京大学”. 三重中京大学. 2014年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月26日閲覧。
  2. ^ 「『学術とスポーツの真剣味の殿堂たれ』」『建学の精神 三重中京大学』三重中京大学。
  3. ^ 「〜時空を超えた教育理念〜」『建学の精神 三重中京大学』三重中京大学。
  4. ^ a b c d e 「三重中京大学(松阪市久保町1846)」『三重中京大学 三重中京大学』三重中京大学。
  5. ^ 松阪市議会正副議長室から
  6. ^ 「松阪の支援校完成 4月開校 玉城の児童半数転校へ」中日新聞2018年2月17日付朝刊、広域三重15ページ
  7. ^ 11月7日に大学祭「MCU祭2009」を開催しました。ご来場ありがとうございました。(三重中京大学公式サイト、2009年12月3日閲覧。)

公式サイト

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