グランドスラム・オブ・カーリング

ワールドカーリングツアーにおける最高峰の大会シリーズ

グランドスラム・オブ・カーリング: Grand Slam of Curling)は、カナダで毎年開催されているワールドカーリングツアーにおける最高峰のカーリング大会シリーズ(チャンピオンズシリーズ)である[1]。男子は2001-02年シーズン、女子は2006-07年シーズンより開催。

概要

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男子は2001–02年シーズン、女子は2006–07年シーズンより開催され、賞金総額も最低10万カナダドルと高額の賞金が設定されている。歴史の古いマスターズナショナルカナディアン・オープンプレーヤーズ選手権の4大会は「メジャー」とも呼ばれる。また、ツアーチャレンジチャンピオンズカップは他の大会と異なる独自のフォーマットで開催。グランドスラム各大会のみの総合成績の最上位チームには「グランドスラムカップ」が授与される。

世界チームランキング上位のみしか出場出来ないため、国・地域で1代表の冬季オリンピック世界選手権より出場チームのレベルが高く、優勝するのは非常に難しいと言われている。

日本ではあまり馴染みがなかったが、2018年平昌オリンピックで銅メダルを獲得した女子カーリング日本代表LS北見(現:ロコ・ソラーレ)がオリンピック後最初の国際大会である2018年プレーヤーズ選手権に出場する事になり、大きな関心を集めた[2][3]

2023-24年シーズン現在、日本のカーリングチームはこれまで男女併せて6チームが出場しているが、予選を通過したのは3チームにとどまり、世界の高い壁をなかなか超えられなかったが、2019年マスターズで「Team Sayaka YOSHIMURA北海道銀行フォルティウス[注釈 1]が日本のカーリングチームで初めて決勝進出を果たし、2023年カナディアン・オープンでTeam Satsuki FUJISAWA(ロコ・ソラーレ)がアジアのカーリングチームで初めてグランドスラム優勝[4]という快挙を成し遂げた。

歴史

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長期間、カナダ選手権にスポンサーが付かない理由で賞金が発生しない事に不満[5]を持った、当時のカナダ国内上位20チームのうち18チーム(「オリジナル18」)は、2001年から2003年にかけてカナダ選手権をボイコットすることに同意し、グランドスラム(英語: Grand Slam略語: GS)を設立した[6]

2001–02年シーズンより、マスターズナショナルカナディアン・オープンプレーヤーズ選手権の4大会で開始[7]

2006–07年シーズンより、女子のプレーヤーズ選手権が開催。その他、既存の大会もGSとして指定されたが、認定とまではいかなかった[8]。また、このシーズンより従来の10エンド制から8エンド制に変更となる。

2012年、カナダのスポーツ専門サービス「Sportsnet」がGSの放映権を購入。それにより、チャンピオンシップラウンド以降はカナダ放送協会で放送される場合がある[9][10][11]

これまでGSとして認定されていなかった女子の大会が廃止(旧GS)となり、既存の男子GSに女性部門が追加された。そして、2014-15年シーズンにエリート10(当時は男子のみ)とツアーチャレンジ、2015-16年シーズンにチャンピオンズカップが新設される。2018-19年シーズンにエリート10の女子部門も新設され、初めて男女の大会数が同じになった。2019-20年シーズンにエリート10が廃止され、現在は男女とも6大会である。

現在のグランドスラム

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ツアーチャレンジ

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ティア1(1部)優勝は上段、ティア2(2部)優勝は下段に表示。

開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
2015   ケヴィン・クーイ英語版   シルヴァナ・ティリンツォーニ パラダイス英語版
  ジム・コッター英語版   ケリー・エイナーソン英語版
2016   ニクラス・エディン英語版   ヴァル・スウィーティング英語版 クランブルック英語版
  グレグ・バルスドン英語版   ジャクリーン・ハリソン英語版
2017   ブラッド・グシュー英語版   ヴァル・スウィーティング レジャイナ
  ジェイソン・ガンラグソン英語版   ケリー・エイナーソン
2018   ブラッド・ジェイコブズ英語版   レイチェル・ホーマン英語版 サンダーベイ
  カーク・マイヤーズ英語版   エレナ・シュテルン英語版
2019   ブラッド・ジェイコブズ   アンナ・ハッセルボリ ウェストヴィル・ロード英語版
  コリー・ドロップキン英語版   キム・ミンジ英語版
2020 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] グランド・プレーリー
2021 COVID-19の感染拡大の影響により延期 [13] グランド・プレーリー
2022   ニクラス・エディン   トレイシー・フルーリー英語版 グランド・プレーリー
  コリー・ドロップキン   クランシー・グランディ英語版
2023   ジョエル・レトルナス英語版   ジェニファー・ジョーンズ ナイアガラフォールズ
  ダニエル・キャスパー   金恩貞
2024 シャーロットタウン

ナショナル

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開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
2002   グレン・ハワード英語版 スーセントマリー
2003   マーティン・ファーランド英語版 ハンボルト英語版
2004(1月)   グレン・ハワード プリンス・アルバート
2004(11月)   ケビン・マーティン ハミルトン
2005   ウェイン・ミッドオー英語版 ポート・ホークスベリー英語版
2007(3月)   ケビン・マーティン ポート・ホークスベリー
2007(12月)   ケビン・マーティン ポート・ホークスベリー
2008   ウェイン・ミッドオー ケベック・シティー
2010(1月)   ブラッド・グシュー英語版 ゲルフ
2010(12月)   ケビン・マーティン ヴァーノン英語版
2012   グレン・ハワード ドーソン・クリーク
2013   ジェフ・ストートン英語版 ポート・ホークスベリー
2014(3月)   グレン・ハワード フォートマクマレー
2014(11月)   マイク・マキュウェン英語版 スーセントマリー
2015   ブラッド・グシュー   レイチェル・ホーマン英語版 オシャワ
2016   ブラッド・ジェイコブズ英語版   ケリー・エイナーソン英語版 スーセントマリー
2017   ブルース・マウアット英語版   ジェニファー・ジョーンズ スーセントマリー
2018   ロス・パターソン英語版   レイチェル・ホーマン コンセプション・ベイ・サウス英語版
2019   ブラッド・ジェイコブズ   アンナ・ハッセルボリ コンセプション・ベイ・サウス
2020 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] チェスターミア英語版
2021   ブラッド・グシュー   アンナ・ハッセルボリ チェスターミア
2022   ブラッド・グシュー   シルヴァナ・ティリンツォーニ ノースベイ
2023   ジョエル・レトルナス英語版   キム・ウンジ英語版 ピクトゥー・カウンティー英語版
2024 セントジョンズ

マスターズ

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開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
2002   ブルース・コルテ英語版 ガンダー
2003 (1月)   ケビン・マーティン サドバリー
2003 (12月)   ウェイン・ミッドオー英語版 サドバリー
2004   ジェフ・ストートン英語版 ハンボルト英語版
2006 (2月)   ランディ・ファービー英語版 セントジョンズ
2006 (12月)   グレン・ハワード英語版 ウォータールー
2008 (1月)   グレン・ハワード サスカトゥーン
2008 (11月)   グレン・ハワード ウォータールー
2009   グレン・ハワード ミシサガ
2010   マイク・マキュウェン英語版 ウィンザー
2011   グレン・ハワード スーセントマリー
2012   ケヴィン・クーイ英語版   レイチェル・ホーマン英語版 ブラントフォード
2013   グレン・ハワード   ヴァル・スウィーティング英語版 アボッツフォード
2014   ブラッド・グシュー英語版   レイチェル・ホーマン セルカーク英語版
2015   マイク・マキュウェン   レイチェル・ホーマン トルーロー英語版
2016   ニクラス・エディン英語版   アリソン・フラクシー英語版 オコトクス英語版
2017   ブラッド・グシュー   ジェニファー・ジョーンズ ロイドミンスター英語版
2018   ジョン・エッピング英語版   アンナ・ハッセルボリ トルーロー
2019   マット・ダンストン英語版   トレイシー・フルーリー英語版 ノースベイ
2020 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] サーニア
2021   ブルース・マウアット英語版   トレイシー・フルーリー オークビル
2022   ジョエル・レトルナス英語版   ケリー・エイナーソン英語版 オークビル
2023   ジョエル・レトルナス   レイチェル・ホーマン サスカトゥーン
2024 ゲルフ

カナディアン・オープン

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開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
2001   ウェイン・ミッドオー英語版 ウェインライト
2002   ケビン・マーティン サンダーベイ
2003   グレン・デスピン ブランドン
2005   ケビン・マーティン ウィニペグ
2006   ジェフ・ストートン英語版 ウィニペグ
2007(1月)   ケビン・マーティン ウィニペグ
2007(12月)   ケビン・マーティン ケベック・シティー
2009   グレン・ハワード英語版 ウィニペグ
2010   ケビン・マーティン ウィニペグ
2011(1月)   マイク・マキュウェン英語版 オシャワ
2011(12月)   マイク・マキュウェン キングストン
2012   グレン・ハワード ケロウナ
2013   ケヴィン・クーイ英語版 メディシンハット
2014   ブラッド・グシュー英語版   イブ・ミュアヘッド ヨークトン英語版
2015   ジョン・エッピング英語版   レイチェル・ホーマン英語版 ヨークトン
2017   ブラッド・グシュー   キャシー・シャイデガー英語版 ノース・バトルフォード英語版
2018   ペーター・デ・クルス英語版   チェルシー・キャリー英語版 カムローズ
2019   ブレンダン・ボッチャー英語版   レイチェル・ホーマン ノース・バトルフォード
2020   ブラッド・ジェイコブズ英語版   アンナ・ハッセルボリ ヨークトン
2021 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [12] ラスベガス
2022 COVID-19の感染拡大の影響により中止 [14] カムローズ
2023   ブレンダン・ボッチャー   藤澤五月 カムローズ
2024   ブルース・マウアット英語版   レイチェル・ホーマン レッドディア

プレーヤーズ・チャンピオンシップ

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開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
1993   ラス・ハワード英語版 カルガリー
1994   ケビン・マーティン カルガリー
1995(4月)   マレー・マッキーチャーン セルカーク英語版
1995(12月)   ウェイン・ミッドオー英語版 ジャスパー
1997   ラス・ハワード ウィニペグ
1998   ケビン・マーティン フォートマクマレー
1999   ウェイン・ミッドオー ウィニペグ
2000   ケビン・マーティン ウィニペグ
2001   ウェイン・ミッドオー カルガリー
2002   ウェイン・ミッドオー ストラスロイ=カラドック英語版
2003   ジェフ・ストートン英語版 ルドゥーク英語版
2004   ジョン・モリス英語版 セントジョンズ
2005   ケビン・マーティン セントジョンズ
2006   ランディ・ファービー英語版   ジェニファー・ジョーンズ カルガリー
2007   ケビン・マーティン   ジェニファー・ジョーンズ カルガリー
2008   グレン・ハワード英語版   アンバー・ホランド英語版 セントジョンズ
2009   ランディ・ファービー   ジェニファー・ジョーンズ グランド・プレーリー
2010   ケビン・マーティン   シェリル・バーナード英語版 ドーソン・クリーク
2011   ケビン・マーティン   ジェニファー・ジョーンズ グランド・プレーリー
2012   ジョン・エッピング英語版   ステファニー・ロートン英語版 サマーサイド
2013   グレン・ハワード   イブ・ミュアヘッド トロント
2014   ケビン・マーティン   ジェニファー・ジョーンズ サマーサイド
2015   ブラッド・ジェイコブズ英語版   イブ・ミュアヘッド トロント
2016   ブラッド・グシュー英語版   イブ・ミュアヘッド トロント
2017   ニクラス・エディン英語版   ジェニファー・ジョーンズ トロント
2018   ケヴィン・クーイ英語版   ジェイミー・シンクレア英語版 トロント
2019   ブレンダン・ボッチャー英語版   ケリー・エイナーソン英語版 トロント
2020 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [15] トロント
2021   ブルース・マウアット英語版   ケリー・エイナーソン カルガリー
2022   ブルース・マウアット   アンナ・ハッセルボリ トロント
2023   ケヴィン・クーイ   イザベラ・ヴラノー英語版 トロント
2024   ブラッド・グシュー   シルヴァナ・ティリンツォーニ トロント
2025 トロント

チャンピオンズカップ

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開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
2016   リード・カラザーズ英語版   ジェニファー・ジョーンズ シャーウッド・パーク英語版
2017   ブラッド・ジェイコブズ英語版   レイチェル・ホーマン英語版 カルガリー
2018   ブラッド・グシュー英語版   レイチェル・ホーマン カルガリー
2019   ブレンダン・ボッチャー英語版   シルヴァナ・ティリンツォーニ サスカトゥーン
2020 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響により中止 [15]
2021   ブルース・マウアット英語版   レイチェル・ホーマン カルガリー
2022   ブラッド・グシュー   ケリー・エイナーソン英語版 オールズ英語版
2023   ブレンダン・ボッチャー   レイチェル・ホーマン レジャイナ
2024 開催せず

過去のグランドスラム

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ソビーズスラム

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ノバスコシア州ニュー・グラスゴー英語版で過去3回開催。

開催年 優勝スキップ
2007 シェリー・ミッドオー英語版
2008 マリーフランス・ラルーシュ英語版
2009 開催せず
2010 ジェニファー・ジョーンズ

ウェイデン・トランス

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ブリティッシュコロンビア州アボッツフォードで過去3回開催。

開催年 優勝スキップ
2006 ステファニー・ロートン英語版
2007 ケリー・スコット
2008 ジェニファー・ジョーンズ

マニトバ・ロト

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マニトバ州ポーティジ・ラ・プレーリー英語版で過去8回開催。2014-15シーズンからグランドスラムのラインナップから削除され、マスターシリーズのひとつとなった。

開催年 優勝スキップ
2006 シェリー・アンダーソン英語版
2007 シャノン・クレイブリンク英語版
2008 ミシェル・イングロット英語版
2009 ケリー・スコット英語版
2010 チェルシー・キャリー英語版
2011 ルネ・ソネンベリ英語版
2012 ステファニー・ロートン英語版
2013 ジェニファー・ジョーンズ

オータムゴールド

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アルバータ州カルガリーで毎年開催。2015-16シーズンからグランドスラムのラインナップから削除され、マスターシリーズのひとつとなった。

開催年 優勝スキップ
2006 ケリー・スコット英語版
2007 ジェニファー・ジョーンズ
2008 シャノン・クレイブリンク英語版
2009 ジェニファー・ジョーンズ
2010 王氷玉英語版
2011 キャシー・オーバートン英語版
2012 シェリー・ミッドオー英語版
2013 イブ・ミュアヘッド
2014 ジェニファー・ジョーンズ

コロニアルスクエア

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サスカチュワン州サスカトゥーンで毎年開催。2015-16シーズンからグランドスラムのラインナップから削除され、マスターシリーズのひとつとなった。

開催年 優勝スキップ
2012 ステファニー・ロートン英語版
2013 ジェニファー・ジョーンズ
2014 イブ・ミュアヘッド

エリート10

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スキンズゲームに似た独自のマッチプレー形式で開催。2019-20シーズンから廃止された。

開催年 男子優勝スキップ 女子優勝スキップ 開催地
2015   マイク・マキュウェン英語版 フォートマクマレー
2016   ブラッド・グシュー英語版 コルウッド英語版
2017   ジョン・モリス英語版 ポート・ホークスベリー英語版
2018(3月)   マイク・マキュウェン ウィニペグ
2018(9月)   ブラッド・グシュー   アンナ・ハッセルボリ チャタム・ケント

記録

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グランドスラムのメジャー指定大会優勝および冬季オリンピック、世界選手権のメダル獲得者。

男子

MA=マスターズ, NA=ナショナル, CO=カナディアン, PC=プレーヤーズ選手権

スキップ GSOC 五輪 世界選手権 備考
MA NA CO PC
  ケビン・マーティン 2003 2004英語版 2002英語版 2005英語版 2010 2002 2008英語版 1991英語版 2010年にスーパー・スラム達成
  ウェイン・ミッドオー英語版 2003 2005英語版 2001 2002英語版 1998英語版
  ジェフ・ストートン英語版 2004英語版 2013英語版 2006英語版 2003英語版 1996英語版 1999英語版
  ランディ・ファービー英語版 2006英語版 2006英語版 2002英語版
女子

MA=マスターズ, NA=ナショナル, CO=カナディアン, PC=プレーヤーズ選手権

スキップ GSOC 五輪 世界選手権 備考
MA NA CO PC
  シェリル・バーナード英語版 2010英語版 2010
  ケリー・エイナーソン英語版 2022 2016英語版 2019 2022
  藤澤五月 2023 2022 2018 2016
  アンナ・ハッセルボリ 2018英語版 2019 2020 2022 2018 2022 2018 2022年にゴールデン・スラム達成
  アンバー・ホランド英語版 2008英語版 2011
  レイチェル・ホーマン英語版 2012英語版 2015英語版 2015英語版 2017 2014 2013
  ジェニファー・ジョーンズ 2017英語版 2017英語版 2006英語版 2014 2008 2015 2010
  イブ・ミュアヘッド 2014英語版 2013英語版 2022 2014 2013 2010 2017
  シルヴァナ・ティリンツォーニ 2022 2024 2019

日本チームの出場成績

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男子
チーム 結果 大会
北海道コンサドーレ札幌 ベスト8 2021年マスターズ
予選敗退 2019年ナショナル
2019年チャンピオンズカップ
SC軽井沢クラブ 予選敗退 2023年ナショナル
2023年ツアーチャレンジ
2017年チャンピオンズカップ
2014年3月ナショナル
女子
チーム 結果 大会
ロコ・ソラーレ 優勝 2023年カナディアン・オープン
ベスト4 2023年チャンピオンズカップ
2022年ナショナル
2020年カナディアン・オープン
2019年ナショナル
2019年ツアーチャレンジ
ベスト6
ベスト8
2024年カナディアン・オープン
2023年プレーヤーズ選手権
2022年プレーヤーズ選手権
2021年プレーヤーズ選手権
2021年チャンピオンズカップ
2019年マスターズ
2019年プレーヤーズ選手権
2018年ナショナル
2018年プレーヤーズ選手権
予選敗退 2024年プレーヤーズ選手権
2023年マスターズ
2023年ナショナル
2023年ツアーチャレンジ
2022年マスターズ
2022年ツアーチャレンジ
2021年ナショナル
2021年マスターズ
2019年カナディアン・オープン
2018年マスターズ
2018年チャンピオンズカップ
2016年チャンピオンズカップ
フォルティウス 準優勝 2019年マスターズ
ベスト8 2016年チャンピオンズカップ
予選敗退 2021年マスターズ
2020年カナディアン・オープン
2019年ナショナル
2019年ツアーチャレンジ
2019年プレーヤーズ選手権
2018年ナショナル
2015年ツアーチャレンジ
チーム富士急 予選敗退 2021年マスターズ
中部電力カーリング部 予選敗退 2013年マスターズ

グランドスラムカップ

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チャンピオンズカップとツアーチャレンジ・ティア2を除いた各大会の成績をポイント化し、その合計で年間王者を決定する。総合成績の最上位チームには「グランドスラムカップ」を授与。賞金は7万5千カナダドル[16]

男子
シーズン 優勝スキップ 準優勝スキップ
2012-13   グレン・ハワード英語版
2013-14   ケビン・マーティン   グレン・ハワード
2014-15   ブラッド・ジェイコブズ英語版   マイク・マキュウェン英語版
2015-16   ブラッド・グシュー英語版   ケヴィン・クーイ英語版
2016-17   ニクラス・エディン英語版   ブラッド・ジェイコブズ
2017-18   ブラッド・グシュー   ケヴィン・クーイ
2018-19   ケヴィン・クーイ   ブレンダン・ボッチャー英語版
2019-20   ブラッド・ジェイコブズ   ブラッド・グシュー
2020-21 開催せず
2021-22   ブルース・マウアット英語版   ブラッド・グシュー
2022-23   ブラッド・グシュー   ニクラス・エディン
女子
シーズン 優勝スキップ 準優勝スキップ
2012-13   イブ・ミュアヘッド
2013-14   ジェニファー・ジョーンズ   レイチェル・ホーマン英語版
2014-15   イブ・ミュアヘッド   ヴァル・スウィーティング英語版
2015-16   レイチェル・ホーマン   ジェニファー・ジョーンズ
2016-17   ヴァル・スウィーティング   ジェニファー・ジョーンズ
  シルヴァナ・ティリンツォーニ
2017-18   ジェニファー・ジョーンズ   ジェイミー・シンクレア英語版
2018-19   レイチェル・ホーマン   アンナ・ハッセルボリ
2019-20   アンナ・ハッセルボリ   藤澤五月
2020-21 開催せず
2021-22   アンナ・ハッセルボリ   トレイシー・フルーリー英語版
2022-23   ケリー・エイナーソン英語版   イザベラ・ヴラノー英語版

日本での中継

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CSデジタル放送

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脚注

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注釈

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  1. ^ 世界のカーリング界ではスキップを務める選手の名前から「TEAM ◯◯」とすることが多い

出典

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  1. ^ World Curling Tour” (PDF). WCT JAPAN. 2019年12月18日閲覧。
  2. ^ “本橋麻里もアイスに。カーリングLS北見が世界最高峰タイトルに挑む”. 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ. (2018年4月8日). https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/other/2018/04/11/ls___split/ 2020年10月6日閲覧。 
  3. ^ “LS北見が準々決勝進出 カーリングのプレーヤーズ選手権”. 日本経済新聞. (2018年4月14日). https://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK60782_U8A410C1000000/ 2020年10月6日閲覧。 
  4. ^ “【カーリング】ロコ・ソラーレがアジア勢初世界最高峰“グランドスラム”優勝…カナディアンオープン”. 北海道ニュース UHB. (2023年1月16日). https://www.uhb.jp/news/single.html?id=33327 2023年12月24日閲覧。 
  5. ^ The history of curling’s Grand Slams”. SportsNet (2015年3月19日). 2019年12月18日閲覧。
  6. ^ “Bruce Korte, an Original 18, reflects on history of Grand Slam of Curling”. Global NEWS. (2017年1月8日). https://globalnews.ca/news/3166071/bruce-korte-an-original-18-reflects-on-history-of-grand-slam-of-curling/ 2019年12月18日閲覧。 
  7. ^ About the Pinty's Grand Slam of Curling”. Grand Slam of Curling (2018年11月1日). 2019年12月18日閲覧。
  8. ^ Weagle: GSOC brings women's game to new level”. Grand Slam of Curling (2018年11月1日). 2019年12月18日閲覧。
  9. ^ “Sportsnet new owner of Grand Slam curling”. The Curling News. (2012年8月30日). https://thecurlingnews.com/2012/08/sportsnet-new-owner-of-grand-slam-curling/ 2019年12月18日閲覧。 
  10. ^ “BREAKING: Sportsnet, CBC back on curling ice”. The Curling News. (2012年8月29日). https://thecurlingnews.com/2012/08/breaking-sportsnet-cbc-back-on-curling-ice/ 2019年12月18日閲覧。 
  11. ^ “Grand Slam of Curling returns to CBC”. CBC Sports. (2012年8月30日). https://www.cbc.ca/sports/olympics/winter/curling/grand-slam-of-curling-returns-to-cbc-1.1194396?cmp=rss 2019年12月18日閲覧。 
  12. ^ a b c d Grand Slam curling circuit forced to drop 4 events because of COVID-19 pandemic” (英語). CBC Sports (2020年7月8日). 2020年7月10日閲覧。
  13. ^ Grand Slam of Curling returning to the road for 2021-22 season” (英語). Grand Slam of Curling (2021年7月5日). 2021年8月13日閲覧。
  14. ^ GSOC cancels 2022 Meridian Open in Camrose” (英語). Grand Slam of Curling (2021年12月29日). 2021年12月29日閲覧。
  15. ^ a b GSOC cancels remaining events of 2019-20 season” (英語). Grand Slam of Curling (2020年3月13日). 2020年3月14日閲覧。
  16. ^ “Rogers Grand Slam Cup chase wraps up at Players’ Championship”. Grand Slam of Curling. (2017年4月7日). https://thegrandslamofcurling.com/rogers-grand-slam-cup-chase-wraps-up-at-players-championship/ 2019年12月18日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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