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「~に関する作品」「~の登場する作品」への掲載基準について

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最近色々なジャンルの記事を閲覧して思うのですが、「~に関する作品」「~の登場する作品」などの項目に、作品の根幹にはほとんど関わってこない場合や、1・2度名前が登場しただけの場合などをやたらめったら羅列する風潮があるように思えます。
恥ずかしながら、私も過去に一度同種の過ちを犯しており(その際には他のユーザーさんからご指摘を受け、対応いたしました。)、こういったことが続発しないためにも「~に関する作品」「~の登場する作品」などの項目への掲載基準をある程度決定しておくべきではないかと思うのですがいかがでしょうか? --かぬま 2009年4月10日 (金) 10:13 (UTC)[返信]

こんにちは。井戸端にこちらの話題があったことに気づかず、大変失礼致しました。半年以上も経って何を今さらと思われるかもしれませんが、コメントです。
私は日本古来の伝承や妖怪などについて多く執筆しておりますが、以前より「関連項目」としてその登場作品が挙げられたり、わざわざ別節をもうけて作品が挙げられることを苦々しく思っておりました。最近ですと特撮番組『侍戦隊シンケンジャー』に登場する怪人は妖怪をモチーフとしているらしく、毎週怪人が登場するたびに、それぞれの妖怪に加筆される始末です。検索してみると、妖怪に限らずあらゆるジャンルでこうした作品列挙が行なわれているのが現状ですね。
以前にも、Wikipedia:井戸端/過去ログ/2006年12月/中旬#「登場する作品」の列挙はWikipediaに必要なんでしょうかWikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 生物(過去ログ)でも同様の議論があったようで、各記事のノートでも大方、こうした作品列挙に否定的な意見をよく拝見します(ノート:東京タワー#東京タワーに関する作品ノート:幽霊#幽霊を題材とした作品ノート:異類婚姻譚#関連項目についてノート:トリックスター#トリックスターが登場する作品など多数)。個人的な考えを述べさせて頂ければ、登場作品を挙げることが有意なのは「ある物が作品に登場したことで、その物に対して大きな影響があった」「強い関連性がある」、かつ「影響や関連性を示す出典がある」場合のみと思います。たとえば、以下のようなものでしょうか。
このように作品による影響が認められず、単に「作品に登場した」だけでは、百科事典的な意味は薄いかと考えます。たとえば『シンケンジャー』に登場した怪人「ウラワダチ」のモチーフは妖怪の一反木綿だそうですが、この怪人の登場によって一反木綿自体の存在にどの程度の影響があったかは、とても疑問です。
自分の守備範囲の記事について、作品列挙の線引きのことをPortal:神話伝承などで相談してみようかとも思っていたのですが、前述のように事態はあらゆるジャンルに及んでいますので、どこかで記事全体に対してのガイドラインが定まって欲しいところですね。--逃亡者 2009年10月23日 (金) 23:31 (UTC)[返信]
井戸端ウォッチリストで上がっていたので、ここを発見しました。
私は「その作品を記事に加えることによって、元記事の理解を助ける役に立つか」をひとつの基準として、編集を行なっています。大体、逃亡者氏と同じ意見だと自分では思っています。ただ、逃亡者氏はなるべく編集内容を保存しようと努めていらっしゃるようですが、私は節ごと全て除去することがままあり、この点では逃亡者氏とは考えが異なっていると思います。
「…登場する作品」は、ほとんどが不要なものです。もし本当にそれを加えることで元記事の理解の助けとなるならば「関連項目」の節に組み込めるはずで、そこに組み込めないから「…登場する作品」という節で誤魔化しているのだと思います。例えば、ヒヒイロカネ 旧版十二神将 旧版など、まるで役に立たないですよ。--ラッキースター・キッド ◆Luck.w.AEQ 2009年10月26日 (月) 23:05 (UTC)[返信]
ノート:軌道エレベータで同様の提案をしたまま放置してしまっている者です。
軌道エレベータはSFの世界で息づきながら実現しつつある、フィクションとは切っても切れない記事ではあるのですが、そういう意味で特筆性のある作品は全て本文中に組み込まれているんですよね。
登場する作品を網羅している、あるいは網羅できる見込みがあるのであれば、それは項目としての価値があると思います。対して思いつくまま並べただけの偏ったリストは主題の理解に対するです。ワープ#関連作品なんてひどいもんです。ワープはアニメと漫画だけに残っている概念と誤解されても仕方がない)
そんなわけで、私個人としては「関連作品」「…の登場する作品」は記事にとってマイナスにしかならないと考えています。百科事典として価値のある項目としては、「…を主題とした作品」が最低のラインになるのではないでしょうか。--ウロボース 2009年10月29日 (木) 10:47 (UTC)[返信]
自分の所属するWikipedia:ウィキプロジェクト 生物では、そのような短絡な作品列挙に対応するためにガイドラインを設けました(Wikipedia:ウィキプロジェクト 生物#生物項目の書き始め方の「注意すべき内容」)。Wikipedia:ウィキプロジェクト 乗用車#スタイルマニュアルでも同じようなローカルルールが策定されたようです。これらの分野の記事を編集する際には、ガイドラインを参考の上協力していただけると助かります。- NEON 2009年10月30日 (金) 10:42 (UTC)[返信]
上でコメントされている方々と同様の意見ですが、記事の理解への寄与を考えると、たいていの場合は節ごと除去が相当となってしまいますね。
さて、さして長いともいえない私の経験から言うと、第三者的視点から見ると項目の理解に寄与しているとは言いがたいにも関わらず、この種の節を除去しようとすると、強固な反対意見が付くことが時々あります。明確な判断基準という意味では外形的な基準を作れれば一番なんでしょうが、なかなか難しい気がします。プロジェクト横断的な基準を作ろうとすると、どうしても漏れが出そうですから、地道にプロジェクトごとに合意形成するしかないかもしれません。とはいえ、特定の固有名詞が登場することだけを理由とした一覧なんてのは、さすがに制限した方がいいような……。-- 2009年10月30日 (金) 10:59 (UTC)[返信]
この件については(曖昧さ回避記事も含めて)、私もかなり前から疑問に感じておりました。いくら漫画やアニメ、ゲーム等の娯楽作品に登場しているからといって、単に名前が使われているだけ、アイテムやゲストキャラクター、小ネタとして登場しているだけで安易にリンクまたはリストアップされるのには心底辟易しています。こうしたトリビア的記述は読んでて面白いとは思いますが、こんな瑣末なことより、もっと他に記述すべき事柄があるだろうと突っ込みたくなります。Wikipediaをネタ帳やファンサイトとでも勘違いしていらっしゃるのでしょうか。こうしたリストを全て削除しろとは言いません。ただ、主役・主題として登場している、作品の根幹に大きく関わっているものを代表例として数例挙げるに留めるなど、掲載するネタをもっと厳選してほしいです。--Suemi 2009年11月1日 (日) 06:38 (UTC)[返信]
PJ:航空Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 航空/旧フォーマットの話題/フォーマットについてにおいて、主題・主役として登場するといった条件付き掲載の提案を行っておりますが、一覧記事への分割による避難を推す声があるため、合意形成できておりません。Template‐ノート:航空機の登場作品一覧でも文化的側面を尊重すべき、という意見が出ております。--sabuell 2009年11月1日 (日) 15:06 (UTC)[返信]
さて、ここまでの皆様の御意見は多くが「現状に問題あり」というお立場であるように見受けられます。反対意見も無い以上、ここで何らかの合意形成に移りたいと思うのですが、いかがでしょうか。引き続き、皆様のご意見よろしくお願いいたします。--かぬま 2009年11月3日 (火) 01:26 (UTC)[返信]
  •   コメントコメント依頼拝見してまいりました…出遅れ話を交ぜ返すようで申し訳ないのですがコメント。この手の案件は個人的に「かなり悩ましい」と思っている手前、何度かこれに類する対応(ノート:レールガン#「登場する作品」に関してノート:パワードスーツ#様々な作品に登場するパワードスーツに関してノート:アルジャーノンに花束を#関連項目の扱い)を方々の記事でやっていますが、この例のように付与した側と衝突に至ってしまったりもして、思うところも多々あります。まあ、逆に半妖では同語がサブカルチャー用語であることにもちなんで、初版作成時からわざとそういう「リスト作りさんのための遊び場」を設けたりもして…まあ「あくまでも程度ないし(記事)性質の問題」だとも思っています。考え方としてはWP:TRIVIAを拡張して全体的なガイドラインとできればいいんじゃないかと思います。なお「ネタを厳選」という考え方に関しては、その程度にも絡みますが「どの水準から許容するか」を(各々の記事のローカルルールも含め)明確に示せないうちは、いつまでも間引き的な対応を必要としてしまうなど問題の種をまいてしまう可能性(ノート:時間停止)もあるだけに、これまた悩ましくも。「主題かどうか」「特筆性があるか(古典的作品/大ヒット作/その作品で一般化した)」「記事に扱われた事物の補足たりうる(事物を正確に描写している)」などが取捨するポイントなんではないかと思います。ついで作品をいちいち手に取らなくても作中の描写の要約的な説明付与を絶対条件とすれば、記事に付与する資料的価値も(まあ主記事が貧弱な項目に羅列されたら、それだけで本末転倒に陥るかもしれないけど)挙がるんではないかと愚考する次第。--夜飛/ 2009年11月3日 (火) 14:16 (UTC)[返信]

具体的な提案内容が固まっているのであれば、合意形成を目指して議論するのは、ガイドラインのノートが良いと思います。こちらで合意形成できても、どこかのガイドラインに掲載するのであれば、そのガイドラインのノートで再度意見を求めることになると思うからです。構想をお持ちの方はいらっしゃるのでしょうか。--sabuell 2009年11月6日 (金) 07:45 (UTC)[返信]

  コメント Wikipedia:雑多な内容を箇条書きした節を避けるはどちらかと言えば体裁の整備の側面が強く、ここに記述内容の取捨選択という内容に踏み込んだ強制力を盛り込むのは難しいと思います。「~に関する作品」も「~の登場する作品」も、(名前は違えども)関連項目の一種でしょうから、まずWikipedia:関連項目の内容を具体化して詰め、ガイドラインへと昇格させるのはどうでしょう。- NEON 2009年11月6日 (金) 14:21 (UTC)[返信]
  コメント 基本方針とガイドラインからいくつか拾ってみました。関連しそうなのはWikipedia:内容に関連するリンクだけを作成でしょうか。あと、草案で関連しそうなのが何点かあります。Wikipedia:一覧系記事の作成ガイドラインWikipedia:関連項目。-- 2009年11月6日 (金) 14:32 (UTC)[返信]
  コメント Wikipedia:関連項目を拡張・整備して正式なガイドラインにするのが良さそうに思えます。「○○が登場する作品」は事実上「関連項目」ですから、問題ないでしょう。--ラッキースター・キッド ◆Luck.w.AEQ 2009年11月6日 (金) 23:45 (UTC)[返信]
  コメント 若干脱線した話題ですが、歴史上の人物の項目にも、「~を演じた人物」という節を設けて長々と演じた俳優・声優と作品名が併記されていることがあります。私は編集に参加したのはごく最近ですが、閲覧者だったころから(2006~7年の頃からでしょうか)、「~が登場する作品」も含めて、「この節本当にいるのか?」と懐疑的に思っています。--Squidraken 2009年11月7日 (土) 08:17 (UTC)[返信]


NEON様、様、ラッキースター・キッド様方のご提案を受け、この議論をWikipedia‐ノート:関連項目へ引継ぎ、Wikipedia:関連項目の整備・拡張・正式化を目指すことを提案したいと思います。もし問題がないようでしたら、一週間ほどで引継ぎ実行したいと考えています。今後も引き続き、ご意見をよろしくお願いいたします。--かぬま 2009年11月7日 (土) 14:35 (UTC)[返信]

井戸端ウォッチで気づいたので。私が関わったことのある、関連する過去の議論として「Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 日本の市町村#「○○市が舞台となった作品」」を挙げておきます。これについては、その記事の理解に寄与するという意味で考えて、まったく非有用なものばかりでもないとは思うんですけど、1コマ登場するだけの土地を「舞台」と言われてもって項目が挙がっていることもそこそこあります。もう一つは「Wikipedia‐ノート:ウィキプロジェクト 医学#病気や怪我にかかった著名人、架空人物」とか。こちらは、わずか2人で合意というのも何ですので、ご意見募集状態のまま長期に渡ってしまっていますが。--NISYAN 2009年11月10日 (火) 00:08 (UTC)[返信]


ここでの議論を、Wikipedia‐ノート:関連項目へ引き継ぎます。今後ご意見は、Wikipedia‐ノート:関連項目#拡張・整備提案へご投稿ください。--かぬま 2009年11月14日 (土) 23:50 (UTC)[返信]

Wikipedia‐ノート:関連項目での議論の結果、Wikipedia:関連作品を新設しました。今後ご意見は、Wikipedia‐ノート:関連作品へご投稿ください。--かぬま 2010年1月4日 (月) 06:51 (UTC)[返信]