ISUチャレンジャーシリーズ
ISUチャレンジャーシリーズ(ISU Challenger Series in Figure Skating)は、国際スケート連盟(ISU)が承認するフィギュアスケートのシリーズ戦。10の国際大会から成り立っており、ISUグランプリシリーズの決勝大会であるISUグランプリファイナルに相当する大会は存在しない。
ISUチャレンジャーシリーズ | |
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大会概要 | |
英語 | ISU Challenger Series |
大会種 | ISUチャレンジャーシリーズ |
優勝ポイント | 250 |
創設年 | 2014/2015 |
主催 | 開催国スケート連盟 |
賞金総額 | 42,000 スイス・フラン |
公式サイト | 公式サイト |
前回優勝者 | |
男子前回優勝 | ルーカス・ブリッチギー |
女子前回優勝 | キム・チェヨン |
ペア前回女子 | ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ |
ペア前回男子 | ニキータ・ボロディン |
ダンス前回女 | ライラ・フィアー |
ダンス前回男 | ルイス・ギブソン |
関連大会 | |
最新大会 | 2024/2025 ISUチャレンジャーシリーズ |
■テンプレート ■競技会 ■ポータル ■プロジェクト |
大会
編集- ロンバルディアトロフィー (2014年、2016年-2019年、2021年-)
- オンドレイネペラトロフィー / オンドレイネペラメモリアル / ネペラメモリアル (2014年-2019年、2022年-)
- ネーベルホルン杯 (2014年-)
- ゴールデンスピン (2014年-2019年、2021年-)
- ワルシャワ杯 (2014年-2017年、2019年、2021年-)
- タリントロフィー (2015年-2017年、2024年-)
- デニステンメモリアルチャレンジ(2021年-)
- ブダペスト杯(2022年-)
- クランベリー杯(2024年-)
- ニース杯(2024年-)
過去開催された大会
編集- ボルボオープンカップ (2014年)
- モルドヴィアンオーナメント (2015年)
- デンコヴァ・スタビスキー杯 (2015年)
- インゲソーラーメモリアル-アルペントロフィー(2018年)
- アイススター (2017年・2019年)
- アジアフィギュア杯(2018年・2019年)※2021年は非公認大会[1]
- USインターナショナルクラシック (2014年-2019年、2022年)
- オーストリア杯 by アイスチャレンジ (2014年-2015年, 2021年-2022年)
- スケートカナダオータムクラシック (2014年、2016年-2019年、2021年、2023年)
- フィンランディア杯 (2014年-2019年、2021年-2023年)
概要
編集2014-2015シーズンに、より多くの選手とジャッジに、国際レベルの試合の経験と世界ランキングのポイントを得られる機会を与えるために設立された。獲得スコアはISUパーソナルベスト、シーズンベストスコアとして認められる。これまでに開催されていたカレンダーコンペティションの大会を含む10大会[2]で成り立ち、8月1日から12月15日の間に開催され、ISUグランプリシリーズと日程が重ならないよう調整される。各大会の優勝者はISUグランプリシリーズ出場の補欠資格を得る。
開催要件
編集それぞれの大会は男女シングル、ペア、アイスダンスのうち3種目以上が開催されなければならない。また最低10の国・地域の参加が無ければならない。さらに各種目は以下の要件を満たす必要がある。
参加人数 | 参加国数 | |
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男子シングル | 8 | 4 |
女子シングル | 8 | 4 |
ペア | 5 | 3 |
アイスダンス | 6 | 4 |
出場資格
編集選手(組)につき最大3大会の出場が許される。ISUジュニアグランプリシリーズまたはISUグランプリシリーズに出場する選手は出場の優先権を得られない。
成績上位者
編集男子シングル
編集女子シングル
編集ペア
編集アイスダンス
編集シーズン | 1位 | 2位 | 3位 |
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2014/2015 | マイア・シブタニ and アレックス・シブタニ |
シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
ネッリ・ジガンシナ and アレクサンダー・ガージ |
2015/2016 | シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
イザベラ・トバイアス and イリヤ・トカチェンコ |
ナタリア・カリシェク and マクシム・スポディレフ |
2016/2017 | エカテリーナ・ボブロワ and ドミトリー・ソロビエフ |
マディソン・チョック and エヴァン・ベイツ |
シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
2017/2018 | エカテリーナ・ボブロワ and ドミトリー・ソロビエフ |
シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
ティファニー・ザホースキ and ジョナサン・ゲレイロ |
2018/2019 | パイパー・ギレス and ポール・ポワリエ |
シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
クリスティーナ・カレイラ and アンソニー・ポノマレンコ |
2019/2020 | シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
マディソン・チョック and エヴァン・ベイツ |
ロランス・フルニエ・ボードリー and ニゴライ・サアアンスン |
2020/2021 | 中止 | ||
2021/2022 | シャルレーヌ・ギニャール and マルコ・ファッブリ |
ダイアナ・デイビス and グレブ・スモルキン |
オリヴィア・スマート and アドリア・ディアス |
2022/2023 | ライラ・フィアー and ルイス・ギブソン |
マージョリー・ラジョワ and ザカリー・ラガ |
アリソン・リード and サウリウス・アンブルレヴィチウス |
2023/2024 | ライラ・フィアー and ルイス・ギブソン |
アリソン・リード and サウリウス・アンブルレヴィチウス |
ダイアナ・デイビス and グレブ・スモルキン |
2024/2025 |
賞金
編集3大会のうち得点の高い2大会の合計で上位3名(組)に賞金が与えられる。
順位 | 男女シングル | ペア・アイスダンス |
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1位 | 4,000スイスフラン | 5,000スイスフラン |
2位 | 3,000スイスフラン | 4,000スイスフラン |
3位 | 2,000スイスフラン | 3,000スイスフラン |
関連項目
編集脚注
編集- ^ “フィギュア北京五輪テスト大会に鍵山優真、紀平梨花ら派遣 10・13開幕”. 日刊スポーツ (2021年9月13日). 2021年11月24日閲覧。
- ^ 2019/20シーズンより、ペアカテゴリはうち5大会のみでの開催となった。“Challenger Series in Figure Skating 2019/20 announcement”. p. 3. 2018年8月16日閲覧。
外部リンク
編集- Communication No. 1858 ISU Challenger Series in Figure Skating
- Communication No. 1876 Decisions of the ISU Council
- Communication No. 1894 CHALLENGERS SERIES IN FIGURE SKATING REVISION OF MINIMUM ENTRY CRITERIA TO QUALIFY AS CHALLENGER SERIES EVENT
- Challenger Series in Figure Skating 2022 / 23 ANNOUNCEMENT