ブレイディ・テネル
ブレイディ・テネル(英語: Bradie Tennell、1998年1月31日 - )は、アメリカ合衆国・イリノイ州ウィンフィールド出身の女性フィギュアスケート選手(女子シングル)。
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生誕 |
1998年1月31日(26歳) イリノイ州ウィンフィールド | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | Cary, Illinois | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 168cm | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
代表国 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コーチ |
デニス・マイヤーズ ジェレミー・アレン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | Skokie Valley FSC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
練習拠点 | イリノイ州バッファローグローブ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開始 | 2000 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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経歴
編集2014-2015シーズン、ジュニアグランプリシリーズに初めて出場し名古屋大会で8位となる。全米選手権のジュニアクラスでは優勝を果たした。
2015-2016シーズン、ジュニアグランプリシリーズのオーストリア大会で11位、全米選手権はシニアクラスに出場し6位。初出場の世界ジュニア選手権では11位となった。
2016-2017シーズン、タリントロフィーに出場し3位。2年連続の出場となった世界ジュニア選手権では7位となる。
2017-2018シーズン、ロンバルディア杯に出場し自己ベストを大幅に更新する196.70をマークするも表彰台にはとどかなかった。初参戦となったグランプリシリーズでは1試合のみの出場となり、スケートアメリカでSP、FS共に減点のない会心の滑りを披露し自身初の200点越えを果たし3位となった。全米選手権でも好調を維持し、合計219.51のハイスコアをマークして初優勝を果たし平昌五輪代表に選出された。平昌オリンピックでは団体戦のSPで自己ベストの68.94をマークし5位、アメリカチームとして団体戦銅メダルを獲得した。個人戦では9位となり、これは今大会の女子シングルにおけるアメリカ人選手の最高位であった。初出場の世界選手権では6位となった。 2017-2018シーズンは、ほぼほぼ無名ながら、全米チャンピオン、オリンピック代表と大躍進し、本人がシンデレラを滑っていたこともありまさに氷上のシンデレラと呼ばれた。
2018-2019シーズンは、シーズン初戦のISUCSシリーズオータムクラシック杯でいきなりメドベデワを破り優勝した。 GPシリーズ初戦のスケートアメリカではSPで3Lz+3Loが3Lz+1LoとなりSP6位と出遅れた FSで巻き返したが表彰台には後一歩及ばず4位となった。 2戦目のフランス杯では、SPで回転不足などがとられて6位出遅れたがFS2位で総合3位と巻き返した。 CSシリーズゴールデンスピン杯では、ISU公認試合でルール改正前を含めて、初めてSPで70点台をだし、優勝した。 全米選手権ではSPで76点と非常に高いスコアで1位となったが、FSでコンビにできず転倒したりして、総合2位となり、連覇はならなかった。 母国開催の4大陸選手権では、SPノーミスで自己ベストを更新し貫禄の1位となったが、FSではジャンプに回転不足がとられるなど得点が伸びず 総合5位となった。 世界選手権では、SPの3Lz+3Tで回転不足をとられて69点と10位発進となった、FSではノーミスの会心の演技でFS、総合で自己ベストを更新して7位と巻き返した。 シーズン最終戦となった国別対抗戦では、SP、FS、総合共に自己ベストを更新してチームの優勝に貢献した。
主な戦績
編集大会/年 | 2013 -14 |
2014 -15 |
2015 -16 |
2016 -17 |
2017 -18 |
2018 -19 |
2019 -20 |
2020 -21 |
2021 -22 |
2022 -23 |
2023 -24 |
2024 -25 |
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冬季オリンピック | 9 | |||||||||||
世界選手権 | 6 | 7 | 中止[1] | 9 | 15 | |||||||
四大陸選手権 | 5 | 3 | 6 | |||||||||
全米選手権 | 4 J | 1 J | 6 | 9 | 1 | 2 | 3 | 1 | WD | 2 | ||
GPファイナル | 5 | |||||||||||
GP NHK杯 | WD | 5 | ||||||||||
GP中国杯 | WD | |||||||||||
GPフランス杯 | 3 | |||||||||||
GP スケートカナダ | 4 | |||||||||||
GPスケートアメリカ | 3 | 4 | 2 | 2 | WD | 5 | ||||||
GP エスポーグランプリ | 8 | |||||||||||
GP MKジョン・ウィルソン杯 | 12 | |||||||||||
CSゴールデンスピン | WD | WD | 3 | |||||||||
CSワルシャワ杯 | 2 | WD | ||||||||||
CSオータムクラシック | 1 | WD | WD | |||||||||
CSロンバルディア杯 | 4 | |||||||||||
CSタリントロフィー | 3 | |||||||||||
CSブダペスト杯 | 1 | |||||||||||
上海トロフィー | 2 | |||||||||||
世界Jr.選手権 | 11 | 7 | ||||||||||
JGPオーストリア杯 | 11 | |||||||||||
JGPメ~テレ杯 | 8 | |||||||||||
ガルデナスプリング杯 | 3 J |
- J - ジュニアクラス
詳細
編集2024-2025 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年12月5日 - 7日 | ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピン (ザグレブ) | 1 68.32 |
3 122.78 |
3 191.10 |
2024年11月8日 - 10日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 5 62.05 |
3 128.20 |
5 190.25 |
2024年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(アレン) | 2 66.99 |
6 125.05 |
5 192.04 |
2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年11月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズNHK杯(門真) | |
|
WD |
2023年11月10日 - 12日 | ISUグランプリシリーズ中国杯(重慶) | |
|
WD |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年3月20日 - 26日 | 2023年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 8 66.45 |
16 117.69 |
15 184.14 |
2023年2月7日 - 12日 | 2023年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | 5 69.49 |
6 130.42 |
6 199.91 |
2022年11月25日 - 27日 | ISUグランプリシリーズ エスポーグランプリ(エスポー) | 7 60.64 |
9 103.34 |
8 163.98 |
2022年11月11日 - 13日 | ISUグランプリシリーズ MKジョン・ウィルソン杯(シェフィールド) | 10 56.50 |
12 96.69 |
12 153.19 |
2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2021年4月15日 - 18日 | 2021年世界フィギュアスケート国別対抗戦(大阪) | 5 67.40 |
4 133.19 |
2 団体 |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年3月16日 - 22日 | 2020年世界フィギュアスケート選手権(モントリオール) | - |
- | 中止[1] |
2020年2月4日 - 9日 | 2020年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 2 75.93 |
3 147.04 |
3 222.97 |
2020年1月20日 - 26日 | 2020年全米フィギュアスケート選手権(グリーンズボロ) | 1 78.96 |
3 141.90 |
3 220.86 |
2019年12月5日 - 8日 | 2019/2020 ISUグランプリファイナル(トリノ) | 4 72.20 |
5 139.98 |
5 212.18 |
2019年11月14日 - 17日 | ISUチャレンジャーシリーズ ワルシャワ杯(ワルシャワ) | 1 70.10 |
5 118.91 |
2 189.01 |
2019年10月25日 - 27日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケロウナ) | 4 72.92 |
5 138.39 |
4 211.31 |
2019年10月18日 - 20日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ラスベガス) | 1 75.10 |
2 141.04 |
2 216.14 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2019年3月20日 - 24日 | 2019年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 10 69.50 |
7 143.97 |
7 213.47 |
2019年2月5日 - 10日 | 2019年四大陸選手権(アナハイム) | 1 73.91 |
5 128.16 |
5 202.07 |
2019年1月18日 - 27日 | 全米フィギュアスケート選手権(デトロイト) | 1 76.60 |
4 136.99 |
2 213.59 |
2018年12月5日 - 8日 | ISUチャレンジャーシリーズゴールデンスピン(ザグレブ) | 1 71.50 |
1 130.91 |
1 202.41 |
2018年11月23日 - 25日 | ISUグランプリシリーズ フランス杯(グルノーブル) | 6 61.34 |
2 136.44 |
3 197.78 |
2018年10月19日 - 21日 | ISUグランプリシリーズスケートアメリカ(エヴァレット) | 5 61.72 |
4 131.17 |
4 192.89 |
2018年9月20日 - 22日 | ISUチャレンジャーシリーズオータムクラシック(オークビル) | 2 69.26 |
1 137.15 |
1 206.41 |
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2018年3月19日 - 25日 | 2018年世界フィギュアスケート選手権(ミラノ) | 7 68.76 |
4 131.13 |
6 199.89 |
2018年2月21日 - 23日 | 2018年平昌オリンピック(平昌) | 11 64.01 |
9 128.34 |
9 192.35 |
2018年2月21日 - 23日 | 2018年平昌オリンピック(団体戦)(平昌) | 6 68.94 |
- | 3 団体 |
2018年1月3日 - 5日 | 全米フィギュアスケート選手権(サンノゼ) | 1 73.79 |
1 145.72 |
1 219.51 |
2017年11月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(レークプラシッド) | 4 67.01 |
3 137.09 |
3 204.10 |
2017年9月13日 - 16日 | ISUグランプリシリーズロンバルディアトロフィー(ベルガモ) | 5 64.34 |
3 132.36 |
4 196.70 |
2017年8月3日 - 6日 | フィラデルフィアサマーインターナショナル(フィラデルフィア) | 2 64.92 |
2 120.06 |
1 184.98 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2017年3月13日 - 19日 | 世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台湾) | 7 57.47 |
7 103.89 |
7 161.36 |
2017年1月14日 - 22日 | 全米フィギュアスケート選手権(カンザスシティ) | 9 59.77 |
11 110.21 |
9 169.98 |
2016年11月20日 - 27日 | ISUグランプリシリーズタリントロフィー(タリン) | 8 54.44 |
3 114.54 |
3 168.98 |
プログラム使用曲
編集シーズン | SP | FS | EX |
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2022-2023 | Restrictus 曲:マリオ・バトコビッチ 編曲:Cedric Tour 振付:ブノワ・リショー |
「四季」より 曲:アントニオ・ヴィヴァルディ 編曲:Cedric Tour 振付:ブノワ・リショー |
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2021-2022 | Restrictus 曲:マリオ・バトコビッチ 編曲:Cedric Tour 振付:ブノワ・リショー |
Nuvole Bianche(白い雲) 曲:ルドヴィコ・エイナウディ 編曲:Cedric Tour 振付:ブノワ・リショー |
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2020-2021 | Moderation 振付:ブノワ・リショー |
サラエボ ほか 振付:ブノワ・リショー |
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2019-2020 | Mechanisms Chronos 作曲:キリル・リクター |
映画『ニュー・シネマ・パラダイス』 サウンドトラックより 作曲:エンニオ・モリコーネ 振付:ブノワ・リショー |
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2018-2019[2] | リバース 曲:Hi-Finesse feat. ナターシャ・アトラス 振付:ブノワ・リショー |
バレエ組曲『ロメオとジュリエット』 作曲:セルゲイ・プロコフィエフ 愛のテーマ 映画『ロミオとジュリエット』より 作曲:ニーノ・ロータ O Verona 映画『ロミオ+ジュリエット』より 作曲:クレイグ・アームストロングほか 振付:ブノワ・リショー |
ステイ ダイヤモンズ 曲:リアーナ |
2017-2018 | 映画『ブラザーフッド』より 作曲:イ・ドンジュン 振付:スコット・ブラウン |
映画『シンデレラ』より 作曲:パトリック・ドイル 振付:ブノワ・リショー |
Unstoppable ボーカル:シーア |
2016-2017 | リメンバー・ミー 作曲:トーマス・バーガーセン |
映画『ミッション』より 作曲:エンリコ・モリコーネ |
脚注
編集- ^ a b “世界フィギュアは中止 新型コロナ感染拡大で”. 日本経済新聞 (2020年3月12日). 2020年3月28日閲覧。
- ^ “Programs | Bradie Tennell” (英語). 2019年3月8日閲覧。
外部リンク
編集- 国際スケート連盟によるブレイディ・テネルのバイオグラフィー
- ブレイディ・テネル (@bradie_tennell) - X(旧Twitter)
- ブレイディ・テネル (@bradietennell) - Instagram
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