ISO 639 マクロランゲージ
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ISO 639 マクロランゲージは言語コードの国際標準であるが、その定義において、非常に違いの大きい方言と緊密に関連した言語の境界的な場合(方言連続体)や、言語学的な理由というよりは民族的・政治的な理由によって同じまたは異なる言語とされている変種を扱うために、いくつかのマクロランゲージが定義された。ISO 639-2で定義されているうち56の言語がISO 639-3ではマクロランゲージとされる[1]。このマクロランゲージという範疇はエスノローグの第16版に適用されている[2]。
マクロランゲージのうち、あるものは ISO 639-2 では個別の言語が定義されておらず(例: ara アラビア語)、ISO 639-3で新たに個別言語が定義されているが、「nor」(ノルウェー語)のようにISO 639-2ですでに2つの個別言語が定義されているものもある(nno ニーノシュクとnob ブークモール)。このことは、いくつかの言語(例: arb 標準アラビア語)は、ISO 639-2ではひとつの言語(ara)の方言とみなされていたが、ISO 639-3ではそれ自身独立した言語とみなされる場合がある、ということを意味する。マクロランゲージは、言語学的には互いに異なるが、話者にとっては同一の言語の複数の形態である場合(例: ダイグロシアの場合)を扱うための試みである。たとえば、
マクロランゲージの種類
編集- ISO 639-2 コードが存在しない要素の数: 1 (hbs)
- ISO 639-2 コードが2つある要素の数: 4 (fas, msa, sqi, zho)
- ISO 639-1 コードがない要素の数: 25
- ISO 639-1 コードがある要素の数: 30
- 個別言語が ISO 639-1 コードを持っている要素の数: 2
- nor - nn, nb
- hbs - hr, bs, sr
マクロランゲージの一覧
編集この一覧表は http://www.sil.org/iso639-3 の公式データを含んでいる。
ISO 639-1 | ISO 639-2 | ISO 639-3 | 個別言語の数 | マクロランゲージ名 |
---|---|---|---|---|
ak | aka | aka | 2 | アカン語 |
ar | ara | ara | 30 | アラビア語 |
ay | aym | aym | 2 | アイマラ語 |
az | aze | aze | 2 | アゼルバイジャン語 |
(-) | bal | bal | 3 | バローチー語 |
(-) | bik | bik | 5 | ビコール語 |
(-) | bua | bua | 3 | ブリヤート語 |
(-) | chm | chm | 2 | マリ語 |
cr | cre | cre | 6 | クリー語 |
(-) | del | del | 2 | デラウェア語 |
(-) | den | den | 2 | スレイビー語 |
(-) | din | din | 5 | ディンカ語 |
(-) | doi | doi | 2 | ドーグリー語 |
et | est | est | 2 | エストニア語 |
fa | fas/per | fas | 2 | ペルシア語 |
ff | ful | ful | 9 | フラ語 |
(-) | gba | gba | 5 | バヤ語 |
(-) | gon | gon | 2 | ゴーンディー語 |
(-) | grb | grb | 5 | グレボ語 |
gn | grn | grn | 5 | グアラニー語 |
(-) | hai | hai | 2 | ハイダ語 |
(-)[5] | (-) | hbs | 3 | セルビア・クロアチア語 |
(-) | hmn | hmn | 21 | ミャオ語 |
iu | iku | iku | 2 | イヌクティトゥット語 |
ik | ipk | ipk | 2 | イヌピアック語 |
(-) | jrb | jrb | 5 | ユダヤ・アラビア語群 |
kr | kau | kau | 3 | カヌリ語 |
(-) | kok | kok | 2 | コンカニ語 |
kv | kom | kom | 2 | コミ語 |
kg | kon | kon | 3 | コンゴ語 |
(-) | kpe | kpe | 2 | クペレ語 |
ku | kur | kur | 3 | クルド語 |
(-) | lah | lah | 8 | ラフンダー語 |
(-) | man | man | 7 | マンディング諸語 |
mg | mlg | mlg | 10 | マダガスカル語 |
mn | mon | mon | 2 | モンゴル語 |
ms | msa/may | msa | 36 | マレー語 |
(-) | mwr | mwr | 6 | マールワーリー語 |
no | nor | nor | 2 | ノルウェー語 |
oj | oji | oji | 7 | オジブウェー語 |
om | orm | orm | 4 | オロモ語 |
ps | pus | pus | 3 | パシュトー語 |
qu | que | que | 44 | ケチュア語 |
(-) | raj | raj | 6 | ラージャスタン語 |
(-) | rom | rom | 7 | ロマ語 |
sq | sqi/alb | sqi | 4 | アルバニア語 |
sc | srd | srd | 4 | サルデーニャ語 |
sw | swa | swa | 2 | スワヒリ語 |
(-) | syr | syr | 2 | シリア語 |
(-) | tmh | tmh | 4 | タマシェク語 |
uz | uzb | uzb | 2 | ウズベク語 |
yi | yid | yid | 2 | イディッシュ語 |
(-) | zap | zap | 58 | サポテク語 |
za | zha | zha | 16 | チワン語 |
zh | zho/chi | zho | 13 | 中国語 |
マクロランゲージと個別言語の一覧
編集aaa–ezz
編集aka
編集aka は、アカン語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ak である。2つの個別言語が割りあてられている。
– ファンティ語
– トウィ語
ara
編集ara は、アラビア語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ar である。30の個別言語が割りあてられている。
– アラビア語サハラ方言
– アラビア語タジク方言
– アラビア語バーレーン方言
– アラビア語イラク方言
– アラビア語南イエメン方言
– アラビア語ヒジャーズ方言
– アラビア語オマーン方言
– キプロス・アラビア語
– アラビア語ドファール方言
– アラビア語チュニジア方言
– アラビア語サイード方言
– アラビア語湾岸方言
– アラビア語南レバノン方言
– アラビア語北レバノン方言
– アラビア語スーダン方言
– 標準アラビア語
– アラビア語アルジェリア方言
– アラビア語ナジュド方言
– アラビア語モロッコ方言
– アラビア語エジプト方言
– アラビア語ウズベク方言
– アラビア語東エジプト・バダウィー方言
– アラビア語ハドラマウト方言
– アラビア語リビア方言
– アラビア語北イエメン方言
– アラビア語北メソポタミア方言
– ババリア・クレオール・アラビア語
– スーダン・クレオール・アラビア語
– アラビア語チャド方言
– アラビア語シフフ方言
aym
編集aym は、アイマラ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ay である。2つの個別言語が割りあてられている。
– 中央アイマラ語
– 南アイマラ語
aze
編集aze は、アゼルバイジャン語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは az である。2つの個別言語が割りあてられている。
– 北アゼルバイジャン語
– 南アゼルバイジャン語
bal
編集bal は、バローチー語のためのISO 639-3 言語コードである。3つの個別言語が割りあてられている。
– 東バローチー語
– 南バローチー語
– 西バローチー語
bik
編集bik は、ビコール語のためのISO 639-3 言語コードである。8つの個別言語が割りあてられている。
– 中央ビコール語
– イリガ・ビコール語
– 北カタンドゥアネス・ビコール語
– 南カタンドゥアネス・ビコール語
- アルバイ・ビコール語
- リボン・ビコール語
- ミラヤ・ビコール語
- ブヒノン・ビコール語
bnc
編集bnc は、ボントク語のためのISO 639-3 言語コードである。5つの個別言語が割りあてられている。
- 東ボントク語
- 中央ボントク語
- 南ボントク語
- 北ボントク語
- 南西ボントク語
bua
編集bua は、ブリヤート語のためのISO 639-3 言語コードである。3つの個別言語が割りあてられている。
– 中国ブリヤート語
– モンゴルブリヤート語
– ロシアブリヤート語
chm
編集chm は、ロシアのマリ語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– 東マリ語
– 西マリ語
cre
編集cre は、クリー語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは cr である。6つの個別言語が割りあてられている。
– ムースクリー語
– 北東クリー語
– 平原クリー語
– 南東クリー語
– 湿原クリー語
– 森林クリー語
これに加えて、緊密に関係する6つの個別言語コードがある。
– ナスカピ語(クリー語群に属するが、cre マクロランゲージに含まれていない)
– モンタニェ語(クリー語群に属するが、cre マクロランゲージに含まれていない)
– アティカメク語(クリー語群に属するが、cre マクロランゲージに含まれていない)
– ミチフ語 (クリー語とフランス語の混合言語で、オジブウェー語の強い影響を受けている。cre マクロランゲージに含まれていない)
– オジ・クリー語(オジブウェー語に属し、クリー語群から強い影響を受けている。cre マクロランゲージに含まれていない)
– 西オジブウェー語(オジブウェー語に属し、クリー語群から強い影響を受けている。cre マクロランゲージに含まれていない)
これに加えて、1つのコードを割りあてられていないが緊密に関係し、かつこのマクロランゲージに属さない言語がある。
- バンギー語(クリー語とオジブウェー語とフランス語と英語とアシニボイン語スコットランド・ゲール語の混合言語)
del
編集del は、デラウェア語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– Munsee
– Unami
den
編集den は、スレイビー語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– 北スレイビー語
– 南スレイビー語
din
編集din は、ディンカ語のためのISO 639-3 言語コードである。5つの個別言語が割りあてられている。
- 北東ディンカ語
- 北西ディンカ語
- 中南ディンカ語
- 南東ディンカ語
- 南西ディンカ語
doi
編集doi は、ドーグリー語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– ドーグリー語(個別言語としての)
– カーングリー語
est
編集est は、エストニア語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは et である。2つの個別言語が割りあてられている。
– エストニア語(標準エストニア語)
– ヴォロ語
faa–jzz
編集fas
編集fas は、ペルシア語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは fa である。2つの個別言語が割りあてられている。
– ダリー語
– 西部ペルシャ語
ful
編集ful は、フラ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ff である。9つの個別言語が割りあてられている。
– アダマワ・フルフルディ語 (Adamawa Fulfulde)
– バギルミ・フルフルディ語 (Bagirmi Fulfulde)
– ボルグ・フルフルディ語 (Borgu Fulfulde)
– 中東部ニジェール・フルフルディ語 (Central-Eastern Niger Fulfulde)
– (Maasina Fulfulde)
– ナイジェリアン・フルフルディ語 (Nigerian Fulfulde)
– プラール語 (Pulaar)
– (Pular)
– 西部ニジェール・フルフルディ語 (Western Niger Fulfulde)
gba
編集gba は、中央アフリカ共和国のバヤ語のためのISO 639-3 言語コードである。6つないし7つの個別言語が割りあてられている。
– ボコト語
– グバヤ=ボサンゴア語
– グバヤ=ボズム語
– グバヤ=ンボドモ語
– 北西グバヤ語
– 南西グバヤ語(2008-01-14 廃止)
– 南西グバヤ語
gon
編集gon は、ゴーンディー語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– 北部ゴーンディー語
– 南部ゴーンディー語
grb
編集grb は、グレボ語のためのISO 639-3 言語コードである。5つの個別言語が割りあてられている。
– Barclayville Grebo
– Central Grebo
– Gboloo Grebo
– Northern Grebo
– Southern Grebo
grn
編集grn は、グアラニー語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは gn である。5つの個別言語が割りあてられている。
– チリパ語
– 東部ボリビア・グアラニー語
– ムビア・グアラニー語
– パラグアイ・グアラニー語
– 西部ボリビア・グアラニー語
hai
編集hai は、ハイダ語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– 北部ハイダ語
– 南部ハイダ語
hbs
編集hbs は、セルビア・クロアチア語のためのISO 639-3 言語コードである。4つの個別言語が割りあてられている。
– ボスニア語
– クロアチア語
– セルビア語
– モンテネグロ語
hmn
編集hmn は、ミャオ語のためのISO 639-3 言語コードである。2007年2月現在、24の個別言語が割りあてられている。
– 中部恵水フモン語
– 中部麻山フモン語
– 川黔滇苗語
– 東部恵水フモン語
– 東部黔東苗語
– 東部湘西苗語
– 革家語
– 白苗語
– 緑苗語
– 角苗語
– 大花苗語
– 羅泊河フモン語
– 北部貴陽フモン語
– 北部恵水フモン語
– 北部麻山フモン語
– 北部黔東苗語
– 小花苗語
– 南部貴陽フモン語
– 南部麻山フモン語
– 南部黔東苗語
– 南西部貴陽フモン語
– 南西部恵水フモン語
– 西部麻山フモン語
– 西部湘西苗語
iku
編集iku は、イヌクティトゥット語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは iu である。2つの個別言語が割りあてられている。
– 東部カナダ・イヌクティトゥット語
– 西部カナダ・イヌクティトゥット語
ipk
編集ipk は、イヌピアック語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ik である。2つの個別言語が割りあてられている。
– 北アラスカ・イヌピアツン語
– 北西アラスカ・イヌピアツン語
jrb
編集jrb は、ユダヤ・アラビア語群のためのISO 639-3 言語コードである。5つの個別言語が割りあてられている。
– ユダヤ・イラク・アラビア語
– ユダヤ・モロッコ・アラビア語
– ユダヤ・トリポリタニア・アラビア語
– ユダヤ・チュニジア・アラビア語
– ユダヤ・イエメン・アラビア語
kaa–ozz
編集kau
編集kau は、カヌリ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは kr である。3つの個別言語が割りあてられている。
– 中央カヌリ語
– マンガ・カヌリ語
– トゥマリ・カヌリ語
この3つに加えて、関連するがISO 639のマクロランゲージに属するとはされていない言語が2つ存在する。
– ビルマ・カヌリ語
– カネンブ語
kln
編集kln は、カレンジン語のためのISO 639-3 言語コードである。2008年1月14日現在、9つの個別言語が割りあてられている。
– ケイヨ語
– キプシギ語
– マラクウェット語
– ナンディ語
– オキエク語
– ポコット語
– サバオット語
– テリック語
– トゥゲン語
kok
編集kok は、コンカニ語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– ゴア・コンカニ語 (独立した言語として公的に認知されている)
– マハーラーシュトリアン・コンカニ語(公的に認知されず、言語学者によってはマラーティー語の方言とされる)
どちらの言語も、話者自身はコンカニ語と呼んでいる。
kom
編集kom は、コミ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは kv である。2つの個別言語が割りあてられている。
– コミ・ペルミャク語
– コミ・ジリエーン語
kon
編集kon は、コンゴ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは kg である。3つの個別言語が割りあてられている。
– コオンゴ語
– ラリ語
– サンサルバドル・コンゴ語
kpe
編集kpe は、クペレ語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– ギニア・クペレ語
– リベリア・クペレ語
kur
編集kur は、クルド語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ku である。3つの個別言語が割りあてられている。
– 中央クルド語
– 北部クルド語
– 南クルド語
lah
編集lah は、ラフンダー語のためのISO 639-3 言語コードである。7つの個別言語が割りあてられている。
– ジャカティー語
– ケートラーニー語
– 北部ヒンドコ語
– パハーリー・ポートワーリー語
– サライキ語
– 南部ヒンドコ語
– 西パンジャーブ語
注意: lah にはパンジャーブ語(pan)を含まない。
lav
編集lav は、ラトビア語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは lv である。2つの個別言語が割りあてられている。
- ラトガリア語
- 標準ラトビア語
luy
編集luy は、ルヒヤ語のためのISO 639-3 言語コードである。2008年1月14日現在、14つの個別言語が割りあてられている。
– ブクス語
– 東ニャラ語
– イダホ=イスハ=ティリキ語
– カブラス語
– ハヨ語
– キサ語
– ロゴーリ語
– マラチ語
– マラマ語
– オルニョレ語
– サアミア語
– タチョニ語
– ツォツォ語
– ワンガ語
man
編集man は、マンディング諸語のためのISO 639-3 言語コードである。7つの個別言語が割りあてられている。
– 東部マニンカ語
– 森林マニンカ語
– キタ・マリンカカン語
– コニャンカ・マニンカ語
– マンディンカ語
– サンカラン・マニンカ語
– 西部マリンカカン語
mlg
編集mlg は、マダガスカル語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは mg である。11ないし12の個別言語が割りあてられている。
– アンタンカラナ・マダガスカル語
– バラ・マダガスカル語
– マシクル・マダガスカル語
– 北ベツィミサラカ・マダガスカル語
– プラトー・マダガスカル語
– サカラヴァ・マダガスカル語
– 南ベツィミサラカ・マダガスカル語(2011-05-18 廃止)
– 南ベツィミサラカ・マダガスカル語
– タイサカ・マダガスカル語
– タンドゥルイ=マハファリ・マダガスカル語
– タノシ・マダガスカル語
– ツィミヘティ・マダガスカル語
mon
編集mon は、モンゴル語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは mn である。2つの個別言語が割りあてられている。
– ハルハ・モンゴル語
– 周辺モンゴル語
msa
編集msa は、マレー語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ms である。13の個別言語が割りあてられている。
– バカン・マレー語
– ベラウ・マレー語
– ブキット・マレー語
– ココス島マレー語
– ジャンビ・マレー語
– ケダ・マレー語
– コタ・バングン・クタイ・マレー語
– マレー語 (個別言語)
– マナド・マライ語
– 北モルッカ・マレー語
– パッターニー・マレー語
– サバ・マレー語
– テンガロン・クタイ・マレー語
mwr
編集mwr は、マールワーリー語のためのISO 639-3 言語コードである。6つの個別言語が割りあてられている。
– ドゥーンダリ語
– マールワーリー語 (インド)
– マールワーリー語 (パキスタン)
– メールワーリー語
– メワール語
– シェカワティ語
nor
編集nor は、ノルウェー語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは no である。2つの個別言語が割りあてられている。
– ブークモール
– ニーノシュク
oji
編集oji は、オジブウェー語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは oj である。7つの個別言語が割りあてられている。
– チペワ語
– 北西部オジブウェー語
– 中部オジブウェー語
– 東部オジブワ語
– セヴァーン・オジブワ語
– 西部オジブワ語
– オタワ語
これに加えて、緊密に関係する3つの個別言語コードがある。
– アルゴンキン語(オジブウェー語に属するが、oji マクロランゲージに含まれていない)
– ポタワトミ語(かつてオジブウェー語に属していたが、oji マクロランゲージに含まれていない)
– ミチフ語(クリー語とフランス語の混合言語で、オジブウェー語の強い影響を受けている。oji マクロランゲージに含まれていない)
これに加えて、2つのコードを割りあてられていないが緊密に関係し、かつこのマクロランゲージに属さない言語がある。
- ブロークン・オジブウェー語(19世紀末まで使われたピジン語)
- バンギー語(クリー語とオジブウェー語とフランス語と英語とアシニボイン語スコットランド・ゲール語の混合言語)
関連項目
編集orm
編集orm は、オロモ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは om である。4つの個別言語が割りあてられている。
– ボラナ・アルシ・グジ方言
– 東オロモ語
– オルマ語
– 西中央オロモ語
paa–zzz
編集pus
編集pus は、パシュトー語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは ps である。3つの個別言語が割りあてられている。
– 中部パシュトー語
– 北部パシュトー語
– 南部パシュトー語
que
編集que は、ケチュア語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは qu である。2007年4月の現在、44の個別言語が割りあてられている。
– Ambo-Pasco Quechua
– Arequipa-La Unión Quechua
– Ayacucho Quechua
– Cajamarca Quechua
– Cajatambo North Lima Quechua
– Calderón Highland Quichua
– Cañar Highland Quichua
– Chachapoyas Quechua
– Chilean Quechua
– Chimborazo Highland Quichua
– Chincha Quechua
– Chiquián Ancash Quechua
– Classical Quechua
– Corongo Ancash Quechua
– Cusco Quechua
– Eastern Apurímac Quechua
– Huallaga Huánuco Quechua
– Huamalíes-Dos de Mayo Huánuco Quechua
– Huaylas Ancash Quechua
– Huaylla Wanca Quechua
– Imbabura Highland Quichua
– Jauja Wanca Quechua
– Lambayeque Quechua
– Loja Highland Quichua
– Margos-Yarowilca-Lauricocha Quechua
– Napo Lowland Quechua
– North Bolivian Quechua
– North Junín Quechua
– Northern Conchucos Ancash Quechua
– Northern Pastaza Quichua
– Pacaraos Quechua
– Panao Huánuco Quechua
– Puno Quechua
– Salasaca Highland Quichua
– San Martín Quechua
– Santa Ana de Tusi Pasco Quechua
– Santiago del Estero Quichua
– Sihuas Ancash Quechua
– South Bolivian Quechua
– Southern Conchucos Ancash Quechua
– Southern Pastaza Quechua
– Tena Lowland Quichua
– Yanahuanca Pasco Quechua
– Yauyos Quechua
raj
編集raj は、ラージャスタン語のためのISO 639-3 言語コードである。6つの個別言語が割りあてられている。
– バーガル語
– ガデ・ロハール語
– グジャール語
– ハーラウト語
– マールヴィー語
– ワグディ語
rom
編集rom は、ロマ語のためのISO 639-3 言語コードである。7つの個別言語が割りあてられている。
– バルカン・ロマ語
– バルト・ロマ語
– カルパティア・ロマ語
– カロ・フィンランドロマ語
– シンテ・ロマ語
– ヴラハ・ロマ語
– ウェールズ・ロマ語
これに加えて、rom マクロランゲージには属さないが混合言語に属する8つの言語がある。
– Romano-Greek
– Traveller Danish
– Angloromani
– Traveller Norwegian
– Lomavren
– Caló
– Tavringer Romani
– Romano-Serbian
これに加えて、1つのコードを割りあてられていないが緊密に関係し、かつこのマクロランゲージに属さない言語がある。
- Erromintxela(バスク語とロマ語の混合言語)
sqi
編集sqi は、アルバニア語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは sq である。2006年6月の現在、4つの個別言語が割りあてられている。
– アルバレシュ語
– アルヴァニティカ語
– ゲグ方言
– トスク方言
srd
編集srd は、サルデーニャ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは sc である。4つの個別言語が割りあてられている。
– カンピダーノ・サルデーニャ語
– ガッルーラ・サルデーニャ語
– ログドレーゼ・サルデーニャ語
– サッサリ・サルデーニャ語
swa
編集swa は、スワヒリ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは sw である。2つの個別言語が割りあてられている。
– コンゴ・スワヒリ語
– スワヒリ語
syr
編集syr は、シリア語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– アッシリア現代アラム語
– カルデア現代アラム語
tmh
編集tmh は、トゥアレグ語(タマシェク語)のためのISO 639-3 言語コードである。4つの個別言語が割りあてられている。
– タハガルト・タマハック語 (Tahaggart Tamahaq)
– タマシェク語 (Tamasheq)
– タワラマト・タマジャク語 (Tawallammat Tamajaq)
– タヤルト・タマジェク語 (Tayart Tamajeq)
uzb
編集uzb は、ウズベク語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは uz である。2つの個別言語が割りあてられている。
– ウズベク語北部方言
– ウズベク語南部方言
yid
編集yid は、イディッシュ語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは yi である。2つの個別言語が割りあてられている。
– 東イディッシュ語
– 西イディッシュ語
zap
編集zap は、サポテク語のためのISO 639-3 言語コードである。57の個別言語が割りあてられている。
– Aloápam Zapotec
– Amatlán Zapotec
– Asunción Mixtepec Zapotec
– Ayoquesco Zapotec
– Cajonos Zapotec
– Chichicapan Zapotec
– Choapan Zapotec
– Coatecas Altas Zapotec
– Coatlán Zapotec
– El Alto Zapotec
– Elotepec Zapotec
– Guevea de Humboldt Zapotec
– Güilá Zapotec
– Isthmus Zapotec
– Lachiguiri Zapotec
– Lachixío Zapotec
– Lapaguía-Guivini Zapotec
– Loxicha Zapotec
– Mazaltepec Zapotec
– Miahuatlán Zapotec
– Mitla Zapotec
– Mixtepec Zapotec
– Ocotlán Zapotec
– Ozolotepec Zapotec
– Petapa Zapotec
– Quiavicuzas Zapotec
– Quioquitani-Quierí Zapotec
– Rincón Zapotec
– San Agustín Mixtepec Zapotec
– San Baltazar Loxicha Zapotec
– San Juan Guelavía Zapotec
– San Pedro Quiatoni Zapotec
– San Vicente Coatlán Zapotec
– Santa Catarina Albarradas Zapotec
– Santa Inés Yatzechi Zapotec
– Santa María Quiegolani Zapotec
– Santiago Xanica Zapotec
– Santo Domingo Albarradas Zapotec
– Sierra de Juárez Zapotec
– Southeastern Ixtlán Zapotec
– Southern Rincon Zapotec
– Tabaa Zapotec
– Tejalapan Zapotec
– Texmelucan Zapotec
– Tilquiapan Zapotec
– Tlacolulita Zapotec
– Totomachapan Zapotec
– Xadani Zapotec
– Xanaguía Zapotec
– Yalálag Zapotec
– Yareni Zapotec
– Yatee Zapotec
– Yatzachi Zapotec
– Yautepec Zapotec
– Zaachila Zapotec
– Zaniza Zapotec
– Zoogocho Zapotec
これに加えて、消滅言語のカテゴリに属するため、このマクロランゲージには属さない個別言語がある。
– 古代サポテク語
zha
編集zha は、チワン語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは za である。16の個別言語が割りあてられている。
– 中紅水河壮語
– 文麻壮語
– 東紅水河壮語
– 桂北壮語
– 桂辺壮語
– 連山壮語
– 柳江壮語
– 柳黔壮語
– 民講
– 硯広壮語
– 丘北壮語
– 徳靖壮語
– 邕北壮語
– 邕南壮語
– 右江壮語
– 左江壮語
zho
編集zho は、中国語のためのISO 639-3 言語コードである。対応するISO 639-1コードは zh である。13の個別言語が割りあてられている。
– 閩東語
– 晋語
– 北方語
– 莆仙語
– 徽語
– 閩中語
– 贛語
– 客家語
– 湘語
– 閩北語
– 閩南語
– 呉語
– 粵語
ドンガン語(dng )は北方語と緊密に関連しているが、独立した歴史的・文化的発達のため、ISO 639-3 では中国語の一種としては扱われない[6]。
ISO 639 には 上古漢語 (och ) と中古漢語 (ltc ) のコードも含まれるが、それぞれ古代語・歴史的言語のカテゴリに含まれるため、中国語のカテゴリには含まれていない。
関連項目
編集zza
編集zza は、ザザキ語のためのISO 639-3 言語コードである。2つの個別言語が割りあてられている。
– ディムリ語 (Dimli)
– キルマンジュキ語 (Kirmanjki)
脚注
編集- ^ “Scope of denotation for language identifiers”. SIL International. 2014年10月20日閲覧。
- ^ Lewis, M. Paul, ed. 2009. Ethnologue. Dallas: SIL International
- ^ “Documentation for ISO 639 identifier: ara”. SIL International. 2014年10月20日閲覧。
- ^ “Documentation for ISO 639 identifier: arb”. SIL International. 2014年10月20日閲覧。
- ^
ISO 639-2/RA Change Notice ISO
639-1
コードISO
639-2
コード英語名 仏語名 追加・更新日 変更の種類 Notes [-sh] (なし) Serbo-Croatian serbo-croate 2000-02-18 Dep このコードは2000年に非推奨となった。個別言語それぞれにコードが与えられているため(セルビア語・クロアチア語・その後ボスニア語が追加)である。これらは ISO 639-1 の改訂において公開されたが、ISO 639-2 には含まれていなかった。ISO 639-3 ではマクロランゲージ(緊密に関連する個別言語の群に用いる汎用の名称)とみなされる。非推奨であることは2005年の ISO 639 JAC で再確認された。 sr srp [scc] Serbian serbe 2008-06-28 CC ISO 639-2/B コードは非推奨であり、ISO 639-2/T が推奨される。 hr hrv [scr] Croatian croate 2008-06-28 CC ISO 639-2/B コードは非推奨であり、ISO 639-2/T が推奨される。 - ^ Rimsky-Korsakoff, Svetlana (1967). “Soviet Dungan: The Chinese language of Central Asia. Alphabet, phonology, morphology.”. Monumenta Serica 26: 352–421.