アラビア語南イエメン方言
アフリカ・アジア語族の一部
アラビア語南イエメン方言は、アラビア語の口語(アーンミーヤ)のひとつで、イエメン方言に分類される言語。
アラビア語南イエメン方言 | |
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話される国 |
イエメン ジブチ エリトリア ケニア |
話者数 | 710万人 (1996年)[1] |
言語系統 | |
表記体系 | アラビア文字 |
言語コード | |
ISO 639-1 |
ar |
ISO 639-2 |
ara |
ISO 639-3 |
acq |
主にアデン湾に面したイエメン南西部で話されている。代表する都市はイエメンのアデンとタイズであるのでタイズ・アデン方言とも呼ばれる。さらに、下位方言に西のタイズ方言と東のアデン方言がある。ジブチでも、この方言が使われるためジブチ方言とも呼ばれる[2]。話者の総人口は7,078,500人でイエメンに676万人(1996年時点)、ジブチに36,000人(2006年時点)いる。ほかにもエリトリアやケニアなどの国にも話者が存在している。イエメンにはこの方言とは異なる北イエメン方言、ハドラマウト方言がある。