2024年富山県知事選挙
2024年富山県知事選挙（2024ねんとやまけんちじせんきょ）は、2024年10月27日に執行された富山県知事を選出するための選挙である。
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選挙データ
編集- 同日選挙
- 第50回衆議院議員総選挙・第26回最高裁判所裁判官国民審査
- 富山県議会議員補欠選挙（高岡市選挙区）
- 氷見市長選挙
立候補者
編集（立候補届け出順）
| 氏名 | 年齢 | 政党 | 現元新 | 職業・肩書 |
|---|---|---|---|---|
| 百塚怜 （ひゃくづか れい） |
34 | 無所属[注 1] | 新 | 看護師 元上市町議会議員 |
| 新田八朗 （にった はちろう） |
66 | 無所属[注 2] | 現 | 富山県知事（現職） 元日本海ガス社長 |
タイムライン
編集2024年
- 3月22日 - 現職の新田が立候補を表明[3]。
- 5月26日 - 自由民主党県連が新田の推薦を決定[4]。
- 7月1日 - 新田が自由民主党県連と政策協定を締結[5]。
- 7月10日 - 富山県選挙管理委員会が選挙日程を決定[1][2]。
- 7月15日 - 日本維新の会は報酬・退職金削減で合意を得られなかったとして、新田を推薦せず自主投票とする事を公表した[6][7]。
- 7月18日 - 新田は定例会見で、「給与・退職金削減」は「県として自主的に決めること」と発言した[8]。
- 7月25日 - 公明党が新田の推薦を決定[9]。
- 7月26日 - 国民民主党県連が新田を推薦する事を確認[10]。
- 8月9日 - 新田と国民民主党県連が政策協定を結んだ[11]。
- 8月16日 - 日本共産党県委員会・富山県労連などでつくる「明るい富山県政をみんなでつくる会」が百塚の擁立を発表[12]。
- 8月20日 - 立憲民主党県連が新田を推薦する事を決定し、政策協定を結んだ[13]。
- 10月10日 - 告示。百塚と新田の2名が立候補届け出[14]。
- 10月27日 - 投開票。新田が2回目の当選[15]。
選挙結果
編集投開票の結果、現職の新田が新人の百塚を破り再選を果たした。
※当日有権者数：853,877人 最終投票率：54.82%（前回比：-5.85pts）
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 新田八朗 | 66 | 無所属 | 現 | 369,908票 | 81.29% | 自由民主党・公明党・立憲民主党富山県連・国民民主党推薦 |
| 百塚怜 | 34 | 無所属 | 新 | 85,115票 | 18.71% | 日本共産党推薦、社会民主党支持 |
| 市町村 | 新田八朗 | 百塚怜 | ||
|---|---|---|---|---|
| 得票 | % | 得票 | % | |
| 合計 | 369,908 | 81.29% | 85,115 | 18.71% |
| 富山市 | 135,135 | 79.78% | 34,247 | 20.22% |
| 高岡市 | 60,641 | 81.90% | 13,403 | 18.10% |
| 魚津市 | 14,083 | 81.77% | 3,139 | 18.23% |
| 氷見市 | 17,188 | 85.44% | 2,930 | 14.56% |
| 滑川市 | 10,963 | 76.53% | 3,362 | 23.47% |
| 黒部市 | 14,464 | 79.98% | 3,620 | 20.02% |
| 砺波市 | 19,753 | 85.25% | 3,418 | 14.75% |
| 小矢部市 | 12,079 | 85.06% | 2,121 | 14.94% |
| 南砺市 | 21,782 | 85.79% | 3,607 | 14.21% |
| 射水市 | 32,515 | 80.82% | 7,717 | 19.18% |
| 舟橋村 | 1,226 | 81.46% | 279 | 18.54% |
| 上市町 | 6,609 | 74.87% | 2,218 | 25.13% |
| 立山町 | 8,399 | 79.92% | 2,110 | 20.08% |
| 入善町 | 10,129 | 83.60% | 1,987 | 16.40% |
| 朝日町 | 4,942 | 83.78% | 957 | 16.22% |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “10月27日投開票 富山知事選”. 時事ドットコム (2024年7月10日). 2024年9月14日閲覧。
- ^ a b c “任期満了に伴う富山県知事選挙の日程 2024年10月10日告示、10月27日投開票で決定 富山”. TBS NEWS DIG. (2024年7月10日) 2024年8月11日閲覧。
- ^ 小西良昭 (2024年3月23日). “秋の富山県知事選 現職の新田氏が再選へ立候補を表明”. 朝日新聞 2024年8月11日閲覧。
- ^ “今年秋の富山県知事選挙で新田知事の推薦を正式決定 自民党県連定期大会”. 日テレNEWS. (2024年5月26日) 2024年8月11日閲覧。
- ^ “「県政をさらに前に…」新田知事と自民富山県連が政策協定 ウェルビーイングについては記載されず 富山”. TBS NEWS DIG. チューリップテレビ (2024年7月1日). 2024年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月16日閲覧。
- ^ “維新の会 富山県組織 新田知事を推薦せず 「給与・退職金削減」合意至らず｜KNB NEWS NNN”. KNB WEB. 北日本放送 (2024年7月15日). 2024年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月16日閲覧。
- ^ “「身を切る改革」報酬削減で折り合わず…今秋の富山県知事選挙めぐり 日本維新の会は“自主投票” 現職・新田知事の推薦見送り”. TBS NEWS DIG. チューリップテレビ (2024年7月15日). 2024年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月16日閲覧。
- ^ “富山県知事選 維新推薦見送りに新田知事「報酬カットは県が自主的に決めるもの」”. KNB WEB. 北日本放送 (2024年7月18日). 2024年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月23日閲覧。
- ^ “富山知事選で現職推薦 公明”. 時事ドットコム. 時事通信社 (2024年7月25日). 2024年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月26日閲覧。
- ^ “国民民主県連、富山県知事選で新田氏推薦へ ８月中に政策協定”. webunプラス. 北日本新聞 (2024年7月27日). 2024年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月22日閲覧。
- ^ “国民民主県連、新田氏と知事選で政策協定 地元産業活性化など９項目”. webunプラス. 北日本新聞 (2024年8月10日). 2024年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月22日閲覧。
- ^ ““選挙戦”が確実に…今年10月の富山県知事選挙 出馬表明した現職のほかに「みんなの会」が看護師を擁立”. FNNプライムオンライン. (2024年8月16日) 2024年8月16日閲覧。
- ^ “富山県知事選で立憲民主党県連が現職推薦を決定…“みんなの会”が候補者擁立し現職と新人一騎打ちか”. FNNプライムオンライン. 富山テレビ放送 (2024年8月20日). 2024年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月22日閲覧。
- ^ 「富山県知事選挙 10日告示 現職と新人が立候補」『NHK NEWS WEB』2024年10月10日。2024年11月1日閲覧。
- ^ 「県知事選挙 現職の新田八朗氏 2回目の当選」『NHK NEWS WEB』2024年10月28日。2024年11月1日閲覧。
- ^ 日本放送協会. “富山県知事選挙2024 立候補者紹介・選挙速報(10月27日投票)”. www3.nhk.or.jp. 2024年11月2日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
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