2018年の気象・地象・天象
本記事に加筆をする際は出典を忘れないでください。 出典の提示時には記事名のほか配信元・配信日もお願いします。 出来事には、出典があり内容の検証性がとれるもののみ掲載しています。 |
連続投稿はお控えください。(Wikipedia:同じ記事への連続投稿を減らす) 特筆性のない個人の名前は載せないでください。出典に名前が含まれる場合は伏字(◯◯)にしてください。 記事には掲載できない内容もあります。(ウィキペディアは情報を無差別に収集する場ではありません) 文章への終始内部リンクはお控えください。内部リンクは1つだけで十分です。 |
2018年の気象・地象・天象(2018ねんのきしょう・ちしょう・てんしょう)では、2018年(平成30年)の気象・地象・水象・天象に関する出来事について記述する。
2017年の気象・地象・天象 - 2018年の気象・地象・天象 - 2019年の気象・地象・天象
気象
編集1月
編集- 1月3日 - 米国フロリダ州で、29年ぶりに降雪が観測された[1]。
- 1月4日 - コンゴ民主共和国の首都の貧民街で3日から4日朝にかけて豪雨に起因する洪水・土砂崩れが発生、44人が死亡する被害を出した[2]。
- 1月7日 - オーストラリアシドニーで、47.3度の気温が観測された[3]。
- 1月7日 - サハラ砂漠のアルジェリアアインセフラで降雪が観測された[4]。
- 1月8日 - 熱帯のバングラデシュで、史上最低気温となる2.6度が観測された[5]。
- 1月9日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州南部で豪雨に起因する土砂災害が発生、家屋倒壊や少なくとも13人が死亡するなどの被害となった[6]。
- 1月12日 - 沖縄県那覇市、宜野湾市などであられが観測された[7]。
- 1月16日 - ロシア極東のサハ共和国で氷点下67度を観測[8]。
- 1月25日 - 東京都千代田区で氷点下4℃を観測(48年ぶりのこと)[9]。
3月
編集- 3月2日 - アメリカ合衆国東海岸部がノーイースターに襲われ、暴風雨や大雪、洪水を観測、3000便以上の航空便が欠航した[10]。→詳細は「en:March 2018 nor'easter」を参照
- 3月5日 - 前線を伴った低気圧が日本海を通過し各地で温暖、強雨となった。富士山で土石流が発生した。西側の剣ヶ峰大沢では国土交通省の監視カメラにスラッシュ雪崩(標高2200m)と土石流(標高1500m)として記録された[11]。一方、東側のふじあざみラインの北側では標高2400m付近からのスラッシュ雪崩が土石流へ変化し[12]、陸上自衛隊東富士演習場内に流入した。これによって作業員2名が死亡した。
5月
編集- 5月2日-3日 - インド北西部で強い砂嵐があり、110人以上が死亡した[13]。→詳細は「en:2018 Indian dust storms」を参照
7月
編集- 7月5日 - アルジェリアのサハラ砂漠で気温51.3度を記録、正確な統計におけるアフリカ大陸での観測史上最高記録を更新[14]。
- 7月6日 - 梅雨前線が活発化し、西日本から東日本にかけて記録的な大雨となる[15]。
→「平成30年7月豪雨」を参照
- 7月18日 - 岐阜県多治見市で最高気温40.7度、同県美濃市で40.6度を記録、40度を超えたのは2013年の猛暑以来国内5年ぶり、7月としては2004年以来14年ぶり[16]。
- 7月23日 - 埼玉県熊谷市で14時16分に41.1℃を観測し、国内最高気温記録を5年ぶりに更新した[17]。→「気温 § 日本」も参照
- 7月25日 - 日本の南海上で台風12号が発生、北上したのち西に進路を変え近畿・中国地方を通過、瀬戸内海を抜け福岡県に上陸し南下、九州の南海上でループしたのち中国に上陸する異例のコースをとった[18]。
8月
編集- 8月17日 - 北海道大雪山系にて降雪を観測[19]。
9月
編集- 9月4日 - 台風21号が25年ぶりに非常に強い勢力で日本に上陸。大阪湾沿岸を中心に記録的な高潮、各地で統計史上1位の風速を記録。→詳細は「平成30年台風第21号」を参照
- 9月26日 - 甲府地方気象台が富士山で初冠雪を観測したと発表した。9月の冠雪は2012年以来6年ぶりのことである[20]。
- 9月29日 - 沖縄県や本州に台風24号が上陸。各地に被害をもたらした。→詳細は「平成30年台風第24号」を参照
10月
編集11月
編集12月
編集地象
編集大阪府・北海道で人的被害を伴う地震が発生した。前年に続き津波警報・注意報の発表はなかった。
1月
編集- 1月5日 - パプアニューギニアのカドバー島(en)の休火山が史上初めて噴火[22]。
- 1月10日 - 11時51分(日本時間)頃、ホンジュラスの北東沖でマグニチュード7.6の大地震が発生した[23]。津波情報が出されるも、大きくとも19センチの津波を観測するに留まり[24]、現在のところ大きな被害は報告されていない[25]。
- 1月23日 - 気象庁は群馬県の草津白根山が噴火したもようだと発表、噴火警戒レベルを2に引上げた[26]。
- 1月30日 - 蔵王山で火山性微動が観測され、仙台管区気象台は噴火警戒レベルを2に引上げた[27]。
2月
編集3月
編集- 3月1日 - 霧島連山の新燃岳が噴火[29]。
4月
編集- 4月11日 - 大分県中津市耶馬渓町で大規模な山崩れが発生、民家4軒を巻き込む[30]。
- 4月19日 - 霧島連山の硫黄山が噴火、気象庁は噴火警戒レベルを3に引上げた[31]。
- 4月19日, 27日 - 米国イエローストーン国立公園のスチームボート・ガイザー(間欠泉)が噴出。
- 4月30日 - ニュージーランド北島のロトルアで洪水後に巨大なシンクホール(地割れ)が生じた[32]。
5月
編集6月
編集- 6月3日 - グアテマラのフエゴ火山の噴火、火砕流が発生[34]。→詳細は「en:2018 Volcán de Fuego eruption」を参照
- 6月18日 - 日本の大阪府北部を震源とする地震が発生。マグニチュード6.1、最大震度6弱[35]。→詳細は「大阪府北部地震」を参照
7月
編集8月
編集9月
編集10月
編集11月
編集12月
編集水象
編集天象
編集1月
編集2月
編集- 2月5日 - 小惑星2002AJ129が地球から約420万キロを通過[40]。
- 2月6日 - 小惑星2018CCが地球から約19万キロを通過[41]。
- 2月9日 - 小惑星2018CBが地球から約6.4万キロを通過。
予定
編集7月
編集8月
編集- 8月11日 - 部分日食(グリーンランド、北ヨーロッパ、ロシア、モンゴル等)[42]
関連項目
編集- 2018年の猛暑 (日本)
- en:2018 heat wave
- 2018年の地震 - 地震の一覧
- en:Category:2018 floods - 洪水の一覧
- en:Category:Landslides in 2018 - 地すべりの一覧
- en:Category:2018 wildfires - 山火事の一覧
- en:Tornadoes of 2018 - トルネードの一覧
- en:2018 Atlantic hurricane season - ハリケーンの一覧
- en:List of asteroid close approaches to Earth in 2018 - 小惑星の地球への接近の一覧
出典
編集- ^ “フロリダで29年ぶり降雪 米東海岸に大寒波”. AFPBB (2018年1月4日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “コンゴ民主共和国の首都キンシャサで土砂崩れ、44人死亡”. AFPBB News (2018年1月6日). 2018年1月10日閲覧。
- ^ “豪シドニーで80年ぶり猛暑、気温47度超 火の使用禁止に”. CNN (2018年1月8日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “サハラ砂漠に異例の積雪、過去40年で3度目”. CNN (2018年1月10日). 2018年1月12日閲覧。
- ^ “バングラ、観測史上最低の気温2.6度を記録 貧困層に毛布7万枚配布”. AFPBB (2018年1月8日). 2018年1月9日閲覧。
- ^ “米カリフォルニア州で土石流 家屋倒壊、13人死亡”. AFPBB News (2018年1月10日). 2018年1月10日閲覧。
- ^ “沖縄県内各地で「あられ」を確認 沖縄気象台も観測”. 琉球新報 (2018年1月12日). 2018年1月12日閲覧。
- ^ “Even eyelashes freeze as parts of Russia hit -67 degrees Celsius”. CHANNEL NEWSASIA (2018年1月16日). 2018年1月17日閲覧。
- ^ “東京都心で氷点下4度 48年ぶり”. 日経新聞社 (2018年1月25日). 2018年1月25日閲覧。
- ^ “東海岸、冬の嵐で5人死亡 空の便は3000便以上欠航”. AFPBB (2018年3月4日). 2018年1月25日閲覧。
- ^ 富士砂防事務所, 国土交通省 (2018年3月5日). “[https://twitter.com/mlit_fujisabo/status/970586544636506112 3月5日15時44分頃、富士山大沢川の標高2200m付近でスラッシュ雪崩の流下が確認されました。 なお、大沢崩れでは、映像のようなスラッシュ雪崩は毎年1~2回発生しています。pic.twitter.com/gFA7GNzsSY]”. @mlit_fujisabo. 2019年12月4日閲覧。
- ^ “2018年3月5日の須走口の土石流について - researchmap”. researchmap.jp. 2019年12月4日閲覧。
- ^ “強い砂嵐で110人死亡 インド北西部”. CNN (2018年5月4日). 2018年5月5日閲覧。
- ^ “北半球各地で記録的熱波 北極圏で30度超を観測”. フランス通信社 (2018年7月27日). 2018年12月16日閲覧。
- ^ “67万人避難指示 3人死亡、7人不明”. 毎日新聞. (2018年7月6日) 2018年7月6日閲覧。
- ^ “2層高気圧、猛暑もたらす 多治見など40度超え”. 日本経済新聞 (2018年7月18日). 2018年11月25日閲覧。
- ^ “国内最高気温、5年ぶりに記録更新 埼玉・熊谷で”. ウェザーニュース. (2018年7月23日) 2018年8月3日閲覧。
- ^ “異例の進路を辿った台風12号”. ウェザーニュース. (2018年8月1日) 2018年8月3日閲覧。
- ^ “北海道 黒岳で初雪!”. tenki.jp. (2018年8月17日) 2018年8月28日閲覧。
- ^ “富士山 初冠雪 9月の観測は6年ぶり。” (2018年9月26日). 2018年9月28日閲覧。
- ^ “暖冬の師走、エルニーニョが要因 351地点で12月最高気温”. 中日新聞 (2018年12月4日). 2018年12月16日閲覧。
- ^ “Surprise awakening of Papua New Guinea volcano forces evacuations”. Theguardian (2018年1月26日). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “M 7.6 - 44km E of Great Swan Island, Honduras”. アメリカ地質調査所. 2018年1月10日閲覧。
- ^ “海外地震 ホンジュラス付近でM7.6の地震 日本への津波の影響なし(10日12:20現在)”. ウェザーニューズ (2018年1月10日). 2018年1月10日閲覧。
- ^ “ホンジュラス沖でM7.6の地震 津波警報は解除”. AFPBB News (2018年1月10日). 2018年1月10日閲覧。
- ^ “草津白根山が噴火 噴石や雪崩で少なくとも15人けが”. 産経ニュース (2018年1月23日). 2018年1月23日閲覧。
- ^ “<蔵王山>仙台管区気象台 噴火警戒レベル2に引き上げ、警報発表”. 河北新報 (2018年1月30日). 2018年1月31日閲覧。
- ^ “霧島山連山・えびの高原(硫黄山)小規模噴火の可能性高まる 警戒レベル2に引き上げ 気象庁”. 西日本新聞 (2018年2月20日). 2018年2月23日閲覧。
- ^ “九州・新燃岳、噴火続く 噴煙高さ400m以上”. 朝日新聞 (2018年3月2日). 2018年3月4日閲覧。
- ^ “大分・耶馬渓で山崩れ5人不明 1人発見、民家4軒被害 自衛隊が災害派遣” (日本語). 西日本新聞. (2018年4月11日) 2018年4月19日閲覧。
- ^ “霧島連山の硫黄山、250年ぶり噴火 警戒レベル3に:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル 2018年4月19日閲覧。
- ^ Spectacular sinkhole found on Rotorua farm after floods NewstalkZB 2018-05-01
- ^ “ハワイ・キラウエア火山が噴火 非常事態宣言 一部避難命令も” (日本語). BBC. (2018年5月4日) 2018年5月6日閲覧。
- ^ “グアテマラのフエゴ火山が噴火 大規模な火砕流が麓の集落をのみ込む” (日本語). livedoor NEWS. (2018年6月6日) 2018年6月6日閲覧。
- ^ “平成30年6月18日07時58分頃の大阪府北部の地震について” (PDF). 気象庁 (2018年6月18日). 2018年6月18日閲覧。
- ^ “インドネシアで津波、222人死亡 火山島噴火が誘発か” (日本語). 朝日新聞デジタル. (2018年12月23日) 2018年12月24日閲覧。
- ^ “諏訪湖に待望「御神渡り」 5季ぶりに出現”. 朝日新聞社 (2018年2月1日). 2018年2月1日閲覧。
- ^ “高さ23.8メートル、南半球史上最大の大波を観測”. AFPBB (2018年5月11日). 2018年5月13日閲覧。
- ^ a b “皆既月食(2018年1月31日)”. 国立天文台 (?). 2018年1月8日閲覧。
- ^ “”潜在的危険”に該当する小惑星「2002 AJ129」が時速約10万キロで地球に接近中、2月3日に最接近予定”. BIGLOBE NEWS (2018年1月21日). 2018年1月21日閲覧。
- ^ “Watch online as 2 asteroids sweep close this week”. earthsky (2018年2月5日). 2018年2月12日閲覧。
- ^ a b c “2018年の暦要項発表、1月31日深夜に全国で皆既月食”. AstroArts Inc (?). 2018年1月8日閲覧。