2003年の文学
2003年の文学(2003ねんのぶんがく)は、2003年(平成15年)の文学についてまとめた記事である。
→「2003年の出版」も参照
できごと
編集賞
編集芥川賞・直木賞
編集- 第128回(2002年下半期)
- 第129回(2003年上半期)
- 芥川賞 - 吉村萬壱『ハリガネムシ』
- 直木賞 - 石田衣良『4TEEN フォーティーン』、村山由佳『星々の舟』
その他の賞
編集2003年の本
編集小説
編集- 阿部和重 『シンセミア』(朝日新聞社)
- 伊坂幸太郎 『重力ピエロ』(毎日新聞社)、『アヒルと鴨のコインロッカー』(東京創元社)
- 歌野晶午 『葉桜の季節に君を想うということ』(文藝春秋)
- 小川洋子 『博士の愛した数式』(新潮社)
- 角田光代 『愛がなんだ』(メディアファクトリー)
- 鹿島田真希 『一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する』(河出書房新社)
- 金原ひとみ 『蛇にピアス』(集英社)
- 小池真理子 『瑠璃の海』(集英社)
- 島本理生 『リトル・バイ・リトル』(講談社)
- 笙野頼子 『水晶内制度』(新潮社)
- 谷川流 『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川書店)
- 谷川流 『涼宮ハルヒの溜息』(角川書店)
- 谷川流 『涼宮ハルヒの退屈』(角川書店)
- 中村文則 『銃』(新潮社)
- 村山由佳 『星々の舟』(文藝春秋)
- 森絵都 『永遠の出口』(集英社)
- 矢作俊彦 『ららら科學の子』(文藝春秋)
- 綿矢りさ 『蹴りたい背中』(河出書房新社)
- J・D・サリンジャー、村上春樹訳 『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(白水社)
その他
編集死去
編集1月 - 3月
編集- 1月3日 - モニック・ウィティッグ、フランスの作家。67歳没。
- 1月10日 - 泉三太郎、日本のロシア文学者。76歳没。
- 1月16日 - 榎本滋民、東京府出身の劇作家。72歳没[4]。
- 1月18日 - ギャビン・ライアル、イギリスの小説家。70歳没。
- 1月24日 - 上村勝彦、東京市出身の古代インド文学研究者。58歳没。
- 2月20日 - モーリス・ブランショ、フランスの哲学者。95歳没。
- 3月2日 - 生島治郎、日本の小説家。70歳没。
- 3月4日 - セバスチアン・ジャプリゾ、フランスの小説家・脚本家。71歳没。
- 3月7日 - 黒岩重吾、大阪市出身の小説家。79歳没。
4月 - 6月
編集7月 - 9月
編集- 7月26日 - ハロルド・C・ショーンバーグ、米国の音楽評論家・ジャーナリスト。87歳没。
- 9月21日 - 小此木啓吾、日本の医学者・精神科医。『モラトリアム人間の時代』などの著書がある。73歳没。
- 9月25日 - エドワード・サイード、パレスチナ系アメリカ人の文学研究者・批評家。67歳没。
10月 - 12月
編集- 10月3日 - ウィリアム・スタイグ、米国の漫画家・児童文学作家。95歳没。
- 10月13日 - 水芦光子、石川県出身の詩人・小説家。89歳没。
- 11月27日 - 都筑道夫、東京市出身の小説家。74歳没。
- 12月9日 - アレクサンドル・ゴルボフスキー、ソビエト連邦出身の作家。73歳没。
脚注
編集- ^ 杉江 由次さんインタビュー|ブックサービスの公式サイト
- ^ トーハン調べ 2003年 年間ベストセラー
- ^ トーハン調べ 2004年 年間ベストセラー
- ^ “劇作家の榎本滋民さん焼死”. 共同通信社. 47NEWS. (2003年1月17日) 2015年6月19日閲覧。
参考文献
編集- 『決定版 三島由紀夫全集42巻 年譜・書誌』新潮社、2005年8月。ISBN 978-4106425820。