1986年ウィンブルドン選手権
1986年 ウィンブルドン選手権(1986ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1986)は、イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて、1986年6月23日から7月6日にかけて開催された。
シード選手
編集男子シングルス
編集- イワン・レンドル (準優勝)
- マッツ・ビランデル (4回戦)
- ジミー・コナーズ (1回戦)
- ボリス・ベッカー (優勝、大会2連覇)
- ステファン・エドベリ (3回戦)
- ヨアキム・ニーストロム (3回戦)
- アンリ・ルコント (ベスト4)
- アンダース・ヤリード (2回戦)
- アンドレス・ゴメス (1回戦)
- ティム・メイヨット (ベスト8)
- ケビン・カレン (1回戦)
- ブラッド・ギルバート (4回戦)
- ミカエル・ペルンフォルス (4回戦)
- マルティン・ハイテ (2回戦)
- ギレルモ・ビラス (1回戦)
- ヨハン・クリーク (2回戦)
女子シングルス
編集- マルチナ・ナブラチロワ (優勝、大会5連覇)
- クリス・エバート・ロイド (ベスト4)
- ハナ・マンドリコワ (準優勝)
- クラウディア・コーデ=キルシュ (3回戦)
- パム・シュライバー (1回戦)
- キャシー・リナルディ (1回戦)
- ヘレナ・スコバ (ベスト8)
- マニュエラ・マレーバ (4回戦)
- ジーナ・ガリソン (2回戦)
- ガブリエラ・サバティーニ (ベスト4)
- カーリン・バセット (4回戦)
- ステファニー・レイヒ (1回戦)
- バーバラ・ポッター (大会開始前に棄権)
- ウェンディ・ターンブル (1回戦)
- カタリナ・リンドクイスト (ベスト8)
- キャシー・ジョーダン (4回戦)
大会経過
編集男子シングルス
編集準々決勝
- イワン・レンドル vs. ティム・メイヨット 6-4, 4-6, 6-4, 3-6, 9-7
- スロボダン・ジボイノビッチ vs. ラメシュ・クリシュナン 6-2, 7-6, 4-6, 6-3
- ボリス・ベッカー vs. ミロスラフ・メチージュ 6-4, 6-2, 7-6
- アンリ・ルコント vs. パット・キャッシュ 4-6, 7-6, 7-6, 6-3
準決勝
- イワン・レンドル vs. スロボダン・ジボイノビッチ 6-2, 6-7, 6-3, 6-7, 6-4
- ボリス・ベッカー vs. アンリ・ルコント 6-2, 6-4, 6-7, 6-3
女子シングルス
編集準々決勝
- マルチナ・ナブラチロワ vs. ベッティーナ・バンジ 6-1, 6-3
- ガブリエラ・サバティーニ vs. カタリナ・リンドクイスト 6-2, 6-3
- ハナ・マンドリコワ vs. ロリ・マクニール 6-7, 6-0, 6-2
- クリス・エバート・ロイド vs. ヘレナ・スコバ 7-6, 4-6, 6-4
準決勝
- マルチナ・ナブラチロワ vs. ガブリエラ・サバティーニ 6-2, 6-2
- ハナ・マンドリコワ vs. クリス・エバート・ロイド 7-6, 7-5
決勝戦の結果
編集- 男子シングルス
- 女子シングルス
- マルチナ・ナブラチロワ vs. ハナ・マンドリコワ 7-6, 6-3
- 男子ダブルス
- マッツ・ビランデル& ヨアキム・ニーストロム vs. ピーター・フレミング& ゲーリー・ドネリー 7-6, 6-3, 6-3
- 女子ダブルス
- マルチナ・ナブラチロワ& パム・シュライバー vs. ハナ・マンドリコワ& ウェンディ・ターンブル 6-1, 6-3
- 混合ダブルス
- ケン・フラック& キャシー・ジョーダン vs. ハインツ・ギュンタード& マルチナ・ナブラチロワ 6-3, 7-6
みどころ
編集- 女子シングルス優勝者のマルチナ・ナブラチロワが大会「5連覇」を達成し、連続優勝記録で1976年-1980年のビョルン・ボルグに並んだ。ナブラチロワの女子シングルス優勝回数も「7勝」となり、ドロテア・ダグラス・チェンバース(1878年 - 1960年)と並ぶ大会歴代2位タイにつけた。前年に男子シングルスで「17歳7ヶ月」の大会最年少優勝記録を樹立したボリス・ベッカーは、大会2連覇の最年少記録も打ち立てた。
外部リンク
編集先代 1986年全仏オープンテニス |
テニス4大大会 1986年 |
次代 1986年全米オープンテニス |
先代 1985年ウィンブルドン選手権 |
ウィンブルドン選手権 1986年 |
次代 1987年ウィンブルドン選手権 |