ハインツ・ギュンタード
ハインツ・ギュンタード(Heinz Günthardt, 1959年2月8日 - )は、スイス・チューリッヒ出身の元男子プロテニス選手。現役選手時代はダブルスの名手としてよく知られ、ATPツアーでシングルス5勝、ダブルス30勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス22位、ダブルス3位。ダブルスでは、ハンガリーのバラージュ・タロツィと組んで多くの好成績を出した。現役引退後、ギュンタードはシュテフィ・グラフのコーチとして有名になった。
| ||||
---|---|---|---|---|
ハインツ・ギュンタード | ||||
基本情報 | ||||
国籍 | スイス | |||
出身地 | 同・チューリッヒ | |||
生年月日 | 1959年2月8日 | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 70kg | |||
利き手 | 右 | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 1976年 | |||
引退年 | 1990年 | |||
ツアー通算 | 35勝 | |||
シングルス | 5勝 | |||
ダブルス | 30勝 | |||
生涯通算成績 | 637勝419敗 | |||
シングルス | 228勝193敗 | |||
ダブルス | 409勝226敗 | |||
生涯獲得賞金 | 1,550,007 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 出場なし | |||
全仏 | 4回戦(1985) | |||
全英 | ベスト8(1985) | |||
全米 | ベスト8(1985) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 22位 | |||
ダブルス | 3位 | |||
前年にモニカ・セレシュ(当時ユーゴスラビア)に世界ランキング1位の座を奪われたシュテフィ・グラフの父親、ペーター・グラフからのオファーを受け、この年の初めからグラフのコーチに就任する。以降グラフは1999年に引退するまで、4大大会において12勝を挙げる。
ギュンタードは当時不調に陥っていたグラフに対し、「ストロークのバリエーションを増やすよりも、今ある物の質を高めるべきだ」という観点から、持ち味であったバックハンドのスライス(逆回転の球)をさらに強化することにした。この結果、グラフは以前は普通に使っていたバックハンドのトップスピンをごく限られた場面でしか打たなくなった。
外部リンク
編集- ハインツ・ギュンタード - ATPツアーのプロフィール
- ハインツ・ギュンタード - デビスカップのプロフィール
- ハインツ・ギュンタード - 国際テニス連盟
- ウィキメディア・コモンズには、ハインツ・ギュンタードに関するカテゴリがあります。