鈴木 正崇(すずき まさたか、1949年11月21日 - )は、日本の文化人類学者、民俗学者、宗教学者。慶應義塾大学名誉教授。専門は、民俗宗教祭祀芸能民族生成の比較研究、民俗社会を中心とする日本文化論など。研究地域は、西南中国南インドスリランカ日本文学博士(慶應義塾大学・1995年)。

鈴木 正崇
人物情報
生誕 (1949-11-21) 1949年11月21日
日本の旗 日本東京都
学問
研究分野 文化人類学民俗学宗教学
研究機関 慶應義塾大学
公式サイト
慶應義塾大学 鈴木正崇研究室
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経歴

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東京都台東区上野出身。東京学芸大学附属竹早小学校慶應義塾中等部慶應義塾高等学校を経て、慶應義塾大学経済学部を卒業後、三菱銀行に入社[1]。その後、在学時のユーラシア放浪の体験を生かすためにアジア研究に転進し[2]慶應義塾大学大学院文学研究科東洋史専攻)に進学。1976年、修士課程修了、1979年、博士課程単位取得退学。東京工業大学工学部人文社会群助手(1979年)、慶應義塾大学文学部専任講師(1986年)、同助教授(1988年)を経て、1996年より教授。2015年3月に定年退官し、同年4月より名誉教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科委員、慶應義塾大学地域研究センター副所長、東アジア研究所副所長を兼任。日本文化人類学会評議員、日本民俗学会理事、日本宗教学会常務理事、日本山岳修験学会会長、日本印度学仏教学会理事、民俗芸能学会理事、日本南アジア学会常務理事、第22期第23期日本学術会議連携会員を歴任[3]

主な著作

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著書

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外国語訳

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  • 『中国南部少数民族民俗記録』(陳芳訳、中国語、貴州大学出版社、2018年) ISBN 978-7-5691-0176-8
  • 『東亜民族与文化之嬗变』(王暁梅他訳、中国語、貴州大学出版社、2020年)ISBN 978-7569103137
  • 『中国西南少数民族文化之嬗变』(王暁梅他訳、中国語、貴州大学出版社、2021年)ISBN 978-7569104455

編著

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共編著

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共著

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監修

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訳書

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受賞歴

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  • 1997年,『スリランカの宗教と社会―文化人類学的考察』で義塾賞を受賞
  • 2014年,『ミャオ族の歴史と文化の動態―中国南部山地民の想像力の変容―』で第11回木村重信民族藝術学会賞(民族藝術学会)を受賞
  • 2016年,「日本の山岳信仰と修験道に関する宗教学的研究」の業績により、第18回秩父宮記念山岳賞を受賞(日本山岳会
  • 2022年,『女人禁制の人類学―相撲・穢れ・ジェンダー―』の業績により、第14回昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)を受賞[4]

脚注

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  1. ^ 鈴木正崇略歴・主要研究業績」『慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学心理学教育学 : 人間と社会の探究』第79巻、慶應義塾大学大学院社会学研究科、2015年、127-162頁、CRID 1050282813928540032ISSN 0912-456X 
  2. ^ 『アジア・アフリカ研究ー現在と過去との対話ー』慶應義塾大学出版会、2015年、111-152頁。 
  3. ^ 『森羅万象のささやきー民俗宗教研究の諸相―』風響社、2015年、930-936頁。 
  4. ^ 第14回昭和女子大学女性文化研究賞・同研究奨励賞受賞作発表”. 昭和女子大学. 2022年5月2日閲覧。

外部リンク

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