航琉ひびき
航琉 ひびき(わたる ひびき、12月13日[1] - )は、元宝塚歌劇団花組の男役[2]。元花組副組長[2][3]。
わたる ひびき 航琉 ひびき | |
---|---|
生年月日 | 12月13日 |
出身地 | 日本 東京都国分寺市 |
身長 | 173cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2007年 - |
活動内容 |
2007年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2022年:花組副組長就任 2023年:宝塚歌劇団退団 |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
来歴
編集2005年、宝塚音楽学校入学。
2007年、宝塚歌劇団に93期生として入団[4][2]。入団時の成績は17番[4]。星組公演「さくら/シークレット・ハンター」で初舞台[4]。その後、花組に配属[4][3]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
編集初舞台
編集花組時代
編集- 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』『ラブ・シンフォニー』
- 2008年2月、『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニーII』(中日劇場)
- 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』『Red Hot Sea』
- 2009年1 - 3月、『太王四神記』
- 2009年7月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場)
- 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - 衛兵隊、新人公演:ドレッセ(本役:夕霧らい)『EXCITER!!』
- 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 新人公演:懐王(本役:眉月凰)
- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - 新人公演:アーネスト(本役:真瀬はるか)『EXCITER!!』
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - 新人公演:医者(本役:祐澄しゅん)『Le Paradis!!(ル パラディ)』
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - 街の男、新人公演:トゥルニエ(本役:浦輝ひろと)
- 2011年10 - 11月、『小さな花がひらいた』 - 太吉『ル・ポァゾン 愛の媚薬II』(全国ツアー)
- 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - 新人公演:ウスチーノフ(本役:夕霧らい)『カノン』
- 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館) - 中村源吾[3]
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - 新人公演:ザジ(本役:月央和沙)『CONGA!!』
- 2012年11月、『Victorian Jazz(ヴィクトリアン ジャズ)』(バウホール) - 警官
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - ハロルド、新人公演:テーラー(本役:月央和沙)
- 2013年6 - 7月、『戦国BASARA』(東急シアターオーブ)
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - ピエール/サント=ブーヴ、新人公演:アルフォンス・ルーシェ(本役:悠真倫)/デュマ(本役:紫峰七海)『Mr. Swing!』
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - ボブ、新人公演:レッド・ライディングウッド(本役:紫峰七海)『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
- 2014年6 - 7月、『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』(バウホール) - セルゲイ
- 2014年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - ヒューブナー男爵
- 2015年1月、『Ernest in Love』(東京国際フォーラム) - 八百屋/ヨゼフ/召使い
- 2015年3 - 6月、『カリスタの海に抱かれて』『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
- 2015年7 - 8月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 農民『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
- 2015年10 - 12月、『新源氏物語』 - 頭の弁『Melodia-熱く美しき旋律-』
- 2016年2 - 3月、『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - ジェファーソン・デイビス[3]
- 2016年4 - 7月、『ME AND MY GIRL』 - トマス・ヘアフォード
- 2016年9月、『仮面のロマネスク』 - 司祭ルブラン『Melodia-熱く美しき旋律-』(全国ツアー)
- 2016年11 - 2017年2月、『雪華抄(せっかしょう)』『金色(こんじき)の砂漠』 - 兵士グルターズ
- 2017年3 - 4月、『仮面のロマネスク』 - 司祭ルブラン『EXCITER!!2017』(全国ツアー)
- 2017年6 - 8月、『邪馬台国の風』 - 不弥王『Santé!!』
- 2017年10月、『ハンナのお花屋さん-Hanna's Florist-』(TBS赤坂ACTシアター) - ヘルゲ・インゲマン/移民の男/ジャーナリスト[3]
- 2018年1 - 3月、『ポーの一族』 - 村長/ハリソン先生
- 2018年5月、『あかねさす紫の花』 - 小泉『Sante!!』(博多座)
- 2018年7 - 10月、『MESSIAH(メサイア)-異聞・天草四郎-』 - 芦塚忠右衛門『BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-』
- 2018年11 - 12月、『蘭陵王(らんりょうおう)-美しすぎる武将-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - 父/皇帝/村の長者/記憶の男[3]
- 2019年2 - 4月、『CASANOVA』 - ブラガディーノ卿
- 2019年6 - 7月、『花より男子』(TBS赤坂ACTシアター) - 伊藤/静の父
- 2019年6月、『恋スルARENA』(横浜アリーナ)[注釈 1]
- 2019年8 - 11月、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 - ディビット・ブラウン『シャルム!』
- 2020年1月、『DANCE OLYMPIA』(東京国際フォーラム) - オリンピアの歌手/プロデューサー
- 2020年7 - 11月、『はいからさんが通る』 - 卯月
- 2021年4 - 7月、『アウグストゥス-尊厳ある者-』 - サレナス『Cool Beast!!』
- 2021年8 - 9月、『銀ちゃんの恋』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - 専務
- 2021年11 - 2022年2月、『元禄バロックロック』 - ケンペル『The Fascination(ザ ファシネイション)!』
- 2022年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場) - ジョージ/コレッリ支配人[3]
- 2022年6 - 9月、『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』 - アダム・リスト『Fashionable Empire』
- 2022年10 - 11月、『フィレンツェに燃える』 - カルロ『Fashionable Empire』(全国ツアー)
- 2023年1 - 3月、『うたかたの恋』 - ロシェック『ENCHANTEMENT(アンシャントマン)-華麗なる香水(パルファン)-』
- 2023年4 - 5月、『二人だけの戦場』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - クェイド少佐
- 2023年7 - 10月、『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』 - 道具屋六兵衛『GRAND MIRAGE!』 退団公演[6][2][3]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
編集受賞歴
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 6/26のみ特別出演。
出典
編集- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2023年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、17頁。ISBN 978-4-86649-223-0。
- ^ a b c d e f 宝塚歌劇花組の航琉ひびき、和海しょう、春妃うらら、10月退団「鴛鴦歌合戦」千秋楽で スポーツ報知。
- ^ a b c d e f g h i Memories of 航琉ひびき タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 119.
- ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。
- ^ 宝塚歌劇花組「鴛鴦歌合戦」開幕 トップスター・柚香光「ふわっと温かく」 スポーツ報知。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
参考文献
編集- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。