百沢
青森県弘前市の大字
百沢(ひゃくざわ)は、青森県弘前市の大字で、旧中津軽郡岩木町の大字。郵便番号は036-1343。
百沢 | |
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北緯40度37分9.87秒 東経140度20分34.27秒 / 北緯40.6194083度 東経140.3428528度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 青森県 |
市町村 | 弘前市 |
人口 | |
• 合計 | 917人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
036-1343 |
市外局番 | 0172[2] |
ナンバープレート | 弘前 |
地理
編集岩木山の麓の地区のひとつで、当地を青森県道3号弘前岳鰺ケ沢線・青森県道30号岩木山環状線・岩木山8合目まで有料道路津軽岩木スカイラインが通る(入口は隣接する常盤野、出口は百沢になる)。北は大森、東は貝沢・鬼沢・高杉・弥生・新岡・葛原・高岡・新法師、南は館後・国吉・中野・中畑、南西は中津軽郡西目屋村白沢、西は常盤野、西津軽郡鯵ヶ沢町長平町に接する。
小字
編集小字として大平野・岸田・久保田・小松野・笹平・三本柳・裾野・高田・田川・旦の越・鶴田・寺沢・温湯・東岩木山・山田がある。
歴史
編集- 1935年(昭和10年) - 岩木山・岩木山神社に対する信仰から観光化が進められ、道路等が整備され、弘前市との間に路線バスが4往復運行される。
- 1958年(昭和33年) - 岩木山が県立自然公園の指定を受ける。
- 1960年(昭和35年) - 岩木実験農場が発足。
- 1964年(昭和39年) - 当地の桜林で温泉ボーリングが成功し、いわき荘が完成。
- 1975年(昭和50年) - 岩木山百沢土石流災害が発生。
沿革
編集世帯数と人口
編集2017年(平成29年)6月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
百沢(小字全域) | 443世帯 | 917人 |
交通
編集- 弘南バス
- 弥生平、弥生北口、弥生いこいの広場(弘前バスターミナル - 弥生線)停留所。
- 弥生いこいの広場経由は、夏期営業期間の日曜・祝日・休校日に1往復のみ経由。
- 観光りんご園前、百沢東口、岩木山神社前、百沢温泉前、ゴルフ場前、岩木山総合公園、清水湖、草山、地蔵尊前、農場前(弘前バスターミナル - 枯木平線)停留所。
- 百沢東口、岩木山神社前、百沢温泉前、いわき荘前(弘前バスターミナル - 高岡経由 - いわき荘線)停留所。
- 冬期スキーシーズンに一部の便で、いわき荘前 - 百沢スキー場間の延長運行が行われる。
- 三本柳、三本柳温泉前、中野、百沢温泉前、百沢神社前、百沢東口(三本柳 - いわき荘・高岡経由 - 義塾高校線)停留所。
- 弥生平、弥生北口、弥生いこいの広場(弘前バスターミナル - 弥生線)停留所。
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
大字 | 小字・番地 | 小学校 | 中学校 |
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百沢 | 一部 | 弘前市立岩木小学校 | 弘前市立津軽中学校 |
百沢 | 東岩木山の一部 | 弘前市立船沢小学校 | 弘前市立船沢中学校 |
百沢 | 裾野 | 弘前市立常盤野小中学校 | 弘前市立常盤野小中学校 |
施設
編集教育
編集- 百沢保育所
福祉
編集- 拓光園
- 拓光園2号館
- 山郷館デイサービスセンター
商業
編集- 百沢温泉
- 弘前市観光りんご園
- 岩木山百沢スキー場
- 津軽カントリークラブ百沢コース
宿泊
編集- 温泉旅館中野
- アソベの森いわき荘
公共
編集- 桜林公園
- 桜林公園キャンプ場
- 百沢郵便局
- 上弥生集会場
- 岩木山総合公園
- 岩木山総合公園体育館
- アソベの森ゴルフ練習場
- 弘前市野外活動施設弥生いこいの広場
- 弥生いこいの広場オートキャンプ場
寺院
編集その他
編集- 岩木高原県立自然公園
重要文化財
編集脚注
編集- ^ a b “オープンデータひろさき 弘前市 町名別人口・世帯数_平成29年”. ひろさき未来戦略研究センター (2017年6月1日). 2017年6月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
参考文献
編集角川日本地名大辞典 2 青森県(角川書店)