瀬戸ケ谷町
瀬戸ケ谷町(せとがやちょう)は神奈川県横浜市保土ケ谷区の町名。住居表示は未施行で、丁目は設けられていない[5]。面積は0.416km2である[2]。
瀬戸ケ谷町 | |
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町丁 | |
首都高速狩場線上りの狩場本線料金所。 下り線の上部は瀬戸ケ谷町公園となっている。 | |
北緯35度26分34秒 東経139度35分26秒 / 北緯35.442847度 東経139.59055度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 保土ケ谷区 |
人口情報(2023年(令和5年)4月30日現在[1]) | |
人口 | 6,030 人 |
世帯数 | 3,002 世帯 |
面積([2]) | |
0.416 km² | |
人口密度 | 14495.19 人/km² |
設置日 | 1940年(昭和15年)11月1日 |
郵便番号 | 240-0024[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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地理
編集保土ケ谷区の南東部に位置し、東西に2.3キロメートル、南北に最大1.8キロメートルの横長の町域を持つ。1990年に開通した首都高速神奈川3号狩場線が東西に走り、街は南北に分かれている。北東端の保土ケ谷橋交差点から西に入ったところは程ヶ谷宿の歓楽地であった。今井川を渡る八幡橋の先には八幡神社があり[6]、今井川沿いに西に行くと羽田の漁民の信仰を集め、羽田講を行う外川神社がある。程ヶ谷宿旧本陣の南側の台地には、6世紀中頃に築造された全長41メートルの前方後円墳である瀬戸ヶ谷古墳があったが[7]、宅地開発で姿を消した[8]。首都高速を渡り町の南北をつなぐ橋は幅を広くとり、一部が小公園となっている[6]。町の南西部には横浜市立瀬戸ケ谷小学校がある。
歴史
編集1940年(昭和15年)11月1日、保土ケ谷町字瀬戸ケ谷、瀬戸ケ谷東側、瀬戸ケ谷入口および岩間上町字西裏町ほかから瀬戸ケ谷を新設設置[6]。地名研究では、セトは「狭処」あるいは「狭戸」、すなわち谷戸の地形を意味すると考えられる[9]。1962年(昭和37年)~1970年(昭和45年)頃より、大規模な宅地開発が行われた。1981年(昭和56年)には、一部が南区永田北に編入される[10]。
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
瀬戸ケ谷町 | 3,002世帯 | 6,030人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 5,461
|
2000年(平成12年)[12] | 6,264
|
2005年(平成17年)[13] | 6,390
|
2010年(平成22年)[14] | 6,387
|
2015年(平成27年)[15] | 6,293
|
2020年(令和2年)[16] | 5,936
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[11] | 2,142
|
2000年(平成12年)[12] | 2,542
|
2005年(平成17年)[13] | 2,647
|
2010年(平成22年)[14] | 2,745
|
2015年(平成27年)[15] | 2,804
|
2020年(令和2年)[16] | 2,798
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学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[17]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
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1番地〜46番地の49、47〜50番地 53番地の1〜160、54〜67番地 68番地(崖の下)、69番地 74〜77番地、79〜105番地 107〜115番地、117〜137番地 139〜166番地、169〜201番地 203番地 |
横浜市立岩崎小学校 | 横浜市立岩崎中学校 |
46番地の50〜54、51〜52番地 53番地の161〜170、68番地(崖の上) 70〜73番地、78番地の2・10 106番地、116番地、138番地 167〜168番地、202番地 204番地以降 |
横浜市立瀬戸ケ谷小学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
瀬戸ケ谷町 | 63事業所 | 299人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[19] | 57
|
2021年(令和3年)[18] | 63
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[19] | 252
|
2021年(令和3年)[18] | 299
|
施設
編集その他
編集日本郵便
編集警察
編集町内の警察の管轄区域は以下の通りである[21]。
番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
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全域 | 保土ケ谷警察署 | 保土ケ谷橋交番(岩間町交番) |
※保土ケ谷橋交番が移転建て替えのため、期間中は上記の交番にて対応。
脚注
編集- ^ a b “令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b 横浜市町区域要覧、1 - 27頁
- ^ a b “瀬戸ケ谷町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
- ^ a b c (保土ケ谷区史 1997, pp. 488–489)
- ^ 横浜市歴史博物館 2001, p. 42.
- ^ (角川 1984, p. 1032)
- ^ (市民局 1996, p. 114)
- ^ (角川 1984, p. 523)
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
- ^ “あなたの街の交番は?”. 保土ケ谷警察署. 2021年11月23日閲覧。
参考文献
編集- 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日。
- 横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』1996年12月。
- 『保土ケ谷区史』保土ケ谷区史編集部会、1997年10月1日。
- 横浜市歴史博物館「瀬戸ヶ谷古墳」『横浜の古墳と副葬品』横浜市ふるさと歴史財団、2001年1月27日、42頁。 NCID BA52381705。
- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。