SSM-700K 海星朝鮮語: 해성 미사일: Hae Seong)は、韓国で開発された艦対艦ミサイル[2]

SSM-700K 海星
犬鷲型ミサイル艇からの発射シーン
種類 艦対艦ミサイル
製造国 大韓民国の旗 韓国
性能諸元
ミサイル直径 0.54 m
ミサイル全長 5.46 m
ミサイル重量 792 kg
弾頭 250 kg HE
射程 180 + km
推進方式 固体燃料ロケットブースタ
ターボファン・サステナ
誘導方式 中途: INSGPS指令誘導
終末: ARH
飛翔速度 マッハ0.9[1]
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概要

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韓国海軍では、1970年代白鴎型ミサイル艇艦対空ミサイルの転用型であるRGM-66Dスタンダード艦対艦ミサイルを装備化したのち、後期型ではハープーンを搭載した。また1980年代浦項級コルベットでは、初期型ではエグゾセMM38を搭載していたが、後期型ではやはりハープーンを搭載しており、以後、1990年代までに建造された全ての水上戦闘艦で標準的な装備となった[1][3]

1990年代半ばより、国防科学研究所(ADD)において、艦対艦ミサイルの国産化が着手された。2003年に試射に成功し、2006年に就役した李舜臣級駆逐艦4番艦「王建」(DDH-978)より装備化された。またハープーン搭載艦にも換装によって搭載されるとみられている[2]

なお、初期型の欠陥を改正した改良型として、SSM-760Kが開発されているという情報もある[2]

2016年3月、護衛艦江原(仁川級フリゲート)から発射した海星1発が墜落し、後日、国会国防委員会所属の国会議員から追及を受けた[4]

搭載艦艇

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脚注

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  1. ^ a b Eric Wertheim (2013). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 16th Edition. Naval Institute Press. p. 404. ISBN 978-1591149545 
  2. ^ a b c 「世界の艦載兵器」『世界の艦船』第811号、海人社、2015年1月、50頁、NAID 40020297435 
  3. ^ Bernard Prezelin (1990). The Naval Institute Guide to Combat Fleets of the World, 1990-1991. Naval Institute Press. ISBN 978-0870212505 
  4. ^ 韓国軍の誘導ミサイル、9発のうち4発命中せず”. 中央日報 (2016年9月26日). 2018年8月26日閲覧。

外部リンク

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