橘氏人
橘 氏人(たちばな の うじひと)は、平安時代初期の貴族。参議・橘奈良麻呂の孫。内舎人・橘清友の子。仁明天皇の外叔父。官位は正四位下・神祇伯。
時代 | 平安時代初期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 承和12年7月4日(845年8月10日) |
官位 | 正四位下・神祇伯 |
主君 | 嵯峨天皇→淳和天皇→仁明天皇 |
氏族 | 橘氏 |
父母 | 父:橘清友 |
兄弟 |
吉清、氏人、弟氏、氏公、嘉智子、 安万子ら |
子 | 清蔭、休蔭、常蔭、信蔭、茂蔭 |
経歴
編集嵯峨朝末の弘仁13年(822年)従五位下に叙爵し、淳和朝の天長5年(828年)従五位上に昇進する。
天長10年(833年)3月に甥の仁明天皇の即位に伴い正五位下に、同年11月には従四位下と続けて昇叙される。仁明朝では大蔵大輔・左京大夫・刑部卿・神祇伯といった京官を歴任する一方、尾張守を兼ねた。またこの間、承和6年(839年)従四位上、承和11年(844年)には正四位下・蔵人頭に昇った。承和12年(845年)7月4日卒去。最終官位は神祇伯正四位下。
官歴
編集注記のないものは『六国史』による。