末広 (岩沼市)
末広（すえひろ）は宮城県岩沼市の町丁。郵便番号は989-2426[3]。人口は252人、世帯数は110世帯（2024年9月30日現在）[1]。現行行政地名は末広一丁目および末広二丁目であり、全域で住居表示を実施している[7]。旧岩沼市字志引・字桜池・字東桜の各一部[7]。
| 末広 | |
|---|---|
| 町丁 | |
 あぶくま消防本部 （2021年2月23日） | |
 北緯38度06分23秒 東経140度52分26秒 / 北緯38.106434度 東経140.873993度座標: 北緯38度06分23秒 東経140度52分26秒 / 北緯38.106434度 東経140.873993度 | |
| 国 |
 日本 |
| 都道府県 |
 宮城県 |
| 市町村 |
 岩沼市 |
| 人口情報（2024年9月30日現在[1]） | |
| 人口 | 252 人 |
| 世帯数 | 110 世帯 |
| 設置日 |
1972年（昭和47年） 1月31日[2] |
| 郵便番号 | 989-2426[3] |
| 市外局番 | 0223[4] |
| ナンバープレート | 宮城 |
| 町字ID[5] |
0014001（一丁目） 0014002（二丁目） |
| 運輸局住所コード[6] | 04508-0571 |
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地理
編集岩沼市中心部の東側、国道4号岩沼バイパスと五間堀川の間に位置する。東を里の杜と、西を桜と、南を藤浪と、北を名取市堀内と接している。
歴史
編集行政区画としては陸前国名取郡岩沼郷の一部にあたり、明治4年7月14日（1871年8月19日）に廃藩置県によって仙台県の管轄に、明治5年1月8日（1872年2月16日）に宮城県へ改称された[9]。同年4月9日（6月10日）には大区小区制の施行により宮城県第15大区小9区となり、その後の1874年（明治7年）に第8大区小10区[2]、1876年（明治9年）に第2大区小1区にそれぞれ変更された[10]。
大区小区制は1878年（明治11年）10月21日に廃止され、1889年（明治22年）4月1日には新たに町村制が施行、全域が岩沼町となった[2]。
1959年（昭和34年）からは岩沼バイパスの建設が始まり、1964年（昭和39年）1月20日に完工し全線が開通した[11]。バイパスの開通により交通アクセスが容易になり、1970年（昭和45年）には岩沼青果地方卸売市場が開設された[12]。
1972年（昭和47年）1月31日、住居表示施行に伴い、字志引・字桜池の各一部をもって末広一丁目が、字東桜の一部をもって末広二丁目が誕生した[7]。
年表
編集- 1969年（昭和44年） - 建設省仙台工事事務所岩沼国道維持出張所（現：国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所岩沼国道維持出張所）が岩沼町字東舘下から現在地に移転する[13]。
- 1970年（昭和45年）5月1日 - 岩沼青果地方卸売市場が開設される[12]。
- 1972年（昭和47年）1月31日 - 住居表示施行に伴い、字志引・字桜池の各一部をもって末広一丁目が、字東桜の一部をもって末広二丁目が誕生する[7][14]。なお、告示は昭和47年自治省告示第27号として翌年2月26日に行われた[7]。
- 1982年（昭和57年）11月25日 - 末広公園が完成する[15]。
町名の変遷
編集| 変更後の区域 | 変更前の区域 | 変更日 | ||
|---|---|---|---|---|
| 自治体 | 町丁 | 自治体 | 字 | |
| 岩沼市 | 末広一丁目 | 岩沼市 | 字志引 | 1972年（昭和47年）1月31日[7] |
| 字桜池 | ||||
| 末広二丁目 | 字東桜 | |||
世帯数と人口
編集2024年（令和6年）9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りとなる[1]。
| 町丁 | 世帯 | 人口 |
|---|---|---|
| 末広一丁目 | 0世帯 | 0人 |
| 末広二丁目 | 252世帯 | 110人 |
| 計 | 252世帯 | 110人 |
小・中学校の学区
編集小・中学校の学区は以下の通りとなる[16]。
| 町丁 | 街区符号・住居番号 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|---|
| 末広一丁目 | 全域 | 岩沼小学校 | 岩沼中学校 |
| 末広二丁目 | 全域 | 岩沼北中学校 |
施設
編集
公共
編集- 国土交通省 東北地方整備局 仙台河川国道事務所 岩沼国道維持出張所（末広一丁目6-24）[17]
- あぶくま消防本部・岩沼消防署（末広一丁目6-32）[18]
- 岩沼市農業協同組合 岩沼青果地方卸売市場（末広一丁目6-40）[19]
- 岩沼警察署（末広二丁目1-23）[20]
- 末広公園（末広二丁目3-1）[21]
企業・店舗
編集交通
編集
鉄道
編集バス
編集バス停は末広地内に存在しないが、岩沼市民バスが通過している[32]。
道路
編集
参考文献
編集- 宮城縣 著、宮城縣史編纂委員会 編『宮城縣史 3（近代史）』財団法人宮城縣史刊行会、1964年3月31日。doi:10.11501/3005482。
- 「自治省告示第27号」『官報』号外第19号、大蔵省印刷局、1973年2月26日。2025年1月25日閲覧。
- 岩沼市史編纂委員会 編『岩沼市史』岩沼市、1984年1月10日。doi:10.11501/9539376。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “岩沼市町丁・字別世帯数および人口【R6.9.30】”. 岩沼市. 2025年1月25日閲覧。
- ^ a b c 宮城縣 1964, p. 102
- ^ a b “宮城県 岩沼市 末広の郵便番号”. 日本郵便. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2025年1月25日閲覧。
- ^ a b c d e f g 大蔵省印刷局 1973, p. 2
- ^ 岩沼市都市計画課: “岩沼市都市計画総括図【表】”. 岩沼市. 2025年1月25日閲覧。
- ^ 宮城縣 1964, p. 52
- ^ 宮城縣 1964, p. 100
- ^ 岩沼市史編纂委員会 1984, p. 760
- ^ a b 岩沼市史編纂委員会 1984, p. 573
- ^ 岩沼市史編纂委員会 1984, p. 395
- ^ a b 岩沼市史編纂委員会 1984, p. 390
- ^ 岩沼市史編纂委員会 1984, p. 1466
- ^ 岩沼市学校教育課: “通学区域（小学校・中学校）”. 岩沼市. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “岩沼国道維持出張所”. 国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所岩沼国道維持出張所. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “消防本部・消防署 所在地”. 亘理地区行政事務組合. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “県内中央卸売市場・地方卸売市場一覧”. 宮城県. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “岩沼警察署”. 宮城県警察. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “街区公園”. 岩沼市. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “国内拠点・関連財団”. ハリマ化成グループ. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “ビッグボーイ 岩沼店｜宮城県の店舗｜店舗検索”. ビッグボーイジャパン. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “しまむら 岩沼店”. しまむら. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “岩沼店”. 仙台トヨペット. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “イエローハット岩沼店 （宮城県 ） 店舗情報”. イエローハット. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “テックランド岩沼店”. ヤマダデンキ. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “吉野家 ４号線岩沼店”. 吉野家. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “店舗のご案内”. 東北労働金庫. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “岩沼末広店”. ドラッグストアモリ. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “宮城岩沼バイパス店｜店舗検索”. ファミリーマート. 2025年1月25日閲覧。
- ^ “岩沼市民バス時刻表”. 岩沼市. pp. 5-8 (2024年3月). 2025年1月25日閲覧。
