平針
名古屋市天白区の地名
平針(ひらばり)は、愛知県名古屋市天白区の地名。現行行政地名は天白町大字平針および平針一丁目から平針五丁目がある[WEB 5]。住居表示未実施[WEB 5]。
平針 | |
---|---|
平針駅 2番出入口 | |
北緯35度7分18.64秒 東経137度0分17.02秒 / 北緯35.1218444度 東経137.0047278度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 天白区 |
町名制定[1] | 1986年(昭和61年)8月10日 |
面積 | |
• 合計 | 0.7317582 km2 |
人口 | |
• 合計 | 8,289人 |
• 密度 | 11,000人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
468-0011[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
天白町大字平針 | |
---|---|
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 天白区 |
町名制定[1] | 1906年(明治39年)5月10日 |
人口 | |
• 合計 | 1,325人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
468-0021[WEB 3] |
市外局番 | 052 (名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
地理
編集平針一〜五丁目は名古屋市天白区東部に位置する[2]。西は原一丁目、南は天白町大字平針、北東は日進市に接する[2]。
河川
編集- 忠兵衛川
- 繁盛川
山
編集- 秋葉山(標高58m)
池沼
編集- 荒池
小字
編集- 荒池下(あらいけした)
- 上原(うえはら)
- 大堤下(おおつつみした)
- 大根ケ越(おおねがこし)
- 黒石(くろいし)
- 奴女里川(ぬめりがわ)
- 向之山(むかいのやま)
歴史
編集愛知郡平針村を前身とする。
1965年、当時の天白町大字平針字黒石に、県内5か所の運転免許試験場を統合した愛知県運転免許試験場(現平針南三丁目所在)が新設され、以来「平針」は運転免許試験場の所在地の地名ならびに通称として愛知県内では広く知られている。
町名の由来
編集比較的平らな土地を開墾したことを意味する平墾・平治(ひらはり)が転じたものであるとする[3][4]。
沿革
編集天白町大字平針
編集- 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制に基づく愛知郡平針村が発足[1]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 合併に伴い、愛知郡天白村大字平針となる[1]。
- 1955年(昭和30年)4月5日 - 名古屋市昭和区に編入され、同区天白町大字平針となる[1]。
- 1975年(昭和50年)2月1日 - 天白区編入に伴い、同区天白町大字平針となる[1]。
- 1984年(昭和54年)7月22日 - 一部が原一・四〜五丁目および中平一〜二・五丁目となり、一部を御前場町・横町・原二〜三丁目へ編入[5][6][1]。
- 1986年(昭和61年)8月10日 - 一部が荒池一〜二丁目・向が丘二丁目・平針一〜五丁目となり、一部を原一丁目・中平一丁目へ編入[1]。
- 1988年(昭和63年)2月28日 - 一部が中平三〜四丁目および向が丘一・三丁目となり、一部を向が丘二丁目・平針三丁目へ編入[1]。
- 1989年(平成元年)11月19日 - 一部が高島一丁目となり[7]、一部を御前場町・中平一〜五丁目・向が丘一丁目・平針五丁目へ編入[5][1]。
- 1998年(平成10年)11月14日 - 一部が平針台一丁目となる[8]。
- 2004年(平成16年)10月9日 - 一部が平針南四丁目・平針台二丁目・緑区西神の倉二丁目となり、一部を平針台一丁目へ編入[WEB 6]。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 一部が平針南一〜三丁目となり、一部を平針南四丁目へ編入[WEB 7]。
- 2009年(平成21年)11月7日 - 一部向が丘四丁目となり、一部を平針南二・四丁目へ編入[WEB 8]。
- 2011年(平成23年)11月5日 - 一部を荒池一丁目へ編入[WEB 9]。
平針一〜五丁目
編集世帯数と人口
編集2019年(平成31年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
平針一丁目 | 1,281世帯 | 2,499人 |
平針二丁目 | 872世帯 | 1,572人 |
平針三丁目 | 976世帯 | 1,942人 |
平針四丁目 | 697世帯 | 1,421人 |
平針五丁目 | 405世帯 | 855人 |
計 | 4,231世帯 | 8,289人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
2000年(平成12年) | 8,755人 | [WEB 10] | |
2005年(平成17年) | 8,553人 | [WEB 11] | |
2010年(平成22年) | 8,285人 | [WEB 12] | |
2015年(平成27年) | 8,634人 | [WEB 13] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 14]。また、公立高等学校全日制普通科に通う場合の学区[注釈 1]は以下の通りとなる。なお、小・中学校は学校選択制度を導入しておらず、番毎で各学校に指定されている。
丁目 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
平針一丁目 | 名古屋市立平針北小学校 | 名古屋市立原中学校 | 尾張学区 |
平針二丁目 | |||
平針三丁目 | 名古屋市立平針北小学校 名古屋市立平針小学校 |
名古屋市立原中学校 名古屋市立平針中学校 | |
平針四丁目 | 名古屋市立平針小学校 | 名古屋市立平針中学校 | |
平針五丁目 |
施設
編集平針一丁目
編集平針二丁目
編集平針三丁目
編集平針四丁目
編集平針五丁目
編集- JA天白信用平針支店
-
名古屋記念病院
天白町大字平針
編集- 名古屋市農業センター
- 平針東海健康センター(日進市赤池町にまたがる)
- 針名神社
- 慈眼寺
交通
編集鉄道
編集道路
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集注釈
編集WEB
編集- ^ a b “愛知県名古屋市天白区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年10月7日閲覧。
- ^ a b c “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年1月23日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ a b c “郵便番号検索 愛知県名古屋市天白区の郵便番号一覧”. 日本郵便. 2021年4月26日閲覧。
- ^ a b “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ a b 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “天白区の町名一覧”. 名古屋市. 2017年10月7日閲覧。
- ^ 名古屋市役所 市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2013年6月6日). “緑区・天白区の一部で区界及び町名・町界変更を実施(平成16年10月9日実施)”. 名古屋市. 2018年1月18日閲覧。
- ^ 名古屋市役所 市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2013年6月6日). “名古屋市天白区の一部で町名・町界変更を実施(平成17年10月11日実施)”. 名古屋市. 2018年1月18日閲覧。
- ^ 名古屋市役所 市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2013年6月6日). “名古屋市天白区の一部で町名、町界変更を実施(平成21年11月7日実施)”. 名古屋市. 2019年8月3日閲覧。
- ^ a b 名古屋市役所 市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2013年6月6日). “天白区の一部で町名・町界整理を実施(平成23年11月5日実施)”. 名古屋市. 2018年7月9日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2005年7月1日). “(刊行物)名古屋の町(大字)・丁目別人口 (平成12年国勢調査) 天白区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2007年6月29日). “平成17年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 天白区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2012年6月29日). “平成22年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口 天白区” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 名古屋市役所総務局企画部統計課統計係 (2017年7月7日). “平成27年国勢調査 名古屋の町(大字)別・年齢別人口” (xls). 2017年10月8日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 郵便番号簿 平成29年度版 - 日本郵便. 2019年02月10日閲覧 (PDF)
文献
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m 名古屋市計画局 1992, p. 874.
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1476.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 693.
- ^ 「高き地を開墾(はり)たるを高治(たかはり)といひ、平なる地を治(はり)たるを平治(ひらはり)と呼、墾も治も同意也。針は借字なり」『尾張国地名考』(津田正生著)
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 872.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 873.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 873.
- ^ 『広報なごや No.611(天白区版)』名古屋市、1998年11月1日、10頁。
- ^ a b c d e f g h 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1473.
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、平針に関するカテゴリがあります。