市川 健太(いちかわ けんた、1962年9月27日 - )は日本財務官僚東京国税局長などを歴任。

来歴

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東京大学法学部卒業。1985年 大蔵省入省。主計局総務課配属。1986年 主計局主計企画官(調整担当)付[1]1990年7月 関税局国際機関課長補佐[2]1992年7月 いわき税務署長国際金融局調査課長補佐(総括・企画)[3]金融庁監督局総務課金融会社室長などを経て、2007年7月13日 財務省理財局国有財産調整課長。2008年7月4日 主計局主計官(防衛担当)。2011年8月12日 大臣官房付。同年8月22日 国際局為替市場課長。2012年7月13日 大臣官房付。同年8月1日 大臣官房総合政策課長2013年6月28日 大臣官房付兼内閣官房内閣官房副長官補(内政担当)内閣審議官兼内閣官房行政改革推進本部事務局次長内閣府大臣官房行政改革関係組織検討準備室次長。2015年3月 大臣官房付兼内閣官房内閣官房副長官補(内政担当)付内閣審議官兼内閣官房行政改革推進本部事務局次長。同年7月7日 大臣官房審議官(理財局担当)。2017年7月7日 理財局次長(理財担当)。2018年6月20日 日本政策金融公庫代表取締役専務取締役2021年6月24日 大臣官房付。同年7月8日 東京国税局長2022年6月23日、同年6月中に職員らの不祥事が相次ぎ、監督責任を問われ厳重注意処分を受ける[4]2022年6月28日 大臣官房付、退官。同年東京海上日動火災保険顧問[5]

脚注

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  1. ^ 神一行『大蔵官僚 超エリート集団の人脈と野望』講談社、1986年10月1日発行、807頁
  2. ^ 『大蔵省の憂鬱:挫折したエリート行政』日本経済新聞社、1992年4月発行、228頁
  3. ^ 『職員録 平成8年版 上巻』大蔵省印刷局、1995年11月発行、414頁
  4. ^ 東京国税局長を厳重注意:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2022年6月25日閲覧。
  5. ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく報告の概要(令和4年10月1日〜同年12月31日分) 人事院 令和5年3月24日(PDF
官職
先代
美並義人
東京国税局長
2021年 - 2022年
次代
重藤哲郎
先代
北村信
財務省理財局次長
(理財担当)

2017年 - 2018年
次代
古谷雅彦
先代
藤城真
財務省大臣官房審議官
理財局担当)

2015年 - 2017年
次代
古谷雅彦