岡山陣屋
岡山陣屋(おかやまじんや)は、三河国幡豆郡横須賀村岡山[1](現・愛知県西尾市吉良町)にあった日本の陣屋。別名を椿陣屋(つばきじんや)・吉良陣屋(きらじんや)など。高家吉良家の陣屋であった。
岡山陣屋 (愛知県) | |
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別名 | 椿陣屋、吉良陣屋 |
城郭構造 | 平城 |
築城主 | 吉良義定 |
主な城主 | 吉良氏 |
遺構 | 郭跡、陣屋門 |
位置 | 愛知県西尾市吉良町大字岡山字殿町 |
歴史
編集義定の母は松平広忠(徳川家康の父)の妹であり、家康にとっては従兄弟にあたる。その嫡男・義弥は1600年(慶長5年)に関ヶ原の戦いで東軍に属し領地を安堵されており、その跡は義冬が継ぎ、義冬の嫡男が吉良義央である。
遺構
編集- 郭跡
- 陣屋表門
建造物
編集近隣寺社・公共施設など
編集- 華蔵寺 - 吉良家の菩提寺。
- 花岳寺 - 東条吉良家の菩提寺。
- 黄金堤
- 瀬門神社
- 国宝 金蓮寺弥陀堂 - 三河国最古の木造建造物
- 吉良図書館 - 「後柏原天皇宸翰御消息」写しなど吉良家資料。奥に「旧糟谷邸 尾崎士郎記念館」が併設。