尚絅学院中学校・高等学校
宮城県仙台市にある中高一貫校
(尚絅学院高等学校から転送)
尚絅学院中学校・高等学校(しょうけいがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、宮城県仙台市青葉区広瀬町にある私立中学校・高等学校(併設型中高一貫校)。通称は「尚絅学院」(しょうけいがくいん)、「尚絅」(しょうけい)。
尚絅学院中学校・高等学校 | |
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北緯38度16分3.2秒 東経140度51分22.9秒 / 北緯38.267556度 東経140.856361度座標: 北緯38度16分3.2秒 東経140度51分22.9秒 / 北緯38.267556度 東経140.856361度 | |
過去の名称 |
尚絅女学校 尚絅女学院高等学校 尚絅学院女子高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人尚絅学院 |
設立年月日 | 1899年(明治32年) |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学科内専門コース |
特別進学コース 文理進学コース 総合進学コース |
学期 | 2学期制 |
学校コード |
C104391010019 中学校) D104391010026 (高等学校) | (
高校コード | 04507B |
所在地 | 〒980-0873 |
宮城県仙台市青葉区広瀬町9-1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
なお、熊本県にある尚絅中学校・高等学校、尚絅大学、尚絅大学短期大学部とは無関係である。
概要
編集キリスト教(プロテスタント)教育を行っており、尚絅学院大学(宮城県名取市)は系列校である。
2003年に尚絅学院大学(男女共学)の開学に合わせて校名が変更されたが、本校は2008年の共学化により再び校名が変更されて現在の校名になった。
東北学院や宮城学院、仙台白百合学園などと同様に中高一貫校となっているが、中学校は少人数教育を導入しているため1学年20から30人と少なく、高等学校はその分大量に募集するため1学年260人前後を有している。
仙台市内の私立女子高等学校は近年、共学化が相次いでおり、尚絅学院も平成20年度から共学化された。残っているのは上記2校のほか、聖ドミニコ学院高等学校のみである(常盤木学園高等学校は音楽科のみ男女共学化)。
制服は女子はジャンパースカートに折襟の8つボタンジャケットである[1]。この制服は1950年に制定されたものである[2][3]。男子は男女共学化に際して制定されたもので濃紺のブレザーにチャコールグレーのズボンである[1]。
沿革
編集- 1890年 - アメリカ・バプテスト派の女性宣教師が、仙台・新坂通に家塾を設立[2]。
- 1892年 - 「尚絅女学会」を開校[2][3]。生徒は5名であった[2]。
- 1899年 - 私立学校令により、「私立 尚絅女学校」を設立[3]。
- 1942年 - 運営主体として「財団法人 仙台尚絅女学校」を設立し、校名を「仙台尚絅女学校」に変更[3]。
- 1943年 - 法人名を「財団法人 仙台尚絅高等女学校」に、校名を「仙台尚絅高等女学校」に変更[3]。
- 1948年 -学制改革により、新制高校の尚絅女学院高等学校を設置[3]。組織を中学部・高等部・専攻部とした[3]。
- 1951年 - 法人が、財団法人から学校法人に移行[3][注釈 1]。
- 1974年 - 「中学部・高等部」を「中学校・高等学校」に変更[3]。
- 2003年 - 法人名が「学校法人 尚絅女学院から「学校法人 尚絅学院」に変更され、校名を「尚絅学院女子中学校・高等学校」に変更[3]。
- 2008年 - 校名を「尚絅学院中学校・高等学校」に変更し[3]、中高一貫を維持しながら男女共学となった。