宮前町 (川崎市)

神奈川県川崎市川崎区の町名

宮前町(みやまえちょう)は、神奈川県川崎市川崎区町名である。住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されているが、丁目は設けられていない[5]

宮前町
町丁
宮前交差点付近の国道132号。通りの右側が宮前町。
地図北緯35度31分42秒 東経139度42分18秒 / 北緯35.52844度 東経139.70497度 / 35.52844; 139.70497
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 川崎市
行政区 川崎区
人口情報2024年(令和6年)9月30日現在[1]
 人口 1,636 人
 世帯数 1,080 世帯
面積[2]
  0.069729228 km²
人口密度 23462.18 人/km²
設置日 1924年大正13年)7月
郵便番号 210-0012[3]
市外局番 044(川崎MA[4]
ナンバープレート 川崎
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

地理

編集

川崎区の北西部に位置し、西は国道15号(第一京浜国道)、北は国道132号に面する。京急川崎駅やJR川崎駅からは東に1Kmほど離れており、川崎駅東口バスターミナルから国道132号上の宮前停留所までは川崎市営バス川崎鶴見臨港バスの路線バスが頻発する。2本の国道が交わる宮前交差点角にはNTT東日本川崎支店、国道15号沿いに川崎南労働基準監督署、国道132号沿いに横浜地方法務局川崎支局・横浜地方検察庁川崎支部があり、隣接地で川崎南税務署のある榎町、横浜地方裁判所川崎支部や川崎県税事務所のある富士見1丁目とともに官庁街を形成する。国道沿いに商店があるほかは住宅が多い。国道からやや奥まったところに川崎市立宮前小学校[6]、町の南東部には川崎グランドボウル(ボウリング場)がある。

川崎市には宮前区の地名があるが、かつての宮前村(みやさきむら)から転じたものであり、当地との直接の関係はない。

歴史

編集

1921年大正10年)、当地に尋常川崎宮前小学校(現在の川崎市立宮前小学校)が開校[7]1922年大正11年)に、神奈川県橘樹郡川崎町砂子・新宿・小土呂・堀之内の各一部から大字宮前が新設された。1924年、宮前の一部と周辺の町から宮本町が新設される。同年7月に市制施行により川崎市の大字となる。1936年(昭和11年)、町名が川崎市宮前町に変更される。1964年、宮前町の一部が東田町宮本町に編入される。1972年には川崎市の政令指定都市移行に伴う区制施行により、川崎市川崎区宮前町となるとともに榎町の一部を編入する[8]

世帯数と人口

編集

2024年(令和6年)9月30日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
宮前町 1,080世帯 1,636人

人口の変遷

編集

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[9]
1,195
2000年(平成12年)[10]
1,135
2005年(平成17年)[11]
1,502
2010年(平成22年)[12]
1,541
2015年(平成27年)[13]
1,490
2020年(令和2年)[14]
1,615

世帯数の変遷

編集

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[9]
592
2000年(平成12年)[10]
593
2005年(平成17年)[11]
822
2010年(平成22年)[12]
856
2015年(平成27年)[13]
830
2020年(令和2年)[14]
1,054

学区

編集

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[15][16]

番地 小学校 中学校
全域 川崎市立宮前小学校 川崎市立富士見中学校

事業所

編集

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[17]

町丁 事業所数 従業員数
宮前町 150事業所 1,688人

事業者数の変遷

編集

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[18]
142
2021年(令和3年)[17]
150

従業員数の変遷

編集

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[18]
1,307
2021年(令和3年)[17]
1,688

その他

編集

日本郵便

編集

警察

編集

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[20][21][22]

番・番地等 警察署 交番・駐在所
全域 川崎警察署 中島町交番

関連項目

編集

脚注

編集
  1. ^ a b 令和6年町丁別世帯数・人口 9月末日現在” (xls). 川崎市 (2024年10月25日). 2024年10月28日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)の数値」令和2年国勢調査)” (XLS). 川崎市 (2024年1月25日). 2024年3月20日閲覧。 “町丁別面積(総務省統計局「地図で見る統計(統計GIS)」の数値)
  3. ^ a b 宮前町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 区別町名一覧表(川崎区)”. 川崎市 (2022年1月28日). 2022年7月18日閲覧。
  6. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p1080
  7. ^ 宮前小学校沿革”. 川崎市立宮前小学校. 2017年5月29日閲覧。
  8. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p855
  9. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  15. ^ 川崎区の小学校(町丁名順)”. 川崎市 (2016年4月19日). 2023年8月23日閲覧。
  16. ^ 川崎区の中学校(町丁名順)”. 川崎市 (2015年8月24日). 2023年8月23日閲覧。
  17. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  18. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  19. ^ 郵便番号簿PDF(2024年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年12月2日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2024年度版)
  20. ^ 交番案内/川崎警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年8月23日閲覧。
  21. ^ 令和4年度統合交番一覧” (PDF). 神奈川県警察 (2023年7月25日). 2023年8月29日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  22. ^ 7交番廃止へ 2022年度末までに 神奈川県警”. 神奈川新聞. 2022年7月5日閲覧。

参考文献

編集
  • 『県別マップル14 神奈川県道路地図』昭文社、2016年、7,10頁。ISBN 978-4-398-62683-7 
  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日、855,1080頁頁。