安食卜杭
千葉県印西市の大字
安食卜杭(あじきぼっくい)は、千葉県印西市の大字。郵便番号270-2302[2]。難読地名として知られている。
安食卜杭 | |
---|---|
北緯35度50分14.5秒 東経140度13分0.3秒 / 北緯35.837361度 東経140.216750度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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地区 | 本埜地区 |
標高 | 6 m |
人口 | |
• 合計 | 344人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
270-2302[2] |
市外局番 | 0476[3] |
ナンバープレート | 習志野 |
※座標・標高は安食卜杭青年館付近 |
地理
編集北は栄町四箇、栄町長門谷、栄町脇川、北東は栄町布鎌酒直、栄町和田、東は栄町安食卜杭新田、栄町安食、南は酒直卜杭、下井、南西は中田切、西は将監、北西は栄町押付、栄町大森に隣接している。
小字
編集小字は以下の通り[4]
- 上(かみ)
- 甲沖(こうおき)
- 乙沖(おつおき)
- 丙沖(へいおき)
- 中(なか)
- 下(しも)
- 横割(よこわり)
- 近藤埜(こんどうや)
- 新割(しんわり)
- 長割(ながわり)
- 大畑(おおはた)
- 古圃(ふるはた)
- 切立(きつたて)
- 川通リ(かわどおり)
- 和田(わだ)
- 和田沼(わだぬま)
歴史
編集江戸期は安食卜杭新田であり、下総国印旛郡のうち。寛文年間安食村卜杭野を開発して成立。はじめ幕府領、元禄11年から佐倉藩領、享保8年から幕府領。村高は「元禄郷帳」294石余、享保13年の見取場検地により252石余が改増、「天保郷帳」「旧高旧領」ともに561石余。小林新田・酒直卜杭新田、および笠神埜原(十四ヶ)新田を含めた地域は、枝利根川(将監川)と印旛沼に接しており、水害が多発したため早くから普請組合を結成している。明治6年千葉県に所属。神社は水神社・稲荷神社・三峯神社・厳島神社、寺院は天台宗覚了庵。明治22年飛地は境村の大字となり、本村は埜原村の大字となる[5]。
年表
編集世帯数と人口
編集2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
安食卜杭 | 135世帯 | 344人 |
施設
編集- 安食卜杭青年館
- 水神社
- 正一位稲荷神社
- 子安観音
交通
編集道路
編集脚注
編集- ^ a b “印西市の人口と世帯数”. 印西市 (2017年11月2日). 2017年11月13日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月13日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月13日閲覧。
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 1453頁
- ^ a b c 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 64頁
- ^ 平凡社地方資料センター編『日本歴史地名大系:千葉県の地名 第12巻』、平凡社、1996年 ISBN 4582490123 359頁