安実京町
安実京町 | |
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![]() 安実京町の位置 | |
北緯35度7分6.7秒 東経137度19分7.4秒 / 北緯35.118528度 東経137.318722度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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地区 | 足助地区 |
町名制定 | 2005年(平成17年)4月1日 |
面積 | |
• 合計 | 1.13 km2 |
人口 | |
• 合計 | 10人 |
• 密度 | 8.8人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
444-2423[2] |
市外局番 | 0565(豊田MA)[3] |
ナンバープレート | 豊田 |
地理
編集豊田市の中央部に位置し、足助地区(旧東加茂郡足助町の町域にほぼ相当する)に属する。北は足助町、東は有洞町、南東は山谷町、南は葛沢町、西は東川端町と隣接する。落花生のような形状をした南北に長い町域を持ち、町域北部では矢作川支流の巴川の右岸に沿い、町域南部では巴川支流の神越(かみこし)川が縦貫し、町域の中央部にて2川は合流する。人家は主として2川の合流部付近から北部に及び、巴川右岸の山麓の傾斜地に散在している。
歴史
編集沿革
編集- 江戸期 - 寛永期の『三河国村々高附』においては「加茂郡あじつきやう村」、天保期の郷帳においては「加茂郡安実京村」という表記が見受けられる[6]。
- 1615年(元和元年) - 旗本原田半兵衛(大蔵陣屋)の知行地となる[7]。
- 1869年(明治2年) - 重原藩領となる[4]。
- 1871年(明治4年) - 大区小区制施行により、安実京村は第4大区第7小区に所属する[6]。
- 1878年(明治11年) - 郡区町村編制法施行により、加茂郡が東加茂郡と西加茂郡に分割される。これに伴い、安実京村の所属が加茂郡から東加茂郡に変更される[4]。
- 1884年(明治17年)7月 - 戸長役場設置に伴い、安実京村、綾渡村、有洞村、漆原村、大蔵連村、川端村、葛沢村、椿立村、戸中村、東大見村、御内蔵連村、室口村、山ケ谷村、山ノ中立村の14村が同組に組み込まれる[8]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 市制・町村制施行により、安実京村、綾渡村、有洞村、漆原村、大蔵連村、川端村、葛沢村、椿立村、戸中村、東大見村、御内蔵連村、室口村、山ケ谷村、山ノ中立村の14村が合併して東加茂郡金沢村(かなざわむら)が誕生する[9]。これに伴い、安実京村は金沢村大字安実京に継承される[4]。
- 1906年(明治39年)5月1日 - 金沢村のうち川端・大字戸中を除く10大字が賀茂村(がもむら)に編入される[10][11]。これに伴い、金沢村大字安実京は賀茂村大字安実京に継承される[4]。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 賀茂村が足助町に編入される[10]。これに伴い、賀茂村大字安実京は足助町大字安実京に継承される[4]。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 足助町の豊田市への編入に伴い、住所表示が豊田市安実京町に変更される。
世帯数と人口
編集2019年(令和元年)7月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
安実京町 | 6世帯 | 10人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移
2005年(平成17年) | 17人 | [12] | |
2010年(平成22年) | 17人 | [13] | |
2015年(平成27年) | 15人 | [14] |
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[15]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 豊田市立足助小学校 | 豊田市立足助中学校 |
施設
編集- 賀茂水力発電所
寺社
編集- 稲葉神社
- 旧安実京村村社。巴川左岸すなわち集落の対岸に位置する[7]。
その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ a b c “豊田市の人口 2019年7月1日現在人口 詳細データ - 町別面積・人口・世帯数”. 豊田市 (2019年7月11日). 2019年7月15日閲覧。
- ^ a b “安実京町の郵便番号”. 日本郵便. 2019年7月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 94.
- ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, pp. 2003.
- ^ a b 有限会社平凡社地方資料センター 1981, pp. 1173.
- ^ a b c 有限会社平凡社地方資料センター 1981, pp. 917.
- ^ 深津重貞 1991, p. 18.
- ^ 深津重貞 1991, p. 20.
- ^ a b 『豊田加茂7市町村の合併の記録』:21ページ
- ^ 深津重貞 1991, p. 22.
- ^ “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年3月23日閲覧。
- ^ “2019年度豊田市立小中学校区一覧表” (PDF). 豊田市 (2019年6月26日). 2019年7月15日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9。
- 『豊田加茂7市町村の合併の記録』、豊田市、2005年。
- 深津重貞『豊田加茂の地名』1991年。